2024年10月9日 水曜日
今日は昨日までの天気とはうってかわって、朝から良い天気で秋らしい一日となりました。こんな日は、地面もしっとりと湿り気があり、運動会の練習もやりやすく子どもたちもやる気満々です!各学年順番に園庭を使って練習をしていきました。たんぽぽさんは運動会当日は、体操服で参加するのでその練習も兼ねて今日から体操服で登園してきました。お家では嫌がっていた子も園に着くと教師たちに「かっこいいねー!」と言われると思わずニコッも笑顔になり友達同士で見せ合いっこをしていました。体操服を着てきている子どもたちはいつもよりちょっぴりお兄さん、お姉さんに見え子どもたちもすっかりその気分です。かけっこの練習では、誰も泣く事もなく走っていて驚かされました。体操服の魔法がかかったたんぽぽさんは何でもできそうです。
戸外で遊んでいると年長さんが鼓笛隊の練習をしていました。初めて年長さんの鼓笛隊を見たたんぽぽ組のAちゃんは「私もしたいの!」と言っていました。子どもたちに「何がしたいの?」と聞くと「ポンポン」「たいこ!」など気になる楽器を言っていました。こんな年長さんの姿は小さい子どもたちにとっては憧れのようで遊んでいる途中でも手を叩いてずっと見入っていました。運動会まで練習日もあと少ししかありません。どの学年も合言葉は、かっこいい姿をおうちの方に見てもらうということで頑張って練習をしていきます。
最近たんぽぽ青組ではブロック遊びをよくしています。初めは一人遊びが多かった子どもたちですが、最近は友達と一緒に何かを作ったり、遊具で遊んだりと関わりが見られるようになってきました。昨日からブロックで家らしい物を作り、人形を動かして遊んでいるので「何を作ったの?」と聞くと「三葉幼稚園!」と返ってきました。確かにブロックで作った家には階段があったり、椅子や机があったりします。そして「バスが来ました!」と車を走らせたりと幼稚園ごっこをして遊んでいました。2、3歳児たちですが、遊び方も少しずつ変わってきてお友達との関わりも楽しんでいます。初めて目にすること、耳にすることが毎日。その度に、何かを感じ学んでいるたんぽぽさんの姿を嬉しく眺めています。
2024年10月3日 木曜日
昨日の雨が止んでから気温がぐっと下がり肌寒くなりました。今日登園して来た子どもの中には長袖を着てきている子もいました。
今日たんぽぽ組はホールに集まり、運動会で使うポンポンを初めて手に付けて踊ってみました。手にポンポンを付けようとすると笑顔で着けてもらう子や、付けてもらったポンポンを不思議そうに触っている子など様々な反応が見られました。踊りの曲が流れると、部屋での練習の時とは違い元気一杯踊っていました。
運動会に向けての活動が増えていく中で、たんぽぽ組では子ども達にかけっこのグループが分かるように、机にみかんやリンゴなどを描いた紙を机に置きその場所に集まるようにしています。そこでかけっこしてみようということになり、子ども達に「かっけこをするから並んでみるよ~」と声を掛けると、近くのいる同じグループの友達を探して見つけると手を繋いで集まっていました。最近の活動の中で「今日はぶどうさんはどこに座る?」「Mちゃんみかんここよ!」などと話をしている姿を見て覚えてきはじめているなと感じていましたが、プレ年少児のことなので覚えるにはもっと時間がかかるだろうと思っていたので「集まろう」と声をかけただけで集まってきたことにとても驚かされました。子どもの中には、グループを迷っている友達にどのグループなのか教える姿も見られました。そんな子ども達の様子を見て、自分が以前古森先生から「教師が子どもはここまでしかできたい等と限界を決めてしまってはいけない」と教えてもらったことを思い出しました。遊びを通して運動会の活動をしていく中で、子ども達の限界を決めてしまわないで「信じて任せてみる」「そして待つこと」を実行していきたいと思いました。
ホールでかけっこや踊りを楽しんだ後青組は、10月のシール帳折り紙バッタを作ることにしました。子ども達に見せながら折って完成した折り紙を見せ「なーんだ?」と聞くと「ふね!」「ぼうし!」と答えたので、「ピョンピョンってジャンプする虫さんだよ」と言うと「ピョンピョンはうさぎさん!」「とりさん!」と次々に答えてくれました。折り紙を折る中で子ども達に折り目をしっかりと付けてもらうように「キュッキュってしてね」、糊を付ける時には「チョンって少しだけ付けてぬりぬりするんよ」と伝えると「キュー」、「チョンチョン」と言いながらしていてとても可愛く思いました。そして「バッタのできあがり~」うさぎさんでもなく鳥さんでもなく大好きなバッタに大喜びの子ども達でした。
天候が不安定で気温の変化が激しい日が続きますが、子ども達の体調に気を配りながら遊びを取り入れながら期待が持てるよう楽しみながら運動会の練習を進めていきたいと思います。
先日、お泊まり保育のお礼のお手紙をウェルピア伊予さんに書いて送っていたのですが、今日ウェルピア伊予のスタッフの皆さんからお礼の電話がかかってきました!
