幼稚園の日記(ブログ)

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2011年10月4日 火曜日

 「あっ!お祭りのがでとる!」とあちこちにのぼりやお神輿が出て、お祭りムードを感じている三葉っこたちです。幼稚園でも土曜日の預かり保育に来ていた子ども達と「今年はちょうちん行列行くんよ。」「家にお神輿がくるんよ。」等とお祭りの話をしながら子ども神輿を出しました。そして、地域でお神輿を準備しているのを見たり、笛や太鼓の練習をしている音を聞いたりしている子ども達は自分たちの神輿も飾りを付けたいと言って作り始めました。年少児から年少児までが関わって輪飾りや風船などを作って飾りたい場所に次々と飾っていきます。今日も時間が足りなくて途中で終わっている飾り付けは明日からもお祭りに向けて少しずつ進めていくことでしょう。

         

 そして今日は三津浜中学校のお姉さん4人が職場体験にきてくれていました。在園児に妹がいるAさんは外に出るとパッと腕まくりをして駆け足で環境づくりを手伝ってくれました。その姿を見て負けられないなと思いました。その後も中学生は子どもに誘われて沢山遊びに加わっていました。年長児は中学生を今1番自信のあるかけっこに誘うと(手加減をしてくれたのか?)年長児が勝ってしまい、さらに自信を付けていました。

                

 運動会の練習では、今日も教師が考えさせられることが多くありました。年中児の踊りではなかなか丸が作れなかったり、振り付けを覚えていなかったりと不安がいっぱいでした。そこで「先生たちがいなくても踊れるかな?自分たちで考えて踊ってみて。」と副園長の放送で教師が踊りから離れた瞬間、子ども達の表情が変わり、きれいに並んで踊り始めたのです。「できるじゃない。」と褒められると手足も今まで以上に大きく動かして楽しそうに踊ることが出来ていました。後で副園長に「子ども達が先生の方ばかり見て踊っていてしまっていて、先生が邪魔になってしまっている。」と指導してもらったのですが、子どもの変わりようを見て教師のかかわり方を改めて考えさせられました。年少児の中には年長のやきゅうけんや年中の踊りに憧れて、テントの下でまねをする姿が多く見られるようになってきています。本番まであと少し、三葉幼稚園全員で盛り上げていきたいと思います。

                

 今日は久しぶりのお弁当日!ビックリしたのは子の3ヶ月で食べる量が増え、食べるスピードも以前とは比べ物にならないくらい速くなっていました。ひよこ組のBちゃんは、自分のお弁当をペロリと食べるとお弁当箱を教師に持ってきて「おかわりに行ってきます。」というかわいい姿が見られました。今月から注文給食のHちゃんは、お魚も、サラダも、温野菜のミートカレーあんかけも「全部好き!!」と完食し、おかわりもしていました。そして来週からはかわいいお弁当箱になることを伝えると、ニコッとうなずき喜んでいました。どんなお弁当箱になるのかとても楽しみです。

                

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コメント (「お祭りまであと少し!!」   ひまわり組 中田拓成 はコメントを受け付けていません)

2011年9月22日 木曜日

「今日は寒い?」「お外で遊べる?」とバスに乗ってきた子どもたちは天気を気にしていました。最近続いてやってくる台風のニュースで、雨や風に敏感になってきている子どもたちは、身近な環境にも目を光らせます。

 そんな中、ひまわり組には火曜日に大きなバッタがやってきました。Nちゃんが持ってきてくれたその大きなバッタを見た瞬間に子どもたちは目を輝かせ、虫かごの中を覗き込んでいました。昼食の時間になると「バッタさんもザリガニさんもご飯食べよる?」と気にする子どもたち。小さな生き物たちも子どもたちにとっては大切なクラスの一員です。しかし、昼食の準備をしていると「先生!!大変よ」と子どもたちが慌てた様子で呼びました。運動会の練習を終え、お部屋に戻ると、バッタが2匹とも死んで動かなくなっていました。突然の出来事に「何でやろう」とクラスのみんなで考えました。昨日、エサを変えたばかりだったので、私たち教師もエサのせいだろうかと気になります。「お水入れてあげてなかったけんかな」「バッタさんのエサが違うかったんかな」と子どもたちも頭を働かせます。

