2025年10月30日 木曜日
今日はまさに秋晴れ。
まるで空の神様のプレゼントのようなお天気に恵まれた一日となりました。
朝早くJR松山駅に次々と集まってくる子ども達は皆、にこにこワクワクの顔です。
アンパンマン遠足出発時には、古森先生はじめ乗務員さん達が駅のホームでアンパンマンの旗を振ってお見送りしてくれました。「古森先生にお見送りしてもらって感激!!」と言っているうちに、ポンタ農園では、幼稚園の子ども達と先生達が手作りの「いってらしゃ~い!!」の横断幕を持って盛大なお見送りをしてくれていました。
何と嬉しい事でしょう!アンパンマン列車に乗っている子ども達も保護者も窓にかじりつくようにしてお見送りの子ども達に大きく手を振っていました。
〇〇先生がおったね~。〇〇ちゃんもいたよ~と列車の中では皆大はしゃぎでした。幼稚園の先生達と子ども達のお見送りのおかげでこれから出発する子ども達と保護者の方の楽しさがもう一つ大きく膨らみました。
列車の中でも参加される皆さんが席を気持ちよく譲り合って座ってくださったおかげで、混雑もなく仲よく列車の旅が始まりました。
列車の中では自由に車内探検を親子で楽しみ、中には特別大サービスで車掌さんに乗務員室(機械が置いてある場所)に入り、説明もしてもらっていました。また、先頭列車運転席の横の窓からずっと走る景色を見ていたA君はなんと、車掌さんの帽子をかぶせてもらって、車掌気分を味わって大喜び♬
すごい特別感ですね。
プレイルームのコーナーでは、今回グループで時間を決めて遊びました。自分達で楽しく遊ぶので保護者の方は撮影タイム♪楽しいひと時でした。車内探検や景色を楽しんだり、プレイルームで遊んだりしているうちにあっという間に波方駅に到着しました。
アンパンマン列車の旅の『醍醐味』♬田んぼのあぜ道をみんなで歩くことです。これぞまさに遠足です。
今回3回目の参加というWさん家族。
楽しいから次又行きたくなるんです。歩くのはしんどいけどまた行きたいと思うんです!!と言いながらご家族で楽しそうに歩いていました。
また、長いあぜ道を歩きながら猫じゃらしやくっつき虫、テントウムシを見つけてすわりこむ子ども達。これもまたこの遠足の楽しい所です。
大人も子どもものんびり、ゆったりした気持ちになるから不思議です。仲間と歩くことと自然のおかげでしょうか?
波方公園に到着する頃、ちゅうりっぷ組のO君のお父さんが「Oがこんなに歩けるなんて知らんかった。」すごい!!とつぶやいていました。
いっぱい遊んだ後は広い公園でゆっくり、お弁当とおやつの時間です。青い空心地よい風の中、それぞれ美しいひと時を過ごしました。
遊具はお父さん、お母さんたちも一緒になってとても楽しそうにみんなで大はしゃぎしながら遊んでいました。
そして、帰り道でのこと
「歩くのしんどい」と座り込んだたんぽぽ組のAちゃんに年長のUちゃんが一緒に歩こうと言って手を差し出してくれたのです。おかげでAちゃんはUちゃんと頑張って歩く事ができたのです。今回、たんぽぽ組さんも良く歩いていてびっくりしました。黄組さん同士で声を掛け合って手をつないで歩くかわいい姿も見かけました。
帰りの列車ではまた、嬉しい出来事が…!!
