2024年4月12日 金曜日
先日、進級・入園したばかりのたんぽぽ組さんですが、今日もさんさんらんどに登園すると、荷物を置いて一目散に外に出て、園庭でいろいろな遊びを楽しんでいました。
色水のコーナーでは、年中や年長のお兄さん・お姉さんたちに混じって、当たり前のように年少さんやたんぽぽさんたちが色水づくりをしていました。昨年度のたんぽぽさんから年少になった子どもたちは、色水の作り方がよく分かっている子が多く、水の量を調節したり、すり鉢でする回数を調整したりしながら作っていました。たんぽぽ組のYちゃんは、朝から色水のコーナーに行くと、まわりで作っていた教師や年長児に作り方を教えてもらって、一生懸命作っていました。たくさんの花びらの中から、綺麗な色が出そうな花びらを自分で選んで何回も何回も挑戦していました。そして、完成した色水をカップに入れて、満足そうに教師に見せてくれました。また大きなテントの下では、年少さんやたんぽぽさんたちが入れ替わり立ち替わり遊んでいました。
ままごとのコーナーをそっと覗いてみると、おもちゃの包丁を持って「トントントン」と言いながら、料理を作る真似をしている子、お皿におもちゃを並べて、友達に「どうぞ」と運んでいる子など、新入児達も少しずつ新しい環境に慣れて、自分たちがしたい遊びを楽しむ姿が見られました。
来週からは、通常保育で給食も始まります。優しくて、かっこいいお兄さん・お姉さんたちに遊んでもらったり、教わったりして、いっぱいいっぱい楽しんで、優しくて元気いっぱいのみつばっこになってほしいと思います。
2023年7月11日 火曜日
昨日の大雨が嘘のように晴れ上がった青い空!朝からお日様が照りつけます。朝早く仮園舎の様子を見に来てくれた古森先生が仮園舎の水道の流し台がとても熱くなっていることに気付き、急いで日よけをすることになりました。昨日は大雨、今日は暑い日差し!毎日天候、自然と向き合い共に生きていく私たちは子どもと共にいろんなことに気付き対処し、安全に心地よく生活していく力を身に付けていかなければと思います。
さて、今日「キャッ!キャッ!」とたんぽぽ組さんたちが水遊びをしているとIちゃんが「Iちゃんのおふろとおんなじ~♪あったか~い♬」というのです。どれどれ?と言ってみると・・・ひなたにおいていた水汲み遊び用の桶の水が本当にお風呂くらいのあったか~いお湯になっていたのです。YちゃんもK君も Y君も・・みんなが集まって来て「あったかいね~」と言っているとペットボトルの水を「シャ~!!」とかけてきたA君!「これは冷たいね~」「きもちいいね~」どうもこの水はテント下に汲み置きしていたおけの水を汲んできたようです。
「なんでこの水あったかいのかなあ?」と問いかけてみましたが、そこは「???」「おふろだから~」の声。まだまだそこには興味がない様でしたが・・・「つめた~い!あったか~い!」に気付き遊ぶうち水の温度にも気付くようになるのかな。これが科学の芽が育つ体験となっていくと思うのです。水をかけられるのが嫌だったK君、O君も少しずつ自分でペットボトルに水を入れて運び、お友達と触れ合いながら水遊びを楽しむようになってきています。今では笑顔いっぱいで水しぶきの中で遊ぶ子どもたちは本当にキラキラと輝いています。
さて、仮園舎チームは、今日みんなで作品展を見に行くことにしました。家族の方とは見に行きましたがお友達皆で見に行く作品展はまた違った楽しさ、感じ方があります。作品展示場に入るなり「わ~すごい」の言葉が口々に飛び交いました。まず向かったのは、たんぽぽ組さんの展示です。「Tちゃんのだ~」「A君のだよ~」と自分の作品や絵を指さして「見て見て~」のアピール度のすごさ、さすがたんぽぽさんたちです。そして大きい組さんの作品や絵を見て回ると一つ見て「すご~い!」また一つ進んで「ワ~かっこいい!」「この中に何が入ってるの~?」と言ってはひとつずつ覗き込んでいました。あまりのカッコよさにおもわず触ろうとするたんぽぽさんたちに先生たちは大慌てでした。「大きい組さんはやっぱりすごいね~」とますます年長さん年中さんに憧れの気持ちが膨らんでいくたんぽぽさん達でした。これからこの子たちもいろんな発見、イメージ、経験が積み重なっていき表現力がどんどん身についていくんだろうなととても楽しみです。
