2025年9月2日 火曜日
今日から通常保育が始まりました。昨日に続いて日差しが強い日でしたがテントの下や、屋根の日陰などで子供たちは涼みながら遊んでいました。
昨日の夕方駐車場の畑のナスがたくさん実っていることに気がついたので、今朝子どもたちと収穫をしようと、園庭で遊んでいる子どもたちに声をかけました。ぱんだ組のJくんに「ちょっとお手伝いしてほしいことがあるんやけど」と声をかけると、「いいよ。でもなにするん?」と聞いてきたのでハサミを見せると「野菜採りに行くんや!!でも先生かごがないよ?」と野菜の収穫に必要な物が分かっていました。そのあと数人の年中児にも声をかけて出発しようとしていると、「先生どこ行くん?Mも一緒に行きたいんやけど」とすみれ組のMちゃんが声をかけてきました。「今から年中さんとナスを採りに行くんよ」と言うと、「そんなんずるい!!Mちゃんも一緒に行くんよ!!」ととても行きたそうにしていました。そのやり取りを近くでみていたHちゃんが優しい口調で「先生。みんなで手をつないで行ったらいいんよ。そしたら喧嘩しなくていいでしょ?」と言ってきました。Mちゃんの言うとおりだなと思い、みんなで手をつないで一緒に行くことにしました。
駐車場のナスを見た子どもたちは、「たくさんあるよ!!」「一番大きいのさがそう!」と大興奮です。どのように収穫するのか年中児から年少児に教えてもらおうと思い、お手本を年中児に実践してもらいました。年中児たちのお手本をよく見ていた年少児たちも真似てしてみるのですが、持ってきていたハサミが大きくて上手に開いて切ることができませんでした。すぐに年中児たちが「持っとこうか?」と声をかけてナスを持ってあげていました。たくさんのナスを採り終えると、「ゴーヤも見に行ってみようや!!」とゴーヤも収穫する気マンマンです。子どもたちと見つけた一つのゴーヤを収穫して帰ることにしました。収穫したAくんは「ゴーヤチップスにして食べんといかんね!帰ったら古森先生に言わんといかんね!」とみんなが大好きなゴーヤチップスを既に楽しみにしていました。
幼稚園に戻り年少児と一緒に持って行くと「おっきいナス採ってきたよ」「またお料理お願いします」とお願いをしていました。
気温が高く、日差しも強い日が続いていますが子どもたちの体調や健康管理を十分にして楽しく過ごしていきたいと思います。
2025年8月27日 水曜日
昨日同様久しぶりの再会に喜び合う子どもたちや教師たちの姿が印象的でした。
登園後学年ごとで8月の誕生児のお祝いをしました。園内放送でも紹介され、勲章を胸に付けた誕生児の歌を歌ってもらったりして楽しいひと時を過ごしました。
次はプール遊びです。急いで着替えを済ませるとシャワーをしてプールへ入ります。バタ足やワニさん泳ぎなど大分上手にできるようになりました。プレ年少も小さなプールで水遊びを楽しみました。
プールから部屋に戻ると、一枚の貼り紙があることに気が付いた年長児。それはこのような内容でした。
「あいすくりーむやさんだって!!お金を作らないと!!」と言って、早速自分たちでお金を作り始めました。
たんぽぽ組も何度か作ったのを思い出し喜んで作る姿が見られました。
そこでアイスマン登場!!「あ、アイスマンや!!アイスをください。」そう言ってじぇやに来てもらうと、作ったお金と引き換えに好きな味のアイスを選びました。アイスマンに「ありがとう。」とお礼を言いいただきますをして一口かじると「冷たくておいしいね!!」とみんな笑顔になり最後までおいしく食べることができました。
おやつの後は帰る準備、9月からも元気に来てねと挨拶をして降園しました。
そしてその2時間後、何やらバタバタと騒がしい足音が・・・。何とミニアイスマンの登場です!!
アイスを持って来てくれたアイスマンがとても印象に残ったのでしょう。自分たちもアイスマンになろうと作ったそうです。「僕はみかん味!」「私はマスカット!」「僕はチョコレート!」それぞれ色も付けアイスマンになりきって園内を歩き回っていました。何でも興味を持ちやってみようとするところが三葉っ子!!さすがです!!