行きと同じ場所で今年はお迎えの子ども達と先生が立ってくれていたのです。まさかのお迎えにみんな大感激でした。
今回のアンパンマン列車の旅は、色々な方の温かい心に支えられて素敵な遠足となりました。子供の笑顔のために動いてくれたJR四国のスタッフの皆様、見送ってくれた先生やお友達、協力的な保護者の皆様、笑顔が素敵な三葉っ子!!みんな温かい心で素敵な旅にしてくださりありがとうございました。
【幼稚園では♬】
恒例となっているアンパンマン列車遠足の「お見送り」はというと、幼稚園に残っている子ども達が「楽しんできてねってお手紙書きたい!」「みんなにバイバイしたい!」と張り切っていました。年長児は、大きな紙に「いってらっしゃい!」「たのしんできてね!」の文字を書いて、横断幕を作っていました。年中児と年少児は、広告と裏紙でお見送りの旗を作り、先生の中にはアンパンマンのお面を作っている先生もいました。プレ年少児は運動会のサクランボの衣装を着けて、いよいよお見送りに出発です。
踏切の所でしばらく待っていると、カン♪カン♪カン♪と遮断機の音が鳴り始めました。「アンパンマン列車来るよー!」とワクワクして待っていると、列車の警笛がパーン!と鳴って、ゆっくりとした速度でアンパンマン列車がやって来ました。お見送りがあることを知っている運転手さんの粋な計らいです。子ども達は「〇〇ちゃんがおる!」「〇〇先生もおった!」「楽しんできてねー!」と思い思いに声を出したり、大きく手を振ったりしてお見送りを楽しんでいました。
そして、夕方。お見送りがあればお迎えもあるのが三葉幼稚園です。帰ってくる少し前に古森先生が「もう少ししたらアンパンマン列車が帰ってきますよ~。」と放送で教えてくれました。預かり保育の子ども達は、今度は「おかえりなさい!」「楽しかった?」の横断幕を準備してお迎えに行きました。遠足から帰ってきた子ども達や保護者がニコニコの笑顔で手を振ってくれ、お見送りもお迎えも大成功になりました。「明日、遠足楽しかったか聞いてみる!」「〇〇くんに僕のこと見えたか聞いてみよう!」みつばっ子の素敵なところは友達の気持ちや思いを共感することができるところです。明日の子ども達のやり取りがとても楽しみになりました。
2025年10月27日 月曜日
先週末は稲刈りに行った年長児ですが、週明けの今日はさつま芋掘りです。らいおん組のIちゃんはお家でお母さんと制服に着替えた後に「今日は何曜日だっけ?」という会話をして「そうだ!今日はさつま芋掘りだった!」と思い出して長ズボンに履き替えたそうです。他の子も長靴を履いて来たり“暑くなったら脱げるように”と半袖を中に着こんでいたり…さすが年長児!
行きのバスの出来事です。金曜日に引き続き園外保育に出かけることが嬉しくてちょっぴり騒がしくなってしまったくま組のバス。一度目の注意では「ちょっと声が大きいよ、おしゃべりしてもいいし、歌をうたってもいいけど声の大きさは考えよう」と伝えました。それでもしばらくするとまた同じように声が大きくなってきたので二度目ではなぜ大きな声がいけないのか話をしました。運転手さんは周りの音を聞きながら安全運転をしてくれていること。救急車や消防車、パトカーのサイレンの音が聞こえたら車は避けて通してあげないといけないこと。なぜ先に通してあげるか、それは命を助けるためだったり、困っている人のところにいち早く駆けつけてあげたりしないといけないから。そのサイレンを聞き逃してしまったら命がなくなったり、家や建物が燃えてしまったりするかもしれない。だから幼稚園のバスやお家の車の中では大騒ぎはしてはいけないと話しました。子ども達は話を真剣に聞き、声が大きくなりそうな友達には「し~っ」と注意し合う姿が見られました。年長児にもなるとなぜそうしなければならないのか意味を理解して行動することができるようになります。園外に出ると普段園内では見えないことにも気づくことができます。
さつまいも畑に到着するとレインボーファームのおじちゃんたちが出迎えてくれました。一畝(うね)だけお芋のつるや葉っぱを残していたのでそこで古森先生の話を聞きました。もじゃもじゃの中から一本つるを引っ張り出しました。一本のつるから枝分かれするように茎が伸びて葉っぱがついて、そこそこに根っこが生えていました。暑い夏の間、栄養が欲しくてあちこちに伸びていく中で根を生やしお芋に栄養を送っていたのだと教わり子どもたちは興味津々で観察していました。「みんなで協力してお芋を掘ろう」と古森先生が言うとぞう組のRくんは「チームプレイだね!」と嬉しそうに言いました。その言葉の通り子どもたちは一株に3人も4人も頭を寄せ合って一生懸命掘り始めました。
掘れたお芋を宝物のように大喜びで見せてくれるその笑顔のかわいいこと!今日は少し暑い中でのお芋掘りでしたが「暑い!」と上着を脱ぎ中にはノースリーブで畑仕事をする子まで出てきました!