そしてなんと!ウェルピア伊予のInstagramに載っているそうです!
ご覧になりたい方は見てくださいね!
2024年9月17日 火曜日
たんぽぽ黄組は9月から8名のお友達が増えました。毎朝、年長のお兄ちゃんお姉ちゃんが手をつないで保育室まで連れて来てくれます。中には、かばんや手さげバックを代わりに持ってくれる年長児もおり、年下の子への思いやりの気持ちがしっかり育っているなと感じています。
さて、この度新園舎3階の多目的室が図書室になることに決まり、以前図書室として使っていた黄組の保育室から大きな棚と机と椅子を移動することになりました。棚はたくさんの玩具がありましたが、黄組の子ども達に一緒に運ぼうと声を掛けると「よいしょ!よいしょ!」と言いながら、椅子を何回も運んでくれる子もいました。大きな棚があった場所をほうきで掃いているのを見ていたS君は、教師が置いていたもう1本のS君の背丈より長いほうきを持って見よう見まねで使ってその姿が何とも言えない程可愛く微笑ましく思いました。もう一方の黄組の上の棚にはビッシリと図鑑や絵本などが収納されていてこれらの本もダンボールに積められてお引越しです。三葉幼稚園には、1000冊以上の本があります。屋外遊ぎ場の病児園の2階にもまだまだたくさんの本が置いてあるので、新園舎に全ての本が集まって来た時子ども達が好きな本を自由にとって見る事ができる素敵な図書室になります。今から子ども達と利用するのが楽しみです。
〜三葉クッキング~
今朝、「駐車場のナスがたくさん実ってるよ!」と教えてもらった年少さんが「大変!早くとりにいってあげなきゃ。」とせっせと収穫してきてくれました。なんと…その数”19本”。そこで、運動会の練習をがんばっている年長さんにかわって年中・年少さんが園長に教えてもらいながら、「なすの塩もみ」に挑戦しました。
今のなすは、いっぱい服を着ているので皮が分厚いのです。食べやすいように皮をスルスルッとむいていきます。でも、皮にも栄養がたっぷりあるので、全部はむかずにしましまなすに変身です。一口大に切ったなすに園長が塩をパッとかけて、もみもみ。そのなすをぎゅっーとすると…子どもたちから「わー!すごー‼︎」と大きな拍手が起こりました。なすから水がでてくるたびに、子どもたちの目がキラキラと光りました。
園長から「みんな準備は大丈夫?」と聞かれると、年中・年少さんみーんなが「大丈夫!やりたーい!!」と嬉しそうにクッキングスタートです♪小さい手で、さっき教えてもらったようになすをぎゅっーとしぼって水をだすと、「みてみて、私もできた。」「ママに教えてあげんといかん。」と次々に可愛い言葉がでてきました。なすの塩もみが完成すると、ボールの中にはなすからでてきたお水だけが残っていました。園長から「ペロッと味見してみる?」と提案してもらうと、年中さんは人さし指をすぐに用意し、ちょんちょんペロ。すると…「おいしー!」と舌をペロッとだし、いたずら顔でニコッと笑います。とっても可愛い笑顔に見ていた教師まで幸せな気持ちになりました。
暑い日に食べる、なすの塩もみとご飯は「パワーでたわ~。」「今日も楽しかった♪」と子どもたちの元気の源になっていました。
三葉クッキングで作り方はバッチリなので、お家でも子どもたちにぜひ聞いてみて下さい。
2024年9月11日 水曜日
園庭にラインが引かれ徐々に運動会ムードになってきました。そんな中昨日から年長・年中児が混じってリレーを楽しんでいます。そんな中で職場体験に来ている中学生も幼稚園の頃を思い出して一緒に走っている姿も見られ何だか懐かしく微笑ましい気持ちになりました。
今日も残暑が厳しく外の温度計は40℃と熱い1日になりました。子ども達はたくさん汗をかいて遊んだ後、プールで「気持ちいーい!」と嬉しそうに水遊びを楽しんでいました。たんぽぽさんも大きなプールに入れてもらい「やったー!」と大はしゃぎでした。
プールから上がりお部屋に戻る途中、テラスで先生たちが何やら準備をしているのを見つけた子ども達は「何してるの?」とのぞきに行くと見た事があるお店屋さんができていました。「何のお店だ?」と聞かれるとすぐに「かき氷屋さん!」と答えたたんぽぽさん!「何味があるかな?」と聞くと「いちご!」「メロン!」「あお!」と返ってきました。金額を覚えている子は得意気に指をVにすると「2!」と答えていました。