      

  

 「死んでしまったけんお墓作らんといかん」という声が上がりお墓を作ることにしました。園庭の隅に穴を掘り始めていくと、「みんなにふんずけられんかな?」と心配になりました。そこで、目印に木の枝を立てました。毎日見にこないかんねととても大切に思っている姿がみられました。そして、お部屋に戻ると、自分たちのお道具箱から図鑑を取り出して、バッタを探しましたが、エサや育て方は載っていませんでした。連休に入ってしまうので、連休明けに図書室へ調べに行く約束をして降園しました。

   

 死=お墓ではなく小さな生き物の命の大切さについて子どもたちに様々な場面で気付かせていかないといけないなと思う1日となりました。

 さて、園内は運動会に向けてそれぞれの学年が練習に励んでいます。かけっこや各競技では、遊びのなかで体を動かして教師自身が楽しまないと子どもたちも楽しくならないということを副園長に指導してもらい、改めて子どもたちとのコミュニケーションの取り方と環境としての教師の姿勢を見直していかなければならないなと思いました。

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コメント (「たいせつななかま」        ひまわり組 細川 渚 はコメントを受け付けていません)

2011年9月9日 金曜日

 バスから見える景色が夏から秋へ変わっていく中で子ども達は沢山の発見をしています。数日前から場所によっては稲刈りが始まり、「機会が上手に稲刈りしよる。」と感心し、「青色の田んぼと黄色の田んぼがあるよ。」と生長の違いにも気づきました。また、台風で稲が倒れていると、「あれ?同じ田んぼでも倒れてる所と倒れていないところがあるよ。」「倒れた稲はどうなるのかな?」といろいろな興味や疑問を持っています。そして、『200M先工事中』 『100M先工事中』の看板を見つけると毎日のようにチェックして工事現場までの距離を感じている子どもの姿を見て、生活の中で数字や距離感覚、文字と多くの事を学び、感じていることに感心させられています。

 幼稚園では昨日の台風で折れてしまっていた松の木の先端を運転手さんが切り落としてくれました。高い松の木に登る運転手さんを子ども達は「すごーい!たかーい!」と尊敬の眼差しで見上げていました。そして、今日、切り落とした松の木を片付けていると、今まで見たことないくらいの数のまつぼっくりが落ちていました。それを見つけた遊び名人の子ども達は使いきれないほどのまつぼっくりを地面に並べて絵を描いていました。また、今朝テラスに木についたままのまつぼっくりをさりげなく置いておくと、昨日はどじょうを見てどんぐりころころを歌っていた子ども達が「まつぼっくりがあったとさ?♪」と歌いながら歌詞を書き、歌に登場するさるも描いて一緒に飾っていました。

                      

         

          

 昼食前、ひまわり組の前をウロウロする4つのひよこ帽子が見え、様子を見ていると「美味しそうなにおいがするんよ。」とにおいがする元を探していました。においをたどっていくと「ここだー!」と調理室の棚に並ぶ天ぷらを見つけました。「早く食べる準備をしないと。」と慌てて部屋に戻るひよこ組さんの姿を見て手づくり給食の大切さを改めて感じました。そして、今日は、ひまわり組のAちゃんが持ってきてくれた沢山の栗と2つのかぼちゃを調理して頂きました。普段から収穫したものや頂いたものをわけっこして食べているのですが、今日も古森先生は、そうすればみんなが食べられるのかを考えてくださり、2つのかぼちゃを400人分に切るために、1つで200人分、半分で100人分、4分の1で50人分と細かく切り天ぷらに、栗は1つ1つ皮をむき、栗ご飯にし、必ず栗が入るようにおにぎりを握ってくださりました。放送でもAちゃんが持ってきてくれた栗とかぼちゃが入っていることを紹介してもらい、みんなから「ありがとう。」と言われたAちゃんはとても嬉しそうに「いいえ。」と答えていました。今日も思いのこもった温かい手づくり給食を美味しく、楽しく頂きました。

