幼稚園の日記(ブログ)

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2025年11月16日 日曜日

 普段から走ったり、ジャンプしたりと身体を動かすことが大好きな子どもたちは、巧技台や平均台、大型のスポンジ積木などを使って遊んでいます。それぞれで遊ぶことが多かったのですが、幼稚園児たちが園庭で手作りのアスレチックで遊んでいるのを見て、みかん組でもできるかな?と思い立ち、子どもたちが遊び慣れたもので危なくないように、そしてやってみたい!と好奇心をくすぐるよう、配置はどうしようかな?これはこっちがいいかな?などと考えて並べてみました。そんな保育教諭の動きを子どもたちは興味津々の様子で目で追いかけて、見守って?いました。まずは「見ててね。」と保育教諭がやって見せます。子どもたちはすぐに「〇〇も!」「△△ちゃんもやる!」とやる気満々!始めは好きな所から始めるなどスタート地点が分からなかったり、友達の前に無理矢理入ろうとしたりでしたが、保育教諭に誘導され何度か繰り返すうちに、どこがスタートか、順番に並ぶ、などを、少しずつ理解するようになってきています。平均台や段差に不安があり手をついたり保育教諭の手を借りていた子も、よろめきながらも1人で平均台を渡ったり手をつかずに段差を上り下りするようにもなりました。「すごいねー!」と言われて得意気な顔に、こちらも自然と笑顔になります。また、ついつい友達を押してしまいがちな場面でも「じゅんばん!」と言って待つ姿も見られました。

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 ひとしきり遊んだ後はお片付け!子どもたちも巧技台などを一緒に持とうと集まって、よいしょ!よいしょ!と運び?ます。そして最後にスポンジ積木だけが残ると、その上にまたがって座ったり立ち上がって飛び降りたり、ついに自分の好かな場所に持って行こうと、引っ張りっこになることもあります。そんな中、友達が置いた積木にくっつけるように置いた子がいたのでどうするか見ていると、他の子どもたちも同じようにそこへ持ってきて、なんとなく並べ始めました。これは道ができるかなと思い、「これはこっちに置いてみよう。」と声をかけたり、危なくないように少し置き方を変えると、誰からともなくそのみんなで作った道を歩き始めました。K君は、自分が歩きながら少しでも積木がずれると向きを整えたり、違う積木を重ねてみたりと、アレンジを加えては確かめるようにまた歩いて、と繰り返していました。また、みんなが歩くのを見守っていたりと、まるで現場監督のようで、その表情が真剣で笑ってしまいました。そして最後は1本道になりみんなで歩き終わると片付けも一緒にしました。

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 また別の日は少し小さめのアスレチックを作りました。カラーリングと積木、平均台を組み合わせました。カラーリングは片足ずつまたぐ子もいれば「じゃんぷ!」と言ってカラーリングを踏むことなく上手に跳んでいる子もいて驚きました。両足ジャンプが難しい子も片足ずつまたいで跳んだつもりになっているかわいらしい姿も見られました。もう少しでできるかな?楽しみです。

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 さて、今週はインフルエンザでの欠席者も増えてきて、改めて感染対策について考えさせられました。くっついて遊びがちな幼児たちですが、会議室の広々とした空間をうまく利用して、できるだけ離れて遊ぶことのできる環境作りに努めました。イスを机代わりに1人ひとりシール遊びやクレヨン遊びをしたり、遊びコーナーを複数作るなど、幼児たちに合った感染対策をこれからも続けていきたいと思っています。

2025年11月15日 土曜日

今日もこれぞ 『三葉天気!!』 『最高の天気!』の中、作品展・バザーの開催となりました。

昨日、「明日の作品展が楽しみすぎて眠れないかも!」と言っていた年少児のSちゃんは、大好きなじいじの手を引き展示場へ!それもそのはず絵に『よるじいじと散歩をしている所』を描いていて、作品も『じいじ』を作っていました。その作品と絵を見た家族みんな笑顔がこぼれ素敵な一日となりました。

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三葉幼稚園では年間を通して廃材を集め、毎日の保育の中で「廃材あそび」を大切にしています。色や形、素材が一つひとつ違う廃材は、子どもたちにとって宝物のような存在です。既製品にはないおもしろさがあり、「これ、○○みたい!」と想像を広げたり、偶然できた形から新しい作品が生まれたり…子どもたちのまなざしが一気に輝く瞬間がたくさんあります。

 