教師が芋を掘る手本を見せた時にシャベルで周りの土を掘り起こしました。その時に古森先生が「あんまりお芋の近くにシャベルを入れないでね。お芋が切れちゃうから。」と何気なくつぶやきました。その教師のシャベルの入れ方と古森先生の話を聞いて理解していた子が、持って行っていた砂場の子ども用シャベルを使って上手に芋の周りの土を掘り起こしていました。また、シャベルでお芋に傷をつけまいとお芋に向かって掘り進めるのではなくお芋から外に向かって掘る子もいて教師たちは感心しました。
去年までは畑の虫が怖くてお芋掘りや植える時には涙が出ていたSちゃんやEちゃんが今日はとても楽しそうな顔でお芋を掘って見せてくれました。随分たくましく強くなったなぁと嬉しく思いました。「なんで泣かなくなったの?」と聞くと「だってみんなでやると楽しいんだもん」と答えてくれました。運動会を経てより仲間意識が高まった子どもたちになんだかじーんとしました。
さて、そんなお芋掘り祭り!!の中、Tくんは畑の隅で何やら楽しそうにつるで遊んでいました。「あれ?参加できていないかな?」と「Tくん」と声をかけようとすると古森先生が「先生、違うのよ。Tくんは最初にお芋を掘ってからこのつるを見つけてそれから夢中なのよ」と教えてくれました。恐竜や生き物が大好きなTくんは一本の太いつるからたくさん細いつるが伸びているこの形が面白くていろんな物に見えていたそうです。最初はドラゴン、恐竜、そして畑の横の乗馬センターでぱっかぱっかと走る馬!特に馬に見えてからが楽しくてつるにまたがりぱっかぱっかと走っては「お馬さーん!こっち向いてー!一緒だよー!!」と一生懸命話しかけていたそうです。そのうちA先生を後ろに乗せ(律儀に末端のつるをしっかり持ってぱっかぱっか走るA先生に笑いました)楽しそうに走っていました。「あれ?参加できていないかも」とお芋掘りに誘っていたらTくんのこの楽しい遊びは生まれなかったでしょう。子どもの興味関心によりそうことも大事だと改めて思いました。
幼稚園に帰ってからはお芋を乾かしたり、明日もつるで遊べるように片付けたりしました。うさぎさんはお芋のつるが好きなんだよと古森先生に教わり、1本うさぎ小屋に持っていきました。おいしそうに食べるうさぎに大喜びの子ども達。Iちゃんが「お腹すいてたんかなぁ?」とつぶやくときりん組のMちゃんは「違うよ、このお芋のつるがおいしいから食べてるんよ」と言いました。自分たちが植えて収穫したものが特別だと思っているのでしょう。その言葉がかわいくて、今日のお芋掘りがとても楽しかったんだろうなと思えて私はとても嬉しかったです。
2025年10月24日 金曜日
22日水曜日の予定だった稲刈り。残念ながら雨が降って延期になりました。子ども達と「金曜日は晴れるかな?稲刈り行けるかな?」とわくわくしながら今日を楽しみにしていました。バスに乗って出発しようとすると恒例の年中さんや年少さん、たんぽぽさんたちがみんなでお見送りをしてくれました。小さい子たちはどこまでわかっているのか「いってらっしゃ~い、よろしくね~!!」と声をかけてくれます。一緒に見送ってくれている先生たちの方が「ほら!年長さんはみんなのおもちになるもち米を収穫しに行ってくれるのよ。お願いしますって言わなくっちゃね!!」と言いながら張り切ってお見送りしてくれていたように感じました。食べるの大好き三葉っ子?たちです。
6月に年長児の手で植えたもち米がどれくらい大きくなっているか行きのバスの中でも楽しそうに話していました。いつも幼稚園で食べているお米を作ってくれている学さんが暑い夏の間ずっと世話をしてくれていたと知り、自分たちもペットボトルや桶で育てたお米がすずめに食べられたりお水がすぐに乾いてしまったりと大変だったことを思い出してお米を育てる苦労を感じる姿がありました。そして「お米は一粒も落とさないくらい大切に、落穂も絶対踏まない!」と決意を固めてバスを降りました。