そしてお部屋に帰ってお金を作ろうと話していたところ「ピンポンパンポーン♪」と放送が流れました。「お金が作れなくて困っている人、年長さんのお部屋でみつばぎんこうがオープンします。どうしても困っている人は来てください」この放送を聞いて「銀行って知ってる?」と聞くと??顔のたんぽぽさん。これまでこふきいも屋さん、かき氷屋さん、ゴーヤチップス屋さんといろいろなお店で買い物をしてきましたが、銀行は初めて聞いた言葉だったでしょう。「銀行はお金を下ろしたり、預けたりするところだよ」と話をしましたが、2、3歳の子ども達には難しいので実際に行ってみる事にしました。お部屋に入ると年長さんが案内してくれて、カードを受け取るとそのカードと交換にお金をもらいました。どうしたらいいのか困っているこがいると「こっちだよー」と優しく手をつないで案内してくれる年長さんにお兄さん、お姉さんになったなあと感心させられました
もらったお金を持ってお買い物です。かき氷屋さんでのお買い物も慣れたものです!「〇〇ください!」とお金をさっと渡して自分の好きなかき氷をもらうとニコニコで食べていました。昨日はゴーヤチップス屋さん、今日はかき氷屋さん。明日は〇〇屋さん?毎日楽しみがいっぱいです。
2024年7月19日 金曜日
今日も30℃を越える暑い一日になりました。園庭では年長の男の子達が網を手にセミとりをしていたり、日陰にある泥場では年少児が年中児から作り方を教えてもらいながら大きな泥団子を作ったりしていました。また、砂場では年長児達が中心になり大きな川を作っていました。
らいおん組のNちゃんは新しく買ってもらった大きなスコップで沢山の砂をすくって水路を掘っていました。「大きな川を作っているの?」と尋ねると、「そう。全部繋げていきたいんよ」と答えました。中央には大きな島が出来ていて、年長の男の子達が短いすのこを持ってきて川に入らなくてもいいようにと橋を架けていました。
砂場の広さの半分くらいまで川を掘ったところでプールの時間になり年長児達は部屋に戻って行ってしまいました。しばらくして、砂場に戻ってみると年中児達が川作りの続きをしていました。ぱんだ組のHくんは「川を作るぞー!!」と周りの友達に呼びかけながら作っていました。何人かで分かれて水路を作っていましたが、水路に溜まっていた水が長くなった水路の先まで届かなくなり水がなくなってしまいました。そのことに気が付いたTちゃんが「水がなくなったよ!」というと、それを聞いたHくんとYくんがすぐに「俺が持ってくる!!」と言って鍋やバケツに水を入れて運んできて流し入れました。すると川がつながり「水が流れてきたよ。成功やね」とみんなで喜び合っていました。砂場全体に水路ができ水が流れると近くにいたプレ年少の子ども達も大喜びで川の中に入って走り回ったり、水汲み遊びをしたりし始めました。砂場の水は井戸水なのでとても冷たいので、たんぽぽ組のKくんは「冷たくて気持ちがいい~」と水の中を歩きながら涼しんでいました。そんな姿を水路を作った年中児達は笑顔で見守っていて感心するばかりです。
その後たんぽぽ青組は、お道具箱の掃除をしました。教師が「お道具箱を持って来て」と声を掛けると、みんなすぐに自分のロッカーからお道具箱を持って来ました。お道具箱からクレヨンや帽子などを出して、汚れを拭きとりピカピカになったお道具箱を「先生きれい!」と嬉しそうに見せてくれました。掃除を終えてお道具箱を片付けていると、友達が片付けたお道具箱の名前が見えないことに気が付いたYちゃんが「はんたい!名前が見えなくなってるよ!!」と声を掛けて一緒に直してあげていました。新園舎が完成し生活や遊びを通して年長児や年中児の姿を真似したり、一緒にする中で教えてもらいながら経験を積み重ね成長しているたんぽぽさん。自分一人でできることが増え、困っている友達を見つけると世話をする姿も見られるようになってきました。一日一日知恵がつき心身ともに目に見えて成長していく満3歳児に驚き感心する毎日です。
2024年7月11日 木曜日
今日は朝から大雨で昨日までの夏日から一転梅雨に逆戻りの一日でした。
