2025年8月16日 土曜日
立秋が過ぎたものの暑さはまだまだ厳しい毎日です。ひよこ組の子ども達は暑さも気にせず毎日元気に登園しています。園では、熱中症に気を付けて、こまめに水分補給をするようにしています。
ひよこ組の中でも1番小さいもも組の子ども達はお盆休みで人数が少ないため、みかん組、れもん組合同で刺激を受けながら毎日楽しく過ごしています。1日1日たくさんの事ができるようになっているもも組の子ども達は、ままごとが大好きで上手に遊べるようになりました。以前はままごとを出すとただ食材をおわんの中に入れるだけの子や、おわんを振って中に入っている食材がカタカタと鳴る音を楽しむだけの子がほとんどでしたが、今では自分なりに食材を選んで、ごはんを作っている姿が見られるようになりました。友達と遊ぶ事も上手になってきて「どーじょ」と友達に料理をふるまったり、一緒にごはんを作ってピクニック?に出かけたりしています。大型積み木を置いていると、それを机にして手を合わせて「いただきます」をしている姿もとても可愛いです。保育士の所に持って来てくれる子もいて、「はい。どーぞ」と渡し、先生が食べている姿をニコニコの笑顔で見ています。「美味しかった!ありがとう!」と返すと、得意気にまたごはんを作りに行く後ろ姿はすごくしっかりしてたくましく思えます。
最近いろいろな事を覚えてきて、友達の名前を覚えている子も増えてきました。又、名前は言えなくても、「〇〇ちゃんは?」と聞くと指差しをしたり、目で追ったりしています。月齢の高い子友達の名前を呼び合っている姿も見られます。中には「おいで〜」と手を繋いで部屋中を歩き回る内に転んでしまい、2人で笑い合っていたり、手が離れてしまってもお互いが手を繋ごうと手を伸ばしたり、毎日たくさん可愛い姿を見せてくれます。たくさん友達と遊ぶ事ができるようになってきた分、物を取り合ったり、場所の取り合いをしたり・・・トラブルも増えてきました。しかし、すぐに仲直り?をして一緒に楽しそうに遊び始めます。その姿を見ていると、まだ言葉の出ないもも組の子ども同士でも、通じる物があるんだなと感心します。私たちは子どもの遊びの様子を邪魔にならないように見守り、時々必要に応じて援助しながら友達と遊ぶ楽しさを感じさせていきたいと思っています。
2025年7月12日 土曜日
今週は気温が高く暑い日が続いていた事もあり、子どもたちの大好きな水遊びを連日楽しむ事ができました。
水遊びも、「水に慣れる、触れる」事からスタートしたのですが、もうすっかり慣れ、遊びながら、子どもなりに新しい遊びを考えて自ら学んでいます。1.2歳児がカップでタライの水をすくって、ペットボトルの小さな口から入れようと慎重に注いだり、ボールを水の中に沈めようと、タライの底までボールを押し込むと、浮力でプカッと浮かび水面を少し跳ねるボールを楽しんだり、ペットボトルを水の中に沈めると、ブクブク音を立てて、ペットボトルの中に水がたくさん入る事など、自然と科学遊びへと繋がっている事に気づき驚いています。
Aくんはぞうさんジョウロを4つ並べて、タライから別のカップで水を汲み、上手に移し替えていました。ぞうさんジョウロ4つにいっぱいに水を入れる事ができると「せんせ、できた!」と嬉しそうに教えてくれました。
先週まで、水に触れることを喜ばなかったTくん。少しずつゆっくりペースで水に慣れるようにしていくと、今では水着に着替える時からルンルン🎶で、自分でズボンやオムツを脱いで待つほどになりました。水着に着替え終わったら、自分のタオルと新しいオムツをギュッと抱きしめて、椅子に座って待つのも上手になりました。
準備の時から、お約束を守る事や順番を待つ事、本当はすぐにでもテラスに出たいのに、我慢する事ができる1.2歳児も集団生活の中で、社会での必要な決まりを学んでいることを本当にすごいなぁと感心します。
「水遊び」という一つの遊びでも、遊び方や取り組み方はそれぞれで、一人ひとり違います。同じように真似してみたり、自分なりに考えたりと学びにつながるきっかけを作りながら、安全にこれからも水遊びを楽しみたいと思います。
室内では、水遊びができない幼児や、水遊びが終わった幼児が遊べるよう、様々な遊びのコーナーを作ります。
ままこどや、廃材遊び、シール貼りや車・電車など、好きな遊びを楽しめるようにしています。
