2016年7月31日 日曜日
1,2歳児たちは戸外に行くのが楽しみで、自分の靴を靴箱から持ってくるとわくわくした様子で廊下やテラスにきちんと並んで待っています。1歳児のAちゃんは戸外に出るとトコトコとうさぎ小屋までまっすぐ歩いていきました。
以前までは少し遠くからうさぎを見ていたのですが、何度か近くで見ているうちに慣れてきて最近は自分から近くまで寄ってうさぎを見たり、えさをあげたりすることができるようになりました。そしてえさを食べるうさぎの様子を満足そうな表情をして見ていました。また、Bくんは、いつの間にかAちゃんの隣に来てうさぎの様子を見ていました。そしてうさぎがはねたり動いたりする度に声を出して嬉しそうに笑っていましたが、そのうち「ぴょんぴょん」と言いながら、うさぎがとびはねる姿を真似し満面の笑みを見せていました。
一方砂場ではCちゃんが素手で砂を触ったり素足で歩いたりして砂の感触を確かめていました。そのあとおわんやざるの中にスコップやしゃもじを使って真剣な表情で砂をすくっていました。保育教諭がCちゃんに「ご飯ができたんかな?」と声を掛けると、スコップの裏側でトントンと砂をたたきながら「うん」と深くうなずいていました。
1人ひとりがいろいろな遊びをする中で、心身ともに成長していっていることを実感します。色々な環境の中で過ごせるチャンスを見逃さず、幼児たちの成長を見守っていきたいと思います。
2016年7月24日 日曜日
毎日暑い日が続いていますが幼児たちは戸外でも保育室でも元気いっぱい遊んでいます。
最近ひよこの幼児たちは大型積み木がお気に入りで、大型積み木を出すとたくさんの幼児たちが集まってきます。そして友達に「一緒におうち作ろう」、「一緒に積み木運ぼう」などと声をかけて遊ぶ姿が見られます。また、自分の作りたいものをイメージし、黙々と積み木を移動して集中して遊んでいる姿も見られます。
2歳児のRくんは大型積み木を見ると正方形の積み木だけを集めて並べ始めました。そして6,7個の積み木を並べ終えると満足気な表情をしていました。そこにたくさんの友達がやってきて並べた積み木の上に座りました。Kくんが「バスみたいやね。」と言うと、次々と「バスやね」、「バス!バス!」と楽しそうに他の幼児たちも嬉しそうに言いました。Iくんが「大型バスに乗ってます~」とバスごっこを歌い始めると周りの幼児たちもにこにこしながらハンドルを握る真似をしたりバスに揺られている動作をしたりみんなで楽しくバスごっこをしていました。
片付けになって保育教諭が積み木を運んでいると今度は幼児たちみんなで積み木を運んであっという間に片付けが終わってしまいました。また、長方形の積み木は2歳児では重いかな?と思っていると友達に「一緒に持っていこう」と声をかけ力を合わせて最後まできちんと片付けをすることができ感心しました。
友達とのかかわりの中で言葉や想像力も豊かになっていきます。保育教諭や幼稚園児の動きをしっかり見ていて、幼いながらも片付けも準備も遊びとして楽しんでいる幼児を見守ったり共に楽しんだりしていきたいと思いました。体験は力となり知恵となり生きる力となることをこの幼な子から学んでいます。
2016年7月20日 水曜日
1学期最終日の今日、バスやお歩きで登園する子どもたちは元気いっぱいでした。4月は、お兄ちゃんやお姉ちゃんに手を引かれながら登園していた年少児がしっかりとした足取りで登園している姿やお母さんと離れ難く担任の先生が門まで駆けつけて抱っこされていた子が、今では担任の教師の元へ走っていき「おはよう」と自分から挨拶する姿があり嬉しく思いました。
今日の終園式では、園長と1、早寝早起きをすること 2、冷たいものや好きなものを食べ過ぎたり飲み過ぎたりしないこと 3、知らない人にはついていかないことを約束しました。「イカのおすし」の歌を振り返りながら、自分で自分を守れるように約束して元気いっぱい踊りを踊りました。その後サニーマートから「サニカちゃん」が来園し子どもたちに絵本を届けてくれました。7月20日以降と8月の誕生児は「おめでとう」とみんなから言ってもらい、サニカちゃんも一緒にお祝いしてくれました。
今日は緊急に実施した土砂災害の避難訓練にご協力いただきありがとうございました。靴箱側から土砂が流れると言われると年少児のS君は安全なテラス側に座るなど子どもたちは実際の状況を頭の中で想定しながら訓練に臨んでいました。中には山側の道が土砂で塞がっていると想定し大きく回って遊戯場の駐車場まで帰って下さり、子どもたちが土砂災害が起きたらどのような事態になるかということを実践的に学ぶことが出来ました。本当に多くの保護者の方々に参加、協力いただき充実した訓練となりました。ありがとうございました。
