2019年9月30日 月曜日
またまた今日は残暑が厳しく子ども達はテントの下や木陰で涼みながら砂遊びやままごとをしたり、室内では人形遊び、ままごとなどをして楽しんでいました。
今日は、年少児はスポーツダンスの先生方がちびっ子体力測定をしてくださりました。園長から「頑張ったらお母さん達にすぐメールが届くよ」と説明を受けると、子ども達はやる気いっぱいで手をあげて返事をしていました。スポーツダンスの先生方の紹介ではとても面白く紹介してくださり大上先生の紹介では子ども達がニコニコしながら「大上先生〜」と呼びかけると「ワォーン」と大狼の鳴き声で返してくれて子ども達は大笑いしていました。
体力測定の内容は25m走、テニスボール投げ、両足飛び、鉄棒ぶら下がりでした。25m走ではさくら組のK君は体を前に出して胸を張って一生懸命走っていました。テニスボール投げではちゅうりっぷ組のY君は「僕頑張ったよ」と嬉しそうに話してくれました。
両足飛びではなかなかリズムが取れない子も教師と一緒に飛んで頑張っていました。鉄棒ぶら下がりでは、友達の応援やスポーツダンスの先生方の「まだいけるよ」「頑張れ」「もう少し」などの応援を聞いて必死な顔になって頑張っている子もたくさんいました。W君は応援されるたびに足を曲げて床に足がつかないように頑張っていました。頑張ったので拍手をしてもらうととても嬉しそうに列に戻っていました。
またご家庭でもたくさん褒めていただけたらと思います。
また、運動会に向けて踊りも各クラスしています。たんぽぽ組では年少児の踊りを「ロケットペンギン」と歌いながら楽しんでいました。
<今日の昼食>
2019年9月29日 日曜日
9月が終わろうとしています。朝・夕は涼しい風が吹き始め秋らしい陽気になりましたが、日中は太陽が出ていて暑い日々が続いています。そんななか、ひよこの子どもたちは、とても元気いっぱいです。
台風が去った後、日中も涼しい風が吹いていたので、子どもたちを久しぶりにブランコに誘いました。外に出ることが分かる子どもたちは、名前を呼ばれるとロッカーから帽子を持って来て、被って準備を始めます。靴箱からサンダルを取ってきたAちゃんも保育教諭に見守られながら履いていました。左右も間違わないで黙々と上手に履いていました。そして、履けるとニコッと笑いながらブランコの前に行き順番を待つイスに座りました。また、Bちゃんはミサトっ子草履でした。すでに履き慣れていて、間違えることなく履いていました。他の子たちにもブランコで遊ぼうと声をかけると、Cちゃんがテラスに靴を持って来て履き始めました。履けるかな?と様子を見ていると左右反対ではあるものの、マジックテープをはがし一生懸命に靴の後ろを引っ張りながら何とか足を入れることができました。左足が履けると今度は、右足です。履いている途中、月齢の低い子が隣に座ると、「お外行く?」と誘っていました。月齢の低いクラスから高いクラスに進級すると、一気にお兄さん・お姉さんになるんだと実感しました。靴が履けたCちゃんはきちんとマジックテープを止めました。ブランコが終わるとテラスに行き自分で脱いで靴箱にしまいました。
一方、アンパンマンの靴を持ってきたDちゃんは、保育教諭に靴を履かしてほしいと渡しました。保育教諭がDちゃんにマジックテープをさして、「ビリビリしてごらん」と声をかけると、上手にビリビリすることが出来ました。靴の中に足を入れようと頑張っていましたが、なかなか入らず、遂に諦めてしまいました。そして、保育教諭に手伝ってもらって靴が履けると、嬉しそうなニコニコ笑顔になりました。ブランコに乗せてもらって揺らしてもらうと声を上げながら笑っていました。
4月には、靴が履けなくて保育教諭に助けを求めて履かせてもらっていた子たちが、なんとか自分でやってみようとするようになり、出来るようになっていきます。人がしていることを真似っこしながら「自分で・・・」を繰り返して、出来るようになっていく1・2歳児です。子どもたちの「自分でやりたい」を見守り、援助し大切にしていきたいと思う今日この頃です。
2019年9月27日 金曜日
今朝園庭の環境を準備しながら、トラックに落ちている大きな石を拾おうとすると、HちゃんWちゃんKちゃんがやって来て「こんな大きな石が落ちてたら踏んだら痛いよね」と拾いはじめました。そして「全部見回ろっか」ととぐるっと一周回りながら大きい石を拾い、「よし、リレーしよう!」と走りはじめました。それを見た年中さんも加わって負けじと走っていました。