☆たんぽぽおまけエピソード☆
作品展を見に行くため屋外遊ぎ場からたんぽぽ組さんだけで幼稚園まで歩いていきました。「あるこ!♪あるこ!♪」と散歩の歌を歌いながら元気に出発したのですが・・・・・・・・少し歩くと「あれ?ダンゴムシ・・・」と言ってダンゴムシを掌にのせて見せます。「歩いていくからダンゴムシさんはおるすばんね~」と何とか説得して道端に返します。また少し歩くと「アッおはな~」「棒があった」と次々と道端のものを発見するのでなかなか前に進みません。でもこれもまた楽し♬
そんな中でも出会った人に「こんにちは!~♪」と挨拶をし、車が待ってくれていると「待ってくれてありがと~♪」などという言葉が誰からともなく出るのです。かと思うと「なんかにおいがするね~。かぜさんのにおいかな~」などと友達同士で話しながら歩いているのです。散歩に出ると景色、木や草を見て天気や風を感じ、また地域の人との触れ合いもあります。そんな子どもたちの姿を見ているとこの年齢ならではの一人一人の純粋な感性を豊かに育ててあげたいなと思う教師たちです。
そんなこんなで大にぎわいで歩くたんぽぽさんたちの散歩♬これがまた可愛らしく楽しいひとときなのです。
2023年6月8日 木曜日
今日も、仮園舎の子ども達は朝から大好きな築山で遊んだり、汽車の滑り台で遊んだりと自分の好きな場所で楽しんでいました。又、三輪車で遊んでいる子ども達を見て吉本先生が白線の道路を引いてくださってことで三輪車が走りやすくなりました。
一方ままごとコーナーでは、たんぽぽ組のTくんやGくんが料理をしていました。Tくんは野菜を切る係、GくんはTくんが切ってくれた野菜をフライパンで炒める係で2人仲良く料理をしていました。その姿を見て他のたんぽぽ組さんもままごとコーナーにやってきました。包丁の代わりに手で野菜をちぎってサラダを作る子や水を皿に入れてスープを作る子などどの子も素敵な料理を作っていました。
また、年少さんたんぽぽさんが好きなブランコでは、順番を守りながら楽しく遊んでいました。ちゅうりっぷ組のYくんは、「たんぽぽさんどうぞ!」と言って自分の乗っていたブランコから降りて代わってあげ、さらにたんぽぽさんの乗るブランコを優しく押してあげていました。
今日は子ども達も「わぁー!」とびっくりするような出来事がありました!!さんさんランドに大きなダンプカーがやってきたのです。大きくて迫力満点のダンプカーに子ども達も目が釘付けです。そのダンプカーに積んでいたのは、沢山の砂利。仮園舎のあるさんさんランドは、雨が降ると地面が泥々になり、車や徒歩で送迎に来られる保護者の方ももちろん、子ども達も教師も歩くだけですぐ泥々になっていました。それを見かねた古森先生は工事の方にお願いをし、今日仮園舎の裏側に砂利を敷く事になったのです。さあ、いよいよ砂利の入ったダンプカーが動き出します。子ども達は部屋の窓から砂利が落ちる瞬間を息をのんで見守ります。ダンプカーが傾き始め砂利が勢いよく落ち始めると「うわー!!すごー!」「落ちるのはやーい!」と驚きの声をあげていました。
仮園舎よりも他の家の屋根よりも高く傾いたダンプカーの迫力を身近に感じた子ども達は貴重な瞬間を見る事ができました。最後には砂利を丁寧に敷いて下さる工事の方に「ありがとう!」と言うことができました。
たんぽぽ組の子ども達は仮園舎生活にもだんだんと慣れ始め、登園すると所持品の始末やシール貼りなど、自分で少しずつできるようになりました。そしてみんなが頑張っている排泄も個人差はありますが日中は、ほとんどの子が時には失敗もありますが、パンツで過ごせるようにきています。教師が声をかけると、トイレにも嫌がらずに行く事ができ、成功率も上がってきています。引き続き子ども達が自分から進んでトイレに行けれるように援助していきます。
2023年4月27日 木曜日