         

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2011年9月2日 金曜日

 台風が近づき、朝から園庭は荒れ模様。子ども達もとても心配そうに窓から外をのぞいていました。そんな中、昨日顔合わせを終えたひよこ組の子ども達は、テラスに出していたファンタジースペースで大喜びで遊んでいました。途中から年長児もやってきて、トンネルをくぐったり、トンネルの中に寝転んだりして、入園したひよこ組さんを歓迎しているかのようでした。そこへ、らいおん組のA君がやってきて「あっ!!僕と同じ名前」と言って先生に名前を書いてもらっていた子の帽子を覗いて言いました。その後、握手をするとひよこ組の子も嬉しそうに後をついて行き、一緒に遊ぶ姿が見られました。

こんな風にして、異年齢児とかかわり、自然に小さい子たちに優しくすることができるようになるんだと感じました。

ひまわり組では、廃材を持ってきてくれる子が多く、部屋には沢山の廃材があります。今日はみんなで廃材遊びをしようと何人もの子たちが作り始めました。久しぶりにクラスの友達と会話をしながらそれぞれイメージしたものを作っていきました。夏休み前に比べると、セロハンテープの貼り方が上手になっていたり、自分のイメージした箱やカップをじっくりと選んだりする姿がみられ、ほんの2ヶ月見ない間に子ども達の成長している姿がみられ嬉しくなりました。

又、「Bちゃんはまだこんの?」と昨日から新しくひまわり組に入ったお友達を気にしていたTちゃんは登園してくると早速「ままごとしよう」と声を掛けて一緒にエプロンをつけてお料理を作ったり、廃材遊びを教えてあげたりする姿がみられ、子どもってこんなにすぐに打ち解けて遊ぶことが出来るんだと感心しました。

 さくら組に登園してきた子どもが真新しい水槽に5匹の金魚が泳いでいるのを見つけました。この金魚はさくら組のKちゃんが持ってきてくれたもので、子どもたちは大喜びです。「エサ食べる?」と背伸びをしながらあげていましたが、「小さいけん食べれんかな?」と心配そうにみていたその時、パクパクっと口を動かしたのをみて「食べよるー!!」と嬉しそうにしばらく眺めていました。

小さな命にも興味を持ってかかわり、とても大切にする子どもたちを見て、私たち教師はもっともっと人とのつながりを大切にしていかないといけないなと感じる1日となりました。

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コメント (あたらしいお友達        ひまわり組 細川 渚 はコメントを受け付けていません)

2011年7月14日 木曜日

 昨日から始まったカラスとの知恵比べ!!昨日の帰りのバスで「お母さんとも話してみよう。」と言って降園していたKちゃんは、「パソコンで調べてきたよ。」とバスに乗ると一番に話してくれました。そして、話したことをお母さんがまとめてくれていて持ってきてくれました。まとめてきてくれた中に、『内容が合っているか分りませんが、どうなるかな?と考えることが大事かなと思い調べてみました。』とお母さんのメモがありました。私たちが目指している一つとして、幼稚園であったことを家に持ち帰って家族で考えてみる。そして、明日もしたいな!明日はどうしよう!と課題を持って幼稚園にやって来る…。この幼稚園と家庭との連続性なのです。そしてそれが子どもを2倍育てることになると思うのです。これからも家庭からお母さんたちも加わってくださって沢山の不思議を見つけていきたいと改めて思いました。カラスとの知恵比べは今日は話をして終わってしまったのですが、明日実行してみたいと思います。

 今日の片づけが終わった後、誰もいないはずの園庭に周りの様子を伺いながらやぐらのほうへ向かうひよこ組のS君の姿がありました。やぐらの上には、年少・プレ年少の憧れの太鼓が!!いつもは子どもたちが集まる時にしか出ていないのですが、今日は盆踊りの練習の為に出していたのです。キョロキョロしながらやぐらに片足乗せて、降ろして、次は両足乗って太鼓を見上げてまた降りて、3度目にしてばちを手に取り太鼓をトン!叩くと満面の笑顔を見せていました。太鼓を勝手に叩いてはいけないことを注意しながら、自分のしたいことの為にたくさん頭を使っているS君の姿をほほえましく、また嬉しく思いました。これからも子どもの気持ちを考えながら指導していけるようにしていきたいと思います。

