2025年8月9日 土曜日
最近、れもん組の子どもたちはストップゲームにはまっています。ストップゲームとはピアノの音に合わせて歩いたり走ったり跳んだりして音が止まるまで動き回るゲームです。初めてストップゲームをした時はひたすら歩き・走り・跳び続け、ピアノの音が止まっても動き回っていました。そこで保育教諭がピアノの音を「ストップ!!」と声をかけて止めると子どもたちも真似をして止まることができました。そのままストップゲームを繰り返し行っていくと少しずつ理解してきて、「ストップ!!」と声をかけてピアノを止めると、自分たちで「ストップ!!」と言いながら止まるようになり、なかには勢いよく動き回ってバランスを崩すと、床に手をついてケラケラ笑うなどストップゲームを楽しむようになりました。
このように1つのゲームで脳から足先まで、いろんな刺激が伝わり、自分たちで動きの切り替えを意識したりルールを守る大切さを知ったり体を動かすことで判断力や運動機能が鍛えられたりして協調性が育っていくのだと思いました。これからも2歳児ができる簡単なゲーム遊びを取り入れていろんな刺激を与えながら心身の発達を促していきたいと思いました。
毎日、暑い日が続き水遊びは欠かせません!!保育教諭が椅子の上に子どもたちの水着バックを置き始めると、すぐに座って着替えを待っていました。着替えが終わると大きいプールの周りに行って手や足で水の冷たさや感触を味わったり、プールのフチに座って友達と足をバタバタさせて水しぶきを作ったりしていました。また、小さなじょうろに水を入れて「あめ」と言いながらじょうろを横に振りながら大量の雨を降らせていました。楽しかった水遊びも終わり、保育教諭が片づけに入ると間近で見ていたAちゃんは自分たちが使った物を片づけてくれました。「ありがとう」と声をかけると恥ずかしそうにしていました。日中の気温は30℃越えがあたりまえの毎日です。水分補給をしっかりとり、この夏を乗り越えていきたいと思っています。
2025年8月2日 土曜日
「おてて洗うよ〜!」のかけ声で手洗い場に自分達で集まれるようになってきたもも組の子ども達です。手を洗ったあとはマットの上に集まって待つことになっていますが、ちょっとそれは難しいようでした。そこで、今度は「集まれ〜!」のかけ声をかけると急いで集まってきて、保育教諭の周りにぎゅうぎゅうになりながら座りました。
まずは“あんぱんまん”の手遊びからです。「せーのっ」と言うと、「あーんまーんまーん!」「あんぱーん!」「あ~~!」など、ほっぺに手をあてて思い思いにアンパンマンを呼ぶ子ども達の姿がとてもかわいくて愛らしいのです。あんぱんまんのあとは子ども達のリクエストコーナーです。手遊びの動きや歌詞を用いてお気に入りの曲を伝えようとしてくれます。なかなか当てることができず、子ども達から“何でわからないの?”と不審な顔で見られることもありますが、思いつくままに手遊びを始めると保育教諭に合わせて一緒にしてくれる優しい子ども達です。
手遊び、絵本を読み終えると次第にそわそわし始めます。そうです!お待ちかねの給食時間です!「はい、給食でーす。どうぞ~!」と言うと1人ひとりの移動方法で自分の席へと一目散に向かいます。この4カ月で、自分の席を覚えたもも組の子ども達の姿はとてもかわいいです。並べられた給食セット袋の紐を緩めてあげると、自分の手を突っ込んでごそごそと探って、スプーンセットやランチマット、手拭きケースにエプロンを取り出します。月齢が上がってくると、ランチマットを広げたり、エプロンを自分で付けようとしたり成長も見られます。
「いただきます」と言うと手を合わせまだまだ手づかみ食べですが、もぐもぐとしっかり噛んで食べています。少しずつ苦手な食べ物が出てきた子もいますが、残さず食べています。手づかみの子にスプーン使ってと声を掛けると、スプーンを使って食べられるようになった子も増えてきました。食事の仕方等で成長も見られますが、子ども達の食後の足元は足の踏み場もないほどすごい状態です。食べ終えた満足気な子ども達の姿に片付けながら笑いが出てしまう毎日です。何でもしっかり食べて元気いっぱいで逞しい子どもに育ってほしいと願いながら見守る毎日です。
2025年7月26日 土曜日