今日は、、、古森先生に声をかけてもらっていたこともあり、朝早くから年中さん、年少さんにお願いして鼓笛隊をするために園庭を使わせてもらうことになりました。朝早く来ていたポンポンや旗の子と振りの練習をしていると、その様子を見ていた他のパートの子どもたち、バスから降りて来た子どもたちが急いで準備をしてやって来ました。気付くと全パートみんなが揃っていました。そこで、初めて全パートで練習をすることにしました。練習をしていると古森先生も年長児のことを気にして外に出て来てくれました。
「鼓笛隊は“隊”だからみんなで心と音を合わせてやろうね!」とはじめに声をかけてもらいました。今日初めて太鼓、ポンポン、旗で合わせたのですが新しく変わったところも一回で理解して動くことができていました!!教師が一生懸命?考えた移動や隊形も、、らなんだかどこかが抜けているのです。そんなところをチョロっと古森先生のアドバイスが入ることで“みんなで一つの隊”に見えるようになったのです。どのパートの子どもたちも古森先生の演出を理解し、次の動きを考え動こうとしている姿に、担任全員がみつばっこたち本当にすごいな。。と感動しました。今年はみんなで創る運動会。残り10日ほどしか練習できる日数はありませんが、楽しく心と音を合わせて頑張ります。
そして、年長児が今楽しくなっている人間ブロックもお昼からやりました。前回のクラスのポーズの宿題は「時計」だったので、4クラスそれぞれで時計を作って古森先生に発表し、点数をつけてもらいました。ぞう組の時計は、「鳩時計」です。Hくん鳩がパッポーと鳴いている丸い時計でした。
らいおん組の時計は「大人の時計」です。らいおん組は時計の数字を作りたかったけど、時間内に数字を作ることができなかったので大人の時計のように数字のない時計にしようと考えて12人が真ん中に足を向けて12の時間の刻みをつくりました。
きりん組の時計は、「腕時計」です。身体を使って数字の形を表現しました。この大きな腕時計誰が使うのでしょう!
くま組の時計は「カラクリ時計」です。以前古森先生にアドバイスをもらっていて、動く時計ということで道後のカラクリ時計を作りました。どうしたらカラクリ時計みたいに見えるかな?ということでクラスで考え人形役、時計役、人形が出てくる扉役に分かれることにしました。S君が主となって「俺が扉になるけんね!」と人形役の友達を一人ずつ時計の中にガシャんと言いながら動いていました。人形役の子どもたちの動きもみんな同じでなく、それぞれが動きを考えて進む様子を見て、教師も中に入ってやりたいな♪と思うような楽しいカラクリ時計になりました。
今日の人間ブロックの総得点は50点でした。行進するときの手や足をしっかり振ること、グループ作りもパッと2人3人組に分かれること、カウントを自分たちで数えることなどたくさんアドバイスをもらったので、次からの練習で身につけさせたいと思います。
〈健康情報〉
インフルエンザ1名、はやり目2名、プール熱1名です。
月曜日からもみんなで心を一つにして運動会を作っていきたいです。
2019年9月26日 木曜日
最近、朝晩は涼しくなり、過ごしやすい季節になってきました。朝登園してくると元気いっぱいの子どもたちは異年齢児たちが一緒になって砂遊びをしたり、園庭の真ん中に用意されたアスレチックに挑戦したりしている姿が見られました。
今日は急遽でしたがたんぽぽ組さんが楽しみにしていたさつまいも掘りに行きました。昨日年少さんたちがポンタ農園で大きなさつまいもを掘ってきたことを聞いていたので、たんぽぽ組の子どもたちはどんなさつまいもが掘れるかとても楽しみにしていて朝から張り切っていました。しかし、ポンタ農園に行くまでには危険がいっぱいです。たんぽぽさん、ひよこさんにとっては少しの距離でも大変です。道中には踏切があり、大きい段差ありと気になる箇所がいっぱいで、ついつい寄り道をしてしまうたんぽぽさんには十分な配慮が必要です。古森先生が「影の上を通るよー!」と子どもたちに分かるように声をかけてもらうと子どもたちはフェンスの影の線の上を手でバランスをとり、楽しみながら歩いていました。また、踏切ではみんなで集まってさっと渡ることができ、列から離れてしまう子どもたちも役員さんたちに助けてもらいながら無事畑に到着しました。ポンタ農園には、ヤギのメイちゃんと犬のポンタくんが迎えてくれました。子どもたちは大喜びで「メイちゃーん!」と声をかけたり、手を振ったりしていました。
