2024年11月2日 土曜日
日が暮れるのもすっかり早くなり、夕方薄暗くなってくると、1日1日が過ぎていく慌ただしさを感じる今日この頃となりました。
しかし、日中はとても気持ちよく、秋晴れに誘われて園庭に出ると、砂場の上に枝を広げた桜の木から赤や黄色のきれいな落ち葉が散っていて、それを見つけた子どもが、嬉しそうに拾ってはカップに集めてままごとに使ったりしていました。
また、その砂場では、型抜きや色々な道具を工夫して、砂を使ったごちそうも作り、ままごとの食卓はさらに豪華になってきました。
子ども達は、手足もしっかり成長してきて、大きな築山に登るのも上手になり、月齢の高い子が1人登り始めると、「わたしも‼」「ぼくも‼」と次々靴を脱いで登り始め、みんなで上をグルグルと駆け回ったり、木の丸いのぞき穴から遠くを眺めたり、「おーい‼」と手を振ったりして、楽しんでたくましさを感じます。
雨が続いていて、久しぶりにお天気になったある日、「今日はお外に行ける‼」と張り切って外に出ました。
水たまりがいたる所できていて、泥んこ遊びにもってこいの園庭です。
「靴を履かなくて、はだしでいいよ~」「足が汚れたら、後できれいに洗うから大丈夫よ~。」と声をかけると、“やった~”とばかりに嬉しそうに水たまりにむかうMちゃん。“いいのかな~”とちょっぴり緊張しながらはだしで歩くMくん。“はだしはやっぱりイヤ‼”と靴を履いたままで遊ぶKちゃん。
それぞれのスタイルで、泥んこ遊びを体験しました。
今月はハロウィーンの月と言うことで、制作では“カボチャ”や“飴ちゃん”。そして共同制作では大きなお化けを作りました。飾ったお化けを見て「おばけちゃん~(^o^)」と大喜びしたり、作った飴を大事そうに持っている子もいました。
先週は、保育園の運動会にぴよぴよ組も参加しました。
ぴよぴよの第2園舎と、練習場所の本園は少し離れているので、練習にたくさん参加するのは難しいかなと思っていましたが、最後の1週間、頑張って参加予定のMちゃんと、先生が交代で本園に練習に通いました。
そしてお部屋でも、踊りの音楽を流してみんなで踊ってムードを盛り上げていきました。
練習では、いつもと違う場所に、初めは緊張していたMちゃんでしたが、大好きな踊りを楽しんだり、大玉転がしに嬉しそうに参加したり、入場門からぶら下がっているバナナに興味津々で木に抱きついたりして、嬉しそうに参加している姿を見ると、とても良い経験になったと思いました。
集団生活のチャンスが少ないぴよぴよ組ですが、実りの秋の季候の良い季節に、保育園児や幼稚園児達とも色々な遊びや行事を通じて触れ合い、たくさんの体験や経験をして、たくましく育って欲しいと思います。
そして鮮やかな紅葉の季節、今しか楽しめない景色を子ども達と感じていきたいです。
2024年8月31日 土曜日
8月も終わりになり、刺すように暑かった日差しも、心なしか一段落。
朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきました。日が落ちるのも大分早くなってきましたね。
ぴよぴよ組は7月の終わりに、またまたお引っ越し。第2園舎病児棟の2Fに移りました。
2Fに上がると、部屋の使い方にすっかり慣れた子ども達は、段差のない広いフロアで、自然と
“ヨーイドン”という感じで走り回って、のびのびと遊んでいます。
プールに入るときは、階段を降りて下のウッドデッキまで行きますが、月齢の高い2歳児は、「手すりを持ってね~。」と声をかけると、しっかりと手すりを持って降りていきます。毎日ののぼり降りで、とても上手になりました。
プールあそびでは、ペットボトルの容器や、カップで水を汲んだりジャーっと撒いたりして気持ちよさそうに水しぶきを上げています。
先日の水遊びでは、Mくんが水の入ったカップに葉っぱをたくさん浮かべていると、それを見ていたMちゃんがまねをして、同じように浮かべて、“うふっ♡”と、とってもかわいらし笑顔を浮かべいました。
プランターのお花に、ジョウロでお水をあげるのが大好きなKくんは水を入れるコツも覚えてきて、「お花さん、お水もらって気持ちよさそうだね~。」と声をかけると、張り切ってかけています。
「足が砂で汚れたら、タライできれいにするんだよ~。」と教えてもらうと、自分で足を洗う事も出来るようになりました。
プランターのお花への水やりは、ブームになりました!
