2018年4月30日 月曜日
進級・入園して約1ヶ月が経ち4月当初は泣いていた新入園児も自ら好きな遊びを見つけて楽しそうに遊ぶ姿が見られるようになりました。
そこで保育室に伸縮するトンネルを出してみました。するとみんなが集まってきて次々トンネルに入っていきました。Aちゃんがトンネルに入るとBくんが反対側に回って「ばあ!」と言ってのぞきこみました。顔が合ったAちゃんがにっこり笑い、Bくんも笑ってくれたことが嬉しくて何度も何度も同じやりとりをしていました。
しばらくすると今度はCくんがトンネルを縦にしてその中にDくんを入らせ上下に動かし始めました。トンネルを伸ばして上げている時はDくんの姿が見えず、下げるとDくんがヌーとびっくり箱のように出てくるのを見て周りにいた幼児達も大笑いしていました。又、トンネルの中にいたDくんもCくんがトンネルを下げるタイミングで「ばあ!」というような表情をして見せてみんなを笑わせていたのでした。そんなDくんの姿を見て「自分もトンネルの中に入りたい」というかのように次々他の幼児もトンネルの中に入れ替わり立ち替わり入って「いないいないばあ遊び」がしばらく続いていました。
横向きに置いていたトンネルから好奇心旺盛な幼い幼児達が置き方を変えたり、伸ばしたり縮めたりして遊びを見つけて楽しむ姿に驚かされました。1・2歳の幼児でも手をかけ過ぎず見守りながら必要な時適切な援助が出来る保育教諭でありたいと思いました。又、あらゆる方向から想像がふくらむ環境を工夫して幼児達が楽しみながら園生活を送れるよう援助していきたいと思います。
2018年4月28日 土曜日
今年度初めての参観日!
昨日から子どもたちはお家の人が来てくださることをとても楽しみにしていました。年少のクラスでは、「泣かずに頑張る!」と昨日約束していたもののやっぱり保護者の方と離れる時には、淋しくなって涙が出る子もいました。しかし、そこは三葉の保護者です。安心して担任の先生にドンと預けて後援会の総会に参加してくださいました。総会中も話声も聞かれず参加された方は静かに聞いてくださっていて大変良い雰囲気で会を進めていくことができました。役員さん、サークルの方々、小さいお子様を連れて進んで役を引き受けてくださっている方が多くいらっしゃることに大変頭が下がります。心より感謝致します。サークル紹介もとても温かい雰囲気でした。後援会の保護者の方々がいろいろな活動を通してつながっていくといいなと思います。
今年は、5分早く総会開始、終了時間も5分前!そして終わったあとも保護者の皆様が椅子をテキパキと片付けてくださいました。ありがとうございました。
さて、年少組はホールで『汗かき親子体操』をしました。普段忙しいお父さんお母さんも今日は笑顔で向かい合って踊ってくださったので、子どもたちはみんなにこにこ笑顔でとても嬉しそうでした。踊りに出てくるぺんきん歩きや追いかけっこ、トンネルの触れ合い遊びをぜひご家庭でもやってみてください。
年中組は、『気分はメリーゴーランド』を親子で踊りました。他のクラスの友達とハイタッチをして笑顔で楽しそうに踊っていました。『くっつきむしくっつけー』の競技は、お父さんお母さんから落ちてしまうハプニングもありましたが、みんなしっかりしがみついていました。また、ご家庭でも少しの時間でもくっつかせてあげてくださいね!その後おまけで、かけっこも保護者の方に見てもらってとても嬉しそうでした。
年長組はお祭りの踊りを子どもと保護者が対決しようと、にぎやかな掛け声が園庭にひびいていました。今日は、子どもたちが先生になって元気いっぱい歌いながら踊っていて、見ている教師も楽しくなりました。踊りの後は、5人グループでかけっこをしました。走るスピードが速く、周りで見ていた保護者も大きな声で応援してくださり、子どもたちは楽しそうに走っていました。
今日は、子どもたちは保護者の方と遊んだり踊ったりしてとても楽しい一日だったことと思います。ご家庭でも、今日の話に花が咲いたことでしょう・・・!また連休明けに元気いっぱいの可愛い子どもたちと遊ぶのを楽しみにしています。保護者の皆様、本日は一日ありがとうございました。
2018年4月27日 金曜日