朝、プールを見に来ていた古森先生を見つけた年中さんは「何してるの?」と集まってきました。いつも古森先生がいる所には楽しい事があることを知っている子ども達は、今度は何をしてくれるのかな?と興味津々です。楽しい事が大好きな子ども心いっぱいの古森先生は、プールのそばのタライの中にあったカップをプールの中に投げ入れると、ひしゃくでそれをすくいながらそばにいた教師に「釣り竿持って来て~」と声をかけました。それを聞いた年長児が廃材で魚を作って放流しプールは釣り堀になりました。思えば何年か前まではプールを使って魚釣りを楽しんでいましたが、園舎の建て替えにともなってしばらくお休みしていたのです。大きなプールでの魚釣りは久しぶりで、子ども達もワクワクしてる様子でした。
流れるプールに廃材で作った魚たちが次々まわって流れてきます。その魚を釣り竿を使って、釣っていくのが難しく、子ども達も「つれーん」「難しい!」と言いながらも何度も挑戦しているうちにコツを掴んで釣れるようになっていきました。
そして、大きなプールに魚が少なくなってきたのを見た年中さんのクラスで魚作りが始まりました。お部屋を覗いてみると、ハサミでトレーを切って足やヒレを作るとマーカーで色を塗ってカラフルな魚にしたり、トレーにヤクルトカップをたくさんくっつけてタコを作ったりと思い思いの海の生き物を作っていました。りす組のSくんは魚を作った後に自用の釣り竿を作っていました。次々作った魚を泳がせているうちに紙製の魚は水に溶けてしまうことに気が付いて、紙で作っている友達に「水に溶けちゃうよー!」と教えてあげる姿も見られました。また、プラスチックの廃材は水に浮かんで流れることが分かり、プラスチックの廃材を選んで作っている子の姿もあり、気が付いた事、学んだ事をすぐに生かしている年中さんに驚かされました。晴れの日のプール遊びを楽しんだ子ども達は、雨の日もプールで遊ぶ事ができて楽しい一日になりました。たくさんの魚達もできて「明日も雨かな~」と魚釣りがより楽しみです。
今日は、たんぽぽさんは3クラス合同で過ごし一緒に遊んだり、給食を食べたり仲良く過ごしました。黄組さんよりも少しだけ月齢が早い青組、赤組さんは準備や片付けを手伝ってあげたりと数ヶ月の差ですがちょっぴりお兄さん、お姉さんになってお世話をしてあげていました。
2024年7月5日 金曜日
今日は、34°Cを越える暑い1日になりました。暑くても戸外で元気に遊ぶ三葉っ子の為に、幼稚園にある全てのテントを出し、熱中症対策をしました。また、所々に日よけシートもつけて、少しでも日陰を作り子ども達を直射日光から守る工夫をしました。園長が「子どもは身長が低いから、地面の照り返しを直に受けやすく、大人が思っている以上に暑さを感じている」と毎年、教えてくれます。暑い夏を乗り切る為に、子ども達の為に何ができるのかを1番に考えて保育にあたっていきたいと思います。
たんぽぽ組で育てていたミニトマトがようやく赤く色づきました。「トマトを収穫するよー!!」と声を掛けるとみんなが一斉にトマトのプランターの前まで駆けてきました。今日は、5個のトマトが収穫でき、嬉しさいっぱいの黄組さんは、出会った先生にトマトを見せて回っていました。収穫の喜びを感じた子ども達と一緒に引き続き、トマトの世話をしていきたいと思います。
さんさんランドの横にある果樹園で育てている桃がハクビシンに食べられそうになっていたので、収穫してもらいました。今日は、その桃を食べよう!!ということで大きなタライに水と氷を入れて冷やしていたのですが年中の子ども達は、その様子をずっと見ていたようで「まだ~?」「もう冷えた~?」と待ち遠しくて仕方がなかったようです。その後、各クラスでおいしく頂きました。世話をして頂いた先生に感謝の気持ちをもち、時々、果樹園にも足を運んでみようと思います。
7月7日は七タ!!ということで、三葉幼稚園の彦星と織姫の為に、調理師さん達が七夕給食を作ってくれました。黄組の子ども達は、「きらきら星」の歌が好きで、よく歌っているのですが、七夕そうめんの中に入っていた星の形の人参に気付いたようで、普段は野菜が苦手な子ども達もパクパクとおいしそうに食べていました。年長、年中児達は、短冊に願いを込めて七夕飾りを作って部屋に飾っていました。みんなの願いが叶いますように…。
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