2008年12月15日 月曜日
今日は、風が冷たいけれどおひさまが出て陽だまりはぽかぽかと暖かい一日でした。子どもたちは、かばんを片付けると「ながなわしよぉ!」「つりかんしよぉ!」など友達を誘って外へ遊びに出て行きました。
ちゅうりっぷ組の子どもたちは、最近長縄とつりかんをする子が多く毎日のように縄を持ってきて「回してぇ!」と言ってきます。何日か練習しているうちにYちゃんは、24回も跳べるようになりました。子どもたちの根気強く挑戦する気持ちと成長にはとても3歳児とは思えず驚いています。
年少クラスは今日、生活発表会で踊る役決めをしました。先日の青コースの参観日でやりたい曲のところに集まるよう声をかけると曲名関係なく役の絵が描いてあるカードをもった自分のお母さんのところに行ってしまった子どもたちでした。。。でも今日は、自分のやりたい役をしっかり決めて分かれることができました。すみれ組のYちゃん、Mちゃんは普段一緒にいるので「Mちゃんが一緒じゃないと無理!!!」と言っていたのに涙をためながらも自分の行きたいところへ行くことができました。始めて自分の意志を通した自立の第一歩の日になりました。発表会は、クラスを解体していますので他のクラスの友達も一緒のグループになります。役ごとに分かれると、「名前は、誰ってゆうん?」「Hくんです、よろしくぅ♪”」とお互いに紹介し合ってコミュニケーションをはかる姿が見られました。新たな人間関係づくりも始まったのです!「自分の役以外の曲も踊りたい!」と言っている子もいるのでどの曲も踊れるようになったらいいなぁと思います。
ぞう組では、最後のケアフル訪問がありました。出発時間ぎりぎりまで小道具を作り直すなど一生懸命取り組んでいました。行く前に古森先生に言われたことをしっかりと聞いていて役になりきって劇をしていました。それを見ておばあちゃんたちは、「かわいいなぁ♪」と言って下さっていたそうです。
明日は、こあら保育のお楽しみ会があります。年長児たちは、サンタさんになってこあら組さんに歌や踊りなどをプレゼントすることになっています。古森先生に歌詞をイメージして歌う方法を教えてもらったので明日は、ステキな歌がプレゼントできると思います!とても楽しみです★ミ
2008年11月21日 金曜日
今日は、一週間ぶりの雨でした。バスの中では、「今日は、外で遊べんねぇ、、、」と残念そうに話す子に「今日は、昼から晴れるんよ!!!」と慰める姿が見られました。ちゅうりっぷ組は、今日はくま組の子どもたちが紙芝居を読んでくれると言うのでみんなで見に行くことにしました。くま組のお部屋は奥にあるので行ったことがない子が多く、「くま組ってどこにあるん?」と一つ一つクラス表示を見て探しながら行きました。くま組さんが読んでくれる紙芝居は、“いっすんぼうし”です。くま組の子どもたちは、5人づつのグループに並んで役ごとに声を変えて紙芝居を読んでいきました。お殿様の声では、お腹の底から声を出して「はっはっはっ」と本物のお殿様のような声を出していました。途中、紙芝居を持つ人が入れ替わる時S君が「次、代る!!!」と言って代わるのを忘れている友達に声をかける姿も見られ、練習2日目なのにすごなと思いました。難しい内容でしたが、子どもたちは鬼が出てくると「おにおにぃ♪」と嬉しそうに言いながら、真剣に見ることができていました。他の年長のクラスも紙芝居を練習をしていると言うことなので、これからいろいろなクラスの紙芝居が見られるのが楽しみです。
そして他のクラスでは、アルバム製作をしていました。。ぞう組では、写真を貼りその写真に合った画用紙・包装紙を見つけて好きなように飾りをつけていきました。タイトルも自分で考えて“どうぶつえんにいったよ”“えんそく”など様々で、全部自分で作っていきました。たんぽぽ組では、「お芋堀り、いろんなお友達としたね♪」と言って絵を描き、その周りをはさみで切ってアルバムに貼っていきました。
雨降りの日の幼稚園では、紙芝居を読んだり、パソコンで絵を描いたり、ごっこ遊びをしたりと室内ならではの遊びを楽しんでいました。
2008年11月10日 月曜日
連休の間に、冬が来たかのように寒くなりました。ちゅうりっぷ組のH君は、「今日、寒かったけん外出るん嫌で泣いてしまった。。。」と悲しそうに言っていました。外で遊んでいると、レストランごっこのポスタにトンボが止まりました。それを見つけたらいおん組のH君は、「トンボが飛んできたけど、止まったら動かなかったよ!寒いけん、動けんかったんかな?」と言いました。教師が「どうしたの?」と聞くと、「捕まえて空に飛ばしてあげたんよ!」と答えました。