プレ年少組や年少組の子どもたちは、手に取った廃材や廃材と廃材をくっつけてからイメージがふくらみ、感じたままをそのままに名前を付けることが多いので、その為、作品名が変わることもしばしば(笑)今日も自分の作品を一生懸命、お父さんやお母さんに説明している姿は何とも微笑ましく見えました。プレ年少児のN君のお母さんはリアクションが100点満点!!N君の作品を見た瞬間「すごーい!」と大きな歓声を!!その瞬間のN君の表情は何とも嬉しそうで今日のこの日が忘れられない1日となったことでしょう!!DEB070C6-FFA0-4671-9CE2-2DF999B98264 2C20A818-BB3C-4866-B1D8-B105BE431936

年中・年長組になると、「○○を作りたい!」と目的をもって素材選びから始まり、何日もかけてじっくり取り組む姿があります。作品作りも『遊び』です。遊び込んでいるときの子ども達は真剣そのもの!頭をグルグル回転させながら目をキラキラさせています。…そのグルグルとキラキラが子どもたちの成長につながっていきます。“作る・遊ぶ・考える” がつながった三葉ならではの育ちが見えてきます。

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また、三葉っ子の絵は、実際に経験したことをその子なりの視点で描いていることが多いです。同じ行事をテーマにしても、描かれる世界はまったく違います。運動会一つとっても、走る友だちを大きく描く子、応援席の家族を丁寧に描く子、自分が頑張った場面を自信いっぱいに描く子…。その違いがとても自然で、とても素敵です。

自由に描けるように、園ではカレンダーの裏紙をたくさん集め、好きなだけ描ける環境を整えています。画用紙だとどうしても枚数に気をつかってしまいますが、裏紙なら気兼ねなく何枚でも描けますよね。何枚も描いた絵から今日展示する絵を選んでいます。幼児期の今しかできない表現を大切にした絵を楽しんでいただけたのではないかと思います。

年長児・年中児は協同作品も自慢の1つです。一人ひとり保護者に伝えたいことが沢山あり、作っている過程で楽しかったことや工夫したことを沢山話していました。三葉の作品展のいい所の1つは、子ども達が自分の作品だけ自慢するのではなく、「〇〇君は〇〇作っとんよ。かっこいいやろ!」「あっちに〇〇君の作品があるよ!〇〇君のはこっちこっち!」と学年関係なく、推しの作品を紹介するところです!友だちの作品を紹介する姿や、自分の絵のエピソードを一生懸命伝える姿から、会場全体があたたかい空気に包まれました。

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作品や絵を今日沢山の人に認めてもらった子ども達はまた一つ自信を付け、さらに成長することでしょう。Sちゃんは、展示会場から出てくるなり、「お母さんに見てもらったよ!すごいね」って言ってもらった」と嬉しそうに話してくれました。

そして、作品展と同じくらい子どもたちが楽しみにしていたのがバザーです。「子どもの店」には先生たち手作りのおもちゃやキーホルダー、「喫茶」には調理師さんや園長こだわりのメニューが並びます。保護者の皆さまが準備してくださるゲームやくじ引き、卒園児保護者の「友の会」、毎年お世話になっているたこやきや大判焼きの出店など、幼稚園がにぎわっていました。

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昨日、教師から人気キャラクターの手作りキーホルダーを紹介されたS君は売り切れになる事を心配して、お家で家族に交渉しました。予定では昼から来園だったのを朝一番に行く交渉成立!!無事お目当てのキーホルダーをゲットしていました。

また、バザーには「本物のお金を使って買い物をする体験」という大切なねらいがあります。自分のお財布にお金を入れてもらい、茶色いお金や銀色のお金を握りしめてお店に向かう子どもたちはとても真剣です。「これください」「おつりは?」とやり取りを楽しむ中で、社会のルールや数の感覚が自然に育まれています。中には家族にプレゼントを計画していた子どももいて家族の為に自分のお金で買ってあげていました。幼稚園のバザーという事もあり保護者も子どものペースに付き合ってくださいました。ありがとうございました。

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作品づくりの喜びも、描くことの楽しさも、買い物のワクワクも——すべては子どもを真ん中に、家庭・地域・園が一緒になって作ってきた三葉幼稚園の大切な文化です。今年も子どもたちの“キラリ”がたくさん輝く一日になりました。

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駐車場の問題や交通規制など皆様の協力があり素敵な作品展・バザーとなりました。ご協力ありがとうございました。保護者のマナーも最高でした!

