2022年1月31日 月曜日
今日は、冬の合間のほっとするような暖かい1日となりました。青い空の下、園庭で遠く離れたところからバスケット🏀ゴール目指してシュートしている年長さんたちを見つけました。中には4〜5mくらいあろうかと思われる反対のゴール付近からシュート練習をしているのです。きりん組のy君はボールを胸の前で持つと狙いを定めてジャンプしてシュート‼️惜しくも入りませんでしたがパスボールをほぼ正確にゴールに向かって投げる高度な技にビックリしました。三葉っ子たちの頼もしさに改めて惚れ惚れしました。
さて今日も園庭の特設野外ステージでは、ステージに子ども達が並ぶとお客さんが次々と集まって来ました。お客さんのイスも一人ずつ間隔をあけておいているので蜜を避けて見ることができるのです。色々な学年クラスの帽子の色が集まって演技が始まるのを今か今かと待っていました。ふと見るとぴよぴよさんも柵の間から覗いて曲に合わせて身体を動かしたり拍手をしたりしているのです。あまりに可愛い姿だったので古森先生が「前に出ておいで〜」とイスを用意してくれました。そんな様子を見てひよこ組さんたちも出て来てよちよち歩きながら身体を揺らして楽しそうに見ていました。色んな学年の子どもたちや先生に見てもらえる屋外ステージならではの良さです。ステージに立っている子どもたちもお客さんがいることでますますやる気にスイッチが入るのです。お客さんの中の『常連客』さくら組のIちゃんは自分の踊りよりも年中さんの踊りをマスターしているらしく(笑)これも三葉ならではの良さだとほほえましく思えました。
ところで先週の伊予柑刈りで収穫した伊予柑を子どもたちが一個ずつお家に持って帰っていると思います。実はこの伊予柑たちは、年中さんの伊予柑大使たちが持ち帰り分を選別し、クラスの人数分を数えて分けてくれているのです。今日の分は、先週の土曜日、預かりに来ていた年中の有志たちが前回残った伊予柑と合わせて全部で560個あったと長い時間かけて数えました。そして月曜日の今日、1個ずつ持ち帰ることを自分たちで放送してみんなに伝えることにしました。古森園長先生に報告した後、「みんなで収穫した伊予柑をクラスごとにプールに置いています。順番に取りに来て下さい。」と放送した後、「蜜になっていないか見なくっちゃ!!」と言ってプールに走っていきました。そして伊予柑娘たちは「入れ物を持ってこなくっちゃ」とか「大丈夫ですか?手伝いましょうか?」と皆に声をかけながら見届けていました。
なかなか取りに来ないひまわり組さんには「配達してあげよう」と言って運んでいきました。そして「伊予柑娘です!1個ずつ持って帰ってください。」とひまわり組さんに呼びかけていました。
そして全クラス取り終えたのを見届けたうさぎ組のKちゃんとひつじ組のYちゃんは、伊予柑を持って古森先生のところへ報告に行っていました。準備から片付けまで責任を持ってやり遂げる伊予柑娘たちに頭が下がる思いでした。こうして遊びの中で数や文字に触れるチャンスに恵まれている三葉っ子たちはこうして賢くなるのだと‘自画自賛’の教師たちなのです。
という理由で子どもたちのカバンの中に1個ずつ伊予柑が入っているのです。見栄えはよくありませんがきっと・・おいしいはず・・です。皆さんで味わってみてください。
たんぽぽ黄組さんたちも幼稚園に仲間入りです。
何だかたくましく見えるようになったと思いませんか!?