         

 また、今日は年長3クラスが合歓の木と歩風里に分かれて訪問へ行きました。今回は各クラス紙芝居やクイズを作っていました。歌を紙芝居にしたり、自分たちが経験したお魚教室をクイズにしたりしていたのですが、同じ歌でも違う物語になっていました。また、お魚クイズでは、副園長が経験したことを語ることで反復できるんです。」と話してくれたのですが、教えてもらったことを絵にして発表することで自分のものになるいいチャンスになっていました。まだまだ声が小さく、改善する点があったのですが「これが発表会にもつながる。」と言うことも教えてもらい、全ての活動がつながっているということを深く実感し、これからの保育を考えていきたいと思いました。

         

 最後に今日、教師が大変な失敗をしてしまいました。夕涼み会に向けてまだ盆踊りに入りきれていない子どもがいるのを見て、昨日「暑くてアイスが食べたいね?頑張っているお友達に明日はアイスがあるかもね。」と副園長が子どもたちに声を掛けました。「暑い中、少しでも涼しくなって盆踊りを踊ってほしい。」という思いから、約束を守りアイスはなかったもののかき氷を用意してくださったのです。ところが教師の準備が遅くバタバタ食べるようになってしまいました。いつも副園長のアイディアで魔法を掛けてくだっさているのですが教師の大失敗でその力が半減していました。いつも子ども達が楽しめるように考えている副園長はテラスに氷屋さんを作り、11時間開店のポスターを貼っていました。それに応えられなかった教師たちは後悔してもしきれません。夏休みまであと2日。少しでも失敗を取り戻せるように精一杯考え、夕涼み会に期待を夏休みに入れようにしたいと思っています。

         

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コメント (「今日の子ども達!!」     ひまわり組 中田拓成 はコメントを受け付けていません)

2011年6月21日 火曜日

今日の朝の話題は自由参観日の話題で持ちきりでした。Aちゃんは「今日はお母さんが来てくれるんよ。」「おじいちゃんも!!」と嬉しそうに話してくれました。その中でも私が嬉しいなと思ったのはスーツ姿で仕事バックを持ったお父さんが多くいたことです。営業の途中によってくれたお父さんや昼食の時間を使って来てくれたお父さんもいました。参観できた時間は少しでしたが来てくださっていた子どもは大喜び!「お父さんが来てくれとったんよ!」と自慢気に話していました。
 ひまわり組では、今日作品展の鑑賞をした後、会議室で体を動かして遊びました。作品展ではホールに入った瞬間k君が一つの作品に一直線に向かいました。それは年長さんの作った大きな恐竜でした。自分より大きな恐竜を見上げ「恐竜がいるよ!」とクラスのみんなに興奮気味に報告していました。そして、ホールを一周回る間に何度も何度も子ども達の歓声があがっていました。参観に来られた保護者も自分の子どもの作品以外のものにも目を向けて作品一つ一つに込められた子どもの思いを楽しんでくださっていました。

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                                  (ひよこ組 お兄ちゃんと私)

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      (年少 バス )      (年中 ようちえん)     (年長 らいおん)

その後、会議室に移動して体を使った遊びをしました。新しく購入してもらったキャタピラではすぐに上手にできる子もいれば、初めはゆっくりしかいけなかった子がだんだんと上手にできるようになるなど色々な姿が見られました。子ども達は「ダンゴムシ見たい!」と気分はダンゴムシ!今日は少しのスペースでしかできなかったのですが「もっとしたい!」という声に「今度はホールを使っていっぱいしようね」と約束をして終わりました。

