2024年11月11日 月曜日
お日様があたって暖かい園庭では、今日も子どもたちの元気いっぱいの声が聞こえてきました。バスケットボールのコーナーでは、いろいろな学年の子たちがゴールをめざしてボールを投げていました。くま組のRくんがゴールの前で手を広げてディフェンスをしていると、その横のゴールではちゅうりっぷ組のKくんがRくんの真似をしながらゴールにボールが入らないように守っていました。また、今日から戸外の環境に木工あそびのコーナーができました。朝から年長さんたちが集まって、いろいろな大きさの木材を選び、金槌とくぎを使って打ち付けていました。その様子を見ていると、さすが年長さん!!去年、一昨年と木工あそびを経験していることもあって、くぎの打ち方もリズミカルで上手でした。面白い作品がたくさんできるのが楽しみです。
たんぽぽ赤組の子どもたちがお部屋で粘土をしたり、絵を描いたりして遊んでいると、年長の女の子3人が部屋にやってきました。「先生、おいしそうなご飯ができてるから、写真撮って!!」と言うので、年長さんと一緒に外のままごとのコーナーに行ってみました。するとそこには、いろいろな野菜を上手に使ったお料理が並んでいました。サラダや味噌汁、ジュース、フルーツなどなど・・・。三葉幼稚園のちびっこシェフが工夫を凝らした料理は、先週の金曜日のブログにもありましたが驚かされます。
たんぽぽさんたちも外遊びに行ったときにお兄ちゃん・お姉ちゃんたちが作った料理を見に行くことにしました。Jくんは、見に行く前から「早く見たい!楽しみ〜♪」と言っていました。みんなで見に行くと、子どもたちもびっくり!!「いろいろなご飯がある!」と興味津々で見ていました。目をキラキラさせて、「お兄ちゃん・お姉ちゃんって、すごーい!」と言って、手をパチパチと叩いている子もいました。たんぽぽさんにとって、お兄ちゃん・お姉ちゃんたちと一緒に遊んだり、そんな遊びを見ていたりすることもいい刺激になっています。たんぽぽさんたちもたくさん遊び込んで、たくさんのことを学んでほしいと思います。
2024年10月29日 火曜日
今日も雨降るかなぁ〜、どんなかなぁ・・・と天気が心配されましたが、雨も降ることなく、暑くも寒くもない丁度いい気温のなかで、年中・年少・プレ年少はバスに乗って秀野邸の畑にさつま芋掘りに出発です!!たんぽぽ組さんは1学期のじゃがいも掘りの時は、駐車場に植えてある芋を掘ったので、バスに乗って園外に行くなんてドキドキ・ワクワクです。出発前には、広いところに行くので怪我や迷子にならないようにみんなと一緒にいること、お話をよく聞くことなどお約束をして出発です。
「あっ、ここ通ったことある!」「どこまで行くの?」と道中、話がはずんでいると、秀野邸の門をくぐり畑が見えてきました。広い畑!!その畑の向こうの方では、すでに到着して畑に入っていた年中さんたちの楽しそうな声が聞こえてきます。
年少さん、たんぽぽさんたちも急いで近くに行って掘っている様子を見ながら順番を待ちます。そして・・・今度は、年少さん・プレ年少さんの番です。古森先生が年中さんの掘ったさつま芋を見せてくれると大きいさつま芋がたくさんついていることにびっくり!!また、ドキドキ・ワクワクしてきました。「どのお芋がいい〜?」「みんなもいる〜?」「いるー!」「大きいの〜!」と子どもたち。
手で掘ることを教えてもらい、たんぽぽ組さんは年中さんが手伝ってくれることになりました。土を一緒に掘ってくれ、スポン!!とお芋がぬけて飛び出してくる1番いいところはたんぽぽ組さんにさせてくれました。「とったよー!!」と掘ったお芋は、重くて重くて、でも自分で持ちたくて力いっぱい抱えて運びました。とても嬉しそうで、「私とれたよ〜。どんなもんだい!」と言わんばかりの表情です。虫がいたこと、芋には長いおひげがいっぱいついていたこと、大きいの小さいの、細いの色々な芋があったことなどよく見ていてお話していました。優しい年中さんのおかげでたんぽぽ組さんも楽しくお芋掘りが出来ました。年中さんありがとう。明日は年長さんがお芋掘りです。楽しみですね。
さて、お部屋では運動会の延長で他の学年の踊りが大人気。なかでも、年中さんの踊りが赤組では人気です。「かくれんぼ、かくれんぼ♪」「大波、1、2、3、4・・・」と言いながら踊っています。何回か見ただけで、こんなに覚えるなんてすごい!と感心します。また、かけっこのときに自分の名前を言ったことで、「今日も言うよね?」とお帰りの時に廃材のマイクで「○○○です!!」と言うことも楽しんでいます。運動会の時もとても上手に言えましたが、今はもっともっと大きい声で自信をもって言えます。他には、廃材遊びやお絵かきも盛んで「テープ、テープ」「廃材するー!」と毎日のようにして遊んでいます。お家に空箱やカップ、トレイ、裏紙などありましたら、ぜひ持たせてください。思う存分遊びたいと思います。よろしくお願いします。
