2014年10月31日 金曜日
今朝プランターに植えていた里芋や電車のようにつながったさつま芋をテラス前に展示していました。「このおいもはなーに?」と聞くと年中組のSくんがすぐに「さといも」と答え「さといもに水を流して遊んだね」と話していました。何ヵ月も経験したことを覚えている子ども達に驚きました。また、ひよこさんは電車のように連なったさつま芋を見て「ガッタンゴットン」と言いながら見ていました。
一方泥場では、さくら組の子ども達がコップに水をすくってきてお団子作りをしていました。「誰が一番固いの作れるかな?」「競争しよう」とお団子作り競争の始まりです。泥んこをぎゅっぎゅっと力強く握ったTくんはすぐに崩れてしまいました。あれ?と不思議そうな顔をしながらも、もう一度泥んこをすくって作り直していました。また、Sちゃんは手の平いっぱいにすくった泥んこをころころ手の平で転がしながら「まつぼっくりがあったとさ」と歌を口ずさんでいました。みんながぴかぴかのお団子を作ろうとさら粉をかけて磨き始めると、さっきまで容器いっぱいにさら粉を作っていたK君は「さらさらさら」と友達にかけてあげました。「上手にできよるね」と互いにほめながら作る様子に嬉しくなりました。できあがったお団子は大事そうに飾ったり、ほかの友達に得意そうに見せにいったりしていました。
今日はこあら組さんが遠足で乗ったアンパンマントロッコ列車が通る最終日ということで幼稚園の近くの踏み切りまで歩いて見に行くことにしました。時間がせまって来ていることに気付いた教師が声をかけると子ども達はそれを察して足早に踏切のところまで行っていました。副園長が子ども達の目線を計りながらできるだけ沢山見えるように左側も右側も見えるように工夫して場所を確保してくれました。そして、アンパンマン見えた時には「うわぁ」ととてもうれしそうな子ども達でした。トロッコ列車には屋根がなかったことや普通列車とアンパンマン列車が交互につながっていたことに気付いた子もいました。園に帰ってからアンパンマンカレンダーを見て同じと指差す幼児やさっそく戸外で絵を描き始める子がいて見たことをすぐに表現する子ども達にすごいなと思いました。
今日の手作り給食は年長児が収穫した玄米ごはんのすきやき丼が大人気で、あっという間に食べていました。
2014年10月30日 木曜日
朝、夜ととても寒くなり、長そでで過ごす子ども達が増えてきました。
月曜日に続いて今日こあら組で後半の子ども達が遠足にいきました。
月曜日の様子をホームページで見て下さっていた人がいたようで、
「とても楽しみにしていました。」という声が聞かれました。松山駅に
集合して、駅のホームからアンパンマン列車が見えると子ども達も保護者
の方も写真撮影をしたり、お母さんに「あれ乗るんだよ」と声をかけて
もらって「やった!早く乗りたいね」と喜んだりする姿がみられました。
ホームに止まったアンパンマン列車に乗り込み荷物を置いた後三葉っ子
達は、まずアンパンマントロッコに乗りました。トロッコ列車の中には
座席の空間のいろいろな所にアンパンマンがいてそれを見つけたり、
のぞき穴があり、初めは怖がっている子もいましたが友達がのぞき穴の
所に立ったり、下をのぞいたりしていると、他の子達も怖くないことが
分かったのかすごく楽しそうに友達とかかわっている姿がありました。
少し風が冷たかったのですが、子ども達は元気に遊んでいました。途中
からゆうゆうアンパンマンカーに乗り換えました。ゆうゆうアンパンマンカー
にもたくさんのアンパンマンのキャラクターがいて赤のバイキンマンや、
水色のバイキンマンを見つけている子どももいました。アンパンマンの
クッションやサイコロもあり、自分より大きなサイコロを一生懸命運んで
遊んでいる姿があり、すごくたくましく見えました。波方駅についてから
40分程歩いて行くのですが、さすが三葉のこあら組さん、小さな足で
一生懸命最後まで歩くことができました。公園についてからはすぐに
お弁当を食べて、食べ終わった子どもから遊具に自由に遊びに行きました。
長いスライダーも平気だったみたいで何回も何回も1人で階段を登って
楽しそうに滑っていました。
帰りは、「もっと遊びたい」という声も聞こえてきましたが、お母さんと
手を繋いでもらったり、抱っこをしてもらいながら帰りの列車に間に合って
無事帰る事ができました。帰りの電車でも、子ども達は疲れを見せずに
楽しそうに遊んでいました。これからたくさんの行事があるので、今以上に
楽しんで入園するまでに少しでも幼稚園に慣れてほしいと思います。