春風のような心地いい風が吹いている今日の園庭では、子どもたちの動きが活気に溢れていました。いつもは玉入れや柄杓ゴルフで賑わっている園庭の真ん中ですが、今日は教師がテントを移動していた事もあり、何も出ていませんでいた。そんな園庭で、三輪車に乗った子どもたちが猛スピードで走り廻っていました。それを見た園長がトラックの線に水線で走るコースを描きました。その後、遊び心でじょうろに残った水でくねくねと真ん中まで線を伸ばして2本の線を描いていきました。そこに通りかかったのは、園庭を自由に走っていた三輪車に乗った年中児たちです。くねくねと曲がる線の上は難しくて、なかなかうまく操縦することが出来ません。2人乗りの三輪車を4人掛かりで押しながらなんとか線の上を走っていました。すると、線を見つけた三輪車に乗った年長児がその線がまるで自動車が走る道路のように、見事なハンドルさばきでスイスイ走って行きます。それを見て道路をイメージしたHくんは、踏切になって遊んでいました。それを見た園長が次々に分かれ道を増やしていくと、三輪車に乗った子どもたちが次第に三葉自転車道の上を走り出しました。子どもたちがまるでゴーカートで競うように走り始め、園長から「交通ルールを守って遊びましょう。」とアナウンスがありました。その途端、年中児の自転車に乗った2人組が先生の足を踏んでしまいました!交通事故の発生です!!すぐに警察役の先生がやってきて、なんと1人乗りの自転車に2人で乗っていたのでハンドル操作が難しかった事が判明しました。素直に謝って「もうしません」と言って事件は解決しました。大人顔負けのやり取りがとても面白かったです。スピードを出していても向かい側から自転車がくると上手に離合したり、真っ直ぐ向かってくる自転車を見つけると手前を曲がったりと私が実際車を運転するよりも上手な運転に感心させられました。
ぱんだ組の子どもたちの間には、色水がブームになっています。今日はAちゃんが、「先生ぱんだ組の色が出来たよー!!」と大喜びで今日の色水第1号を見せてくれました。それをみたBちゃんはすかさず「私も作りたい!どうやって作るん?」とAちゃんに聞くと「紫色のパンジーよ!」と教わりました。一緒に色水コーナーへ行って説明通りの紫色のパンジーで色水を作って見ましたが、いくらすり潰しても綺麗な紫色のままで一向に水色になりません。他の色を混ぜたのかもしれないと、赤や黄色の色水を作って混ぜて見ますが、色は濃くなる一方で、水色にはなりません。「どーやってつくったんだろう、、、」ともしかしたら、1つしかない花だったのかもしれないと、半ば諦めかけていると、年長児のYちゃんがやってきました。「先生水色?水をたくさんいれるんよ!かして!」と言って、水を足し始めました。それを聞いて、紫に水を足しても薄紫で水色にはならんやろうと思いながら見ていると、不思議なことに透明度が増していき水色になりました!!一緒に見ていたAちゃん私と一緒に驚き、「わー!!!」と声をあげて「すごいすごーい!さすが年長さん!」と感動していました。絵の具のように決まった色が混ざり合うのとは透明度が違うという色の発見があり、面白いなと思いました。疑っていたことを反省し、いつも教師より1枚上手な年長児には、敵いません。
また、クラスでは園庭のこいのぼりを見て「こいのぼりを作りたい」と言ってこいのぼりづくりが先日始まりました。昨年、初めて経験して興味を持った浸し染めで作ったこいのぼりでしたが、今年はそれぞれが好きな素材を選んで取り組んでいます。去年の経験から「浸し染めでこいのぼりの飾りを作りたい!」と言って昨日浸し染を干して帰った子どもは、今日すっかり乾いて綺麗に染まった紙を使って、早速模様をつけていきました。昨年は、教師に誘われるがままに、ある素材だけを使って作っていた子どもたちが年中児になっていつのまにかこだわりを持ち、自分なりの表現ができるようになりました。一人一人、色も形も違うこいのぼりは、とても可愛く、見ているだけで楽しくなりました。明日は、そんなこいのぼりを飾って新しいクラスで保護者の方々をお迎えすることにしました♪
2018年4月26日 木曜日
空にこいのぼりが風に吹かれて泳ぐ中、三葉幼稚園の子ども達は今日も戸外で、浸し染めや色水作り、ダンゴムシ探しなど自分の好きな遊びを見つけて楽しんでいました。砂場では男の子達がスコップを使わずに両手で砂を掘っていました。くま組のM君はなぜかこだわりがあるようで、「温泉を作っているんだけど手で掘らんといかんのよ!」と年少児も交じって温泉作りに没頭していました。掘った所に水を流し入れると気分は温泉!!「温かいね~!気持ちいいね!」と笑顔で足湯をしていました。