朝から気温が高い日が続き、暑い日の中での生活で、大人でも熱中症や感染症で体調を崩し、病院に運ばれていくニュースを目にします。園でも十分に配慮しながら過ごしています。そんな中で子ども達が元気いっぱい、笑顔で登園してくる姿を見ると、ホッと安心すると同時に今日はどのように過ごそうか!と楽しそうな子ども達の笑顔を思い浮かべながら今日も一日がんばるぞ!という気持ちにさせられます。
週明けの月曜日、保育室の壁面が少しさみしいなと思い、保育教諭が制作したひまわりを飾りました。そのひまわりの真ん中は、先日みんなで絵の具を使ったスポンジでスタンプしてできた模様でできています。保育教諭が「このへんかな?」と壁に貼る位置を考えている様子を見ていた子ども達が”なに?なに?”とやって来て手を伸ばします。そこで「持って来てくれる?」と1本ずつ渡すと、保育教諭よりも先に壁にぺったんと押し付けていました。「このへんかな~?」とでも言うように場所を変えながら飾ろうとする様子がかわいらしかったです。「これ何か分かる?」と聞くと「おはな!」と子ども達。「ひまわりだよ。」と言うと「ひーまーあーり!」と大きな声で反復していました。
そして先週のことになりますが、この絵の具のスポンジスタンプの続きで指スタンプ遊びもしました。指に色がつくのをまじまじと見ていたり不快そうにする子もいました。紙に押し付けると色がついてまたびっくり。『ん?』と指と紙を交互に見る姿がおもしろくてかわいくて笑ってしまいました。慣れてくるとペタペタ、グルグル、塗り塗りと思うように指先を動かしていました。このスタンプ遊びで何ができるか、楽しみにしていて下さい♪
水遊びの待ち時間には粘土遊びもしました。指先でつまむ、引っ張る、回す、といった細かい動きもできるようになってきてとても集中して楽しんでいる遊びです。みかん組の子ども達は、つまんで、ちぎって、粘土板にくっつけることが楽しい様子。中には細く丸めて「えびー(へび)。」と小さなへびをたくさん作る子もいました。1人が「できたー!」と粘土をくっつけた粘土板を見せると次々に「できたー!」と自分の作品を得意気に見せてくれました。
そして木曜日の水遊びには、たらいではなく大きなプールが登場!水深が浅く、フチに座って水遊びができるので保育園児にぴったりの大きさです。古森先生がたらいで遊ぶ子ども達を見て、ひよこ組さんに、と提案して下さり遊ぎ場にあったものを幼稚園のk先生が運んできてくれました。それを見た子ども達は早速中に入り(中にはためらう子もいましたが)足をバタバタさせたり、ピョンピョンと跳んでみたり、手でバシャバシャさせ「きゃー!」と次々に歓声を上げていました。子ども達の『楽しい!気持ち良い!』が伝わってきて予想以上の盛り上がりでした。遊び終わった後やお昼寝前、ベッドに横になった時も「ぷーる!ぷーる!」と数人が言っていたので、「プールしたね。」「またしようね。」と声をかけると「うん!」と嬉しそうに返事して寝付く姿が見られました。金曜日は、いつも同じものばかりで遊ぶのではなく、ある物で工夫しながら遊ぶよう、古森先生から指導していただき、幼稚園にあったプールやボートを貸してもらいました。新しい物が大好きな子ども達は、目を輝かせ次々に中へ入って遊んでいました。たらいも含め、いろいろな大きさ、形のプールでたくさん遊ぶことができました。これからたくさん水遊びがしますが子ども達の好奇心を刺激するような遊びの工夫をしなければと改めて思いました。
2025年7月20日 日曜日
毎日暑い日が続いていましたが、この日は久しぶりに朝から雨が降っていました。子ども達は外を見ながら「あめ!あめ!」と指さしながら今日はいつもの水遊びができないのでちょっぴり残念そうな様子。
保育園でも、れもん組ではそれぞれ自分の水筒でお茶を飲んでいるのですが、自分で水筒のフタが思うように開けられないAくんは隣に座っていたBちゃんに「あーけーてー♪」とお願いしていました。するとBちゃんも「いいよ!」とその水筒をもって真剣な表情でフタを開けてあげていました。Aくんは「ありがとう!」と言って満足そうにお茶を飲むことができました。れもん組の子ども達の中でこのようなやりとりができるようになったのを見て嬉しくなりました。
いつものようにままごとを出すと、早速自分の気に入ったおもちゃで遊びはじめた子ども達。Cくんは電子レンジのおもちゃのボタンを押すと、本物みたいに赤くなった所をおさえて「あついね!」「うん、あついね!」と友達とやりとりをしながら遊んでいました。