幼稚園に今日から2日間西中から職場体験に4人のお姉さん、
お兄さんが来てくれました。子ども達は朝登園してくるとすぐに
「名前を教えてください」と声をかけて一緒にかけっこなどを
してたくさん遊んでもらいました。
たんぽぽ組では、借りていた絵本を返しにいきました。子ども達は
どの絵本を借りたのかを覚えていて、「これは僕の!」と言って、
大切に図書室まで持って行っていました。図書室へ入ると「この本は
ここにあった!」と言って返す場所を教えると自分で返すことができて
いました。
今日の給食は、豚丼、味噌汁、ポテトサラダ、煮卵、りんごです。
食べながら、「おいしいねー」といって友達と話していました。
給食で出た初めての煮卵も「卵やー」と言って大きく口を開けて
食べていました。アレルギーのある子も米粉とカボチャを使った
手作り特製卵をおいしそうに食べていました。
2014年10月29日 水曜日
今日も風のないさわやかな秋空の下。園庭の真ん中にお絵描きコーナーを出しました。年少・年中・年長が1カ所に集まって描いてると、上を飛行機が飛んでいました。それを見て、鼓笛隊でした『青い空に絵を描こう』の歌を口ずさむ子もいて、伸び伸びと楽しんで描いていました。
ままごとコーナーでは、ぞう組の男の子達が料理作りをしようとしていました。そして、まな板と包丁を用意すると、夢中になって作り始めました。さつまいもを吸って形を整えて【ハンバーグ】茄子と大根を小さく切ってご飯にして、上からすったかぼちゃをかけて【茄子のカレー】大根をすって丸めて【3色団子】パプリカの中をくり抜いて器にして【パプリカスープ】と2品3品とお皿が増え、とても素敵な料理が出来ました。お皿の盛り付けも、みんなで話し合いながらきれいに並べていました。男の子達が集まって作った今日の料理は、たくさんの数になりました。「料理の本を作りたい。」と張り切っていました。また明日は、どんな料理ができるのか楽しみです。
一方では、年中意を中心に前回の芋ほりの欠席者とひよこ組さんが秀野邸にさつまいも掘りに行きました。出発前、副園長が「スコップはこれだけ?」と気付いてくれました。秀野邸の畑は元々田んぼだったので粘土質で固いのです。そこで新しいピカピカのかわいいスコップお40本持って行っていいよ。と言って、しまってあった倉庫から出してくれました。副園長の「よろしくね!」の言葉を聞いて俄然やる気の出た子ども達。畑に着くとピカピカのスコップを手に取り早速掘り始めました。土は固くお芋も大きく大人でも掘るのが難しい程でしたが、子ども達はそんな事はおかまいなしに、更に目を輝かせてスコップや手で夢中になってお芋を掘りました。時間をかけて1株掘ると「次は?」「あれも掘ろう!」「一緒に掘ろう!」とまるで宝探しのように次々と、誰一人飽きることなく約2時間一生懸命お芋ほりをしました。大人の小指程の太さのミミズや幼虫を見つけたり、粘土質の土でお団子を作ったりと自然の中で楽しそうな表情が見られて教師も嬉しく思いました。ひよこさんは難しいかな…という教師の心配をよそに小さな手で大きなお芋を掘ることが出来ていました。そして、ちょっぴり疲れた時には、自分でシートの所に行って3,4人でお茶タイム!!自由でたくましいひよこさんの姿に思わず笑ってしまいました。園に帰り「ただいま帰りました。」のあいさつをしに子ども達は副園長の元に駆け寄りました。どの子も誇らしげな表情で真っ黒に汚れた手を嬉しそうに見せていました。「おつかれさまでした。」と副園長に行ってもらうと、照れながらも満足そうにお部屋に戻っていきました。そして、昼食後、りす組のH君が急いでひよこ組に降りていきました。「ごくろうさま。」と言ってもらえたことが嬉しくてひよこさんにも「よく頑張ったね。」と言いたくなったそうです。”ありがとう””よろしくね””おつかれさま”・・・相手を思ってかける言葉をこんなに素直に受け止め更に、伝えられるなんて素敵だなと思いました。
2014年10月28日 火曜日
「おはよう。」と子ども達が登園してくると「あっ!描いてる。」と航空写真のために描かれている大きな鳩のマークの絵に気が付きました。「早くカバンを片付けて、2階から見よや。」と言うと急いでテラスに出ました。大きな鳩の絵に「ワァー!すごい!」と大感激!(ちなみにこの絵をメジャーなど使わず、歩幅で描いていくスタッフのお兄さんに教師は思わず拍手!プロの仕事に感動しました。)
H君は「これ三葉幼稚園のマーク?カバンにもあるよね!」「赤と緑のポンポンは何て描いてるの?」としばらく眺めていました。中には、「私も大きな紙に絵を描いてるよ。」と自分の絵と比べている子もいました。
