2018年5月31日 木曜日
今朝、瞬間的にパラパラと雨が降りましたが、「おはよう」と元気よく挨拶をして登園してきた子ども達は所持品の始末を終え、テラスへ出ると「あっ、芽が出てるー!!」「私は2つ!!」「僕のは3つ!!」と声をあげました。月曜日に年長児が植えたあさがおが芽を出していたのです。まだ芽が出ていないOちゃんは急いでじょうろに水を汲んできてあげていました。今から子ども達は、何色の花が咲くのか楽しみにしながら世話をしています.
戸外ではスタンプ遊びや泥団子作り、包丁ままごとなど、それぞれの子ども達が思い思いのコーナーでよく遊んでいました。色水遊びでは、年中児が紫色の色水をたくさん作ってペットボトルに入れ、ぶどうジュースに見立てて嬉しそうに持ち歩いていました。「このお花は何かな?」「すみれ?」「パイナップルの花?」花の正体が気になります。どこに咲いているのか、なんの花なのかいろんな先生に聞いて回りました。「駐車場に咲いていたよ!」と教えてもらい行ってみると、子ども達の背丈よりも高く垂直にすくっと立つ赤い花が目に入りました。「タチアオイ」でした。梅雨入りの頃に咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わると言われている花です。子ども達と花が終わって落ちたタチアオイの花びらを集めて帰りました。しぼんで黒ずんでいる花でも色水にすると綺麗な紫色になります。このように自然物を使った遊びは不思議を感じることができ、素晴らしいことだと改めて感じました。
らいおん組は、ケアフル土居田の施設を訪問し、昨日のブログでもお伝えした園長との3つの約束を胸に朝10:00バスに乗り込みました。ケアフルの方に大歓迎された子ども達は、少し恥ずかしそうにしていましたが、おじいちゃん、おばあちゃんの手を優しくとって、一緒にむすんでひらいてをしたり、玉入れをしたりして触れ合いを楽しみました。最後に、利用者の方から「今日はありがとう。前回、来てくれたことを思い出します。身体に気をつけて、また来て下さい」と暖かい言葉のプレゼントを頂きました。
バスの中で「何点だった?」と園長に問う子ども達。95点をもらい上機嫌ならいおん組は、騒がしくなり5点減点されて幼稚園に着きました。1つ気になったのはあいさつを知らない子が沢山います。あいさつを自分からすること。帰ったら「おかえりなさい」には「ただいま」で返すなどあいさつ用語の意味と使い方は機会ごとに教えていきたいと思いました。
2018年5月30日 水曜日
今日はくま組に進級してはじめての施設交流でした。昨日、練習のあと古森先生と約束をしました。その内容は、1.すぐに並ぶ、2.しゃべらない、3.おじいちゃんおばあちゃんのところではニコニコ笑顔でする、の3つの約束です。園バスに乗って歩風里に到着すると、緊張している様子だった子どもたちははじめの言葉を言って踊りをするときには、踊りの歌を歌いながら元気いっぱい踊ることができていました。今日の訪問で改めて感じた施設を訪問することの良い所は、やっぱりおじいちゃんおばあちゃんと触れ合うことで学ぶことがたくさんあるということ。触れ合い遊びを通しておばあちゃんの手の柔らかさや温かさを感じたTくんは「なんかおばあちゃんと手を繋いだら心も温かくなった!」と話していました。おじいちゃんおばあちゃんに子どもが元気をあげに行くだけでなく、子どもたちも元気やパワー、そして温かい気持ちをもらうことができるのです。年長にあがってはじめての訪問だったので反省するべきところもありますが、これから生活の中で少しずつ直していくようにしていきたいと思います。次の訪問のときには、元気いっぱい笑顔いっぱい、すぐに並んでおじいちゃんおばあちゃんと交流を楽しみたいと思います。
今日は家庭弁当の日でした。「今日のウインナーはタコさんウインナー!卵焼き一緒だね!」と、お弁当を楽しくおしゃべりしながら食べました。
昼食を食べたあとは年長児たちでテラスの床磨きをしました。5月になって個人絵の具を使うようになりいろいろな色を楽しんでいる子どもたちですが、使ったあとの始末の仕方や絵の具の水をこぼして汚れたらすぐに拭くことなどを指導していきたいと思います。