子どもたちを誘って外に出ると、わらコナの隣で古森先生が柿の皮をむいていました。それを見たH君は、「皮をむいて、干して、甘柿にするんよね?」と話しかけました。私が、「何で知ってるの?」と聞くと「まい先生が配ってくれた本に載ってたよ!」と答えました。絵本やDVDなど幼稚園で見たり、聞いたりして学んだことが幼稚園の生活の中でも体験できることはすごく大切なことだなと思いました。また、子どもたちが手を切りそうになりながらもピラを使って最後まで皮をむいている姿にこの集中力も大切なことだと思いました。
子どもたちと皮をむいていると、ぞう組のYちゃんが大根のしっぽで作ったぞうを見せに来てくれました。Yちゃんは、教師が作ったねずみを真似して自分なりに工夫して首の回るぞうを作ったのです。鼻には、ちゃんと穴が開いていてぞうはそこから水を飲むんだそうです。野菜を使って料理だけでなく、こんなにも楽しい遊びをしたり興味を持って新しい素材として利用したりする姿を見て感心しました。
戸外の中心では、たくさんの子どもたちと教師がくじら組とらいおん組がまちづくりライブで踊った曲を踊っていました。くじら組のS君は、初めて踊る年少児に「足は、右、左・・・」とまるで教師のように優しく教えてあげる姿が見られました。作品展の準備も着々と進んでいます。明日も、寒さに負けず子どもたちと元気よく遊びたいと思います。
2008年10月10日 金曜日
朝、子どもたちは登園して来ると、「カレーのにおいがするぅ!!!」 「昼ご飯は、カレーやけんスプーン持って来たんよぉ♪」と、嬉しそうにニコニコしながら話してくれました。
今日は、昨日から子どもたちが楽しみにしていた人形劇『じろうちゃんのおまるくん』がある日でした。おしっこもうんちもまだできないじろうちゃんが、おまるにうんちができるようになるまでのお話でしたが、子どもたちはとても真剣に見ていました。演じているお兄さん、お姉さんの表情や、セリフのやりとりのテンポなどを子どもたちは楽しんでいました。
お部屋に戻ると、みんなが楽しみにしていたお昼ご飯の時間!ちゅうりっぷ組の子どもたちは、何も言ってないのにスプーンセットを持って席につき始めました。そして、今日まで一緒に暮らしているさくら組の子がお部屋に戻ってくると、「さくらさん、ここどうぞ!」 「Mちゃん、ここ座って!」と、友だちを呼んで並んで座りました。たくさんの野菜やきのこ、お肉の入ったカレーは、とてもおいしそうで、朝から漂っていたカレーの匂いで、お腹の時計も12:00です。「いただきます♪」をしてから数分後、さくら組のK君が、「おかわり。」と言ってお皿を持ってきました。他の子も「おかわり。」 「お肉いっぱい。」など、何人もおかわりにやってきました。りす組のSちゃんは、5杯もおかわりしたそうです!!!!!みんながいっぱいおかわりをしたのは・・・たくさんの野菜(にんじん、じゃがいも、たまねぎ、大根、ケール、キャベツ、しめじ)と、みんなが食べられるようにと、カレー粉で作ったルーのカレーは格別で、市販のカレールーと違って野菜やお肉の旨味がたっぷりで、とても食べやすかったからだと思います。ちゅうりっぷ組のH君は、放送を聞いて、「今日はみんなが食べられるカレーなん?」と、言っていました。野菜嫌いなSちゃんが、「にんじん食べられるようになった!!!」と言って、友達が食べられなかった分もおいしそうに食べていたのには驚きました。食べ終わった後は、お皿洗い。みんなお皿をピカピカにすることができました☆’’
今日は、みんなカレーをいっぱい食べてパワアップしたので、明日の赤コースの運動会は、元気モリモリで頑張れると思います。くま組は、今までリレーでずっと5位だったのに、今日初めて4位になりました。明日の運動会も、その調子でがんばってほしいです。
2008年9月19日 金曜日
昨日、「台風大丈夫かな?」と、心配していた子どもたちに、今朝バスの中で、「今日、台風来るかな?」と言うと、きりん組のR君が、「今日、外で遊べるん?」と、心配そうに言っていました。しかし、バスが着くと、「もう練習しよる。」と、曇り空で雨を心配していたことが嘘のように、子どもたちは嬉しそうに声をあげました。
今日、年少組は、『ひっぱれおもタイヤ』の練習をしました。教師は、前からどうすればタイヤの受け渡しがスムーズに安全にすることができるか考えていました。そして今日、いい方法を教えて頂きました。今までは、Uの字でA・Bチームに分かれてやっていたのを、長丸の形にして、一周するようにしました。そうすると、タイヤも向きを変えることなく、スムーズに受け渡しができるのです。また、前の友だちから、タイヤについているロープをもらう時、いつも年長児のリレーを見たり、そのリレーに加わったりしていた子どもたちは、自分たちの番がくると、ピン☆と手を伸ばし、スタートラインを守って待つことができていました。年長児や年中児たちがしていることを興味を持って見ていたことが、自分たちのゲームでしっかり生きているのです。子どもたちは人の姿やしていることを見て覚えるということが、大切なんだ!!!と、改めて思いました。まだグループで気持ちを合わせることができず、転んだり、ロープが持てず置いていかれそうになる事もあるので、楽しみながら練習していきたいと思います。