お部屋あそびでは、魚の形のスポンジを、池に見立てた布の上に浮かべ、魚釣りにチャレンジ。引っかけるのがなかなか難しいようでしたが、一生懸命挑戦して、釣れると嬉しそうに「釣れた~‼」と見せてくれました。
相変わらず、お絵描きやシール貼りも大好き‼制作のかき氷やジュースも、とってもおいしそうに
出来ました。
お盆休みには、おじいちゃんおばあちゃん等に遊んでもらったり、カラオケに行ったり、船に乗ったり、色々な体験をしてそれぞれ楽しんだようです。
初めて海に行った子の中には「波が怖かった~。」という子から、全然平気で「海に入ったよ~。」と
嬉しそうにいう子までいました。
ひと夏超えて、みんなこんがりといい色に焼けて、夏の思い出とともに一回り大きく、たくましくなりました。
これから過ごしやすくなる秋に向けて、元気いっぱいの子ども達とさんさん
らんどの山でたくさん遊んだり、お散歩なども楽しんだりできたらいいな、と思っています。
2024年7月6日 土曜日
新園舎が完成し、みつばっこハウスで一緒に過ごしていたもも組、みかん組が本園に引っ越して行き、約1ヶ月経ちました。
引っ越しが終わったすぐの頃は、ぴよぴよ組の子どもの人数が少なかったこともあり、少し寂しく、静かで笑いの漂うほんわかとしたお部屋でしたが、徐々に新しい子ども達が増えてきて、活気が出てきました。
相変わらず外遊びの大好きな子ども達。少し前まで、さんさんらんどで仮園舎の解体工事をしていて、お天気の良い日は、さんさんらんどの山の上の、汽車の遊具まで行って、楽しそうに上から工事の様子や、大きなクレーン車やトラックなどが動く様子を大喜びで、じ~っと見ていました。
汽車の遊具でも、網の階段のところでKちゃんがMちゃんに“おいで~‼”と誘って上まで一緒に登ったり、“ヨーイドン‼”と順番にすべったりして、とても仲のいい様子が見られ、微笑ましく感じます。
またお部屋では、歌や手遊びが好きな幼児が多く、音楽が流れてくると、一生懸命近くで聞こうとCDデッキの前に立って聞いたり、音楽に合わせて手をたたいたり、♫きらきらひかる~♫と、上手に口ずさんだりする子もいます。
先日手作りマラカスや、タンバリン、鈴、カスタネットなどの楽器を使って音遊びをしました。1つずつ、「これはどんな音がするかな~」と鳴らしてみせると、興味津々で見ていました。
そして、それぞれ好きな楽器を持って音あそび。
“おもちゃのチャチャチャ”や“大きなたいこ”などの歌に合わせて、元気に鳴らして楽しみました。
お部屋あそびでは、他にもままごと遊びでジュースやごちそうを作ったり、お医者さんセットで、検温やお薬を飲むまねをしたり、♫いっぽんばしコ~チョコチョ♫というスキンシップあそびを楽しんだりもしています。
まだ梅雨が続いて、すっきりとしない日が続いていますが、季節に合わせて、お部屋でも色々と工夫した遊びを楽しんでいきたいと思います。
子ども達と一緒に飾った、七夕の願い事が
叶いますように‼
2024年5月4日 土曜日
ぴよぴよ組も新年度を迎えて約1か月。昨年度までいた子ども達が、幼稚園や保育園に移行して、メンバーもガラッと変わりました。毎月、新しく利用する幼児が次々と入って来るので、その度フレッシュな気持ちで迎えています。単発で利用する子が多い一時預かりは、新しい環境で慣れるまでに時間がかかる子もいますが、“お世話大好き!!”の先輩の幼児が、さりげなくおもちゃを持ってきて、一緒に遊び始めたり、保育教諭と好きなおもちゃや、遊びを探して遊んでいるうちに慣れていきます。泣いていた子が次第に慣れて、ニコニコとうれしそうに遊び始めると、私たちも、とてもうれしくなります。
〈写真左より〉
はじめてのお散歩でお花見したよ~‼、釣りのおもちゃ面白いね‼、「赤ちゃん一緒におさんぽしよ~‼」、園生活に慣れた2才児は、“そろそろ外に遊びに行く時間かな”と思うと、「おそと、いこっか!!」とつぶやきながら、引き出しから自分の帽子を出してきて用意をし始めます。