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また、今日は味生小学校の2年生が町探検で幼稚園に来てくれました。卒園児のHちゃんは「古森先生に絶対質問して帰らないと来れなかった友達に報告が出来ない!」と古森先生を探して質問する姿がありました。他の子も古森先生の答えに真剣にメモをとっていました。卒園してから2年!同窓会でも感じたことでしたが卒園生が頼もしく、頑張っている姿を見せてくれてとても嬉しく思いました。自由参観日もあと3日、毎日活気のある子ども達の様子を見てもらえるように計画を考えているので都合のいい時間にのぞきに来て見てください。三階ホールに4月から6月までに子ども達が遊びの中で作った作品を展示しております。楽しい作品ばっかりです。お見逃しのないよう、お待ちしております。

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コメント (「だんごむしになりきって!」 ひまわり組 中田拓成 はコメントを受け付けていません)

2011年5月31日 火曜日

「バス待ってる間にカエル見つけたよ!」とバスに乗ってきた子どもと早速梅雨の季節を感じさせられる話をしながら幼稚園に着きました。登園すると年少児も自分のしたい遊びにすぐかかわって遊ぶ姿が見られています。

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  (新しい踊りを踊りました)   (作品作り中!)     (ヨーヨー作り!)

 その遊びのなかで保育後の教師の会議の話題になった遊びがありました。それが色水のコーナーのことでした。春から出してあるコーナーで、年少児は特に興味を持ち、泣いていた子も色水遊びに誘うと泣き止みいつの間にか笑顔になる遊びです。しかし最近は遊びが散漫になり、作って袋に入れるもののその後あちこちに捨てられているのです。

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 それに気付いた副園長から「先生達はどういったねらいをもって色水のコーナーを出しているのか?今日の色水のコーナーでは子ども達は何も得ているのか。ビニールを捨ててしまうことは環境破壊にもつながってしまう。何を教えようとしているのか。」と指摘を受けました。

 それから教師達は一人一人が思いを言っていきました。持って帰りたいと言う幼児にビニールを渡したものの何も指導しないで持たせてしまっていた。ビニールではなく廃材で適した物が無かったのだろうか、出した当初はカップを置いて名前も書ける様にしていたのにいつの間にかそれさえしなくなってしまっていた。ビニールに入れるのではなく子どもがカップを選んで入れるのにはどの様な意味があるのか。また、作った色水を持って帰らせるのがいいのか園で最後まで見るのが良いのかと意見が沢山出されました。いつも副園長から教師の思いで子どもの様子が変わってくる。環境次第で遊びが変わると言われているのですが今回もその通りで、花の集め方、飾り方、名前を書ける準備、声のかけ方で遊びが変わっていました。

 そしてこれからの色水のコーナーをどうするかということを話していると副園長から「色水のコーナーは本来いつのものなのだろうか?」という投げ掛けがありました。

 今テレビでも春の終わりと夏の始めと言われている様に今は花の種類も少なく、今日作った色水も綺麗な色が出ていなかったのです。そして、綺麗ではない色水を子ども達は置きっぱなしにしてしまっていたのです。その事に気づけていなかった教師達は副園長の話を聞いて納得、そして反省。遊びは繋がっていて次の遊びへの移行も出来ていませんでした。

 そしてそれは色水だけではなく他の遊びでも同じで教師が子どもの遊ぶ様子を観察しながら何を伝えたいのか、気づかせたいのかをもっと考えてこれからの遊びの環境を作っていかなければならないということを強く感じさせられました。そして改めて一日の保育を振り返り話し合うことの大切さを実感しました。一日一日変化していく自然や子ども達に遅れを取らないようこれからも教師全員で遊びを考えていきたいと思います。

 そして、三葉幼稚園の保育は教師だけでは出来ません。持って帰った色水をお家でどうするのかで子どもの学びも変わってきます。何も言わずに処分してしまうのではなく少し玄関に飾ってみたり、茶色くなってしまった物を「栄養として土に返そうね。」と一言声をかけてもらったりするだけで大きく変わってきます。またお家でも子どもと一緒に持ち帰った物をどうするのか考えていただけるとすごく嬉しいです。今の子ども達が大人になった時に命を重く受け止められるように今を大切にしていきたいと思います。他の場面ではいきいきと過ごしていることを考えるとしっかり心のこもった保育をしていかなくてはならないと強く思いました。

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    (年少もひよこ組も上手に歯磨きできるようになりました。)

  

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