2018年5月29日 火曜日
今日はあいにくの曇り空。しかし、三葉幼稚園の園庭はいつものように子どもたちが元気いっぱい遊んでいました。そこで、今日の子どもたちはどのような遊びをしているのか覗いてみることにしました。まず泥場に行ってみると、らいおん組のKくんとぞう組のTくんが「これを見て」と言って、私を呼びました。2人は、手でなにかを持っていました。「なんだろう」と思って近寄ってみると、黒っぽい泥だんごと白っぽい泥だんごを持っていました。2人は、色が違う泥だんごができたことが嬉しかったらしく、とても大切にしている様子がうかがえました。
また現在、幼稚園では環境にスタンプ遊びがでています。たんぽぽ組の子どもたちも、野菜や廃材のカップを使って、思い思いにスタンプで押すことを楽しんでいます。子どもによっては、教師が思い付かない模様をスタンプで表現することがあります。今後も子どものアイデアを大切にして、関わっていきたいと思います。
その後、たんぽぽ組の子どもたちは、幼稚園の駐車場に植えている野菜や花を見に行きました。行く際は、近い距離ですが教師や友達と手を繋いで、安全を確認して道路を渡ります。駐車場では、ピーマンや玉ねぎやじゃがいもができている様子を見たり、実際に葉っぱやじゃがいもの花を触ってみたりしました。虫を見たり、捕まえたりするのが大好きな子どもたちは、野菜や花を見るよりも虫を探している子がたくさんいました。歩くのが早いアリを見つけたり、静かにして鳥の鳴き声を聞いたり、短い時間でたくさんのことに気付きました。幼稚園に帰る際には、子どもたちの手には1本ずつ猫じゃらしがありました。子どもたち一人ひとりが小さな手で大事そうに猫じゃらしをギュッと握って、お部屋まで戻ってくる姿はとても可愛らしかったです。たくさんのことを発見したり、猫じゃらしのお土産を貰ったりした子どもたちの笑顔はキラキラと輝いていました。
2018年5月28日 月曜日
今日の天気は、“くもり時々雨”雨が降る前にと、戸外では、子ども達が好きな遊びを楽しんでいました。きりん組のS君はスタンプ遊びで、ロケットを作りその周りを「宇宙は青だから…」と言って、青色のスタンプをいくつもいくつもポンポンと押して、仕上げました。また、それを見ていた年中、年少児も刺激を受けて、ただ押すだけでなく形に押していく姿がみられました。
また、ファンタジー(透明なトンネル)をお家にみたてて、遊んでいました。外から他の学年の子ども達が「お~い」と呼ぶと中から「お~い」と答え外から内からかけ合いを楽しんでいました。
しばらくしてそろそろ片付けの時間と言うことで片付けを始めると雨がポツポツから急にザーと振ってきました。外で遊ぶことが大好きな子ども達は、教師が「雨が降ったね~。どうする?」と聞くとA君が「かみさまにお願いするー」と言って、突然手を合わせました。それを見て、他の子どもたちも手を合わせました。その姿がとっても可愛かったです。「神様にお願いするより他に何かないかな?」てるてる坊主に気付いて欲しくて聞いてみましたがなかなか出てきません。そこで「♪てるてるぼうず♪てるぼうず!」と歌ってみると「あっ!てるぼうずや!」とS君が気付いてくれました。そしてみんなで、“てるてる坊主”を作ることになりました。まずは、頭の部分です。どの子もとても上手に硬く丸めることが出来ていてびっくりしました。次は体です。新聞紙や広告、包装紙や浸し染めなど好きな紙を一枚選んで作っていきました。
そして、Yちゃんが「可愛いけん。帽子かぶせてあげたい」と言って廃材箱へ帽子の材料を取りに行きました。それを見ていた、他の子達も廃材箱を覗き込みながら、イメージを広げ、S君は、丸い段ボールを家に見立てたり、Nちゃんは、「電車に乗っとんよ」と電車に乗せたり、K君は「お風呂に入っとるんよ」Aちゃんは「このてるてる坊主はドレス着とんよ」などと、どんどん子ども達のイメージが広がっていく様子に驚かされると共に楽しくなりました。お部屋に飾ってお帰りの仕度をしながら窓の外を覗いたAちゃんが「はれとる~。てるてるぼうずさんのおかげや~」「ありがとう」と声をあげました。その姿がとても可愛く雨のおかげで子ども達の違った一面をみることができました。