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2025年11月14日 金曜日

朝から明るい光が園庭にあたる中、子どもたちが元気いっぱい遊んでいました。みんなが大好きなアスレチックでは、いろいろな学年の子どもたちが交じりながら、平均台を歩いたり、はしごを渡ったりしていました。年少さんも最初は「こわ〜い!」と言っていたアーチ状のたいこ橋の上を通ることができるようになってきています。子どもたちの日々の成長に驚きです。

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明日の作品展に向けて、今日は園庭の遊具をみんなで協力して移動させたり、片付けたりしました。また、部屋に戻ってからは、みんなで展示室に飾っている作品を見に行きました。今週、自分たちの手で作品を運んだ子どもたちは、早く見に行きたくてうずうずしていました。年少の展示室では、自分の作品を見つけて、「あっ!ここにあったよ!」「絵は、ここだね。」と言って、友達や教師に話していました。お兄ちゃん・お姉ちゃんの展示室では、廃材の作品を見て、「◯◯がある!」「すごいね!」と言いながら、見入っている姿がありました。また、迫力のある絵を見て、「これは◯◯かな?」「◯◯が描いてある!」などと、言いながら楽しそうに見ていました。

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夕方、バザーの準備をしているときに古森先生から「預かり保育にいる年長さん。準備を手伝って欲しいので、外に出てきてください。」と放送がありました。それを聞いた年長さんたちは、部屋から園庭に飛び出してきて、椅子を並べたり運んだりしました。また、「立ち入り禁止って、書いたほうがいいよね!」と言って、表示を書いていました。その姿を見て、さすが年長さんだなと思いました。

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明日は、子どもたちがとっても楽しみにしている作品展・バザーの日です。作品展では子どもたちとの会話を楽しんだり、一人一人の作品のコメントを読んだりして子どもたちの成長を感じていただけたら嬉しいです。(決して他の子と比較しないで下さい。一人一人、思いが違います。)お店も喫茶や子どもの店など、たくさんのお店があります。明日は、家族みんなで楽しんでいただけたらと思います。

 

 

〜★年長さん エピソード★〜

年長さんの協同作品のコーナーで、古森先生が小さなかいこの繭の形をした緩衝材を泥舟の中に入れて出してくれました。そして、針と糸を使って、つなげていく方法も教わりました。習字をしていて、文字を覚え、最近では少しの知識を与えるとイメージが広がっていきます。さすがは年長さん!!針と糸の使い方もすぐに覚えて、繭の緩衝材を上手に文字にして看板を作っていきました。明日の作品展で、年長さんの協同作品の看板に御注目ください。

2025年11月13日 木曜日

  今日は朝から雨が降っていたので大好きな外遊びが出来ず、子ども達は室内で遊んでいました。年長のフロアでは、子ども達が教師がさり気なく出していたお手玉を見つけて遊んでいました。そこへ、園内を回ってくれていた古森先生がお手玉で遊んでいる子ども達に声を掛けてくれました。「古森先生もできる?」という子どもからの誘いに乗って下さり、「できるよ!それ!」と、とっても上手なお手玉を見せてくれました。それを見た子ども達から「オー!」という歓声が上がりました。とっても上手なお手玉を目の前で見た子ども達は、「私もやりたい!」「僕もできる!」と古森先生の真似をして練習を始めました。「高く投げすぎたら、難しいよ」「低く投げるんだよ」と時々アドバイスを古森先生がくれ、「できた!」「こう?」と、子ども達の中でも少しづつ出来る子が出てきました。すると、次は、片手で2個を回す技を見せてくれました。また子ども達から、「すごい!」「やってみたい!」の声があがりました。お手玉が上手な古森先生を見て利激を受けた、たくさんの子ども達がお手玉にチャレンジしていました。

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そんなとっても楽しそうな声に寄せられるように、先生達も集まってきました。先生が来るたびに「先生、お手できる?」「古森先生3つも回せるんよ!」と、目をまん丸にして話していました。また、お手玉が苦手な先生を見て「私の方が上手!」と年長児が得意気に投げていました。

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そしてもう一つ古森先生から、お手玉が上手になる練習方法を教えてもらいました。それは壁を使ってする方法です。一つを壁にぶつけて、はね返ったのを取ります。らいおん組のR君は、そのやり方を教えてもらうと、何度も何度も黙々と練習し続けていました。

その努力のおかげで、段々とキャッチできるようになってきました。「あとちょっと!」と、その後も片付けの時間になるまで練習をしていました。

くま組のSちゃんは「私できるよ!」と軽やかに何度も何度もお手玉を回していました。苦手な先生を見つけると、「え!?できんの?」「こうやってするんよ!見よって!」と、得意気に見せた後、「私の真似して!そしたら出来るけん!」と教えていました。気付くと年長のフロアでは、お手玉講習会が開かれていて、いろんなところで教え合ったり、披露したりしてとっても盛り上がっていました。「今日は雨だから、いっぱい練習できるね」と、とっても嬉しそうな子ども達でした。