レインボーファームを通り抜けると学さんの田んぼがあります。レインボーファームの畑にはたくさんの野菜が育っています。「先生これ何かなぁ?」「これ白菜?」みんなが自分の知っている野菜の名前をいくつもあげていました。田んぼに近づくと一面黄金色の稲穂がぺこりとおじぎをしているようにさらさら揺れていて子どもたちは大喜び!「すっげ~!!」「なんかお米がいっぱいになってる~!!」…園内で育てた稲よりも一株の本数も、一本に実るお米の粒の数も格段に多い学さんの田んぼ!澄んだ青空と、さわやかな風とたくさんのお米、とても気持ちの良い場所でした。
みんなが集まったあと、古森先生が「お米ってなんで大切か知ってる?」と聞きました。するとらいおん組のYくんは「お店で高いから?」とつぶやきました。それに続いて「お店で買うと高いし、それに買おうと思ってもお店にお米がないんよ」と言う子がいました。「そうよねぇ、あなたたちはそんな時代の子たちだわねぇ」と古森先生が笑いました。年齢がばれるかもしれませんがそういえばわたしも子どもの時に米不足でタイ米が給食で出たなぁなんて思い出しました。子ども達も大きくなったとき令和のおコメ騒動を覚えているのかしら?お米は一粒から芽が出てそれが育って何千粒にも増える大切な命です。わたしも子どもの時にお米を粗末にすると目がつぶれる!なんて言われたものですが、日本人としてお米を大切にする心が育ってほしいものです。
今年の稲刈りは学さんの稲刈り機を使ってスタートです。子ども達が学さんと一緒に稲刈り機を押すとガタガタガタガタ…と数株進むとガタン!と稲が束になって出てきます。きりん組のYくんはその仕組みがどうなっているのだろうと不思議そうに身体を傾けて覗き込んでいました。稲刈り機が進んでいくにつれて子どもたちは要領をつかんだようで束になった稲をぱっと受け取る子、そのタイミングで次の人に変われるようぞろぞろと稲刈り機の後ろを付いて歩く子どもたちがとてもかわいかったです。稲刈り機がぐるっと一周回るまでに待ち時間があった子たちを見て古森先生が「みんな鎌で刈ってみる?」と声をかけてくれました。なんでも好奇心旺盛な子どもたちは「やってみた~い」と二つ返事でぴょんぴょん飛び跳ねていました。やってみたいと言ったものの初めての鎌を手にするとちょっぴり緊張したような様子でした。足を開いて、左手を逆手にして稲を持って右手でぎこぎこ鎌を動かすよと教えると「か…固い!」一本だと弱い稲も数十本集まるとすごい固さです。昔の人は大変だったんだなぁとしみじみ感じる体験でした。
みんなが稲刈り機も鎌も経験できたので学さんにお礼を伝えて畑の方に戻りました。するとレインボーファームのおじちゃんとおばちゃんが「稲刈りできたかな?お疲れ様!」と笑顔で待ち構えてくれていました。おじちゃんが「じゃあみんな手を洗ってくる?」と、にこっと笑いました。その笑顔に勘の鋭い子どもたちが「ん?手を洗う?手を洗うってことは…?」とニヤニヤわくわくし始めました。すると「おばちゃんがね、いいもの作って待ってくれてるから!」とおじちゃんが一言!「やった~!!」とあっという間に集合できました。おばちゃんが二種類の真っ黄色のお芋を用意してくれていました。「紅はるか」というお芋を一つは素揚げしてお塩をまぶした物、もう一つは素揚げしたお芋に砂糖蜜(お鍋にお砂糖とお水を入れてとろっとするまで煮詰めて作るそうです)をかけた物です。