今日、ひよこ組では、9月になって入園した子どもたちにとって、初めての図書室で本の貸し出しがありました。たくさん本が並んでいるのを見て、どれを借りようか迷っている子、たくさん絵本を持ち歩いている子など、みんな楽しそうに絵本を選んでいました。C君は、「先生の本も俺のカードで借りてあげるけん!!!」と、言っていたそうです。満3歳児の成長には目を見張るものがあります。3歳のお誕生日が来ると入園してくる満3歳児たちは、一人、二人と、まるで『リトルインディアン』の歌のように、少しずつ仲間が増えていきます。その中で、満3歳児なりの、人への思いが育っていくのです。お家の生活の中ではなかなか見られない心の育ちが形として見とれるこの時期の保育は、私にとってもちゅうりっぷ組の子どもたちの育ちの過程を理解する学習の場になっています。
また、今日は、年長のぞう組が、ケアフル竹原へ行きました。風船ゲームや踊りを楽しみました。
2008年9月3日 水曜日
今日は、朝は曇り空だったのに、子どもたちが外に出る頃にはピカピカのお天気空になりました。今日も、昨日に引き続きリレーや朝顔の花を使った色水コーナーなど、子どもたちは好きな遊びを楽しんでいました。
色水コーナーでは、ひよこ組のT君が「色水する。」と言って、容器を持ってきました。「水を入れて、朝顔の花を指でこするんだよ。」と言うと、こすりながら、「どんどん色が変わっていく。」と言って、驚いていました。今までの色水作りと違う所は、色が出やすい朝顔を指でつぶして、手触りを楽しんだり、指加減で色の出方を確かめたり、朝顔の色が指に残ることや、その指についた色を紙に写すことなど、様々な感覚が楽しめることです。また、古森先生から、しおれた朝顔を使った風船も教わりました。子どもたちは、教師に手伝ってもらいながら思いっきり息を吹いて、「パチン。」という音を出そうと頑張っていました。
また、今日は、学年の運動会の練習をしました。今年も、楽しい運動会になるよう、練習も楽しくしたいと、それぞれが入場の時や集まりの時など、ゲーム感覚を入れるなど工夫をしています。年少児は、踊りの入場にストップゲームを取り入れました。教師と一緒に走って入場した子どもたちは、「止まれ。」の合図がかかるまで思いっきり走っています。ちゅうりっぷ組のY君は、教師たちが面白い格好で止まっているのを見て、フラフラしながら一生懸命片足で立っていました。踊った後は、今朝、教師たちが子どもたちが楽しくなるようにと作ったおさるさんのお尻の方へ、にこにこしながら退場していました。
明日は、全体練習!子どもたちと一つ一つの競技を楽しみながら、練習していきたいと思います。
2008年6月27日 金曜日
今日は、久しぶりに気持ちのいいお天気でした。私がお部屋にいると、元気な掛け声と楽しそうな音楽が聞こえてきました。外に出てみると、ぞう組の子たちが、『幼稚園フェスティバル』で踊る『野球拳』の練習をしていました。楽しそうに踊っているのを見て、年少の子どもたちもやってきました。年少児たちは、年長のお兄さん・お姉さんのまねをして、年長児たちは教師を見て、「アウト!セーフ!」と言いながら一生懸命踊っていました。
今日、年少組は初めて図書室に絵本を借りに行きました。図書室に行く前、「図書室で借りたい絵本が見つかったらどうするんだった?」と聞くと、「一列に並ぶ」、「カードを見せる」など口々に答えました。図書室に着くと、Y君は「ぼく、これ!」とすぐに自分の見たい絵本を見つけ、絵本サークルのお母さんに渡していました。また、Mちゃんは、「Mちゃんです。お願いします。」と、きちんと名前を言って借りていました。そして、なかなか見たい絵本が決まらないであれこれ迷っていたT君の姿も見られました。図書室で絵本を借りるのは初めての子どもたちに、サークルのお母さん方は、「お名前は?」「T君は、車が好きなのかな?」など、とても優しく声をかけて下さっていました。お陰で、子どもたちは、安心して絵本を借りることができました。帰る前に、「月曜日、絵本忘れないでね!」と言うと、「お母さんに読んでもらうん楽しみ。」と言って、みんなワクワクしながら降園しました。
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