一方違うところでは、年長児がパイプを使って”そうめん流し”をして遊んでいたところ玉入れのボールを手にして見に来たちゅうりっぷ組のR君が流れる水にボールをポーン。そのままボールはパイプの中にカップイン!!まさかの出来事に年長児もビックリ!そうめん流しはボール入れに変わり盛り上がったのでした。
また今日は平成30年度、未就園児保育(こあら組)の説明会が行われました。たくさんの方が参加してくださり手遊びをしたり、ペープサートを見たりして楽しく過ごすことが出来ました。おやつは三葉幼稚園の園児が大好きな煎り玄米でした。一粒ずつ落とさないように親子でゆっくり味わって食べて頂きました。「おいしいね!」と笑顔でポリポリ食べる子ども達を見ていると私達も嬉しくなりました。
5月から、三葉幼稚園ならではの遊びや、食育などを経験して頂けることを教師一同楽しみにしています。
まだこあら保育の募集を受け付けておりますので、お知り合いに興味がある方がいらっしゃいましたらぜひご紹介ください。園庭も開放しておりますので土曜日等にご利用ください。
2018年4月25日 水曜日
昨夜の雨も嘘のようにやみ園庭の水たまりに朝から大喜びでした。「今日は何しよっかな!砂場で遊ぼうよ!」と遊びたいものを見つけすぐに遊んでいました。雨上がりで今朝は少し肌寒いかな?と思いながら子ども達の様子を見ていましたが、そのうち太陽がひょっこり顔を出すとそれを察した子どもたちが次から次へと園庭に出てきました。
今日は泥場と砂場が大人気でした。泥場では適度な湿度の中で年少から年長までみんなが泥団子を作っていました。年少さんの小さな手で作る泥団子、年長さんの作る大きい泥団子、それぞれの学年で大きさの違うとりどりの可愛い泥団子を見ることができました。
砂場では、年少のM君が山造りをしていました。そこへ年長のH君がやってきて「山を作っているの?手伝おうか?」と言って手伝い始めました。そして、「あのね、山を大きくするためには水もいるんだよ!」と教えてあげていました。M君が「なんで?」と聞くと「水をかけないと山がサラサラってすぐに崩れてしまうやろ?水をかけて固まると崩れないんだよ!あとね、スコップも小さいとやりにくいから大きいスコップ使ったらいいよ!」と優しく教えてあげました。教えてもらったM君はすぐに大きいスコップに持ち替えお兄さん達に混ざって一緒に山造りを楽しんでいました。三葉幼稚園では異年齢児が縦横関係なく混じり合って遊ぶことが出来るので子ども達が刺激し合って学ぶことができる環境にあります。これからだんだんと暑くなってきますが、子どもたちと水分補給や体調管理をしながら元気に外で遊んで行きたいと思います。
今日くま組ときりん組は園庭でリトミックをしてみました。子ども達は昨年憧れだった年長さんを見ていたのでとても張り切っていました。リトミックは遊びの中ですることも出来るのでこれから生活の中に取り入れながら楽しんでいきたいと思います。
今日は家庭弁当の日でした。年長児は天気が良かったのでテラスでこいのぼりを見ながらお弁当を食べました。「こいのぼり大きいねー!泳いでる!お弁当美味しいね!」と楽しんでお弁当を食べることができました。
2018年4月24日 火曜日
最近、ひまわり組では、ダンゴ虫探しが大ブームです。年中児や年長児に教えてもらって、事務所横の花壇や桜の木の下など色々な所から沢山のダンゴ虫を見つけていました。今日は朝から雨が降っていたにもかかわらず、ひまわり組のK君は図書館下のチューリップの鉢を1つ1つずらしながら、沢山のダンゴ虫を集めていました。最初は、K君の手に収まり切らない程のダンゴ虫が集まっていました。それを、ヨーグルトカップに入れるとダンゴ虫は土の中にいたことを思い出して、ダンゴ虫の上から砂を入れました。それを見た教師が「いきうめになって、これじゃー息ができないね」と言うと、急いで、土の中に指を突っ込んでダンゴ虫を出して砂を入れました。そして、「ごはんがいるね」と話しかけてきたので図書館に行って何を食べるか調べることにしました。“だんごむしのかぞく”という絵本を開くと丸くなっているダンゴ虫の絵がありました。それを見てK君は体を丸めて「ダンゴ虫」と言って、ダンゴ虫のマネをしていました。絵本のページを1枚づつめくっては、カップの中のダンゴ虫と比べて色が同じなどいろいろなことにきづいていました。