また、おもちゃの中から「これにしようかな?」とフライパンを片手に持ってきたⅮくん。さらに磁石の積み木を持ってきて、その積み木の上にフライパンを乗せ、フライパンの中に魚を入れると、「ジュ~ジュ~」と言いながら一生懸命フライパンを動かしていました。一緒に遊んでいたEちゃんは「おさかなよ!できたよ!」と大きな声でほかの友達に知らせるとその魚をぱくぱくと食べる真似をしていました。
手に持てるくらいの小さなバッグを見つけたFちゃんは、バッグを肩にかけると「いっしょにいこう!」と友達と手をつないで歩き、椅子に並んで座ると楽しそうに何やら話しながらバッグの中からお人形を出したり入れたり…。それからまたまた何やら話しながら、一緒に別の場所に移動していました。
れもん組になって4か月。最初はほとんど会話もなく、なんとなく並んで遊んでいた子ども達でしたが、気が付くといろいろなところで子ども達同士の会話が聞こえるようになっていました。時には先生のように「マットのうえにあつまって~!」と大きなかけ声をかけている子もいます。困っている友達を手伝ってあげようとする姿も見られます。いつの間にか子ども達がお兄さん、お姉さんになっていて感動する毎日です。この感動を宝物にして日々子ども達の成長を見守っていきたいと思います。
2025年7月17日 木曜日
明日、いよいよ1学期終了の日、明日は午前保育なので、今日、アルバム整理など持ち帰る物の準備をして戸外で思いきり遊ぼう!!ということになりました。朝、とてもいい天気だったのでさっそく水着に着替え戸外に出ると、年長さんは盆踊り、年中さんは水鉄砲でとっても賑わっていて楽しそうだったのでたんぽぽ組も仲間に入れてもらうことにしました。始めは泥舟に入った水を手で触ってみるだけ・・・柄杓で水をすくってみるだけ・・・。それでも十分楽しいのですがそこに年少さんが来てくれて・・・年中さんも来てくれて水をぴしゃり!!えっ!?お友達にもかけてもいいの?の表情のたんぽぽ組さん。しばらく見ていましたが・・・。いいんだ。水着を着ているお友達には水がかかってもいいんだとどうやら判断したようで楽しくなってきて、いたずらそうな表情をしながら、それっ!!っとかけあいをして楽しみました。教師たちには容赦なく水をかけてくる年中さん達ですが、たんぽぽ組さんには手加減してくれる優しい年中さんです。また、柄杓で水をすくっていただけの年少さんの遊びに樋を繋いで水を流すという遊び方も教えてくれて、とても刺激をうけていました。やっぱりお兄さん、お姉さんと遊ぶのは楽しいしまた、学ぶこともとても大きいことを感じた水遊びでした。
さて、昼食時の事です。最近毎日のようにお兄さんお姉さんが駐車場の畑から野菜をとってきてくれて、塩や酢で調理したきゅうり、なす、トマト等をいただいています。そのおかげで野菜が苦手だった子達も食べる事ができるようになりました。みんなで分け合った一口の野菜ってなんてこんなに美味しいのでしょう。その一口の野菜を食べる事ができるようになったおかげで、給食の野菜も食べられるようになり、「全部食べた!」と自信満々です。さぁ、今日の一口野菜は何かな・・・??かりかりしていそうな野菜の天ぷら?「これなーんだ?」との問いに「ナス!」ブップー。「カニ!」ブップー。「うーん、みどりの!」間違いない!緑の何かな?今日はゴーヤです。ゴーヤと聞いても「?」の表情。苦い野菜だよと聞いても「?」の表情。たんぽぽ組さんには教えていなかったかな?でもこの野菜もきっと美味しいはずということは知っています。「いるいる!食べる食べるー!」目をきらきらさせています。幼稚園のお兄さんお姉さんが食べているものは何でもおいしい?のです。食べてみると「あまーい。」「まだ欲しい~。」苦味をとってくれて、とっても甘い、その名も「ゴーヤチップス」ゴーヤも食べる事ができました。苦手かもしれないという野菜でもみんなと食べる一口の野菜がおいしい?このことをきっかけに好き嫌いがなくなるといいなぁと思っています。
この1学期期間で、給食を完食出来るようになったことの他に泣かずに登園するようになったこと、自分で所持品の片づけを頑張ること、歯みがきの袋にコップを入れること、トイレでおしっこできるようになってきていること、好きな遊びを見つけてすること、たくさんありました。これからの成長もとても楽しみです。
2025年7月16日 水曜日