さてあと少しで2学期も始まります。どんな楽しいことが待っているのでしょうか。お楽しみに!!
2025年6月27日 金曜日
自由参観日最終日の今日は、朝からとても暑い日になりました。園庭には、子どもたちが涼しく遊べるようにテントがあちこちにたてられ、水汲み遊びや魚釣り、砂場などで遊んでいました。
たんぽぽ青組は、プールに入る前に園庭で育てていたミニトマトを収穫しました。前日数人の子どもたちとミニトマトを観察しに行くと、真っ赤になった実がいくつかなっていました。それを見たIちゃんは「赤くなってるね!採っていいになってるよ!」「先生採っていいよ」と早く食べたい様子でしたが、赤くなった実の周りには、いくつかオレンジ色の実があったので一日待って収穫することにしました。
今朝登園するやいなやIちゃんは「今日トマト食べるんよね?」と朝から収穫することを楽しみにしている様子でした。登園し荷物の片付けを終えた子どもたちに、「赤くなったら食べようねって言っていたお野菜なんだった?」と聞いてみると、子どもたちは「トマトさん!」「トマト採る!!」と子どもたちの表情は笑顔いっぱいでした。早速青組のみんなでミニトマトを収穫をすることにしました。自分たちのミニトマトのプランターの前に着くと「あっ、赤くなってる!」「いっぱいあるよね!!」と赤くなった実を前に子どもたちは興奮気味でした。代表の子どもに「くるくるしたらトマト採れるよ」と言うと、ミニトマトを掴み「クルクル」と言いながら上手に収穫していました。収穫したミニトマトをお昼に食べられるように切ってもらうために調理室に持っていくことにしました。調理室の前に集まっていると、「たんぽぽさん何をしているの?」と古森先生が声をかけてくれました。子どもたちは「古森先生だー。トマト採ったんよ~」「赤いのあったよ!」と嬉しそうに答えていました。「何個あったの?」との質問に数を数えることを忘れていたことに気が付き古森先生と一緒に「いーち、にーい、さーん・・・」と数えていって全部で7個あることが分かりました。「食べるのが楽しみだね」と古森先生から声をかけられると子どもたちは笑顔で何度も頷いていました。そのミニトマトを調理師さんに人数分に切ってもらうようにお願いをしました。給食で各自のお皿に切ってもらったトマトが配られると、覗き込んだり友だちのトマトとの大きさを比べたりしていました。頂きますの挨拶のあと口にすると「おいしい!!」と口々にしていました。
駐車場や秀野邸に植えてある夏野菜が収穫できるようになり、給食で食べる機会も増えてきています。たんぽぽ組には野菜を口にすることを嫌がる子どもがいますが、幼稚園で収穫したにらを使って作ったにらみそきゅうりや、ピーマンのうす切りを酢で和えたものは不思議なことに食べています。たんぽぽ組は駐車場に行き収穫する経験ができていませんが、ミニトマトなどの水やりをしながら子どもたちが野菜に触れて少しでも親しめるようにしたいと思いました。
2025年6月24日 火曜日
参観日2日目となった今日も空は雨雲に覆われ、小雨が降る1日となりました。
そんな中、年中児が自分たちで作った傘をさして水たまりを楽しそうに歩いていました。
傘の骨組みは剣でできていて、その上を色とりどりのビニールをかぶせて作ったとても可愛らしい傘でちゃんと傘の役割も果たしています。一人ひとりが大事そうに持って歩く姿をとても微笑ましく思いました。
一方、正門横の年長児が育てているお米の苗のポットをじっと見ている古森先生が何かに気づいたようでした。「田んぼの水は溢れないように農家の人が調整しているけれど、このポットの水は溢れてしまうから穴をあけたらどうかな?」その声に共感したT先生は早速目打ちで穴をあけ始めました。するとどんどん水が抜けてちょうどいい水量になりました。
その様子を登園して来た子どもたちが興味を示し覗いていると、今度はポットの水の中に生き物がいることに気づきました。「何が泳いでいるんかな?」「えびじゃない?」「ここにも何かいる!!」「おたまじゃくし?」子どもたちと教師との間に会話が飛び交っている中、年少児のF君が「ヤゴがいる!!」と指をさして言ったことで周りにいた教師たちは年少児がヤゴを知っていることに驚きました。そして、本物のヤゴは見つからなかったのですが『田んぼ=ヤゴがいる』ということを知っていたF君に感心しました。
たんぽぽ組では新聞遊びをしました。子どもたちがちぎった新聞紙を集めて寝ころんだり、上から雪のように降らしたりビニール袋に入れて大きなボールを作ってキャッチボール!?をしたりして楽しい時間を過ごしました。
明日は参観日3日目。晴れますよーに!!