恒例の?先生たちのお味見タイムでやきもきする子ども達。年長児にもなるとぷんぷん怒って私たちに「ずるい!早く食べさせて!そんなに大人ばっかり食べたら子どものがなくなっちゃうでしょ!!!!」と口々に言っていました。その怒る顔もかわいくてついついからかってしまう悪い教師たちです(笑い)一生懸命稲刈りをしてちょうどお腹がすいてきた子ども達。おやつは格別のお味です。一口食べるとぱあっと“おいしい顔”になっていました。Eちゃんはぱくんと口に入れると手を口元にぱっと持っていき隣にいたOちゃんとまん丸の目を見合わせてうんうん!と頷いていました。何も言わない二人でしたが「おいしい!」と聞こえてくるような二人が微笑ましかったです。おやつでも食べたいな~なんて話す子どもたちでしたが調理師さんへのお土産分も全部食べてしまいました。その姿を見てレインボーファームのおじちゃんおばちゃんはとても嬉しそうでした。
おやつを頂いた子どもたちとさつま芋畑の様子を見に行きました。おじちゃんが試しに一つ!とお芋を掘って見せてくれました。大きな紫色のお芋を見て来週月曜日のお芋掘りが更に楽しみになりました。そしてその後通りかかった乗馬センターのお馬さんを少し見せてもらいました。なぜかお馬さんと通じ合い、ぺこぺことおじぎし合う三葉っ子たちに笑いが止まりませんでした。いろんな経験ができた今日の稲刈り。来週月曜日はさつま芋掘り!いっぱい掘るぞ~!!また楽しみです♪
2025年10月23日 木曜日
今日は、昨日とは打って変わって、雲ひとつない秋晴れになりました。登園して来た子ども達は「今日は外に行けるー!!」「お外、暑いね!!」と言いながら、笑顔で戸外に駆け出して行きました。
園庭には、一昨日盛り上がったアスレチックやサーキット、そして、新しくおえかきコーナーも増えましたが、やはり大人気は園長考案のアスレチックでした。今日も大行列が出来ており、いろんなポイントをクリアしては「先生、できたよー!!」「先生、見てー!!」と嬉しそうに教師に言っていました。その時、園長が脚立を持って来て、新しいポイントが出来ました。それを見た年長児は「何なん!?これ!!」「ムリだろ!こんなの?」と言っていましたがコツが分かると「こっちの方が近道かも!?」と楽しそうに難関を突破していました。春に出した、アスレチックより確実に難易度が上がっています。そして、1日1日進化していくアスレチックが、今後、どのように展開していくのか、とても楽しみです。
そして、もう一つお楽しみがありました。年中赤コースのりす組とぱんだ組、年少赤コースのさくら組とちゅうりっぷ組が、屋外遊ぎ場に出掛けました。子ども達にさんさんランドに行くことを伝えると「ホントー!?」「ヤッター!!」と跳びはねて喜び、年中児と手をつないで出発しました。歩く道中も年中児がリードしてくれ「車が来たら、ぴったんこかんかんだね!」「車は危いよね、道路の真ん中はダメだね!」と優しく声を掛けながら手を引いて歩いている姿がとても微笑ましかったです。
年少児は、新しく設置されたサピエンスの遊具で遊ぶのが初めてだったので、好きな所で遊んでいい事を伝えると一目散にサピエンスを目指して駆けていきました。「床がポニョポニョだぁ」「少し怖いなぁ」と言いながらもギュッと力を入れてぶら下がったり、登ったりして遊んでいると、さくら組のK君が「サメごっこをしよう!」とみんなに提案した所、遊んでいたりす組とぱんだ組の子ども達も「いいよー!」と優しく答えてくれ、仲良く一緒にごっこ遊びに付き合ってくれていました。その他にも、築山や汽車の遊具、ローラーすべり台を時間いっぱい堪能しました。帰園したさくら組の子ども達は、「さんさんランド楽しかったー!」「さんさんランド大好き!」と口々に言っていました。三葉幼稚園には、素敵な遊び場がたくさんあります。過ごしやすい気候である今、身体をいっぱい使って、のびのびと遊ぶことができる時間を作っていこうと思います。