2日前のブログで「雨だれぽったん」の話を紹介しましたが、今日も自然の面白さに気付いて楽しんでいる子どもはいないかなと探していると、砂場でいそいそと遊んでいるりす組のYくんとSくんの姿を見つけました。その二人はホースで水を流し、その水の勢いで砂が削られていくのを楽しんでいました。「もっとトンネル長くしたいけん、いっぱい水流してや!」「わかった!まかせて!」と息ぴったりです。どうやら二人はスコップで掘るよりも細い穴のトンネルが作りたいと試行錯誤していたところ、ホースで水を流すと穴が空くことを発見したようで、少しずつ深くなっていくトンネルを覗き込みながら、夢中で遊び込んでいました。
一方、園庭を見渡すと、稲を植えている泥船のところに数名の年長児が集まっていたので、何をしているのか見に行くと、「稲の葉っぱに黄色く枯れている部分がある」と話しているところでした。古森先生が「土が少ないと根っこが詰まってしまって、息ができないのかもね。藻もたくさん生えているから枯れたのかな。」と教えてくれると、それは大変だと年長児達は泥船に生えた藻を取り始めました。「息ができないのは大変!」「息ができないなんて辛すぎるよ!」と手で取っていましたが、「これを使えばきれいに取れるよ。」と古森先生が網目の金じゃくしを持って来てくれ、今生えている藻をきれいに取ることができました。身の回りの自然や植物は子ども達にたくさんのことを教えてくれます。自然の不思議に対してなぜ?どうして?と感じる感性を大切にし、今後の稲の様子を子ども達と観察していきたいと思います。
1学期も残すところあと3日です。りす組とぱんだ組では、先日の「こどもだけの夏祭り」のアルバム制作を進めていきました。毎回感心させられるのは、子ども達が30センチ四方の真っ白なアルバムに自分で考えて、写真とテーマをデザインして、配置していくことができるということです。年中の夏祭りのアルバムには、くじらのお山のタイトルと写真2枚、お祭りのマップを貼ったのですが、限られたスペースの中で一人一人違ったデザインで整理されていくのです。仲良しのYちゃんとNちゃんはお互いが写った写真を見ながら、「Nちゃんたくさん笑ってるね!」「お祭り楽しかったもんね!」と嬉しそうに会話を弾ませながら作っていました。学期末にはアルバムを家庭に持ち帰りますので、お子さんと見返してみてください。きっと楽しいお話がたくさん聞けると思います。
2025年7月15日 火曜日
今日は、涼しい朝を迎えました。昨夜からエアコンなしでも寝苦しさを感じなかった方もいらっしゃったかもしれません。しかし、日が昇るにつれ、気温も上昇し夏日になりました。子ども達は、慣れたもので涼しい所を見つけて暑さを避け、自分の好きな遊びを楽しんでいました。
先日、こどもだけの夏祭りを思いっきり楽しんだみつばっ子達。その飾りで使用した木の枝や葉っぱ等を教師が片付けようとしていた所へ年中の男の子達が「葉っぱのお皿にするからちょーだい‼」と言ってきました。今日の包丁ままごとはゴーヤやさつまいも、人参、レタス、チンゲン菜など野菜の種類が豊富でした。早速、料理を始めた男の子達はもらった長細い葉を使って“かっぱ巻き‘‘や“サンドウィッチ‘‘等いろいろな料理を作って並べていっていました。教師が捨てようとしていた葉が遊びの素材に変わり、ままごとに繋がっていったことは、さすが‼子ども達は遊びの天才だなぁと感心しました。
昨日の事です。「トマトがカラスに食べられています‼」と古森先生の放送がはいりました。さくら組の子ども達は自分達のトマトが沢山出来ていたのを知っていたので急いで園庭に降りて行きました。この日は朝から雨が降っていましたが雨が止んだ瞬間にカラスにつつかれていたのでした。さくら組のトマトは無事でしたが、大切に育てたトマトがカラスに食べられるのは嫌なので、急遽収穫することにしました。1人1個づつ穫れる程の大収穫で、子ども達は大喜び‼近くにいた古森先生や河野先生に「とったよー‼」とトマトを見せてアピールしていました。部屋に帰って、トマトの数を数えると25個ありました。さくら組は25人なので、お休みしていた子の分は冷蔵庫に入れて取っておいてあげることにしました。赤くて甘いトマトは、とても美味しく、自分達で毎日水をあげて育てていたのでさらに格別の味だったと思います。
早いもので1学期も残りわずかとなりました。締めくくりをしっかりとして楽しい夏休みを迎えられるようにしていきたいと思います。
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