2022年1月30日 日曜日
コロナ対策で遊ぎ場生活になった子ども達ですが毎日、楽しく過ごしています。人工芝の上にトランポリン・滑り台を置くと次々、登園してきた子ども達がニコニコしながら遊んでいます。8時頃、工事が始まりショベルカーのエンジン音が聞こえると遊ぶのを止めて工事の様子を夢中で見ています。全員が揃い、戸外に出ると嬉しそうに三輪車でトラックの中をグルグルまわったりトラックの周りでマラソンをしたり大きいビックボスを登ったりして思い思いに遊んでいました。
また、一方では休み中に降った雨でできた水たまりに興味津々の子ども達もいました。この日は風が冷たくとても寒かったので水たまりの中に入って遊ぶことはできませんでしたが、子ども達はうずうずした気持ちで水たまりを眺めながら1歩も動こうとしません。その様子を見守っているとついにみかん組のY君が砂を握りしめ、水たまりの中に入れました。それが楽しくて何回もしているうちに他の子ども達もY君の動きを真似し始めました。少量の砂を水たまりの中に投げ入れるたびに水が跳ね返りその水しぶきを見て子ども達は「わぁー」と歓声を上げながら何度も何度も入れて楽しんでいました。今まで汚れるのが苦手だったIちゃんも「してもいい?」と保育教諭に問いかけ「いいよ」と言うと嬉しそうにしていて気が付くと顔を泥だらけにして遊んでいました。
愛媛県にもとうとう300人を超え、コロナやオミクロン株の増加が止まりません。小さい子ども達にも移る確率が高いため毎日の保育で気を引き締めなければなりません。そのため保育教諭が密にならないような遊びの環境を工夫したり、食事・おやつを食べるときはみんなが前を向いて隣りの子と混じらないよう間隔をあけて食べるなど1つ1つ注意しながら保育をしています。いつまで続くか分かりませんが、細めに消毒し、体調管理にも気を付けながら安心・安全に過ごせるようにしていきます。そのためにはご家庭でのご協力は欠かせませんのでよろしくお願い致します。
2022年1月28日 金曜日
今日は、年長児のDVD撮影がありました。制服に身を包んだ子どもたちはなんともたくましく見えると同時に卒園まで残り少しだなと改めて感じる瞬間でもありました。子どもたちは、朝から少し緊張している様子の子もいれば「今日、DVD撮るんよね!練習してきたよ!」と楽しみにしている子もいたりとそれぞれで撮影を楽しみにしているようでした。「ねぇねぇ大きくなったら何になるん?」など、子どもたち同士で会話をしていたり「大きくなったら」をお互いに見せ合いながら練習していたりと色んな子どもたちの姿があり、可愛らしく感じました。今年はコロナ禍での撮影のため、クラス単位で、2日間に分けての撮影になりました。今日は、各クラス毎の言葉と「大きくなったら」の撮影でした。会議室にあがりいざ、カメラの前に立つとやっぱり緊張するのかそれまで笑顔だった子どもたちも、少し真剣な表情に変わりましたが、古森先生に「みんなの可愛い笑顔を見せてね!」と声をかけてもらうと少しホットしたのか、少しづつ笑顔が増えていき、自信を持って言葉を言うことができていました。思い出のアルバムの撮影が終わると次は大きくなったらです。それぞれがなりたいものを考えて、言っていました。カメラの前では緊張していたのか、中々言葉が出ない子もいましたが、そこでも古森先生が、「大丈夫だよ!」と優しく声をかけてくれました。お店屋さんや医者、スポーツ選手など、様々ななりたい夢が沢山聞けて子どもたちの将来の姿が楽しみになりました。撮影も終わり、子どもたちも少しホッとした様子でした。次回は、発表会の翌日なので、それまでしっかりと練習をし、本番を迎えられるようにしていきたいと思います。
2022年1月27日 木曜日