そしていよいよさつまいも掘りです。古森先生が「みんなはどこでご飯を食べるのかな?」と質問されると「おくち!」と答えた子どもたちに「さつまいもさんはどこで食べるのかな?」と問いかけました。また「おくち!」と子どもたちが答えるとさつまいもの口がどこにあるのか実際にツルを見せてくれながら教えてくれました。さつまいもはお日様の光を葉っぱで受けて、水と栄養を根っこやツルからとっていることを満3歳児にも分かるように話してくれました。そしてツルを引っ張ってみるとたんぽぽ組のKくんよりも、S先生の背よりも長くてびっくりの子どもたちでした。今年はお天気にも恵まれてツルも長く伸びて大きく育ったさつまいもを子どもたいが掘れるようにと運転手さんたちが土を掘り起こしてお芋が掘れるようにしてくれました。自分たちの手で大きなさつまいもを獲ることができて、たんぽぽさんもひよこさんも大喜びでした。帰る前にはさつまいもの世話をしてくださったポンタ農園のおじさんたちに大きな声で「ありがとう」とお礼を言うことができました。いろいろな人にたちの協力のおかげでとても楽しいさつまいも掘りができました。
「Kくんのボタン」
いつも元気いっぱいでやんちゃなKくん。大好きな古森先生を見つけるといつも「こもりせんせーい!」とかけ寄ってきます。この日も古森先生の所に寄っていくと、、、上着のボタンをかけずに着ているのを見て「ボタンがずれてるの?」と気になったようでした。そして、古森先生のボタンを下から順番にかけ始めたのです。1個かけるにもなかなか上手く入りませんでしたが、諦めることなく、上まで5個のボタンを時間かけてかけ終えました。その間古森先生はKくんの指の動きに合わせて、ひざを曲げて、辛抱強く終わるまで待ってくれていました。側で教師たちがその可愛い光景を笑顔で見守っていました。ボタン全てかけ終えるとKくんは安心したようにくるっと背を向けて去っていきました。ボタンを自分でかけられるようになった満3歳児のKくんの微笑ましい1コマでした。
2019年9月25日 水曜日
今日も幼稚園には子供たちの元気いっぱいの声が響いていました。リレーが大好きな子ども達は、トラックを全力で走りバトンを繋いでいました。1位で帰ってきた子達は後ろを気にしながら抜かされないようにと、気にしながら走っていました。
トラックの真ん中には、アスレチックが出ていまた。丸太渡りや網潜りなど楽しそうなコースが作られていて子ども達は何度も繰り返しチャレンジしていました。はしごで作った橋では年長児が両手を伸ばしてバランスを上手に取りながら渡っていました。年少児は手と足を使って4本足になって、ゆっくりゆっくり落ちないように慎重に渡って満足そうにしていました。子どもによって渡り方が様々で、自分なりのやり方を考え真剣な表情で、渡っている子供達がとてもかわいらしく思えました。次の網の下をくぐるコースでは手で網を上に持ち上げながらくぐる子や、体をかがめて走り抜ける子などそれぞれで見ていてとても面白かったです。
アスレチックの他にも今日は新しくデコジャンボが出ていました。デコジャンボに空気を入れて膨らましているのを眺めている子ども達の目は何ができるんだろうと興味津々でした。空気が入って徐々に大きくなってデコジャンボのボールができると昨年運動会でした年長児たちは「デコジャンボやー!」と嬉しそうに寄ってきました。そこで3人組を作ってデコジャンボレースのスタートです。普通のボールとは違いボコボコになっているボールは思い通りには進みません。子ども達にはそれがとても楽しいようで終始笑顔で遊んでいました。子ども達が笑顔で「もっとしたい」と楽しめるような練習にしていきたいと思います。
今日の給食は、胚芽米、回鍋肉、根菜の煮物、野菜のおかか和え、バナナです。
2019年9月24日 火曜日