今日、バスから帰ると年長さんが何人かの列になって並んでいました。「何をするのかな?」と思っていると、年長のAちゃんがマイクを使って「年長さーん!リレーしよう」と呼びかけました。すると年長の子どもたちが次々と集まってきました。今までは園庭が工事のため半分以上狭くなっていたのですが、今日は柵が下がって園庭が以前のように広々としていました。子ども達は家庭遊具から離れて伸び伸びと走ったり踊ったりしていました。そこには新しい年長児達がクラスになっての初めてのリレーも楽しんでいました。どの子も一生懸命走ります。今日の1位はぞう組さん!惜しくも負けてしまったらいおん組さんは「次は負けないぞ!」と気合を入れていました。
秋の運動会には年長児のリレーで子ども達の走りに今から期待が膨らみます。
たんぽぽ組では、スポーツ教室がありました。スポーツ教室をしていない子ども達は裸足になって園庭で遊びました。ブランコで遊ぶのが好きなTちゃんは教師が後ろから優しく押してあげると、風が顔に当たり「こしょばいよー!」と言って何回も風が顔にあたるのを楽しんでいました。一昨日沢山降った雨で昨日、泥んこ遊びを体全体を使って目一杯遊んだたんぽぽ組さん。今日も水たまりを見つけるとスコップを使って穴を掘ったり、ニュルニュルした土の上を友だちと歩いてみたりしていました。周りでは年少の子供達も教師と一緒に泥んこ遊びを楽しんでいました。今日の子ども達のおみやげ(お洗濯物)を宜しくお願い致します。
降園前、帰る支度をしていると、何やら大きい紙を運ぶらいおん組のお兄ちゃん•お姉ちゃん達の姿がありました。「これなーに?」とたんぽぽさんが聞くと、らいおん組さんは「こいのぼりです。」と言って、長い手作りこいのぼりを見せにきてくれました。そのこいのぼりの大きさにたんぽぽさんもびっくりした表情で、最後にはらいおん組さんも来てくれて一緒にこいのぼりの歌をうたいました。大きい組さんはみんなこいのぼりがあるけれど、たんぽぽさんはまだ手作りこいのぼりがありません。たんぽぽさんもこれからたんぽぽさんだけの手作りこいのぼりを作っていきたいと思います。
子ども達みんなが、元気に育ち大きくなった事をお祝いする5月5日のこどもの日、三葉っ子達みんなが元気に大きくなっていきますようにと願いを込めて、作った大きな大きなこいのぼりが三葉幼稚園の空のうえに上がるのが楽しみです。
2023年3月20日 月曜日
今日は、令和4年度の3学期終園式の日でした。朝から天気もよく、暖かかったため式を園庭で行うことになりました。古森先生のお話は、初めに「次に来るときは、大きい組さんになるんだよ」「帽子が変わるんだよ」と言ってもらうと、特に次は年長組になる年中児の背中はぴしっと伸びてお話を聞いていました。在園児の後ろには、預かり保育に来ていた元年長児たちが興味深そうに話を聞いていました。かっこよく並んだ年中さんの姿は、あこがれの年長さんに更に近づいてきたように見えるから不思議です。古森先生のお話の中で、お休みの日もいつまでも寝てないで早く起きること、朝・昼・夜ごはんをしっかりと食べること、元気いっぱいあそぶことを約束しました。また、怖い人もいるので、1人で遊びに行かないことも話してもらいました。
終園式の途中、古森先生が園庭に春のお便りが届いていることに気付いて知らせてくださいました。それは、愛媛県でも一昨日桜の開花宣言が発表されましたが、幼稚園の桜の木にも花が数輪咲いていたのです。その場所は、数年前までその花が咲いている枝の下で焼き芋をしていた場所で、そのとき以来毎年1番先に花が開くのです。桜の木がたき火の暖かさを春が近づいていると感じたそのとき以来、毎年松山市の開花宣言と競争のように咲き始めるのです。令和5年度の始園式と入園式は少し早めなので、その頃桜が満開でいてくれるといいな!と思っています。
お部屋に戻って、いよいよクラス発表の時間です。たんぽぽ組の子どもたちも何色の帽子になるのか、どきどき・わくわくしていました。順番にクラスを発表して1人ずつ新しい帽子をかぶせると、少し恥ずかしそうにしながらも嬉しそうに笑っていました。ピカピカの帽子をかぶって、様子を見に来てくれた先生に「◯◯ぐみになったよ!」と見せたり、嬉しくて友達と顔を見合わせて飛び跳ねている様子を見て、1年間の子どもたちの成長を感じて嬉しくなりました。新しい帽子をかぶったたんぽぽさんは、もう1番小さい学年ではありません。かっこいい年少のおにいさん・おねえさんです。