2024年10月25日 金曜日
明日は保育園の運動会の為園庭の真ん中には子ども達の演技場になる人工芝が敷かれていました。練習が始まるまでの時間、その場所を借りて大玉転がしやトランポリン、ファンタジースペースなど、どの学年も関係なく幼稚園児達が自分の好きな所に行って身体を動かして楽しそうに遊んでいました。その中でも鉄棒は大人気で順番待ちの列が出来ていました。年長児のA君、J君、R君はみんなにさか上がりを披露し「私も出来る!!」と年中のMちゃん、Sちゃんが負けじと挑戦していました。さか上がりを練習中の子達ができなくても諦めずに列の後ろに並び何回も何回も頑張る姿に心打たれました。
遊び終えた後は保育園児達が運動会で使用する道具を運ぶお手伝いをして芝生を使わせてもらったお礼をしました。可愛いひよこ組さんの運動会が楽しみです。
さて、先日の幼稚園の運動会を経験したたんぽぽ組の子ども達は、マイクで自分の名前が言えた事が大きな自信につながりひと回り大きく成長したように思います。今日も砂場では裸足になり泥んこになりながら水を使ってダイナミックに遊ぶ姿が見られました。
28、29日は、さつまいも掘りがあります。秀野邸の畑で試しに掘ったさつまいもとつるを飾ってくれていたので、黄組さんに声を掛けると「おいもー!!」と嬉しそうに手に取っていました。「さつまいもの葉っぱ」だよ、と伝えると「長いねー!!」と言いながらたくさんの子ども達が「ワッショイ!!ワッショイ!!」と電車のようにつるを引っぱって遊んでいました。お帰りの時も「バスに乗る!!」「みんなで行く!!」と黄組さんの頭の中はさつまいも掘りの事でいっぱいのようでした。29日が今から楽しみです。
2024年10月15日 火曜日
今日は、運動会の園内総練習を行いました。登園してきた子どもたちは、「今日も練習するよね!」「今日の練習も頑張ろう♪」と友達と話していて3連休明けの練習にも期待を持っている様子がうかがえました。園庭では、保育室で荷物を置いてシールを貼った子どもたちがデコジャンボやリレーの練習をしていました。デコジャンボは、形がデコボコで自分たちの思った方向に転がってくれません。「こうしたら、早く転がりそう!」「こっち側、走ったほうが早いよ!」と、自分たちで考えながら練習をしていました。
一方、たんぽぽ組の部屋の前まで行くと、こちらでも元気いっぱいの声が聞こえてきました。「何をしているのかな?」と思ってそっと覗いてみると、JくんとEちゃん、Kちゃんたち数人の子どもたちが集まって、応援合戦の練習をしていました。「たんぽぽぐみー!」「オー!フレーフレーたんぽぽ」とみんなで楽しそうに応援合戦の練習をしている姿を見て、たんぽぽ組の子どもたちも運動会の練習を楽しんでいるのだと感じ嬉しくなりました。
そして、赤コースの総練習です。練習の流れは、本番のようにプログラムの順番に進めていきました。たんぽぽ組のかけっこでは、入場のときは年中のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちに手を繋いでもらって歩きました。最初、子どもたちだけで並んだ後、歩かせてみると自分の目線の方に行って、あっちこっちの方向に歩き始め、教師たちは大あわてで集めにかかることになってしまいました。そこで園長の指導で年中組のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちに手を繋いでもらって歩くことでスムーズに並んで歩くことができました。年中さんのしっかりとした姿を見て、「2年前、今の年中さんがたんぽぽさんだったときも今みたいにお兄ちゃん・お姉ちゃんたちが手伝ってくれたなぁ〜」と思い出しました。かけっこ大好きの子どもたちは、本番でもにこにこ元気に走ることができるといいなと思いました。
総練習を進めていると、ひよこ組さんがテラスに出て応援をしてくれていました。先週から幼稚園の運動会の練習を見ていたひよこさんたちです。年長さんの鼓笛隊を楽しそうに見ていたひよこ組の子どもたちに「やってみる?」と声をかけると「できない」と言っていたそうです。そして、今日かけっこをしている幼稚園の子どもたちを見て「かけっこする?」と声をかけると、「やりたい!!」と答えたそうです。1〜2才なりにできることとできないことの自覚があることに驚きました。お兄ちゃん・お姉ちゃんたちのようにたんぽぽさんたちも小さな子からあこがられる存在になりたいと思います。残り2日の練習も頑張ることでしょう!