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その後、年長は作品展の協同作品(共同ではありません。4クラスの子達全員参加なので)の仕上げを行いました。たくさんの牛乳パックが欲しいと放送で呼びかけていたので、今日もいろんな学年の子が持って来てくれました。牛乳パックを持って来てくれた子には、もれなく年長児手作りの入場券を渡します。足りなくなると、「入場券作らなきゃ」と、女の子たちは大急ぎで作ります。もらった年中さんは、とっても大切そうに握りしめ、部屋に帰っていました。

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作品展まであと1日。みんなから貰った牛乳パックで造られた年長児の協同作品。ひとりひとりが知恵を出し、話し合い、ひとりひとりの思いがこの家のどこかに入っている、正に見事な協同の「かたまり」作品です。幼稚園(保育園)に入園して生活、遊びを共にしてきた子ども達の発達の姿は目を見張るものがあります。気が付くと教師達は子どもの中に入って指示されたり、注文を受けたり、「だ〜れがせいとかせんせいか♪♪」どこかで聴いた歌詞が思い出される状況になっていました。生徒も先生も楽しい楽しい時間となりました。その結果を想像しながらご覧になってください。

2025年11月12日 水曜日

今日も登園して来た子どもたちはすぐに戸外に飛び出して元気に遊んでいました。やはり子どもたちに人気なのは、アスレッチックのコーナーの周囲に作られた三輪車用の三輪車の道路です。いろいろな学年の子どもたちが関わって遊んでいて、それぞれに役割りができています。道路の交通整理をする人、昨日からできたガソリンスタンドで給油をする人、三輪車を遅転する人…その中にしっかりプレ年少さんも混ざって遊んでいて『こどものくに』は大にぎわい!!たくましく育っている様子を見ながら教師達も楽しく見守ります。

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そんな時、たんぽぽさんのテラスのところで「先生、見てー!」と年長さんが声をかけてくれました。様子を見に行ってみると年長の子どもたちが何やらお絵描きをしていました。でも手に持っているのはクレヨンではなく葉っぱとその茎でした。これは駐車場で育てていたなすで、秋も終わりに近付き夏バテ防止に大活躍だった『なす』ともそろそろお別れかな?と抜くことにしたのです。そのなすの枝にはまだ小さな花と赤ちゃんなすそして葉っぱが育っていて、子ども達の背丈より高く伸びていました。もうなすも終わりだね〜という事で残っていたなすを片付けていると側で見守っていた年長児に園長が、『子ども達に抜かせよう〜』と提案しました。子ども達が元気な紫色の葉をちぎると手が紫色に染まっていました。

それを見た古森先生が一言、「もしかしたらお絵描きできるかもね。」楽しそう!と手伝ってくれていた子どもたちでなすの葉っぱや花を使って描いてみる事にしました。すると何と白い紙に優しい色合いの紫や緑色が浮き出てとてもかわいい絵になりました。描いた絵に葉っぱや花を飾り付けるとより一層かわいくなり、今日年長さんはなすを使ったお絵描きで盛り上がったようでした。

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そして不工のコーナーでは昨日もらってきた藁を使ってカーテンがお家の入り口に付きました。するとそこはちょっとした隠れ家のようで、子どもたちが「バァー」と顔をのぞかせていました。それを見つけた年少、たんぽぽさんも楽しそうだなあと集まってきて入り口を「トントントン」と叩いて「いれて~」とお家の中に入っていました。その中は藁のおかげで温かく子どもたちが寄りそって入っている姿はとてもかわいらしかったです。豪が材料に加わった事で他の学年の子どもたちもお家作りに参加しやすくなったようでたんぽぽさんも一緒に見よう見真似で乾いた藁を水に浸して、木づちでトントンと叩いていました。明日はどんな風にお家が変わっていくのか楽しみです。

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今日は自分たちの作品を展示のお部屋に運びました。「壊れないように~」と気を付けながら持っていく姿はとてもかわいかったです。

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作品展までもう少しですが、毎日子どもたちの創作意欲には驚かされます。作品展がますます楽しみになりました。