さくら組では、発表会で必要な自分の役のお面も作り、「私はうさぎさんだから!」と張り切って踊っている子ども達を横目で見ながら遊んでいるカメさん役の子ども達に、「何がいるかな?」「お家に戻るからお家がいるよね」と今日はカメ役の子ども達と一緒にお家作りをしていきました。「カメさんのお家は砂でできてるんだって」と話をすると、誰かが「茶色かな」とつぶやきます。教師が絵の具で茶色を作っていると、ちゅうりっぷ組のG君がチラッと覗いて「もう少しかな」と言いました。それを聞いていたさくら組のYちゃんは「ちょっと赤色に見える!」と自分がイメージする砂の家の色を考えながら話していました。色ができるとみんなで協力して塗りながら、K君は手を絵の具だらけにしながら「ここぬれてない!」と気づいてそこを塗りつぶしていました。
また、オペレッタ「ねんころかめのこもりうた」の雪の精役の子ども達は、踊っている時に雪が降っているように見えるよう、青と白のポンポンを作っていきました。Mちゃんは、「雪の妖精は何作るの?」と作る前から楽しみにしていました。「ポンポンは細くなるように裂いていったら雪が降ってるみたいに綺麗だよ」と声を掛けると、「これどう?」「これ雪に見える?」とお互いに確認し合ったり、「まだ大きいのあるよ!」と見つけて裂いていったりしてフリフリの可愛いポンポンが出来上がりました。
自分達が作ったポンポンを使って踊ってみましたが、本当に雪が降っているみたいに綺麗で、雪の精役の子ども達も嬉しそうに踊っていました。
野外ステージのお客さんも密にならないように一人一人離れて座り、コロナに気をつけながら他の学年の練習も楽しんで観ていました。発表会まで残すところ実質13日ですが、子ども達と楽しみながら練習していきたいと思います。
2022年1月26日 水曜日
コロナウイルスと共に生活をしなければならない日々は、教師にとっても子ども達にとっても苦しいことですが、今日も元気いっぱい密にならないよう遊んでいます。子ども達には、鼻までマスクをすること、前後の友達との間隔を開けることなどいくつか約束事をして遊べるようにしています。そして今日は、以前にも紹介していた屋外ステージを使ってたくさんの学年の子が踊りやオペレッタの練習をしていました。以前紹介した屋外ステージよりも横が長くなっていて子ども達は広く伸び伸びと踊ることができていました。「かっこいいな」と年少さんも距離をとって座って応援してくれていました。屋外ステージは、いろんな学年の子が見てくれるし、空気の通りもとてもいいのでくっつかないようには気をつけ、有効的に使っていきたいです。
赤コースの年中は古森先生に頼んで指導してもらいました。そして、たーくさん褒めてもらいたーくさん良くなるアドバイスをしてもらいました。今年の年中児は「おむすびころりん」をするのですが、子ども達の表現しようとする姿がどれも一生懸命でとても可愛いです。思わず“ププッ”と笑ってしまったり、“お!そう来たか!”と思わせてきたり、、、♪1番いたずらっ子で教師を試してくる大変な年中児ですが素直に表現をしてくれる面白い年中児です。踊りの子ども達も古森先生に褒めてもらえるのが嬉しくて嬉しくてたまらず、いつになく気合が入っていました。褒めながら子どもの好きな動きを取り入れながら「こうしたらかっこいいよ!」と言われると、すぐに何人もの子ども達がその場で自主練を始め、各自が自分なりの表現をし始めやる気いっぱいの表情と動きに変化していきました。私(教師)も毎年とても勉強になるのですが、古森先生の声かけ1つで子ども達の気持ちはやる気に変わっていきます。その変化に感動しながら古森先生には到底敵いませんが、、、この気持ちが継続できるよう学年全員で盛り上げ楽しい発表会にしたいと思います。
今日の帰り、踊りのJ君とO君が「あー楽しかった♪明日もどーんと頑張ろうね♪」と話をしているのを聞いて、子ども達にとっても楽しい1日でよかったと思いました。
2022年1月25日 火曜日
寒くなり、園庭には長縄や縄跳びの縄が出るようになりました。年少児は、最初、どう使うか分からず縄跳びの縄を見つけると、それを伸ばして、引っ張って走っていました。長縄を回して友達と跳び合いをしたり、縄を上手に回して一人で跳んだりしている年長・年中児を見た年少児も縄の使い方を知り、真似をして跳ぶことに挑戦するようになりました。