今日も全員が制服で、少しお兄さんお姉さんに見えました。襟を出したり、シャツを入れたりしていると自然と立ち方にも力が入り、きおつけもかっこよくできていました。
飛行機が来る時間が近づき、話を聞いた後、椅子に座っていきました。全員が座るときれいな4重円ができました。そして、副園長のマイクで飛行機が来た時のための練習をしました。「マイクの声聞こえているかな?先生たちもみんないなくなるから、放送をよく聞いてね。」それじゃあみんなでキラキラをしてみよう。」と言われるとみんながキラキラ!放送をばっちり聞いていました。「それじゃあ上を見て見よう。」と放送があると、みんな一斉に空を見上げました。すると、雲一つない空に飛行機雲が伸びていて「あの飛行機かな?」と期待が膨らみました。その後も、「右向いて、左向いて、下向いて、上向いて、前向いて。」と練習し、最後には年長さんが鼓笛隊で歌った「青い空に絵を描こう♪」をみんなで歌い、飛行機が来るのを待ちました。まさしく、航空写真日和!子どもたちの歌声とポカポカ陽気でとても心地よい時間を過ごすことができました。
そして、「ブーン!」と「きた!」とみんなで前を向いて撮影開始。中には、ちょっぴり飛行機を見上げてしまう子もいましたが、みんなとても上手に座って待つことができました。
ひよこ組の近くに座っていたY君は自分は動かないようにしながら、「Aちゃん、足とじるんよ。」「うごいちゃだめだよ。」と優しく声を掛けてあげていました。ちょっぴり残念なのは撮影がいつ終わったのかわからず、気が付けば飛行機が飛び去っていて、バイバイができなかったことです。
そして、昼食後、今度は会議室から集合写真を撮りました。撮影に来てくれたお兄さんが飛行機からも撮ってくれたということを聞くと、「撮ってくれてありがとうございました。」「上手にできていましたか。」と話しかける姿がありました。
集合写真は教師も入り、みんなで「こあらの」「マーチ」の合言葉で撮影してもらいました。どのような写真が撮れたかは、出来上がってのお楽しみ!かっこいい写真ができるのを楽しみにしています。
2014年10月27日 月曜日
今日、年長児は味生小学校の一年生からの招待で「まごころいっぱいあきのおもちゃランド」に参加致しました。卒園した子ども達が司会や遊びの説明をしている姿を見て頑張っているなぁと嬉しく思いました。年長児達は、小学生のお兄さんやお姉さんの話や小学校の先生の話しをよく聞いていて、先生に褒められて嬉しそうに顔を見合わせていました。
一年生のクラスにはそれぞれ「どんぐりごま」「アクセサリー」「どんぐりロケット」などいろいろなお店が開かれていました。子ども達はたくさんのお店をまわってお土産もたくさんもらって大喜びでした。小学生のお兄さん、お姉さんが得意気に自分達が作ったものを見せてくれ、子ども達も小学生に話しかけたり、優しくしてもらったりして楽しく交流することができました。
小学校からの帰り道はみんなで幼稚園まで通学路を歩いて帰りました。子ども達は交通ルールを確認しながら歩き、教師は安全面に配慮し、誘導の仕方を考えながら歩いて行きましたが、横断歩道や踏切、信号を渡る時は教師が十分連携をとって安全面での配慮をしていかなければと思いました。帰りに新田高校の裏にある山西の地主神社に寄りました。真っ赤な鳥居をくぐりぬけて坂道の上に小さな神社がありました。そこで、副園長にお寺と神社の違いについて教えてもらいました。神社には火の神様・土の神様・水の神様などたくさんの自然にかかわる神様がいて、お参りの仕方も違うということを教えてもらいました。帰りは自然の石の色の鳥居を見てくじら組のY君が「なんで色が違うん?」ということを質問しました。「赤い鳥居は火の色だよ」と副園長が答えてくれました。今日一日でたくさんのことを学んだ子ども達は園に帰ると友達と本日の体験を話し合う姿もみられました。
★「アンパンマントロッコ ゆうゆうアンパンマンカーに乗って遠足に行ったよ」★ こあら組
気持ちのいい秋風の吹く中、こあら組さんの1班がアンパンマントロッコとゆうゆうアンパンマンカーに乗って波方公園まで遠足に出掛けました。今日を楽しみにしていたAちゃんは、朝早くから起きてワクワクしながらJR松山駅に来ていました。そして、アンパンマントロッコが見えると「うわぁ!」と目をまんまるにして大喜びしていました。ゆうゆうアンパンマンカーに乗り込むと遊べるプレイルームがすぐに見えて大はしゃぎ!アンパンマンやいろいろなキャラクターが壁一面に描かれ、床には線路の絵、すぐに遊び始めていました。