2024年9月24日 火曜日
朝晩涼しくなり、日差しも風も秋を感じるようになりました。戸外に出るとたくさんの松ぼっくりが落ちているのをめざとく見つけたたんぽぽ組さん。自然と「まつぼっくりがあったとさ~♪高いお山にあったとさ~♪・・・おさるがひろって食べたとさ‼」と口ずさんでいました。「お山じゃないけど松ぼっくりあったねぇ。」(小さいのをみて)「お猿が食べたの?」と話しながらポケットに入れたりお料理に使ったりとたんぽぽ組さんも秋に触れていました。
そんな今日、一昨日、昨日とお泊まり保育に行った年長さんは「おはよう‼」となんだか自信に満ち溢れた顔つきで登園してきました。「お母さんにお泊まり保育のことたくさん話したよ。」「お土産喜んでくれた。あのみかん餅美味しかったって。」「ママがね、偉かったねって。」「お土産のストラップは家族みんな同じなんよ。」「私がおらんかったけん寂しかったって~。」と嬉しかったこと、楽しかったことのお話がつきません。お家の人と離れて、どのお友達とも、どの先生とも楽しく過ごすことができ、またお家の方があんなにも盛大にお迎えしてくれて自分を必要とされていたこと、愛されていることを実感し、自信に満ち溢れた笑顔の年長さん。とても素敵でした。「一緒にお泊まり行ってくれてありがとう。」と付き添ってくれた教師一人一人にお礼の手紙を持ってクラスまで会いに来てくれて、こちらこそありがとうです。年少さんだった頃からのみんなの成長を間近で見ることが出来てとても楽しい2日間でした。
そんな余韻に浸っていたら・・・休みの間に幼稚園の駐車場の畑が大変なことになっていました。なんとナスもピーマンもたくさんなり、隣の畑まで入ってしまい、ナスは何本かは地面について泥で汚れていました。急いで収穫するとあっという間にざるいっぱいになっていました。そこで手をお皿にしてピーマンを何個かのせてもらうと上のピーマンがころころころと転がり落ちてしまいます。どうしようと思っていると、古森先生が近くにあった大きなさといもの葉を取ってきてお皿にしてくれました。大きい葉をお皿にすることができることを教わり、葉っぱのお皿からピーマンがこぼれないようにして、大事そうに抱えてピーマンを全部入れることが出来ました。ざるがなくても自然の葉をお皿に出来ることをまた1つ覚えました。
さてさて、もうすぐ10月。運動会です。外でもお部屋でも遊びながら、音楽をかけて踊っているたんぽぽ組さん。今日は園庭で赤・青・黄組の全員で踊ってみました。古森先生に「かわいい~!」「上手~」と言ってもらえて、とてもにこにこ笑顔になりました。すると今度はひよこ組さんとひよこ組さんの先生もお客さんになって見てくれました。またまたより一層笑顔になるたんぽぽ組の子どもたち。「ひよこ組にいた時より上手でびっくりしました。」「とてもかわいかったです。」と言ってもらえてとても嬉しくなりました。褒められると嬉しくなり、より元気に笑顔に、そして頑張れます。子どもたちと一緒に楽しみながら、踊りにかけっこに楽しんでいきたいと思います。
2024年9月3日 火曜日
今日から通常保育が始まりました。砂場やままごとコーナーなど、園内のいたるところで子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。
うさぎ小屋の奥の松の木の下では、年長・年中・年少の子どもたち数人が集まって遊んでいました。何をしているのか気になって覗いてみると、鍋の中に松の葉を入れてパスタ屋さんごっこをしていました。ぞう組のHちゃんは、「パスタを茹でてるの!」と言って、鍋をかき混ぜたり、鍋の中で松の葉を広げたりして友達とごっこ遊びを楽しんでいました。年少の子どもたちもお兄ちゃん・お姉ちゃんの真似をしながら、手の平いっぱいに松の葉を探して、「あったよ〜!!」と言って運んできます。嬉しそうにいろいろな学年の子どもたちが自然に集まって、関わって遊ぶ姿を目にして、とてもいいなと思いました。