少しずつ遊びの中でおしゃべりができる幼児もいて、「かーしーてー」「いーいーよー」と、やり取り出来る事もあります。しかし、知恵がついて、以前のように何を聞いても「いーいーよー」と素直に?!答えず、「イヤー!」「いーやーよー!」と、お断り発言もチラホラ。自分の思いを言葉にして伝える事ができている、これもまた成長ですよね!!自己主張もつよくなり、トラブルも増えてくるのですが、トラブルが起きた時に、立ち止まり、どうしたら良いのか一緒に考えながら、成長を見守りたいと思います。
2025年7月5日 土曜日
7月に入り、本格的な夏がやってきました。毎日とても暑く年々夏の気温が上昇しているのではないかと思われる暑さで今日も外気温は34度を超えました。そんな中でひよこ組では先週から水くみ遊びが始まりました。もも組の子どもたちは初めての子も多いと思われますので少しずつ慣れるように無理せず自分たちのペースで楽しめるように、タライに水を汲み置きして外気温まで温めて、まずは手から濡らしていきます。保育教諭がぞうさんジョウロで水を流すとキラキラした目で見たり、ジョウロから落ちる水を一生懸命掴もうとしている姿はとても可愛いです。又、上手に容器から容器にへ水を移している子もいれば、すくった水を自分にかけて驚いたり、ケラケラ笑ったり、色々な表情を見せてくれます。時々友達にかけてしまう事もあるのですが・・・お互い笑い合って楽しんでいてこちらも笑ってしまいます。そんな毎日元気な子どもたちですが、まだ幼い子たちなので水遊びをする前は必ず検温をして、通常体温より少しでも高い時は水遊びをさせないように注意をはらっています。子どもたちの体調の変化に気を配りながらしっかり水分も取らせて存分に遊ばせるようにしたいと思います。
運動会を意識して踊りの曲を毎日流していますが、最初は全く踊ろうとせず、踊っている保育教諭を不思議そうに見ていた子どもたちですが・・・繰り返し毎日流している内に1人、2人と踊り始める子が増えてきて、今ではほとんどの子どもたちが踊るようになってきました。リズムに合わせて体を揺らしたり、所々分かる所だけ手足を動かしたりして踊り始め、その子なりの表現の仕方がとても可愛くて楽しくなります。月齢の高い子は、走ったり、手をグルグル回したり、「あっ!」「ピタッ」など、リズムに合わせて言いながら踊り?始めます。つい最近まで歩く事が出来なかった子や泣いていた子もいるのですが、1日1日のこれらの成長は日々一緒に過ごしている私たちにとって何よりも嬉しい事です。少しずつ言葉も真似して発語するようになってきたもも組の子どもたち。「しぇんしぇ~」や「どーじょ」など、今しか聞けない微妙な発語での表現を大切に汲み取るよう心掛けたいと思っています。そして、子どもたちの”できた!”や”できる!”を共に喜び、表現し、一緒に楽しんでいきたいと思います。
2025年5月31日 土曜日
最近のみかん組では、赤ちゃん人形での遊びが人気です。トラブルにならないように、他の部屋の赤ちゃん人形やぬいぐるみも借りながら遊んでいます。ままごと遊びのコーナーでは、自分で思い思いに食材を集めて、お料理したり持ち歩いたり、、それぞれが楽しんでいます。まだ、一緒にままごとをして遊んだりとはいかない年齢ですが、同じ空間で同じような遊びを楽しんでいます。
その中で、それぞれが赤ちゃんを連れて遊ぶ姿がとても可愛いのです。椅子に座らせたり、布団をかぶせてトントンしたり、抱っこして揺れてみたり、なんとなくお世話をしています。マットの上に赤ちゃん人形と一緒に寝転んで、人形のおなかをトントンしてあげたり。中には食材を口に持って行ってあげ、「まんまんまん」と食べさせてあげる姿も!!自分がしてもらっていたことを再現するように、そしてお母さんにでもなっているかのように、しぐさや表情までも優しくなっているような気がします。こんなに幼いのに、自分がしてもらったことを、真似して遊ぶほほえましいと同時に乳幼児期から愛情を持って育てる大切さを実感します。
時には赤ちゃん人形の扱いも雑になり、あんなにヨシヨシしていたのに、移動の時は髪の毛をわしづかみにして引きずったり、足だけ持って振り回したり、、、「あー、赤ちゃんが痛いって!」というと、ちゃんと抱き方を変えたりします。人形ではありますが大切に扱うことを伝える事も必要だなと思う一面もありますし、日々過ごす毎日の中で、色々と学んでいる事や、気持ちを理解することができるようになっている事に驚かされます。
乳幼児の遊びはそう長く続かず、すぐに興味をなくした子ども達は次々遊びを変えていきます。