☆今日のメニュー☆
パン、具だくさん焼きそば、やさいのあまずあえ、りんご、牛乳でした。
2018年5月27日 日曜日
一時預かりぴよぴよ組は5月からほとんどの子が月極で利用するようになり、一部の単発預かりの子を除いて毎日同じ友達と顔を合わせて遊んだり生活したりしています。おしゃべりし始めた1歳児のAちゃんは片言で「○○ちゃーん、○○くーん」と友達の名前を呼ぶ姿が見られます。又、2歳児のBちゃんがは「○○ちゃんはまだ来ないの?おやすみ?」と来ていない友達を気にしています。そんなアットホームな雰囲気のぴよぴよ組に先日、新しい遊具が届きました。
ままごとセット、繋いで遊ぶ車、プールやテントなど、どれも子ども達がワクワクするような物ばかりです。中でも高低のある波の形の山型マットは子ども達に人気で1歳児が腹這いになってよじ登ったり、立って山型の上を歩いたりしながらマットの柔らかい感触を体や足の裏で味わっています。その中で自然に体のバランス感覚も培われていっています。
ある雨の日、この遊具の上にすずらんテープで作ったのれんを吊るしてみました。子ども達は山を下りる時にのれんから顔を覗かせては友達同士で「ばあ~!」と何度も繰り返し、サラサラした素材の音や触れる感触を楽しんでいました。吊るす時に安全の為、紐の両端を輪ゴムを繋いで引っ張ると伸び縮みするようにしていると、暫く遊んでいたH君がそのゴムを揺らし始めました。それに気づいた他の子ども達も「キャッ!キャッ!」と楽しそうにくぐり始めました。遊具の上とその両サイドを渡したのれんの下は大賑わい!子ども達は私達の想像以上に楽しいことを思いついてお遊ぶのだなぁ~と感心しました。
また、スポンジのスタンプ遊びではアジサイの花を作って壁面に飾りました。雨の今日はお外で遊べない分、部屋の中で子ども同士がかかわりながら、密度の濃い一日になりました。
まもなく梅雨入りですが、これからもお部屋でも楽しい遊びの環境を用意していきたいと思います。
2018年5月26日 土曜日
今年、第1回目のフリースクールは「運動神経がアップする体操」で愛媛県スポーツ復興事業団から4名の講師の先生方が出張講座を実施してくださいました。
☆幼児を対象に神経系の発達を促す調整運動を行うことで運動に必要な基本的な動きや体力を身につけ子どもたちの運動能力向上を目指して行くという講座です。
まず「自分自身の身体を知ろう」ということで親子で身体測定、そして保護者は、体脂肪率、血圧、骨密度を測ってから運動に臨みました。初めは「身長体重はいいや!」と言っていたお父さんお母さん達も「やっぱり測ってみよう!」と言って測ると意外に体脂肪率が多かったり?少なかったり?で驚いておられました。
その後、運動神経をアップさせる「親子で遊べるエクササイズ」を実施しながら教えてくださいました。向かい合って寝転がり、親の手のひらにパンチする名付けて「パンチ」では、三歳児でも寝転がって大好きなお父さんお母さんの顔が目の前にあることが嬉しくてパンチしながら触れ合う遊びを喜んでいました。
「また目をつぶって片足をあげ、何秒立っていられるか」という測定では、卒園児の2年生Y君は、2分20秒という記録を作り、皆に大声援大きな拍手をもらいました。また大人の中では、年中K君のお父さんが「3分」神岡先生は、大騒ぎしながらも皆の声援を受けて、強い精神力で4分頑張りました。
また立っている保護者のからだに子どもがおんぶ、の状態からぐるぐる手や足の力を使って前に回り、また背中へ回っていくという触れ合い遊び・・・(これは、親子運動会の時の年中児の親子ゲーム「くっつき虫くっつけ〜」に似ています)これはさすがに体重の軽い年少児たちが身軽に回っていました。
また四つん這いになった親の背中に乗った子どもが振り落とされないようにつかまっている「ロディオ」というエクササイズ!大人は暴れ馬になったつもりで暴れてみるとよいのだそうです。子どもは、落ちないようにしっかりと大好きなお父さんお母さんにつかまっていました。結構お母さんたちも遠慮なく暴れ馬を演じられていて驚きました。どのエクササイズも親子で触れ合いながら楽しく運動できるものだったので、大人も子どもも本当に楽しめていました。