明日から長い夏休みに入ります。健康に気をつけて規則正しい生活をして充実したお休みになりますように。又、預かり保育の子どもたちにとっても楽しい、通常とは違う家庭的な雰囲気の中で幼稚園生活ができればと思っています。夏に遊びをいっぱいいっぱいしましょう♪
2016年7月19日 火曜日
梅雨も明け、今日は朝から至る所で「ミーンミーン」と蝉の鳴き声が響きわたっていました。蝉の鳴き声を聞いた、ひまわり組のRちゃんは「先生、どこから聞こえるんやろう」と不思議そうに空を見上げていました。そして、蝉探しが始まりみんなで「どこかな?蝉さーん」と言いながら園庭にある色々な木を探し始めました。みんなで木を見上げて目を凝らして探しましたがなかなか見つかりません。
そんな時「おったよー」と大きな声が聞こえてきました。ひまわり組のW君が大急ぎで走って来て「先生、網の所におるよ」と教えてくれました。みんなでフェンスにかかっている網をみると、そこには、1匹の蝉がミーンミーンと鳴きながら止まっていました。そーっと近寄ってみると何故か蝉も逃げないのです。
子ども達から「早く捕まえて」の声があり何も持っていなかった私ですが思わず素手で捕まえました。すると子ども達は大拍手!!みんなで蝉をのぞき込みました。こわごわ見ていましたが何もしない蝉を見て安心したのか子ども達は「ぼくの服にくっつけて」「わたしの服にくっつけて」とおおはしゃぎでした。恐る恐る子ども達の服に蝉をくっつけると今まで「ミーンミーン」と大きな声で鳴いていたのにピタッと鳴くのをやめるのです。
不思議な蝉との出会いでしたが子ども達と相談して、はじめに居た場所のフェンスの網に置きました。みんなで「かわいい蝉さんありがとう。遊びに来てくれてありがとう」と手を振ってさよならをしました。
短い時間の中、1匹の蝉との出会いでしたが心温まる時間になり私は、何とも言えない嬉しい気持ちでいっぱいになりました。梅雨明けに自然がくれた子ども達への嬉しいプレゼントだったように思います。
明日は、いよいよ1学期最後の日、終園式です。ひまわり組では、今まで使ってきた道具箱の整理をしたり、雑巾でロッカーを拭いたりしてきれいにしました。夏休みに備えて明日もお部屋の掃除の続きをしたいと思います。
2016年7月18日 月曜日
夕涼み会を経験したひよこ組の幼児達は登園してくると「おはよう、おばけおったね」と第一声夕涼み会の話をし始めました。2歳児の中には保護者と一緒におばけやしきに入った幼児もおり、保育室から身をのり出してホールのある方を指さしていました。あまり怖がる様子もなくおばけやしきで経験したことを友達に話していました。
保育教諭が広告紙をくるくる丸めていると2歳児のJくんが「つりざお?」とたずねました。細く長い棒がつりざおに見えたようです。そこにひもをつけると、大型積み木で囲って作ったプールに向かって積み木の上に立ってひもをたらしていました。さおを持ったAちゃんもJくんの隣りに並んでひもをたらしています。Jくんは「魚がおらんね」と言うとAちゃんと一緒に大きなブロックをシートの上に並べて魚にしました。そして自分の手で大きなブロックをひもの近くに持っていって支えると「魚がつれたよ。」と見せてくれました。そしてバケツを持って来て魚に見立てたブロックを入れてました。
同じように魚つりをしていたMちゃんはさおの先をながめながら「魚がくっつかんね」と夕涼み会のさかなつりコーナーで使ったさおと見比べて先のひっかけがないことに気付いていました。2歳児達は友達と会話しながら夕涼み会で自分が経験したことを再現しながら遊んでいるのです。そこでマットを2枚並べて大きなプールにしてあげるとみんなで周りを取り囲んで魚つりを楽しんでいました。
1、2歳児にとって初めての行事でしたが、子ども達の受けた刺激はその子なりに大きかったようです。
2016年7月15日 金曜日
梅雨明けが待たれる今日この頃、暑さだけは真夏日を感じさせられる日が多くなってきて子供たちは「あつーい」と言いながらバスに乗ってきています。
そんな中、今日はいつもと違った顔でバス停に立っているプレ年少のA君の姿がありました。
どうしたのかな?と思いながらバスに乗せて発車するとA君がすぐにはじけそうな笑顔で手を広げて教師の前に突き出しました。
その手のひらにはセミの抜け殻が乗っていました。そして友達に見せながら「あ、ここを触ると痛いね」「ねえ、中のセミはどこに行ったの?」と年中児・年長児に問いかけました。
その表情はとてもわくわくしているようでした。その様子がとても可愛くてそれを見ていると私も自然と笑顔になっていました。
幼稚園につくとどこからか園児の「雨があがったからセミが鳴きだしたよ!!」という声がきこえ、セミの声をたどって虫取り網を持って追いかける年長組のTくんと年中組のS君の姿がありました。