2025年6月13日 金曜日
連日の雨ですが今日は朝には雨が上がり登園した子どもたちから戸外で遊ぶ声が園庭に響いていました。
園庭には夜の間に降った雨のせいで水たまりがいたる所にできていました。その水たまりの水を教師がすくっていると、子どもたちもひしゃくとバケツを持って水をすくう手伝いを始めました。またM先生がくわを持って水が流れるように溝を掘っていると、その後をひしゃくを持った年中児たちが同じようにして後ろをついて歩いていました。その様子を遠くから見ていると同じ姿でとても可愛らしく見えました。子どもたちにとってはお手伝いも遊びの延長。水たまりの水くみも普段の水くみ遊びと同じ、溝を掘るのもどうやったら水がスムーズに流れていくのか考えながら掘っていくのも遊びで実は科学の芽がここにあります。
戸外遊びでは、久しぶりに全園児が集まって今日も泥んこ遊びで賑わっていました。たんぽぽさんも裸足になって、ズボンのすそをめくり上げて元気に園庭に駆け出して行きました。始めは裸足を嫌がっていたS君は、お友達が泥をペタペタと触って楽しんでいる姿を見て恐る恐る触ってみると感触が気持ち良かったようで、そのうち手も足も泥んこにして土を触って遊んでいました。そして、朝M先生と年中児が作った溝は水くみ遊びの場所からうさぎ小屋の所まで続きまるで長い川のようになっていました。その川を子どもたちがピチャピチャと端から端まで歩いて遊んでいました。
今たんぽぽ黄組さんは雨の日は本園の会議室や多目的室で過ごしています。会議室の日はボルダリングをしたり、トランポリンをしたり広いお部屋を走り回ったりと贅沢に使わせてもらっています。そして、今虫に興味津々の子どもたちに虫の図鑑を見せると真剣に見ていたので、本物のカタツムリを見せてあげると「カタツムリ♪」の歌を歌いながら嬉しそうに見ていました。そして、カタツムリの図鑑と見比べてみながら「いっしょやね~」「おめめ♪」「あたま!」など言葉で一生懸命伝えようとしていました。
言葉もそうですが、いろいろな環境に関わる事で日々いろいろな事を覚え、できるようになってきていて一つ一つに成長を感じる毎日です。
2025年6月2日 月曜日
今日は先週雨で延期になっていたじゃがいも掘りに行きました。
朝登園してきたたんぽぽ組のIちゃんに「今日はじゃがいも掘りに行くよ」と伝えると「じゃがいもさん行く」と嬉しそうでした。出発前にバスの乗り方、集まること等々子どもたちにお約束ごとを話すと「うんうん」と頷きながら聞いていました。その他にも「年長さんのお兄いちゃん、お姉ちゃんが掘るのを手伝ってくれるけど、自分たちで頑張って掘っていってね」と言うと「Iちゃんは自分でできるー!!」「先生Aも自分でできるよ」と子どもたちは口々に自分たちだけでできるとやる気満々です。
秀野邸に着くと先に行った年長児たちがじゃがいもを掘っているところでした。たんぽぽ組が自分たちのじゃがいも掘りを見ていることに気付いた年長児たちはますます力が入り、大きなじゃがいもが掘れると「じゃがいも掘れたー」と言ってたんぽぽ組の子どもたちに見せてくれました。その後もあちこちで「出てきたー」「おっきいの掘れたー」と年長児たちの声にたんぽぽの子どもたちも喜んでいました。
年長児たちが掘り終え次は、いよいよたんぽぽ組の出番です。一人一人年長児が対面や横について一緒に掘っていきます。ぞう組のBちゃんは掘り進めてじゃがいもが見えるとたんぽぽさんに「ここにじゃがいもあるよ」と指差して教えたり、じゃがいもを運ぶ際には「こっちが大きいよ」と声をかけて自分が持っていた大きいじゃがいもをたんぽぽの子どもに持たせるなど年長児たちの優しさにとても感動しました。たんぽぽ組の子どもたちも年長さんの助けもあって自分たちで掘ることができました。青組のHくんはじゃがいもが掘れると「じゃあも(じゃがいも)。じゃあも」と両手でじゃがいもを持って嬉しそうに教師に見せていました。
