2025年6月30日 月曜日
先週土曜日、6月末での梅雨あけというニュースが報道されました!!雨水遊びも楽しみの一つだった三葉っ子達は例年より少し短い雨水遊びにちょっぴり残念がっていましたが、それ以上に「水鉄砲だー!」「プールだ!」と暑い夏を喜ぶ子ども達を頼もしく思いました。
今年も暑い夏が予想される中、三葉の夏も始まりました。世の中では熱中症アラートが話題となり、外で遊ぶのが悪いかのようなニュースがよく聞かれますが、三葉幼稚園は環境作りと工夫で暑い夏を乗り切ります。ここで少し三葉幼稚園の夏の環境を紹介します!!
大人より動物に近い感性で生きている子ども達は本能的に涼しい所を知っています!一番は藤棚の陰で、冬は暖かく夏に冷たい井戸水を使った砂場です。井戸水なので存分に水が使え、ダイナミックに大きな山や川を作って遊びます。藤棚もそうですが、大きなイチョウの木の下も木々が呼吸で吐き出すそよ風が涼しい遊びのスポットです。イチョウの木の下にはジャングルジムを置いていて、ジャングルジムに登って風を感じながら遊びます。
藤棚や井戸水、イチョウの木の下など自然にはかないませんが、昔の人の知恵も頼りながらの環境作りです。三葉の夏に必須アイテムがよしずやすだれです!!プールの海の家の所にかけているのですが、これが涼しい涼しい!!しっかり陰を作っているうえに隙間風が入ってくるのです!雰囲気や香りも暑い夏に涼しさを届けてくれます。
そして、近年のアイテムとして、三葉幼稚園にはいろいろな種類のテントを沢山使って影を作って遊びます。最新テントは遮熱テントで4℃~7℃温度が下がります。そんなテントの下で魚釣りや、水汲み遊びを楽しんでいます。
夏を乗り切るために、幼稚園では子ども達にも見えやすい工夫をしていきます。できる限り子どもと一緒に工夫します。これからを生きていく子ども達が、今後どうなっていくか予想できない自然に対し、工夫しながら生きていけるようになってほしいと願っての提案です。
そして、いよいよ夏本番!!早速今日も学年別で水鉄砲を楽しみました。毎年話題になるのですが、教師もみんなこの水鉄砲が大好きです!! 教師も教師であることを忘れて子どもと同じ顔になります。ニヤニヤしながら四方八方から容赦なく子ども達に水をかけていきます。子どもも「先生!!」と呼びながら先生と思っていないのではないかというくらい容赦なく水をかけてきます。特に教師がペットボトルに水を入れている時が最大のチャンスでしゃがんでいる教師の頭の上から思いっきり水をかけます。勿論教師もかけられっぱなしではありません。逃げる子どもを追いかけて反撃しますが、かけた子どももかけられた教師も楽しそうです。中には教師VS教師でかけ合う場面も!!水鉄砲を通して子どもと教師の距離がぐっと近づくのを感じています。明日から7月、1学期もあと20日です。明日からも子ども達とめいっぱい遊んでいきます。
追伸、年長・年中児は自分の武器となるペットボトルを家から持って来てくれています。たんぽぽ・年少児もペットボトルを使って水鉄砲を楽しみたいと思いますので、幼稚園の様子を聞きながら準備してくださると幸いです。中にはキャップの穴の開け方を家で研究して来られる方もいます。是非、ご自宅でもペットボトル水鉄砲を楽しんでみてください!