〈写真左より〉
「ダンゴ虫見つけたよ~‼」、二人乗り三輪車「いっしょに乗ろ‼」、「すべり台気持ちいい~‼」また制作も大好きで、先日の“こいのぼり作り”では、こいのぼりのうろこ(◯の形に切ったもの)にのりを付けて
貼りました。
はじめて“のり”を使っての制作。ベタベタする感触がちょっぴり苦手な子もいれば、器用にのりを指先に付けて塗る子も
いました。
〈写真左より〉
「たくさんお絵描きしよ‼」、「上手にのり、つけられるかな‼」、こどもの日の行事食の前に、作ったこいのぼりを見て歌を歌いました‼
お部屋に飾って、「私のあったー‼」と眺めています‼」このように、同年齢だけの集まりでなく、異年齢児が一緒に遊べて、お互いに刺激し合える保育がぴよぴよのいい所だと思います。屋外遊ぎ場“さんさんらんど”でも思いっきり体を動かして遊ぶことも出来るので、ぜひぴよぴよに遊びに来て下さい。
2024年3月9日 土曜日
暦はいつの間にか3月、今年度最後の月になりました。
まだ寒い日もありますが、日に日に厳しい寒さも和らぎ、暖かな陽の光とともに、外遊びが気持ちよく感じられる今日この頃です。
ぴよぴよの子ども達は、お外遊びが大好き。
お天気が良くなると、「おそと行こ~‼」と
ロッカーに帽子を取りに行きます。
そして自分で靴を取ってきて一生懸命に履こうと頑張ります。
少し前までなかなか上手にかかとが入らなかった子が、コツをつかんで上手に履けるようになってきて、成長を感じます。
ぴよぴよ組が、みつばっ子ハウスの中の畳の部屋から大きな机のあるリビングに移って約2ヶ月。れもん、みかん組さんとの共同生活にもすっかり慣れてきました。
他のクラスの先生が通路を通るたびに、「やぁ~‼」と声をかけてくれたり、頭をなでて
くれたりします。
少し人見知りのあったS君も、毎日声をかけて
くれるので、すっかり慣れて最近は手をあげて返事まで出来るようになりました。
人混みや、賑やかな音が苦手なR君。みかん組さんやれもん組さんが、手を洗うのに並んで通路を通るたびに、緊張して泣いたり、保育教諭にしがみついたりしていましたが、今ではすっかり慣れて、通る様子を見送れるようになりました。
おひな様製作では、はじめて絵の具にチャレンジ‼
タンポに絵の具をつけ、着物の部分にペタペタと模様付け。
ちょっぴり手に絵の具がつくのが気になる子もいましたが、きれいに絵の具がつくのを見て楽しく製作することができました。
作品を飾ると、「ぼくの~‼」と喜んで眺めていました‼
一時預かりぴよぴよは、年明けからこの時期、利用者が増え、初めての子の中には泣く子もいますが、慣れている先輩の子が、泣いている子の顔をそっと覗いてなぐさめたり、おもちゃを
「はいっ」と渡してあげたりする姿も見られます。
色々な人に関わってもらって笑顔になり、成長していく様子を見るたびに、心がほっこりと温まります。
これからもいろいろな経験や遊びを通して、たくましく成長していく姿を見守っていきたいと思います。
2020年5月9日 土曜日
新型コロナウイルス感染症による緊迫した自粛生活に少し変化が見え始め来週から幼稚園は通常保育に戻りますが、引き続き人とのかかわり方には注意が必要ということでマスクは外せません。私も先日頂いた善意のマスクのりんご柄を付けていると幼稚園の子ども達がニコニコしながら話しかけてくれるのでなんだか人気者になったような気分を味っています。又、ぴよぴよの保護者の皆さまからも心温まる励ましの言葉を頂いて微力ながら保育を必要とされている方のお手伝いができていることを嬉しく思います。
さて、いつも元気なぴよぴよの子ども達はゴールデンウィークの五月晴れの良い天気が続いて爽やかな風が吹くなか毎日散歩に出かけました。始めは近くのコンビニまで電車を観に行ったり足を延ばして幼稚園まで歩いたりしていましたが徐々に足取りがしっかりしてきてずんずん歩く距離ものびていっています。急な坂道や今まで歩いたことがない道、初めて見る場所や景色に子ども達は興味津々でワクワクしながら「あそこは何かな?お花があるよ,蜂に気を付けて静かに歩こう!」など草花や小さな生き物ちょうちょやダンゴムシなどに目を輝かせていました。