今朝、最初に年少児4人で長縄をしようとしたのですが、年長児のように上手に回す事が出来ず、ゆらゆら揺らしていると、年長のO先生がぴょんと跳んでくれました。自分達で上手に回せないと思った4人は、縄のある所に行き、縄を持つと横で縄跳びをしている年中児を真似て、縄を回してきてはぴょんと跳んで、何度か挑戦するとコツが分かったMちゃんは、「先生 見て」と何度も跳んで見せてくれました。跳ぶ度に前に進んで行くのですが、跳べるようになったのが嬉しかったようで、「1,2,3」「3回も跳べたねぇ」と声をかけると、とても嬉しそうに笑っていました。
しかしなかなかうまく跳べない年少児は、諦めて縄跳びの持つ所と持つ所を繋いで輪にすると「先生 これで電車ごっこができるんよ」と言って、友達と2人で縄の中に入ると「行ってきまーす」と手を振りながら走っていきました。繋いでいる所が離れると「あっ!!はずれた」と言って、再び繋いで電車ごっこを続けていました。そして一緒に電車ごっこをしたい友達が増えてくると、ブランコの所にある緑の椅子が駅になり、乗りたい友達はそこで待っていて、電車が来るとお客さんは降りて、次のお客さんを乗せていました。自分達で友達と遊ぶには、どうしたらいいか考え、それを守りながら友達と遊ぶようになった年少児の成長に嬉しく思いました。
ままごとコーナーでも野菜を洗ったり、切ったり、キャベツの葉で包んだり、水を入れたりと役割を分担しながらお料理を作っていました。出来ると並べて「いらっしゃいませ」「いらっしゃいませ」とお店屋さんごっこをして楽しんでいました。
異年齢児のしていることを見て、真似をして遊んだり、友達と分担したり、ルールを工夫して考えたりして一緒に遊んだりする年少児、これからもいっぱい学んで、友達と遊ぶ楽しさを味わってほしいと思いました。
2022年1月24日 月曜日
雨上がりの今朝は肌寒く、曇り空の下でいつものように遊んでいる子ども達の元気さに教師達も元気をもらっています。昼頃にはようやく太陽も顔を出し子供達の顔も輝きを増したように見えました。Y君はマラソンを走った後「先生、ここ(心臓)さわって!めっちゃ早いやろ〜ドクドクいいよんよ」と自分の体の不思議について気づいていました。
泥場では、ぞう組のY君、H君たちが泥団子作りをしていました。やはり3年間で培ってきた技術は見事で手際良く綺麗な泥団子ができていました。作っている途中でY君の泥団子にヒビが入ってしまうと冷静に「あっ…ヒビが入ったなぁ〜 でもこれくらい大丈夫‼︎」と言って根気強く砂をかけては擦ってを繰り返し、綺麗に直す事ができました。今までの経験があったからこそ少々のことではびくともしない、この余裕があるのだと感心する場面でした。その様子を見ていた他のぞう組の子達も次々と泥団子を作り始め、また新たに大小、形の様々な泥団子が出来上がりました。そして面白い遊びを思いついたR君は「ここに迷路作って転がそうや!」と声を上げると他の子達も「じゃあ転がるように滑り台みたいにしよう」と知恵を出し合い泥団子迷路作りが始まりました。一回、転がしてみると泥団子が曲がりきれずまっすぐ進んでしまい、どうしようか…と思案したY君に「ここ壁作ったらできるよね!」「あっじゃあ溝掘ったら通り道ができるんじゃない?」と試行錯誤しながら他の子から案をもらって協力して作っていきました。出来上がると『せーーの!』と言って転がしてみると上手に曲がり角も曲がり、1.2.3位と順位をつけていました。また泥団子の大きさの違いによってスピードも違うことに気づき何度も転がしてみて大盛り上がりの泥団子競争でした。その様子を見ながら遊びの天才は科学の天才だと、楽しくなりました。
☆今日の給食のメニュー☆
炊き込みご飯・味噌汁・焼き魚・レタスサラダ・みかん
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