2009年8月29日 土曜日
本日のフリースクールは、流しそうめん及び水と遊ぼうという内容で楽しみました。まず、恒例の劇です。教師達の劇の中では、水を入れた容器を押して圧力を加えたり、引いたりすることで物が沈んだり、浮いたりすることを水の小人と魚にたとえて演じていきました。これは、アルキメデスの法則の応用ですが子ども達は、とても興味深く見ることができました。また、池の片方を開けて後方を押すと水の小人さん達は池から飛び出して低い方へ流れていきました。これは、水鉄砲と同じ原理です。そして、水は、どんな時も水面は水平面になります。そのために高い所から低い方へ流れ込んで水の力はとっても強く、流しそうめんもそれを利用したものです。
劇を見た後は、副園長が更に水の不思議や水の力、生きていく為に水があるけれど時には、ルールを破ると災害になって自分達に返ってくることを話してくれました。水は大切で必要なものです。これからも、ルールを守りながら共存していきましょう。
いよいよ、お待ちかねの流しそうめんです。子どもも大人も一緒になって笑顔いっぱいで「美味しい、美味しい」と食べる様子がとても微笑ましかったです。とくに、付け合せのナスとゴーヤの甘辛炒めは、大人気でした。もちろん、この付け合せは料理博士の副園長が作ってくれました。流しそうめん以外にも作るコーナーとして「動く魚」「水車」「舟」そして、遊ぶコーナーとして「水鉄砲」「足水」「噴水」があり、とても大人気でした。動く魚ではペットボトルの中の魚が上手く出来ず、親子が試行錯誤する姿が見られました。お父さん、お母さんが童心に返って夢中になって作る姿を見てとても嬉しくなりました。きっと子ども達も嬉しかったと思います。
みなさん、熟したゴーヤの中を見たことがありますか?外観は、黄色で中は、真っ赤に熟した種があるんですよ・・・この赤い種って甘くておいしいんですよ。
今日のフリースクールは、発見、驚き、不思議がいっぱいでした。帰る時の子ども達の表情、そして、保護者のみなさんの表情が笑顔いっぱいだったことを見て嬉しくなりました。
♪付け合せのナスとゴーヤの甘辛炒めのレシピ♪
1.ゴーヤは、たて半分に切って種と綿をきれいに取り除きます。 白い綿は、スプーンなどで、できるだけそぎとります。(苦味をとる為)
2.1のゴーヤを半月に12mmに切って塩をしておきます。
3.その間にゴーヤを湯通しするお湯を沸かし。ナスを切ります。
4.ナスは、34cmの輪切りにしたものをたて半分に切りそれを4等分程度に切り、拍子切 りにします。
5.塩にしていたゴーヤを水を3回程、取り替えながら洗います。
6.洗ったゴーヤを沸騰したお湯にさっと通し、水で冷やして打ちあげて軽くしぼっておきます。
7.ナスをゴマ油または、サラダ油を多目に入れた鍋で色が変わるまで炒め、更にゴーヤを軽く炒め、酒、砂糖、しょうゆで甘目に味付けをします。ご飯にも、そうめんやうどんにも合います。
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☆塩崎先生が来られました☆
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※皆様のご協力により、沢山の廃油が集まり、24時間テレビのチャリティーに本日、届けることができました。心からお礼申し上げます。
(本日の午後11:40過ぎと明日のもぎたてテレビに出る予定です。)
2009年8月28日 金曜日
夏季保育最終日は、青コースの登園日。昨日に引き続き園庭に準備された「かきごおり、50えん」の看板を一早く見つけたひまわり組のS君は、「やったー、かき氷屋さんが来てるよ」と体も声も弾んでいました。お金がないと食べられないときりん組のJ君とK君は、さっさと自分達でお金を作り、お店の前にやって来ました。まだ準備中だった教師達はあわてて「じゅんびちゅう」と表示を作り、店の前に貼りました。そしてふと見ると、J君とK君が作って手にしているお金は10000円、教師達はまたまたあわてて「おつりはありません」と更に表示を付け加えました。そこでどうすればいいのか考えた二人は、おつりのないように50円に作り直してやって来ました。目的を達成する為に知恵をしぼって適応していこうとする子ども達を頼もしく思いました。社会の中にはルールがあることも学んだ1日でした。
また、この2日間の夏季保育中、沢山のこあら組さんが参加して楽しく遊んでくれました。2学期からもヨロシクね!