そして真似っこ遊びも上手です。誰かがブロックをお立ち台にして立つと、ぼくもわたしも!とブロックの上に立ち、流れている音楽に合わせて手足を動かして楽しんでいました。そんなに大きくないブロックですが上手にバランスをとって、立ち上がれると保育教諭をちらっと見て、得意顔!!褒められると嬉しそうにしていました。
トランポリンを出すと、次々と子ども達が集まります。みんなでするのは危ないから、順番にするように声かけると、トランポリンの周りに座って待ちます。10まで数えると、交代する決まりにすると、10まで数を保育教諭が数えるのを聞いていて、真似して「いーち、にー、さーん・・・・」と言葉も真似っこします。動きだけでなく言葉の獲得もしているみかん組の子ども達です。順番にすること、待つこと、友だちがしている姿を見る事等、遊びの中で仲間、友だちと生活していく知恵を学んでいます。保育園は同年齢の幼児同士、年齢の違う幼児との関りなど、色々な事にぶつかったり、我慢したり、知恵を出し合って学んだり、人として大切な事を学ぶ小さな社会でもあることを実感しています。
天気の良い日は、テラスに出てしっかり身体を動かすこともしています。人工芝の上でのよーいどん!も恒例になってきて、保育教諭が待ち構えるところまでトコトコ歩いたり、早歩きをしたり、勢いよく走れる幼児は一生懸命走ったりと、個々の成長によって様々なよーいどん!を楽しんでいます。
ある日、テラスで遊んでいると幼稚園のお兄さん、ぱんだくみのGくんが近くまで来て自分で作ったシャボン液でシャボン玉を作ってくれたのです。そして得意そうに、みかん組の子ども達に、シャボン液の作り方を教えてくれました。「石鹸を削って容器に入れて、お湯を入れて、メッチャぐるぐる混ぜるんよー!!そしたらできるよ!」と、とても詳しく教えてくれたのです。みかん組の子どもには難しく分からないだろうけど、Gくんの誇らしげな顔がとても可愛かったです。そしてすぐに興味を示した子ども達が集まってきて、大人気!シャボン玉が膨らむと、嬉しそうに指さしたり、空に飛んでいく様子を眺めたり、うちわでパタパタしてみたりと、楽しい時間を過ごすことができました。自分たちだけでは経験できないことも、園児が関わって教えてくれたりすることで、ひよこ組の子どもたちの良い経験になること、とても嬉しく思います。今のひよこ組さんも、いずれ数年後には教える立場になっているんだろうな~と想像すると嬉しくてそして楽しみな気持ちになりました。
2025年5月24日 土曜日
気温が高くなり、とても暑く感じる日が続いています。こまめに水分を取るようにしたり、室内や日陰で涼みながら過ごしたり熱中症対策をしながらの生活が始まりました。さて、入園間もないもも組の1歳児達はたくさんの初めてを経験し、4月から約2ヶ月でいろんな事が出来るようになりました。つい最近まで、おもちゃのお片付けはほとんど保育教諭がしていたのですが、今では「お片付けするよ〜‼︎ここ持っておいで〜」と片付けをするカゴを見せると、ゆっくり歩いて持って来てくれ、歩けない子もハイハイで一生懸命持って来てくれます。少し離れた所に落ちているおもちゃも見つけると走って取りに行ってくれる子もいて嬉しくなります。しかし、中にはまだ何も思わずカゴに片付けたおもちゃをせっせと取り出す子もいて、「ここにお片付けしてね!」と見せながら声を掛けると、片付けてくれます。
この数ヶ月でお片付けが出来るようになった事も成長ですが、1番の成長は泣かずに笑顔で過ごせるようになった事です。「お腹が空いた」「眠い」などの理由で泣く事もありますが、日常は機嫌よく可愛い笑顔を見せてくれ、私達を楽しませてくれます。先日。“出来るかな?“と初めてお絵描きをさせてみました。初めてのクレヨンで不思議そうにしている子もいましたが、お兄ちゃん・お姉ちゃんがいる子はすぐに紙にクレヨンを打ちつけて“トントン“と点を描いていました。見ている子に「トントントントン」とやって見せると、マネして紙にクレヨンをトントン打ち付け始めました。色が付いている事が分かると、すごく楽しそうにたくさんの点を描いていました。偶然線が描けると、「わあ〜‼︎」ととびっきりの笑顔を見せてくれる子もいました。たくさんクレヨンを持ち変えながら、中には紙の上にクレヨンを並べてみたり、両手にクレヨンを持って両手で描いてみようとしたり…たくさんの反応があって面白かったです。
月齢が小さい子もいるもも組なので、全員が同じ事が出来る事は少ないのですが、その子なりにやってみたり、雰囲気を味わったり出来るように工夫しながら楽しい事に気付かせていきたいと思います。まだまだ1歳になったばかりの子ども達にとっては初めての出会いが毎日のようにあります。その1つ1つが知恵となり、成長に繋がると思うと私達もその瞬間瞬間を大切にしていきたいと思います。