2025年6月28日 土曜日
れもん組の子どもたちは戸外やテラスで遊ぶことが大好きですが、この日は雨が降っていたので室内で過ごすことになりました。そこでお部屋の高い所に端から端まで長い紐を結び、アンパンマンのキャラクターを吊るしてみました。その様子を見ていた子どもたちは不思議そうに、時々、目を輝かせ、興味津々で見ていました。準備が終わったものの子どもたちの背よりも高い位置に設置してしまい、どうしよう…?と思っていると吊るされているキャラクターに向かって、手をグーにして「パンチ!!」と攻撃していました。1人がパンチをすると2人3人…と増えていきアンパンマンになって楽しんでいました。それでも届かないことに気が付くと膝を曲げたり伸ばしたりしながら跳ぶ真似をしていました。ジャンプをしても届かない距離だったので、今度はカラーボールを出すことにしました。両手や片手でボールを持ち、吊るしているキャラクターを狙います。空振りすることもありますが、的に当たると「イエーイ」と喜んでいました。的に当てるまで真剣で無我夢中になっていました。子ども1人1人の真剣な表情や楽しそうにしている姿など、いろいろな表情が見れて可愛かったです。
現在、3階ホールでは作品展が開催されていますが、保育園でも廃材遊びをしています。幼稚園児みたいに廃材同士を組み合わせて、大きな作品を作るのは難しいですが、1つの箱にシールを貼ったり・重ねたりして遊ぶのは得意です。この日は廃材を選び、机のまわりに集まってシールが配られるのを待っていました。シールを受け取ると黙々と貼り、貼り終わると自分のロッカーの中に入れたり鞄の中に入れたりしていました。廃材遊びをしている最中にセロハンテープも使えるかな!?と思って、用意してみました。初めてセロハンテープを使う子はテープの長さが分からず長く伸ばして遊んでいました。テープを長く伸ばすのは簡単だけど、さすがにセロハンテープカッターで切るのは難しく危険でもあります。セロハンテープの使い方が分かる子はテープを少しだけ伸ばしてギザギザの所に置いて切りますが、短く切ったテープや長く伸ばしたテープなどを丸めたりクシャクシャになったり同じヶ所に重ねたりして四苦八苦しながらも楽しんでいました。中には粘着を上にして指にくっつき「あれ?」という表情でテープをつまんで保育教諭の方を見ながら貼れないことをアピールする子もいました。今は、テープに触ったり伸ばしたりを繰り返しながら使い方を覚えていくことがねらいですので、少々の無駄も経験のうちと許されます。様々な経験を1つ1つ重ねて、自分のものにしていく時期です。上手にテープを切りながら箱同士をくっつけて思い通りの大きな作品が作れるようになるのが楽しみです。
待ちに待った水遊びが始まりました。椅子の上に水着バックを並べていると自分のはどれだろう?と探し始めます。そして自分の水着バックを見つけると嬉しそうに抱えて着替えの順番を待って、可愛い水着に着替えるととても嬉しそうに引っ張ったりなでてみたりしていました。そしていよいよテラスのタライの前に...。タライに張っている水を手でパシャパシャしてみたりカップやじょうろに水を入れて高い位置から流してみたり水に触れることができて、大喜びの子どもたちです。お陰で昼食後はいい子でゴロンと転がってお昼寝もすぐスヤスヤと夢の中?に入っていきます。
2025年6月27日 金曜日
自由参観日最終日の今日は、朝からとても暑い日になりました。園庭には、子どもたちが涼しく遊べるようにテントがあちこちにたてられ、水汲み遊びや魚釣り、砂場などで遊んでいました。
たんぽぽ青組は、プールに入る前に園庭で育てていたミニトマトを収穫しました。前日数人の子どもたちとミニトマトを観察しに行くと、真っ赤になった実がいくつかなっていました。それを見たIちゃんは「赤くなってるね!採っていいになってるよ!」「先生採っていいよ」と早く食べたい様子でしたが、赤くなった実の周りには、いくつかオレンジ色の実があったので一日待って収穫することにしました。
今朝登園するやいなやIちゃんは「今日トマト食べるんよね?」と朝から収穫することを楽しみにしている様子でした。登園し荷物の片付けを終えた子どもたちに、「赤くなったら食べようねって言っていたお野菜なんだった?」と聞いてみると、子どもたちは「トマトさん!」「トマト採る!!」と子どもたちの表情は笑顔いっぱいでした。早速青組のみんなでミニトマトを収穫をすることにしました。自分たちのミニトマトのプランターの前に着くと「あっ、赤くなってる!」「いっぱいあるよね!!」と赤くなった実を前に子どもたちは興奮気味でした。代表の子どもに「くるくるしたらトマト採れるよ」と言うと、ミニトマトを掴み「クルクル」と言いながら上手に収穫していました。収穫したミニトマトをお昼に食べられるように切ってもらうために調理室に持っていくことにしました。調理室の前に集まっていると、「たんぽぽさん何をしているの?」と古森先生が声をかけてくれました。子どもたちは「古森先生だー。トマト採ったんよ~」「赤いのあったよ!」と嬉しそうに答えていました。「何個あったの?」との質問に数を数えることを忘れていたことに気が付き古森先生と一緒に「いーち、にーい、さーん・・・」と数えていって全部で7個あることが分かりました。「食べるのが楽しみだね」と古森先生から声をかけられると子どもたちは笑顔で何度も頷いていました。そのミニトマトを調理師さんに人数分に切ってもらうようにお願いをしました。給食で各自のお皿に切ってもらったトマトが配られると、覗き込んだり友だちのトマトとの大きさを比べたりしていました。頂きますの挨拶のあと口にすると「おいしい!!」と口々にしていました。