お迎えの保護者やバス停で待ってくださっている保護者には、バレないように帽子を背中に隠したり、逆にバスに乗るときに新しい帽子をかぶりにこにこ笑って新しい帽子を見せたり、子どもたちの誇らしげでお茶目な姿がたくさん見られました。
4月7日・8日には、ピカピカの帽子をかぶりおにいさん・おねえさんになった子どもたちに会えるのを楽しみにしています。
2023年2月1日 水曜日
今日は、生活発表会の座席のくじびきの日です。各クラス・各学年のコースごとに分かれてくじを引きました。「生活発表会のときにおうちの人が座る場所を決めるからね。」と前もって話すと、たんぽぽさんたちも少しドキドキした表情になっていました。そして、お部屋で静かに順番を待ってくじを引いていきました。また、大きい組のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちと一緒にくじを引いた子どもたちも部屋に戻ってくると、「いい席だった!!」「お兄ちゃんが引いたんよ。」などと話をしていました。子どもたちが引いた座席は後日、案内状でお知らせします。
みそ汁を飲んで元気いっぱいになったたんぽぽさんは、ホールで生活発表会の練習をしました。オペレッタでは、古森先生から指導していただき、次に登場する動物を呼んでみることになりました。最初に古森先生に「かえるさーん!」「うさぎさーん!」などと呼んでもらい、「はーい!!」と返事をすることを楽しみました。そして何度か繰り返すと、今度は友達に呼んでもらう番です。「おおかみさーん!」「いのししさーん!」などと役名を呼んでもらうと、子どもたちも嬉しそうでした。また、歌を歌うときにはカスタネットを使いました。上手に音をだすことができて、古森先生にもたくさん褒められてたんぽぽさんたちもにこにこ笑っていました。生活発表会では、元気いっぱい・笑顔いっぱいで子どもたちの成長した姿を見てもらえるように明日からも練習をしていきたいです。
今日から2月が始まりました。生活発表会までもあっという間です。体調管理もしっかりとして、遊びも練習も楽しみながら頑張りたいと思います。
2022年11月4日 金曜日
朝、プール前のテントの下では古森先生や教師がなにやら始めていました。レインボーファームやぽんた農園で、子どもたちが掘ったさつまいもが元からあった傷や湿気などで、少しずつ傷んできていたのです。古森先生から「早く使わないと!!」と言ってもらい、教わりながら教師たちがさつまいもを切っていたのでした。古森先生や教師がしていることをよく見ている年長の女の子たちもさつまいもを洗ったり、自分たちができることを手伝ったりしていました。
切ったさつまいもをふかし始めると、小さい子たちも何かをしていることに気付いて、柵のまわりに集まってきました。はがまのお水が沸騰してきてフタを取ると湯気がもくもくあがってくる様子を子どもたちは「わぁー!」と歓声をあげて見ていました。次第にふかし芋ができあがってくると、古森先生ができあがったものを1個味見していました。すると、まわりで見ていた年少さんたちが「おいしそうだなー!」と口をパクパクさせていました。それを見た古森先生から特別に味見をさせてもらった年少さんはとびっきりの笑顔で「あま~い!」と嬉しそうにしていました。古森先生の横にいた先生も口に入れてもらったのを見て、年長さんたちからブーイングが起こり、年長さんも1口ずつ味見をすることになりました。続いて、年中さんたちまで味見をさせてもらい、ますますおいもを早く食べたくなってソワソワしていました。
各クラス、人工芝やブルーシートのところに座って待っていると、蒸したてでアツアツのおいもが届き、1人1人の手にそっと先生がのせてくれ、ほかほかのふかし芋をにこにこで食べていました。自分たちが掘ったさつまいものふかし芋は、とっても甘くておいしかったです。たんぽぽ組の子どもたちも1口食べると、「あま~い!」「おいし~い!」と口々に言っていました。自分たちが収穫したものをおいしいうちに食べることができるよう、食べ物を無駄にしてしまわないようにしていかないとと反省しました。次は、あつあつほかほかの焼きいもをみんなで食べるのをとても楽しみにしている子どもたちです。
コメント (「どんな色水ができるかな?」 たんぽぽ赤組 森岡朋音 はコメントを受け付けていません)