2025年4月27日 日曜日
新学期が始まり、あっという間に1ヶ月近く経ちました。
月齢の低い子が多い、もも組の子ども達は、はじめのうちはよく泣いていて、賑やかな雰囲気でしたが、少しずつ慣れてきて、好きな遊びを見つけたり、園の生活のリズムを覚え、笑顔が見られるようになってきました。
「〇〇ちゃーん‼」と呼ぶと、笑顔でよちよちとやって来てくれくれますよ。
お天気の良い日は、子どもが揃うと、帽子をかぶって、テラスに出て戸外遊びを楽しみます。
その様子を見た幼稚園のお兄さんお姉さん達が寄って来てくれ、おもちゃを探して渡してくれたり、一緒に遊んでくれたりします。
ダンゴ虫を見つけて持ってきてくれたときは、興味津々で覗いて、そーっと触ってみる子もいました。
園庭に音楽が流れ、幼稚園児達が踊り始めると、じっと踊る様子を見たり、一緒に体を動かしたりしています。
帽子をかぶるのが少し苦手なYちゃんは、保育教諭が帽子をかぶせると、しばらくして脱いでしまう事が多いのですが、先日幼稚園のお姉さんがかぶせてくれたときには、嬉しかったのか、しばらくかぶって遊んでいました。
保育教諭との関係と違って、幼稚園児達との交流の中では、自然に真似をしたり、学んだりして、知恵や生活の仕方などを身につけていくことがげき、とても嬉しく思います。
お部屋遊びの終わりに、「おもちゃ、片付けようか~‼」「持ってきて~‼」と声をかけると、Aくんがニコニコっとおもちゃを持ってきてくれました。「ありがとう‼」と声をかけると、ペコンとお辞儀をして渡してくれ、とっても可愛らしい姿でした‼
遊んだ後は食欲も旺盛で、おやつやご飯が待ち遠しく準備をしてスプーンを持って、お皿をたたいてまっています。食べ終わると “もっとちょうだい~‼” とお皿やお菓子を指してアピールする子もいます。
先日の、カレーライスの給食の時などは、あっという間に食べ終わり、催促していました。
おいしそうに食べる姿や笑顔は、見ていて嬉しく、本当に可愛らしいです。
もうすぐゴールデンウィーク!!
お休みでたっぷりとリフレッシュして、休み明けには、パワーアップして登園されるのを楽しみにして登園されるのを楽しみにしています。
2025年4月19日 土曜日
4月かられもん組になった子ども達の半分は以前もも組だった子ども達です。保育室も以前とは違い園庭に面していて幼稚園児達の遊んでいる姿がよく見えます。登園すると朝から園庭の様子をガラス越しに見たり、室内の大きなすべり台を思い思いにすべったり、ころがったりして身体を動かして遊んでいます。ひよこ組の3クラスで連携をとりながらテラス前に出ると人工芝の上で走ったりボールを集めたり、プランターのお花を見たり好きなことをして遊び始めます。
そんな日が続く中、たまたま雨模様のくもり空で気温が低く室内で遊ぶ日がありました。そこで、机を並べ粘土を出してみると・・・。保育園児が使う粘土は油粘土ではなく、白粘土です。その白い柔らかな粘土を最初は不思議そうに見ていた子ども達でしたが、1人ふたりと机の前に座ると、白い粘土に手を伸ばし始めました。保育教諭が両手でころころ丸めて見せると同じように手の平に乗せていました。でもまだ丸めることはできません。ふと横を見るとAくんは小さくちぎって1つずつ粘土板の上に乗せていました。そして自分が納得するまで並べていました。またBくんは粘土をくっつけて恐竜を作ると粘土板の上をトントンと歩かせていました。途中で残りの粘土をくっつけると少し形がかわり強そうになりました。「かっこいいね」と言うと嬉しそうに笑っていました。Cちゃんは長細くした粘土をくっつけてドーナツを作っていました。初めて遊んだ粘土でしたが、最初は「口に入れないかな」と心配していましたが、そんな心配は全くなし。真剣に良く遊んでいました。少し固くて丸めにくい粘土も小さくちぎったり、ころころしてみたり子ども達が自分のやりたいように粘土あそびをしていました。
もも組から来た子ども達はまだまだ幼いと思っていましたが、さすがみつばっこ。遊ぶことが大好きで何にでも興味を示します。砂場の砂、園庭の石ころ、水たまり、色々な自然にも興味を示す様子を見守ったり遊んだりしていきたいと思います。
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