さて、来る9月19日22日にサニーマート衣山店において明治のチーズの売り出しに三葉幼稚園児が作ったアートを展示することになりました。「作ることが大好きなみつばっこならできると思う」と園児のお母さんが推薦して下さったのでした。年長児が協同で作り、出品することに致しました。 その材料が昨夕園に届き、早速今朝、青コースの年長組さん達に古森先生から報告してもらいました。どんなイメージで作るのか。運動会にも使える物がいいな。遠くからでも沢山の人に見てもらえる物がいいな。・・・・・等々
みんなの頭の中には、いろいろな物がイメージされてきているようでした。チーズの箱500個を使ってできる作品に期待がふくらみます。また、9月30日10月2日には、牛乳パックを使ったアートを展示します。どちらもブログで途中経過をお知らせしていきます。お楽しみに!!
2009年8月27日 木曜日
夏休みもいよいよ終わりに近づきました。最後の夏季保育、今日は赤コースの登園日でした。バスから降りた子どもたちは「せんせ!」と大声で呼びながら走ってきました。「おやすみの時、パンダ見に行ったんよ」「まるこちゃん見に行った!」「わたしも行った」と子どもたちは、楽しそうに夏休みの話をしてくれました。毎年、夏休みの最後の夏季保育は、教師達の心ずくしの「かき氷屋さん」が活躍します。今朝も、三葉幼稚園には、みんなの大好きなかき氷屋さんができていました。そのかき氷屋さんの看板には50円と値段がついていました。子どもは、「お父さんから50円もらって来たらよかった」「今、お金なぁい」などとささやいていましたが、プールから出るといつのまにか「50円作らんといかん!!!」と言いながらお金を作り始めました。一生懸命数字を書いたり丁寧に丸く切ったり、中には穴のあいた50円も出きました。ひよこ組のA君は、見学に来ていたお友達にも「あげる」と言って残ったお金を渡して氷が食べられるようにしてあげました。くま組のY君とHちゃんは、お金を作ると「お買い物に行ってきます♪」と言ってはりきってかき氷屋さんに行く姿がみられました。かき氷を食べた子どもたちは、友達と舌を見せ合って「赤やぁ!青やぁ!」と笑いあったり友達の黄色のかき氷を少しもらって青色のかき氷と混ぜて、緑になったよぉ♪」と言って色の変化を楽しみながら食べていました。明日は、青コースの登園日です。青コースのお友達も、かき氷屋さんを楽しみにしていてね★”
2009年8月7日 金曜日
8月6日(木)7日(金)に第24回全日本私立幼稚園連合会四国地区教育研究大会が松山で行われました。そこで古森副園長が40年永年勤続で表彰を受けました。そして、永年勤続者の代表として副園長が謝辞を述べました。謝辞の内容に心打たれた、私達は、感動するばかりでした。ここで謝辞の内容を紹介します。
永年勤続の受賞者を代表いたしまして一言お礼の言葉を述べさせて頂きます。本日は、このような晴れの場所で永年勤続の賞を頂だいしましたことに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。思い返しますと今から40数年前、私は、東京の私立幼稚園に1年目は、助手という立場で採用されました。その1年間は、そうじ、洗濯、炊事、あいさつの仕方、電話の応対、言葉使い、そして、絵本や紙芝居の修理の仕方等、教師の基本をみっちり教わりました。この1年間に教わったことは、私の今までの人生の宝物になって今も生きています。そして、子育てをしながらの教員生活は、幾度となく試練がありました。子育て真っ最中に仕事をやめたいと思った時、幼い娘が言いました。「お母さん、やめないで、子ども達に大好きと言われる先生になって」そして、大学生になった娘は「私の母はとてもかっこいい」と友達に胸を張って言ってくれました。また、教員生活では、人と話すことが苦手で社交的でない私は、何度も挫折しそうになりました。その度に園長先生はじめ先生方、保護者、園児達から励まされたり、諭されたり、一緒に考えたりして下さったお陰で乗り越えることができました。そして、今もこの信じる道を歩み続けられる自分をとても幸せだと思います。学生時代に歌った幼稚園賛歌は、メロディーが綺麗で大好きでした。そして、教員になって歌った幼稚園賛歌、そんな気持ちで子ども達をみたいと思って歌いました。そして、今、この歌は、私の心の歌になりました。これからの私には、まだ2つの課題が残っています。1つはまだ、学びたりないことを子ども達から学ぶこと、そして、もう1つは、私を導き育てて下さった私立幼稚園に恩返しをすることです。今後の私立幼稚園の発展を心より願っています。
会に参加されていた加戸知事も祝辞の中で労をねぎらって下さいました。私達、職員一同も心よりお祝い申し上げます。