2025年10月22日 水曜日
昨日、園長が園庭に太鼓橋や平均台柵などの遊具を並べてアスレチックを作ってくれました。すると、子どもたちは柵の隙間に足を乗せて遊んだり、平均台を渡ったりと魅力的なアスレチックを楽しんでいました。その後、子どもたちの遊びの切れ目に、教師が全てを片付けてしまっていました。子どもたちの「楽しかった」「またやりたい」と言う気持ち、「余韻を大切にしないといけないよ」と環境を大切にすることの大切さを、古森先生から学んだ教師たちです。そして今日、雨が降っていましたが、ずっと教室で過ごしたわけではありません。大きな緑のテントの下には包丁ままごと、室内プールの中には昨日の楽しかったアスレチックがあります。
アスレチックでしばらく遊んでいた子どもたちをふと見ると、キャリーの置き方が変わっていました。「なんでだろう、、」と思っていると、ぞうぐみのR君が「僕が変えたよ!キャリーの間隔を広げたけん、難しくなったんよ!そっちの方が楽しいやろ!?」と教えてくれました。
それを見た他の子どもたちもキャリーを、「こっちにしてみようか」などと変えてみたり、「平均台の下は海やマグマになってるから気をつけて!」などルールを作ったり、何度も挑戦する中で、柵に足をかけて横に進んでいたのが、「柵の下に足を置かなくても、手の力だけで行けるようになったんよ!」と嬉しそうに話す子など、子どもたちがそれぞれ遊びを変えていき、発展させる姿がありました。
また、包丁ままごとで遊んでいた年長児たちがきゅうりを使って調理し始めると、きゅうりのしっぽの先を切って、グルグルと、回していました。夏にきゅうりの塩もみをしたときに、古森先生がきゅうりのえぐみを取る方法を教えてくれたのを覚えていたのです。
昨日、自分たちで作ったナスの塩もみを作っている子もいました。
子どもたちが今まで経験したことを活かして、遊びを広げて、さらに発展する姿を見て、さらに環境作りの大切さを学ぶことができました。
2025年10月21日 火曜日
うわーいっぱい!!」テラスにたくさんのなすがきれいに並べられていました。登園後すぐに年長さんが、駐車場の畑からざるいっぱい採ってきてくれていたのです。たくさん採れたので新聞紙の上に並べて数えることにしました。「1・2・3・10・11あれ?」1・2・・31・32あれ?」30くらいになると数が分からなくなり何度も数えることになってしまいます。その時にA君が新聞紙ごとに数を書いていけばいいんだということに気付きました。こっちの新聞が25本そして、こっちが41本それと長い王様のなすが3本。合わせると・・・。ここからは筆算です。M先生に5+1+3は??と仕方を教えてもらうと・・・「9!!」十の位の「2+4は?」に「6!!」と答えることができていました。こうして全部で69本のなすは、年長さんがピーラーでしま模様にしたあと塩もみし、各クラスに分けてくれました。とてもおいしい秋なすをみんなで味わいました。