虫を捕まえるためにT君とS君が意気投合しているところへプール遊びを終えた青コースの年中児たちが「涼しいー!」と言いながら出てきて一緒にセミ取りを始めました。
その光景を見ながら自然はもうすっかり夏がやってきているとかんじました。
その後室内に入ると年長児が運動会の鼓笛隊を練習していました。
自分で太鼓のベルトをつけ教師の笛にあわせて太鼓や旗を使っていました。
一度教師が横の友達に合わせるんだよと教えるときれいに合わせることができていて感心しました。
終わってから「休みの日に剣を作って忘れないように練習してくるよ!」と言っている子がいて三葉っ子ならではだと思いました。
入れ替わりで年中組はミニ運動会でしたリトミックをしていました。
年長のリトミックには及びませんが自分たちなりに手と足のリズムを楽しみながらする姿がみられて、これからどのように変化し子供たちが成長していくのか見るのが楽しみになりました。
*今日の給食*
胚芽米・豚肉のから揚げ・野菜のマヨネーズ添え・バナナでした。どの子ももりもりたべていました。
*健康状況*
体調不良や発熱による欠席が増えています。
熱中症や風邪に対する配慮が必要となってきています。
2016年7月14日 木曜日
昨夜の土砂降りの雨で園庭には、大きな水たまりがいっぱいできていました。今日は、子どもたちといろいろな踊りがしたいなと考えていた教師たちは、あちこちで水たまりの水取りをしているとくま組のR君は、すぐに砂場から鍋と入れ物を持ってきて同じように水をすくい始めました。それを見たすみれ組のH君とTくんもフライパンとコップを持ってきて先生のそばで同じように始めました。すくった泥水をせっせと砂場に運んでいる子どもたちの姿がとても微笑ましく見えました。
そんな時、今度は、らいおん組のK君が「先生。早くこっちきてみて」と言って、私の手を引っ張って連れて行った場所・・・・・・・それは、滑り台のある桜の木の下でした。そこは、なんと「蝉が大合唱」をしていたのです。K君は、「ほら、あそこにクマゼミがとまってるよ」と高い木の枝を指さして教えてくれました。滑り台の上に上がってみていると・・・・・・・その声を聞きつけて集まってきたちゅうりっぷ組のY君、ひまわり組のK君、たんぽぽ組のSちゃんたちは、木の枝にとまっている蝉を見つけておおはしゃぎでした。残念ながら一番に知らせに来てくれたK君はお習字の時間になって、蝉取りを断念!・・・・・・・・また、これから子どもたちの大好きな蝉の季節がやってきます。楽しみでワクワクします。しかし、蝉の短い一生や命の尊さにも気づいて行けるようにしていきたいと思っています。
さて、蝉取りを断念したK君の向かった先、年長さんの「お習字」では::::::::
そこには、菅野先生をまっすぐに見て机の前に姿勢良く座り、しっかりと話を聞いているらいおん組さんたちがいました。
菅野先生の筆の動きを見ながら、子どもたちの筆も半紙の上をスーっと滑るように動きます。一文字書き終えるまでの集中力はすごいなと思いました。力を入れるところ、スーッと力を抜いて伸ばすところ、膨らませてはらうところなどちゃんと半紙の中でバランスを考えながら筆を動かしているのです。「え」の字を書き終えたE君は、僕の名前のえだよ」と言って書いた字を見せてくれました。先ほどのK君もAちゃんも菅野先生に『元気がいいね」「大きくかけたね」とほめてもらって、自信たっぷりに自分の字を新聞紙の中に大切にしまっていました。その後は、次の半紙を置き墨も継ぎ足しておくのです。常に次のことを考えて作業をしなくてはなりません。半紙を置くのを忘れていた子には、隣の友達が教えてあげていました。
最後は正座をして「ありがとうございました」と挨拶をします。そしてその後は、使ったものの片づけをきちんとしていきます。当番の子どもたちは、菅野先生と一緒に最後まで硯や筆をきれいに洗っていました。準備から片づけまで、自分達でできることは自分でする。姿勢を正し集中して静かに物事に取り組むこと、それはまさに「日本のこころ」を学んでいるような気がしました。私自身もお習字の心を学んだようで何だか清々しい気持ちになりました。
♪今日の手作り給食メニュー♪
☆胚芽米・鶏肉のオーブン焼き・かぼちゃの煮物・マカロニサラダ・ニラ味噌きゅうり☆
どれも子どもたちの大好きなものばかりでした。
☆健康情報☆
体調不良や熱で欠席をする子どもが増えています。 プール熱2名。
蒸し暑い夜が続きます。暑さで体力が奪われて病気にかかりやすくなります。しっかりと睡眠と栄養を取って体力をつけておきましょう。
コメント (「お外って楽しいね♪」 ひよこ 山岡愛悠 はコメントを受け付けていません)