いざ出発!窓から「幼稚園が見えた」「海が見える」とワイワイ言いながら北条駅へ到着。他の保育園の友達と交代で次はトロッコに乗り込みました。座席の下の方に木で作った小さなアンパンマン達を見つけたり、床が透明で下の線路をのぞいたり、大きな大きなアンパンマンの横で写真を撮ったり。窓ガラスがないので風を体で感じ、トンネルに入ると暗くなるので「キャァ?」と声をあげるなど、ゆっくり走る列車の旅を十分楽しんでいました。
公園までの道のりは30分以上かけてみんなで歩いたのでお昼のお弁当はとてもおいしくペロリと食べていました。そして、大きな遊具で遊んだ後、帰りの列車の中で夢の中だったお友達もいました。松山駅に着いて「楽しかった」と笑顔で帰って行くこあらさん達を見て一緒に行って嬉しかったです。
次に行くこあら組さん。30日をお楽しみに♪
2014年10月26日 日曜日
最近ぴよぴよの幼児達の多くが戸外に出ると、自分の好きな遊びを見つけて遊べるようになってきました。しかしなかにはまだ幼稚園児が遊んでいる側で興味深く見ている幼児の姿もみられます。
2歳児のAくんは、ままごとコーナーへ行き野菜を見つけました。そしてまな板の上になすを乗せると包丁を持ってきました。以前に何度かままごとをした経験のあるAくんはしっかり猫の手をして包丁を動かしていました。持ってきたなすは少ししなびていてなかなか包丁で切れませんでした。すると側にいたAくんの幼稚園児のお姉ちゃんがやってきて「この野菜は切りにくいけん、人参の方がいいよ」と持ってきてくれました。早速Aくんはまな板の上に乗せた人参を切ってみました。するとなすよりも切りやすく包丁で少し力を入れるとさくっと切ることができました。そして小さく切った人参を持ってうさぎ小屋へ行くと、うさぎにあげました。小さな穴から人参を入れてうさぎの口に持っていって食べさせてあげていました。うさぎがおいしそうに食べてくれたので嬉しくなってまた人参を切っていました。
それを見ていた2歳児のBちゃん、Cちゃんも同じように野菜を切り始めました。猫の手にするのが難しいBちゃんは時々自分の指先を見ながら、伸ばしたり曲げたりしながら野菜を押さえていました。なんとか野菜が切れると嬉しそうに見せてくれました。Bちゃん、Cちゃんは何度も何度も自分の切った野菜をうさぎ小屋に持って行き、うさぎに食べさせてあげていました。戸外に出て幼稚園の遊びを見ている幼児達は自然に子ども同士でかかわろうとする姿が見られます。泥場で泥団子作りを見たり野菜の切り方を見たりしながら、自分の遊びに取り入れようとする姿もみられます。1歳児、2歳児も幼稚園の環境の中で様々な刺激を受け目に見えて成長していく姿がみられることが教師にはとても励みになっています。
2014年10月24日 金曜日
今日は、さつまいも掘りにさんや市場農園へ行きました。年長・年中児は、年少児と手をつなぐと「掘るの楽しみやねー」「ちゃんと手をつないどってね」など声をかけていました。また、歩いている途中、危険な箇所があると気付いて入れ替わってあげている姿もあり、さすが年中・年長児だなと思いました。
さつま芋掘りでは、虫を嫌がる子もいましたが、副園長から土の中にいるのは、お芋を食べたい虫だから怖くないということを聞いて怖がらずに掘ることができていました。また、自分の力で掘ろうと呼びかけてもらったことで年少児も「まだ出てこんねー」と言いながらも一生懸命掘っていました。お芋が一つ掘れると嬉しくなった子ども達は、どんどん掘っていき、「わぁー、こんなに大きいよ!」「4つ掘れたよ!」「長いの掘れたよ」と大喜びで見せてくれました。ひよこ組さんも、大きなお芋を転びそうになりながらかごに大・中・小に分けて入れていました。写真を撮るときには、自分の持ったお芋を見て「このお芋長いねー」「ねこ見たいな形」と友達と比べている姿も見られました。年長組のRちゃんは、帰りに「このお芋、ひよこみたいなんよー!」と言ってとても大切そうに見せてくれました。「大学芋にしてもらう」「焼き芋にして分けて食べたいな」「お芋ご飯がいいな」などと思い思いに話していました。どんなお料理になったか、子ども達の報告が楽しみです。
たんぽぽ組では、食事の後みんな張り切ってお掃除をしています。ぞうきんがけも、速くなり止まらずにすいすいと滑っている子もいます。これからも、自分達のお部屋は、自分達できれいにする習慣をつけていきたいと思います。
コメント (「泥団子作り競争しよう」 さくら組 古江由貴奈 はコメントを受け付けていません)