2009年8月4日 火曜日
前半の夏季保育2日目、昨日は少しぼんやりしていた子ども達も2日目ということで昨日よりもっと期待をもって張り切って登園する姿が見られました。 暑い時期なので戸外の活動は短く、運動会の練習ではなく運動会では「こんなことをするよ」という意識をもたせる意味を含めて運動会の活動を取り入れました。
今日の副園長の話の中で「暑いけどいっぱい頑張って冷たくて気持のいいおやつを食べよう!」ということを聞いて、子ども達は期待に胸を膨らませながらABC体操や各学年の踊りをしました。 年長さんは昨日覚えた入場の仕方や並び方、移動する場所などを教師の指示を受けることなく自分達で動いてみました。 友達を見て間違っていたらすぐに直してあげようとする姿もみられました。 又、年中さんの「おひさまパワー」ではお日様グループを作ってみんなで太陽の形をつくっていくことが分かってきたりと一日で内容を理解することが出来たようでした。
年少児も年長、年中児に負けまいと今日は園庭で踊ってみました。みんなで大きな輪になって子どもと教師が交代で踊るとても楽しい踊りです。
戸外活動の後のプール遊びは本当に心地よく水にも慣れてきた年少さんは「もうプールから上がるよ!」と言っても「まだー!もうちょとしたい・・」となかなか終りになりません。 そこで今日はポッキンアイスのおやつが待っている事を伝えると「あ!そうやった。はよあがろ!」と言ってやっと出てきました。 年少さんは果汁100%のジュースで出来たポッキンアイスでした。「ぶどう色がいい!「私はりんご!」と言って選んで一人ひとりポキンと折って渡してもらいます。自分の番になって「ハイ」と渡されると溶けたジュースがこぼれないようにすぐに口の中にほうばり「うわーつめたい!ほんとおいしいね!」と大喜びでした。
2日間の夏季保育でこあら組さんもプールに入ったり親子で踊りを踊ったりと夏休みの幼稚園の雰囲気を味わってもらえたようです。在園児達も長い夏休みの間にちょっと友達や先生に会って気分は幼稚園生活に戻ったようです。 今月末にもう一日夏季保育を予定しています。それまで元気で楽しい夏休みを過ごしてほしいと思います。
2009年8月3日 月曜日
今日は夏季保育一日目!バスで迎えに行くと「久しぶりー!元気やった?」と友達との再会を喜んだり、「家族で海に遊びにいったんよ!日焼けしてちょっと痛いんよね。」と夏休みの途中報告をしてくれたりと大騒ぎしながら幼稚園に着きました。幼稚園についてからは青コース、赤コースで分かれて集まって話をしたり、体操をしたりしました。副園長の話の中で「みんな朝は早起きしてるかな?ずっと寝てる人はいないかな。」と聞かれると、きりん組のSちゃんは「私はちゃんと起きてるけどお母さんが寝坊してるから起こしてあげてる。」と家での様子を話してくれました。
その後は各学年でプールに入ったり、運動会で踊る踊りをしたりしていきました。プールは登園したときから「いつプールに入る?暑いけん早く入りたい。」と楽しみにしていて、入った瞬間「気持ちいい!!」と」笑顔が見られました。プール教室に来ていた子どもやスイミングを習っている子どもが覚えた泳ぎを披露すると「僕も!私も!」と結局全員が自分のできる泳ぎを見せてくれました。その後きりん組は鼓笛隊の楽器を紹介しました。年中のときに、年長がやっているのを見ていた子どもたちは「その楽器しっとる!僕はもうやりたいの決まっとる!」と年長しかできない鼓笛隊に期待を持っていました。
そして年長組5クラスそろって野球拳を踊りました。今までも遊びの中では踊っていましたが、年長だけで隊形を決めて踊ったのは初めてでした。まだ移動がうまくできなかったり間隔が狭くなってしまったりしてしまい、副園長に「リトミックのときを思い出して、自分たちで考えてやってごらん。」とアドバイスを受けました。これからの運動会に向けて教師はしてほしいことだけをしっかり伝え後は、自分たちで考えながらすることでもっと楽しくなっていくようにしていきたいと思います。
今日の最後に自分たちはプールに入ったり、部屋で涼んだりできるけれど古森先生はずっと外でみんなにいろいろ教えてくれていたことにみんなでお礼を言いました。すると副園長(古森先生).が「みんなの元気で古森先生も元気になれるから大丈夫!エイエイオー!」と元気いっぱいの掛け声をかけてくれました。子どもたちも「じゃあ明日も元気いっぱいで来るね!と笑顔で降園しました。教師もこれから2学期、3学期に向けて子どもたちにも古森先生にも負けないよう『えがお・げんき・やる気』で楽しい発見や気づきをしていきたいと思います。
コメント (「水と遊ぼう 水の不思議」 ぞう組 山田 美和 はコメントを受け付けていません)