今朝の園庭は台風17号の影響で葉っぱや枝が散乱していました。幼稚園のテントをひっくり返してしまうほどの強い風で、台風の恐ろしさを実感させられました。教師達は、園庭を確認しながら子供達が怪我しそうな物を除き、散乱している葉っぱや枝はそのままにしておきました。それは、台風がどんなものなのか、子供達に実感して欲しいと思ったからです。楽しい自然と優しい自然、そして怖い自然があることを実感するチャンスなのです。すると、登園して来た子供達が、その状況を見て「台風の風が相当強かったんよ!」「台風の力ってすごいな!」と驚いていました。そうこうしていると、園長から「三輪車の所が台風で大変なことになっています。みんなで乗り物を園庭に運びましょう。」と放送がありました。子供達は三輪車を園庭の中央に集めて、小さな熊手を持ってくると掃除を始めました。落ちている葉っぱや松葉、まつぼっくりを集めていくと段々と大きな山になって、松葉の「ちくちく山」が出来上がりました。その隣では、女の子達がまつぼっくりを並べて数を数えて数遊びをしたり、男の子達が松葉相撲をして遊んだりしていました。そして、教師が裏紙とセロハンテープを持ってくると、枝や葉っぱをセロハンテープでとめて、制作活動も始まりました。「残りの葉っぱはキャリーに入れようや!」と年長児達。どうやら年長児達は、残りの葉っぱや枝を焼き芋を焼くときに使えるようにと置いておくようです。三葉っ子達は、遊びの天才です。葉っぱを集める掃除が、いつの間には遊びや学びに発展し、生きる力へとつながるから驚きです。
年少児達は、先週の金曜日に三葉図書館で借りた本を返却しに行きました。金曜日に「今度火曜日に本を返すから忘れないでね。」という教師の言葉をしっかりと覚えていて、ほとんどの子が忘れずに持って来ていました。図書館には棚ごとに果物や花の表示が付いていて、本についているマークを見ると、元の場所が分かるように絵本サークルのお母さん達が管理してくださっています。自分が借りた本のシールを確認しながら返しているとHちゃんが、「先生!②って書いとるけど、なんで?」と声をかけて来ました。本には番号もふられていて、数字が読める子は数を数えながら本を並べていました。物語に親しむのはもちろんですが、マークを認識することや数字に興味を持つことなど、図書の返却を通して育てていきたいなと思いました。そして、子供達と教師が一緒にすることの大切さを改めて感じることができました。
2019年9月23日 月曜日
身体を動かすことが好きな子ども達は、平均台やボールが出ていると嬉しそうに集まってきます。牛乳パックをつないで並べていると、スポーツダンスでしているハードル遊びとつながったようで楽しそうにまたいで遊び始めました。そこで、ジョイントマットをつないでサーキッドを作り、そのハードルを並べていくとすぐに気が付いた亜Aちゃんは、マットの上に移動してその上を上手に歩いていきました。その様子を見たBちゃん・Cくん後に続いていきます。一つ一つハードルをまたいでいくたびに「よいしょ」と可愛いかけ声も聞こえてきます。
その横に2つ平均台を並べると走ってそこへも移動して、月齢の高い子たちはバランスを取りながら渡っていました。片足ずつ平均台の上に置き自分なりに歩き方を考えたり確認したりして渡っていく子もいました。また、月齢の低い子たちには少し難しいようで平均台と平均台の間に入り、反対まで歩いて行ったり、平均台にまたがって座りそのまま進むなど何とか前に進んでいき渡り切って満足していました。
遊び終わって平均台を片付け、ボールの入った箱を持ってくるとボールと「早く投げて!」と子ども達がアピールしてきました。そこで、カウントしながらボールを降らせると「きゃー!!」と嬉しそうな声をあげながら転がっていくボールを追いかけていました。いつもは「集めて―」という保育教諭の声かけにボールを集めていた子ども達ですが、スポーツダンスでカゴを持った先生を追いかけてボールを入れる遊びをしているので、部屋でもその方法で遊んでみました。この遊びに慣れている子ども達は1つ2つとボールを拾って楽しそうに追いかけて入れることを楽しんでいました。持っていたボールがなくなると何も言われなくても転がっているボールを集めてきては追いかけて入れていました。
一つの遊びをくり返すことで、月齢の低い子でも覚えて行動することができるようになっていました。遊びだけでなく日常の生活においても、同じことの繰り返しが大好きな子ども達に遊び感覚で繰り返し指導して身につけさせていきたいと思います。
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