駐車場や秀野邸に植えてある夏野菜が収穫できるようになり、給食で食べる機会も増えてきています。たんぽぽ組には野菜を口にすることを嫌がる子どもがいますが、幼稚園で収穫したにらを使って作ったにらみそきゅうりや、ピーマンのうす切りを酢で和えたものは不思議なことに食べています。たんぽぽ組は駐車場に行き収穫する経験ができていませんが、ミニトマトなどの水やりをしながら子どもたちが野菜に触れて少しでも親しめるようにしたいと思いました。
2025年6月26日 木曜日
自由参観日4日目です。年長児は健康診断の中に眼科検診が入ってるため眼科検診をしました。そのため参観日はお休みさせて頂きました。今までに内科検診や歯科検診を受けた子ども達ですが、眼科検診は初めてです。いつもより少し緊張している様子でした。
しかし、さすが年長児。お医者さんの前に立つと、元気いっぱいあいさつして自分の名前を言い、診察が終わるとお礼も、みんなバッチリ言うことができました。らいおん組のRくんは内科検診や歯科検診で大きい口を開けているので眼科検診でも口を開けそうになるかわいい場面がありました。
その後、教室に戻るとTちゃんとRちゃんが「クラスのトマトが赤くなってるよ」と報告してくれました。そしてもう1つクラスで植えている朝顔が成長してつるが伸びていました。ぞうぐみのR君は、「つるが迷子になってるよね」「つるがつかまれるように支える物がいるよね」と気が付いていました。そこで、この日のために購入しておいた支柱の出番です。朝顔のリング支柱には棒が3本あり、それを均等に広げて鉢に立てると完成ですが、子ども達には少し難しいようでした。棒が三角になるようにと教えてもらうと、プラネタリウムで春の大三角形を勉強した子ども達は、棒を均等に三角になるように刺していました。
楽しいプラネタリウムで子どもたちは沢山のことを学んで自分のものにしていることに驚かされました。
一方、今朝、古森先生から年長児に声をかけてもらって、自分たちが育てているトマトに真っ赤になった実がなっていることを知りました。それは伸びたトマトの枝の下の方の葉っぱの陰でかくれんぼしていました。「カラスに食べられなくてよかった〜」と、ひと安心です。「これは赤いから収穫できるね」「これはオレンジ色だからもう少しだね」と、子どもたちが収穫できるかを見定めて収穫することができました。
栄養泥棒の草も取って、土が乾いていたので、水をやってプランターの下から水が出たことを確認してお世話が終了です。
葉っぱの陰で赤くなっていた初物のトマトも頂いて子どもたちは満面の笑みです。まだ、トマトの赤ちゃんがいっぱいです。緑色から赤いおいしいトマトになるのが楽しみです。
2025年6月25日 水曜日
今日も朝から暑い1日となりました。しかし、三葉幼稚園には外がどんなに暑くても安心して入れる大人気のプールがあります!子ども達に「今日はプールができるよ!」と声を掛けると「やったー!」と大喜びで自分達の順番は、いつ来るかと楽しみに準備している姿が見れました。三葉幼稚園のプールにはいくつかの特色があります。まず1つ目はプールが室内にある事です。紫外線が強い日や気温が高い日でも気にすることなく存分に水遊びを楽しむことができます。2つ目は気温に応じて、水温を調節することができます。気温が低い日でも、子ども達寒いと感じないように、屋上の太陽光の温水器のお湯で水温を調節することができるのです。私の通っていた幼稚園は屋外にプールがあったため肌が弱かった私はプールに入れる機会が少なく悲しい思いをしたのを覚えています。三葉幼稚園の子ども達が羨ましいな〜と思いました。きりん組のSちゃんはバスの中で「今日はプールできるかな…」と話していましたが帰る時には、「三葉幼稚園のプールって最高だね!」とニコニコと嬉しそうに話しかけてくれました。それぐらい子ども達が大喜びできる屋内プールがある三葉幼稚園の環境はとても魅力的だなと思いました。
さて、りす組.ぱんだ組はじゃがいも掘りの写真をアルバムに整理しました。参観に来て下さっていた保護者の方にも手伝ってもらいながら子ども達は自分が掘ったじゃがいも掘りの集合写真や掘っている時の写真を見てらその時のことを思い返しながら作ったのですが、ぱんだ組のIくんは「じゃがいもの肌はでこぼこだからハサミで切らずに紙を破いてみたらどうなるかな?」と自分で考えて作っていました。Iくんはの近くにいたお父さんが「その考えよく自分で思いついたね!」と褒めてくれて、Iくんはとても嬉しかったようで、その後もじゃがいもの作り方を友だちに教えてあげていました。先生や友だち以外の人に褒めてもらえることはら子ども達の自信に繋がれる大切なことなのだと感じました。三葉っ子はみんな自分で考えて作ることが好きで、自分の思いついた事をやってみて上手くいったらそれを友だちに教えたり、先生に報告したり、上手くいかない時には、どうしたらいいかを考えたりして相談したりして、作ることを楽しんでいます。新任教師の私は、三葉幼稚園が母園だったらこんなに楽しいことができたんだろうなと感じることがよくあります。子ども達から楽しい事や驚いた事をたくさん教わりながら、保育を頑張っていきたいと思います。