2025年11月11日 火曜日

昨日から作品展の準備も本格的になってきました。それと同時進行で、年長・年中さん達の共同作品も進んでいます。

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今日はちょっぴり肌寒い日となりましたが、外では、いつも通りの元気な子どもの声が響いていました。運動会を通して、体を存分に動かして遊ぶ楽しさを味わった子ども達にと園庭の中央にできたアスレチック、子ども達の様子に合わせてたいこ橋の下にはしごがついたり、途中に犬の滑り台が入ったり、柵を組み合わせて渡りながら移動できるようにしたり、・・・と考えられ、環境が少しずつ変化してきました。今日も平均台が2つ連なり、長くなっていました。子ども達は環境の変化に敏感で、アスレチックが変化していることにすぐに気付いて、楽しむ姿が見られました。そして経験して慣れてくると平均台をまっすぐに歩いていく子いれば、初心者は蟹さん歩きで渡っていきます。

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またアスレチックの周囲には道路ができて、自転車の走る道があり、今日も多くの子ども達が三輪車やスケーターなどに乗って走っていました。一方ではそこを渡って砂場などに行きたい子ども達の為に、横断歩道ができ、横断旗が設置されました。その後、信号機が付き、踏切ができ、遮断機が付きました。そして今日はガソリンスタンドができていて、三輪車に乗っている子ども達が給油しに立ち寄っていました。

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緑の大きなテントの下では、ちびっこ大工さん達が大勢で金づちを持って、「トンカチ」 「トンカチ」とリズムよく釘を打つ音が響かせていました。年長さん達が主でしたが、その中に年少児も入れてもらい、見よう見真似で大工仕事を覚えていました。その横で組み立てた柱の間に渡した竿に年中児が藁を束ねて、かけていました。これは稲木ではなく、みんなのお家の屋根になります。こうして役割分担をしながら1つ1つ完成に向かって行っていることに気付くと共に、年少さん達はこうやって年長・年中さん達の後ろ姿から学んでいるのだと思いました。この木工だけでなく、包丁ままごとでもそうで、年長・年中さん達が作っているお料理を横で見ていて真似をして学んでいっていることに気付きます。

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それは先程書いたアスレチックや三輪車でも、さらにつりかんやフラフープでも同じことが言えると思います。大人や教師が教えたことを忘れても子ども同士で学び合ったことは、一生の勉強です。遊びが広がり、様々な知恵と知識と経験、社会性を身に付けていく、それが三葉幼稚園の保育だとつくづく感じます。

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もうすぐ作品展、ここでもお絵描きコーナーでは絵を描いている年長・年中さん達の刺激を受けて、描くことと、その楽しさを学ぶ年少さん達が・・・。また廃材遊びでも年長・年中さん達が作っている作品を見て、本物そっくりに細かいところまで見て制作して仕上げていく姿に、「こんなものもできるんだ」「こんなふうに組み合わせるとできるんだ」と学び合って作ります。年齢差こそありますが、異年齢児達がいて学ぶからこそできる作品達です。私たち教師は完成した作品とそれができる過程を見て、感動させられます。保護者の皆様には、あの小さな手で、産まれて2年~5年の子ども達の信じられない知恵と育ちをお確かめ頂き、今後の成長の姿を目に焼き付けていただきたく思います。

 

2025年11月10日 月曜日

今朝も園庭は、子ども達の元気な声が響き渡って大賑わい♪それぞれのコーナーで色々な学年が関わりながら遊ぶ姿が見られました。つりかんの所では年中の女の子達が、「先生見てー‼」とすいすいとつりかんをわたる姿に見とれていると一緒に遊んでいたひまわり組の女の子も、よし行くぞ‼とやる気でつりかんを握りました。「ちょっとこわいなー。」と言いながらもはしごの所から勢いよくジャンプすることができて満足そうにしている姿がとても可愛らしく、きっとこれから少しずつ時間をかけてつりかんができるようになるんだろうなと楽しみにもなりました。

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一方年中組は作品展に向けて4クラスで共同作品を作っています。内容は当日までのお楽しみ♪ですが友達とアイディアを出し合って協力して必要な物を作っていて、さすが三葉っ子だなと感心させられる活動となっています。今日はひとまずその作品を3Fの踊り場まで持って上がることにしました。いざ飾ってみるとまだ足りない物があることに気付いて給食を食べ終えた後に続きの作業を進めました。完成するまでの活動を子ども達が楽しみながら進めることができるようにしていこうと思います。

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また、年長児は、牛乳パックを使って“〇〇〇″を作っているそうでお昼の放送で「牛乳パックが足りていません。持ってきてくれたら“〇〇〇″に入れてあげます‼」と言われ年中の子ども達は「持って来る‼」「何に入れるん?」と気になって仕方がない様子でした。年長さんにとっては最後の作品展となるのでどんな作品ができるのかとても楽しみです。

先週に引き続き、各クラスインフルエンザの欠席者がいる状況です。こまめな手洗い、うがい、消毒等を続けていきますのでご家庭でも体調管理等十分に気を付けてください。