K君とA君が部屋に大事そうにダンゴ虫を持ち帰ると、皆が集まってきました。興味津々の子ども達と相談してお部屋で飼うことにしました。虫かごを渡すと、みんなが大事そうに一匹づつ虫かごに移して砂を入れました。すると、K君が「息ができなくなる」と言ってダンゴ虫をお皿に並べました。また、絵本できゅうりやにんじんを食べることを知ったので「きゅうりは食べるよ」と言って包丁ままごとの所にあるきゅうりを持って来てあげました。これだけじゃ隠れる所がないと皆で雨に濡れていない所を探して石や落ち葉を見つけて入れました。
自分達で興味をもったことは、こんなにも夢中になって活動するんだと思いました。その後も虫かごに顔を寄せ合いながら覗き込んでいました。今、ひまわり組の子ども達はダンゴ虫やテントウムシなど色々な虫に興味を持っています。A君は入園間もない頃自分が捕まえたダンゴ虫を指で潰してしまいました。その時に教師と土に埋めて花を飾ってあげたことを覚えていて「強くもったらダメ。しぬよ」と友達におしえてあげていました。犠牲になった1匹のダンゴ虫から虫にも命があって大事に育てることを学んでいたのだと思いました。一つ一つの経験、失敗から学んでいく姿に気付き援助を惜しまずしていきたいと思いました。
2018年4月23日 月曜日
新緑の季節を迎え、幼稚園もバスから見える景色もとても爽やかで気持ちがいい日が続いています。色とりどりのツツジの花が咲いていることに気が付いたバス登園の年少さんが「ピンクだね。」「かわいいね」と指差しながらつぶやいていました。少しずつ園生活に慣れてきた年少さんのかわいいつぶやきに心が和みます。
園内でもたくさんの植物、野菜が子どもたちの興味の的です。4月に卒園したくま組の子どもたちが去年の10月にまいたニラの種が芽を出し、冬の間ひょろひょろだったのが、だいぶしっかりニラらしくなってきました。くま組だったHくんの弟のIくんに「これ、お兄ちゃんたちが植えたんだよ。」と言うと「じゃあ代わりに水あげとく!」と言って友達を誘いに行きました。しばらくすると大きなジョウロを2人で重たそうに持ってきてたっぷり水をやってくれました。鼻を近づけて匂いをかぐと「ギョーザの匂いや~!」と言って嬉しそうに代わる代わるくんくんしていました。「ニラができたら古森先生にニラみそきゅうりを作ってもらおうね。」と約束していたくま組さん。卒園には間に合わなかったけど、しっかり在園児の友達が世話をしてくれているよ!!と伝えたくて同窓会がますます楽しみになりました。
そして門を入ってすぐにある、プランターにはぽつぽついちごが色づき始めています。「早く食べたいな~、赤くなっていないかな~?!」と毎朝観察しています。先日青い実を採って年長さんから叱られ、園長や教師にしっかり話をしてもらった子どもたちはもう勝手には採りません。今日は年長のTくんが「7個赤くなっていたよ!」と報告に来ました。それを聞いた年中児たちが急いで見に行き、「イチゴとりた~い!!」と口々に言っていました。そこで「でも年長さんの方が見つけるの早かったからなぁ~聞いてみたら?」と言うと走ってTくんを探しに行きました。そして「年中がイチゴをとってもいいですか?」とTくんに聞くと快く「いいよ!」と言い、年長さんにはTくんから”年中さんがイチゴとってもいい?って聞いてたよ”ということを説明してくれると言ってくれました。みんなで踊りをした後、年中と年長を前にTくんやAちゃん、Yちゃんが一生懸命言葉を考えて説明してくれ、年長さんみんなが「いいよ!」と答えてくれました。大喜びの年中児は4クラスで集まって8個のイチゴをわけて食べました。年長さんのやさしさにあったかい気持ちになると共に、年中児も確実に三葉っ子の心が育まれていると感じました。「年少さんと年長さんにもわけてあげよう。」「みんなでわけっこするんよ」「先生の分もある?」口々に話す言葉に、この1年が更に楽しみになりました。これからも、様々な経験を通してお互いを思いやる心を育てていきたいと改めて思いました。
今日の給食
・パン・具沢山味噌汁・サラダ・バナナ です。
コメント (「いないいないばあ!」 ひよこ組 中野佑衣 はコメントを受け付けていません)