年長児たちはたんぽぽ組のじゃがいも掘りの手伝いを終えると、その側にある玉ねぎを抜きました。大きく育った玉ねぎはなかなか抜くことができず悪戦苦闘の子どもたちです。しかしそこは年長児、一人で抜けないと分かると近くの子に「手伝って!!」と声をかけ一緒に抜いている姿や、声をかけなくても抜けずにいる子を見つけると自然と足を運び手伝いに行く年長児たちは流石です。
じゃがいもや玉ねぎ抜きが終わり、帰る準備をしていると「おっきなのが取れたんよ!先生見て!!」と声をかけられたので振り返ると、さくら組のAちゃんが大きな玉ねぎを両手に持って立っていました。「一人で抜いたの?」と聞くと「Aが自分でできたんよ。おっきかったんよ」と嬉しそうに話をしてくれました。
バスを待っている間年長児たちは、じゃがいもの葉っぱや茎を集めたり、収穫した玉ねぎやじゃがいもをキャリーに入れて運んだりしていました。幼稚園に持ち帰り子ども館の下にシートをひいて広げていくと、玉ねぎの匂いでいっぱいになり「いっぱい玉ねぎの匂いがするね」などと話していました。
収穫した小さいじゃがいもは蒸して給食と一緒にいただきました。「今日収穫したじゃがいもだよ」と言って配っていくと、青組の子どもたちはじゃがいもの匂いを嗅いだり、一口一口少しずつ口にして味わったりしていました。降園前には玉ねぎを甘酢であえてもらっていただきました。玉ねぎを口にした子どもたちは、「甘い!!」「おいしいー!」と言っていました。Dくんは口に入れると、何度も頷きながら味わって食べていました。
自分たちで草抜きや水やりなどをして育てる過程を学び、収穫した野菜をその後すぐに調理して食べることが出来る環境があることに改めてありがたいことだなと感じました。これからも環境を大切にし、子どもたちには様々な体験をさせていきたいと思います。
2025年5月29日 木曜日
今朝の空はどんよりと曇っていて少し肌寒く感じたのですが、園庭からはいつもと変わらない元気な声が響き渡っていました。今日も子どもたちは、色々なコーナーで全学年が関わりながら楽しそうに遊ぶ姿が見られました。
たんぽぽ組の最近のお気に入り水遊びコーナーでは樋やひしゃく、ペットボトル、廃材等色々な物を使って遊んでいます。遊びの中には学ぶことが沢山あり、気付くと自然に身に付いている知識もあります。環境作りの大切さを日々感じてこれからも保育を行っていきたいと思います。
昼食前園庭に放送が流れました。
ピンポンパンポ~ン♪「みなさんにお知らせがあります。古森先生と本山さん(事務員)がお仕事で東京へ行ったので三葉幼稚園の皆にお土産を買ってきてくれました。事務所まで取りに来て下さい」
年長児が放送をしてくれたのですが、放送するやいなや次々とクラスの代表の子どもたちが事務所へやって来ました。年長のSくんは「俺、東京のお土産食べたことない!!」とワクワクしながら取りに行く姿も見られました。年長児が古森先生と本山さんからお土産を受け取り代わりに渡すと「古森先生、本山さんお帰りなさい。お土産ありがとう!!」とお礼を言って各クラスへ持ち帰りました。
たんぽぽ組では、お帰りの前に食べる事にしたのですが、袋を開けると小さな可愛いかりんとうがたくさん入っていました。一人ひとり手に乗せるとじーっと見たり、においを嗅いだりして皆に配り終えるまで待っていました。全員で「いただきます!!」をすると一口、また一口食べる度に「おいしいね~」と言って笑顔になっていきました。甘くてやさしい味、ニコニコかりんとう。ご馳走様でした。
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