2学期からたんぽぽ組に新しい子どもたちが17名入ってきました。その中には朝、少し泣いて来る子もいますが、お部屋や戸外で遊び始めると次第に表情も明るくなります。砂場では、スコップで穴を掘ったり、水を運んだりダイナミックに遊ぶ姿が見られ、うさぎ小屋のところでは横に並んで、「うさぎさん、ごはんだよ〜!」と言いながら餌をあげている後ろ姿がとても可愛らしく思えました。4月、先にたんぽぽ組になった子どもたちも、ちょっぴりお兄さん・お姉さんになってきています。朝の荷物の片付けやいろいろなお手伝いもできるようになってきました。新入園の子どもたちも友達と好きな遊びをたくさん楽しんで、かっこよくて優しいお兄さん・お姉さんになっていくのがとても楽しみです。
2024年7月19日 金曜日
今日も30℃を越える暑い一日になりました。園庭では年長の男の子達が網を手にセミとりをしていたり、日陰にある泥場では年少児が年中児から作り方を教えてもらいながら大きな泥団子を作ったりしていました。また、砂場では年長児達が中心になり大きな川を作っていました。
らいおん組のNちゃんは新しく買ってもらった大きなスコップで沢山の砂をすくって水路を掘っていました。「大きな川を作っているの?」と尋ねると、「そう。全部繋げていきたいんよ」と答えました。中央には大きな島が出来ていて、年長の男の子達が短いすのこを持ってきて川に入らなくてもいいようにと橋を架けていました。
砂場の広さの半分くらいまで川を掘ったところでプールの時間になり年長児達は部屋に戻って行ってしまいました。しばらくして、砂場に戻ってみると年中児達が川作りの続きをしていました。ぱんだ組のHくんは「川を作るぞー!!」と周りの友達に呼びかけながら作っていました。何人かで分かれて水路を作っていましたが、水路に溜まっていた水が長くなった水路の先まで届かなくなり水がなくなってしまいました。そのことに気が付いたTちゃんが「水がなくなったよ!」というと、それを聞いたHくんとYくんがすぐに「俺が持ってくる!!」と言って鍋やバケツに水を入れて運んできて流し入れました。すると川がつながり「水が流れてきたよ。成功やね」とみんなで喜び合っていました。砂場全体に水路ができ水が流れると近くにいたプレ年少の子ども達も大喜びで川の中に入って走り回ったり、水汲み遊びをしたりし始めました。砂場の水は井戸水なのでとても冷たいので、たんぽぽ組のKくんは「冷たくて気持ちがいい~」と水の中を歩きながら涼しんでいました。そんな姿を水路を作った年中児達は笑顔で見守っていて感心するばかりです。
その後たんぽぽ青組は、お道具箱の掃除をしました。教師が「お道具箱を持って来て」と声を掛けると、みんなすぐに自分のロッカーからお道具箱を持って来ました。お道具箱からクレヨンや帽子などを出して、汚れを拭きとりピカピカになったお道具箱を「先生きれい!」と嬉しそうに見せてくれました。掃除を終えてお道具箱を片付けていると、友達が片付けたお道具箱の名前が見えないことに気が付いたYちゃんが「はんたい!名前が見えなくなってるよ!!」と声を掛けて一緒に直してあげていました。新園舎が完成し生活や遊びを通して年長児や年中児の姿を真似したり、一緒にする中で教えてもらいながら経験を積み重ね成長しているたんぽぽさん。自分一人でできることが増え、困っている友達を見つけると世話をする姿も見られるようになってきました。一日一日知恵がつき心身ともに目に見えて成長していく満3歳児に驚き感心する毎日です。
コメント (「お兄ちゃん・お姉ちゃん、すごいね♪」 たんぽぽ赤組 森岡朋音 はコメントを受け付けていません)