2025年6月24日 火曜日
参観日2日目となった今日も空は雨雲に覆われ、小雨が降る1日となりました。
そんな中、年中児が自分たちで作った傘をさして水たまりを楽しそうに歩いていました。
傘の骨組みは剣でできていて、その上を色とりどりのビニールをかぶせて作ったとても可愛らしい傘でちゃんと傘の役割も果たしています。一人ひとりが大事そうに持って歩く姿をとても微笑ましく思いました。
一方、正門横の年長児が育てているお米の苗のポットをじっと見ている古森先生が何かに気づいたようでした。「田んぼの水は溢れないように農家の人が調整しているけれど、このポットの水は溢れてしまうから穴をあけたらどうかな?」その声に共感したT先生は早速目打ちで穴をあけ始めました。するとどんどん水が抜けてちょうどいい水量になりました。
その様子を登園して来た子どもたちが興味を示し覗いていると、今度はポットの水の中に生き物がいることに気づきました。「何が泳いでいるんかな?」「えびじゃない?」「ここにも何かいる!!」「おたまじゃくし?」子どもたちと教師との間に会話が飛び交っている中、年少児のF君が「ヤゴがいる!!」と指をさして言ったことで周りにいた教師たちは年少児がヤゴを知っていることに驚きました。そして、本物のヤゴは見つからなかったのですが『田んぼ=ヤゴがいる』ということを知っていたF君に感心しました。
たんぽぽ組では新聞遊びをしました。子どもたちがちぎった新聞紙を集めて寝ころんだり、上から雪のように降らしたりビニール袋に入れて大きなボールを作ってキャッチボール!?をしたりして楽しい時間を過ごしました。
明日は参観日3日目。晴れますよーに!!
2025年6月23日 月曜日
先週の晴れの天気が嘘のように、今日は朝から降ったり止んだりの雨模様で梅雨空が戻ってきました。登園して来た子ども達はプールバックを片手に「今日はプールできんかな?」「雨やけん無理やない?」と少し残念そうに話していました。
さて、今日から保育参観と作品展が始まりました。保護者の皆様には、普段の子ども達の生活の様子を見てもらえるように、1週間の中で見たい保育活動を選んで参観に来ていただきます。又、作品展示は一人一点、絵か作品のどちらかを教師のコメントと一緒に展示しています。子ども達が遊びの中で制作した世界に一つしかない素敵な作品をご覧いただきたいと思います。
今日の保育参観の活動は天候が不順で気温も低かったため、プール遊びは中止とし、戸外での活動が中心になりました。「雨が降っているのに戸外で遊べるの?」と思われるかもしれませんが、雨の日でも子ども達が戸外で存分に遊ぶことができる環境があるのが、三葉幼稚園の特色です。木造の園舎1階はままごとコーナーがあります。そして、その横の泥場は泥団子作り用の真砂土の泥場になっていて泥団子作りに最適な環境になっています。そこから雨除けに張られたテントの通路を通り抜けると、大型テントの下では子ども達が作った魚を泳がせているプールの魚釣り等、コーナーや降った雨水を使った水遊びが盛り上がっていました。そんな魅力的な環境の中で伸び伸びと遊ぶ子ども達の姿を保護者の皆様には見ていただくことができたのではないかと思います。又、雨上がりの園庭で子どもに混じってどろどろになって遊んでくださっているお母さん方を見て、嬉しくもあり感動しました。他にも保育室で子どもの机に座って相手をしてくださったお父さん。まさに私達教師の願い、保護者参加の場面でした。先般の参観日の子どもとの触れ合い遊びと言い、子ども達の幸せいっぱいのあの笑顔と言い、子ども達の心の宝物になることと思います。
さて、りす組とぱんだ組では、保育室で集団ゲームをしました。今日は数遊びの「猛獣狩りゲーム」と「じゃんけん列車」「椅子取りゲーム」をしましたが、数名の保護者が参観に来られていたので、「お母さん達にも入ってもらってゲームしようか?」と子ども達に聞くと笑顔で「いいよ!」と返事が返って来ました。保護者にも保育に参加してもらって、「猛獣狩りゲーム」と「じゃんけん列車」を一緒に楽しんでいただくことができ、とても楽しい時間になりました。三葉幼稚園の保育参観は保護者参加型の内容が多くありますので、是非参観に来られた時には、子ども達と一緒に楽しんでいただければと思います。
明日からは保育参観に加え、あそびのお部屋の参観も始まります。ご都合の良い日にお越しいただき、三葉っ子達の明るく伸び伸びと活動する姿をご覧ください。
コメント (「 暑い夏の遊びの工夫!! 元気いっぱい三葉っ子!! 」 ひまわり組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)