さて、今日もテラスでお兄さんとお姉さんたちと一緒に踊っているたんぽぽ組さん。毎日のように踊るので年少さん、年中さんの振りつけを、ばっちり覚えています。また、年長さんの「あとひとつ」の手話もなんとなくあっています。まだまだ運動会の余韻に浸っている子ども達です。そんな時、何やら園庭の真ん中がにぎわってきました。さっそく行ってみることにしました。近くに行ってみてみると、たいこ橋、平均台の他に椅子や棚など普段園庭でよく目にするものが集まってアスレチックが出来ていました。椅子は上に乗るんだなと想像つくのですが柵はどのように使うのだろう・・・。ああなるほど!!柵に足をかけて横に進むんだ!!子どもってとても器用だなぁ。何でも遊びに使えるんだなぁ。何とも楽しいアスレチックになっていました。とても魅力的なアスレチック。たんぽぽ組さんもチャレンジしている子が多くいました。遊んでいるとこのアスレチックのいいところをまた見つけました。それは、どこから始めてもいいし、どのルートも通ってもいいところです。少し難しそうなたいこ橋の道は行かずに簡単なところへの近道もできます。また、自分の気に入ったところだけを繰り返しすることだってできます。緑組のSちゃんとKちゃんは長椅子と丸椅子のところを繰り返しして楽しんでいました。そして、Rちゃんは、一度出来ると少しずつ距離を伸ばし、次のステージへとチャレンジする姿も見られました。このアスレチック、お兄さんお姉さんが室内に入ったあとも年少さんたんぽぽさんでしばらく遊びました。
お兄さん、お姉さんからいつもたくさんの刺激をうけて楽しんでいるたんぽぽ組さん。明日のアスレチックも楽しみです。
2025年10月20日 月曜日
先週の金曜日、運動会を終えた子ども達はお休みの間、それぞれの家庭で運動会についての話題で盛り上がったようでまだまだ運動会の余韻を楽しんでいました。いつものように園庭に出ると「踊りの曲かけて〜」とやってくる子ども達。音楽がかかると色んな学年の子ども達が自然と集まってきました。年長児の組体操「あとひとつ」では、手話付きで少し難しい構成でしたが、踊り大好き年中児もよく見て覚えていて年長児の中に入って一緒に演技を楽しんでいました。年長児達は、年中児達が分かりやすいよう、カウントや掛け声が聞こえるように大きくはっきり声を出している様子が伺えました。今年の年長児達も昨年は年長児さん達(現在小学1年生)の姿に憧れてよく真似をしていました。1年の成長の大きさを改めて感じた1日でした。
年中児の踊りでは、年長児の前に年中児が横列に並び向き合うと「上手に踊れるよ」「負けないから!」と話し声が聞こえてきそうなぐらい大きく表現してお手本を見せていました。何も言わないでも後から来た子は自分の学年の列に並んでいました。
踊りが終わると古森先生の提案でトラックを回って手を振りながら歩く年中さんの可愛いパレードはまるでオリンピック選手気取りです。それを見てプレ年少さんも年中さんの後を手を振りながら付いていきます。とっても可愛いプレ年少さんのパレードに周りで遊んでいる子も足を止め、手を振っていました。それが嬉しくなったプレ年少さんは、手を振ってくれたこの近くまで行ってハイタッチ!誰もが幸せになるパレードでした。
プレ年少児達がみんなに踊りを披露すると年中、年長児達も踊り始め、嬉しくていつもより張り切って身振り手振りが大きくなるプレ年少さん達でした。年長のお兄さん、お姉さん達はいつの間に全学年の踊りを覚えているの、、?子ども達の観察力、探究心には驚きです。
今日、ぞう組らいおん組では、運動会の絵を描きました。子ども達の印象は強く、内容をよく観察していて楽しさが伝わる絵ばかりで見ている私が「そうだったな〜」「こんなところまで見ていたんだ〜」と楽しくなる作品でした。あらゆる場面で見られる子ども達の表現を見逃さず、大切に関わり成長を見守っていきたいと思います。
コメント (「三葉幼稚園貸し切り!アンパンマン列車の旅!!」 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)