そんななか散歩道の近くに神社がある事を知り、裏の路地を歩いて神社まで行くコースも見つけました。
途中ですれ違う近所の人達とは「こんにちは」と挨拶したり声を掛け合ったりと地域の人と触れ合ういい機会にもなっています。
ある日、幼稚園のたんぽぽ組さんが散歩に出かけたいのでぴよぴよさんに道案内をして欲しいと依頼がきました。そこで子ども達には「皆より少し大きいお友達が一緒にお散歩つれてってくださいだって・・。楽しそうだね」と話すとすぐにスタスタと先頭を歩き始めた2歳児達は歩き慣れた路地を進み、時々立ち止まっては道端の花を摘んだり目的の場所までもう少しだよ!と声をかけたりしながら地元の神社にたどりつきました。そしてたんぽぽ組さんに「神社の神様に早くコロナウイルスが治まりますようにお願いしているんだよ。」と話して皆でお参りすることにしました。皆神妙な顔で可愛い手をあわせていました。
境内の周りをぐるっと一回りしてみると吹き溜まりに積もった落ち葉が至る所にあってそこを踏んで歩くとカサカサといい音がしました。
歩く無邪気な子ども達の姿に平穏な日常がここにあることに喜びを感じました。宅地の横に生えた小さな雑草は持ち帰りままごとに使ったりからすのエンドウで笛を作って「ぴー!」と鳴らしたり散歩の余韻を皆で楽しみました。
おまけのエピソードを一つ
幼稚園の子ども達が3密を避ける為に分かれて生活していた屋外遊ぎ場ですが実はぴよぴよの子ども達は幼稚園の先生方が一生懸命に整備してくれた人工芝の山の遊び場で園児たちが来る前に隙をねらって遊ばせて貰いました。みつばっこハウスから手を繋いで回り路を歩いてきた子ども達は目の前に広がる緑の斜面を見たとたん「あれー!!みてー!」と指さしたかと思うと一目散にトコトコ登って上までたどり着いたとき目に入ってきたその景色に「わーすごい、やっほー!!」と思わず大きく手を振ってました。
2020年2月22日 土曜日
2月22日(土)平成31年度認定こども園三葉幼稚園ひよこ組・ぴよぴよのおゆうぎ会を行いました。
こども達の普段の姿を見ていただく為、いつもと同じように受け入れ、保護者には時間をおいて入場して頂きました。朝、雨が降っていたので園長の配慮で保護者の控室を急拠設けることにし、急拠メールを流しました。保護者の方も冷静に対応していただきありがとうございました。
会議室に幼児が集まり、順番に着替え、泣いている幼児は園長のアドバイスでアンパンマンのテレビをつけると集中して観て、いつの間にか涙も止まっていました。
お陰でスムーズに着替えも終わりホールに移動して、手遊びや大型絵本で時間待ちをしていましたが、幼児達は大きな声で歌ったり、返事をしたりして楽しんで待つことができました。保護者の協力のもと時間通りに開演することができました。おかげでこども達はオープニングも、にぎやかに笑顔で参加することができました。
プログラム1番の1歳児も泣くことなく舞台に立つことができました。かわいい笑顔も見られ心が温かくなりました。
1、2歳児と2歳後半の2歳児の発達差も見ることができました。
一方では、いつもと違う空気に気分が高揚して歩きまわったり舞台に上がったり、降りたりする子もいて保育教諭はドキドキしました。
今回のおゆうぎ会では、スポーツダンスを入れ、普段の様子を見ていただいたり、2歳児はうさぎとかめの簡単な劇遊びをしました。日頃からうさぎになったり、かめになったりして遊んでいた幼児のごっこ遊びも見ていただくことができました。
保育園の行事としてこのような特別な機会を大切にし、保育教諭も成長していきたいと思います。
保護者の皆様 には御協力いただきありがとうございました。
コメント (「お外で遊ぶの大好き‼」 ぴよぴよ組 西野 真紀子 はコメントを受け付けていません)