なんの道具がなくても短時間でその場で親子のきずなを深めることができる本当に素敵なエクササイズだと思いました。さらにそれを続けることで運動神経がアップするというのですから一石二鳥です。
これを機会に是非、少しの時間を利用して親子のコミュニケーション運動能力UPに力を入れてみてください。
年少児がエクササイズをしている時間。
年中・年長児は会議室でマットや平均台、トランポリン、バランスボールとうを使った体を動かす遊びをしました。ラダーというハシゴのようなロープのところでは教師の手拍子のリズムに合わせて片足や両足でトントンと進んでいました。バランスボールでは、空気が入っていて、バランスがとれなくて子どもたちは最初保護者に支えてもらったり、手をつないでもらったりして渡っていました。しかし、何度も繰り返しチャレンジすることで徐々に上手に渡れるようになっていました。トランポリンは小さい子から小学生まで大人気で遠くまで飛んだり高く飛んだりして遊んでいました。まだよちよち歩きの赤ちゃんもトランポリンに乗せて支えてもらうと自分でひざを曲げ“ぼよん”とした感覚を楽しんでいるようでした。このコーナでーでは、子どもたちが遊びながら“次はどうしようかな?”“どう歩いたらさっきより上手にできるかな?”と考えながら挑戦している姿が見られました。室内でもこんなに充実した体を動かす遊びができたことで、教師たちは環境の作り方、遊具の選び方、適切な場所の使い方など今後の実践に生かすよう話し合いました。
2018年5月25日 金曜日
6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。それに先駆けて三葉幼稚園では今日松友歯科の先生と衛生士さんに来ていただいて歯科検診を行いました。どのクラスも検診前にはお部屋で名前や挨拶、お礼を言う練習をしてから会議室に上がりました。
今年は年少・年中児は先生の見やすい仰向けの態勢での検診で、子どもたちは不思議そうな、わくわくした表情で前の友達の見てもらっている様子を見つめながら静かに待っていました。今年の年少児はいつも以上に泣く子が少なくスムーズに進んでいきました。待っている間も大きな口を開ける練習をする姿がとてもかわいかったです。年長児は小学校に入るのでいつものように立ってみてもらいました。
昼食後歯磨きをするときに「虫歯になったら大変だからきれいにするよ。」「お家ではお母さんが仕上げ磨きしてくれるけど、幼稚園では自分できれいにする。」と張り切って歯磨きをしていました。歯医者さんから「歯の隙間が汚れている子がいます。気を付けましょう。」と言われました。園でももう一度歯の大切さ、磨き方を指導します。家庭でもよろしくお願いします。
今日、先週の親子運動会でみんなの頭の上を色とりどりに泳いでいたこいのぼりを持ち帰りました。こいのぼりを付ける剣を新聞紙で作り始めた子どもたちですが、園でも家でも何度も作っている子は小さな手で器用にくるくると丸め細い剣を作ることができていました。経験があまりない子も見様見真似で一生懸命丸めていました。りす組ではどの子も自分が作った剣にこいのぼりを付け嬉しそうに振ったり、窓際に行き「風吹かんかなぁ。」と風を待ってみたりして楽しんでいました。降園時、年少さんも「これ見てー!」とこいのぼりを見せてくれました。見ると”自分で作った”という形跡たっぷりのかわいらしい剣についた浸し染めのこいのぼりを満足そうにもっていました。すみれ組のKくんは最初「できん!」と言って教師に助けを求め”きれいすぎる剣”ができました。それを見た友達に「自分でしたんよ」と得意げに言われ悔しくて自分で作り直すと太めの剣が完成しました。Kくんは最初の細い剣よりも自分で作った剣が気に入ったようで「ぼくのこいのぼり♪」とずっと手に持っていました。最初教師と一緒にしたことで作り方がわかり、やってみたいという思いが湧いてきたのでしょう。『たかが剣、されど剣!!』剣づくりを通してたくさんの気付き、学びがあることに教師自身改めて気づかされました。
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