2021年12月9日 木曜日
今日は朝からとてもいい天気で、室内よりも戸外の方が暖かく気持ちのいい1日でした。
本来は温度が低ければ凍って霜になるところですが、こんな良い天気の日の朝は人工芝が夜露で雨が降ったかのように濡れていて、子供たちの大好きな遊び場が使えなくなってしまっていました。それに気付いた古森先生が濡れた人工芝を取り除いてブルーシートを敷きそこにアスレチックを出してくれました。しかも今日のアスレチックはいつもと違います。いつものアスレチックと遊具の置く場所が変わっていたり、新しくとび箱が置かれていたりと難易度が上がっていました。それに一早く気が付いたぱんだ組のK君は「これはレベル○○?」と近くにいる教師に尋ねると「う~んこれはレベル30?ぐらいかな」と返ってきました。すると「難しくなっとる!」とさっそく挑戦していました。初めは「難しい」と言って慎重にしていた子どもたちでしたが、何度も挑戦しているうちにスルスルと出来るようになってきました。らいおん組のH君はもっと難易度を上げるために、自分で平均台を後ろ向きに渡り始めました。するとそれを見ていた他の子どもたちもH君の真似をして後ろ向き歩きに挑戦していました。その歩き方は初めは年長さんが多かったのですが、その様子を見ていた年中、年少さんも挑戦し始めるなど今日もアスレチックは大にぎわいでした。
たんぽぽさんでは、明日のお楽しみ会に向けてお部屋に飾り付けをしました。三角の折り紙をつないだツリーや紙コップに飾り付けをしたツリーなどお部屋が華やかになってきました。子どもたちは「明日はサンタさん来てくれるかな?」と楽しみにして降園していきました。他のクラスでも部屋を飾ってサンタさんを楽しみにしていました。
2021年11月17日 水曜日
今日は朝からとてもいい天気で、こんな日はどこかにお出かけをしたいなと思っていると、古森先生に声をかけてもらいたんぽぽ組と、こあら組、来年度年少さんにあがるひよこ組さんで、園バスに乗って城山公園に遊びに行くことになりました。以前、遠足で行ったこともあり、広い芝生があったことや、「お城が見えたよね。」「お弁当食べたよね。」と行く前に話をすると思い出して、とても楽しみにしている様子でした。
たんぽぽ赤組さんはこあら組さんと一緒のバスに乗って出発しました。こあら組さんの中には泣いている子もいましたが、バスが動き出すと泣きやんで、「車がたくさんあるね。」「スーパーがある!」と目を輝かせてバスの外の風景を楽しんでいました。そして城山公園に着く前には、吉本先生にお話をしてもらい「たんぽぽさんの方がこあらさんより、お兄さん・お姉さんだから手をつないであげてね。」と言われると「はーい!」と元気よく返事をして、バスから降りると「こっちだよ。」と優しく手をつなぐ姿も見られました。城山公園に到着すると、以前来た時とは違っていちょうの木は黄色く色付き、お城の山の木々も赤くなっていて、とてもきれいな風景が広がっていました。その光景を見て思わず子どもたちと「きれいだねー。」と顔を見合わせました。
城山公園は、子どもの目からはただただ広く限りなく芝生が続いていて、所々に他のお客さんもいるので「小さい子どもたちを動かすのは大変!」と思っていると、古森先生が子どもたちから離れた所まで走って行って、くるりとこちらを向いて「たんぽぽさんここまでおいでー」と手を振って声をかけるとみんなが一斉に走りだしました。次はここまで…その次はここまでと、何回も繰り返すことで真ん中までみんなが上手に移動することができました。
そして、みんなで芝生の上でおいかけっこをしたり、寝転がったりして身体をたくさん動かして遊んだ後は、サプライズのおやつです。みんなで青空の下、広い芝生の上で食べたおやつは特別おいしかったです。
帰りのバスの中では、「楽しかったね。」と子どもたちも口々に話していて、こあらさんも「また行きたい。」と幼稚園に来る楽しみができたようでした。
2021年10月25日 月曜日
今朝は、登園時には雨が降りだし、肌寒い1日になりました。明日が遠足ということで、子どもたちは雨やむかな…と少し心配そうに空を見上げていました。雨の日でも子どもたちは元気いっぱいです。テント下のアスレチックでは各クラスが交替に身体を動かして遊んだり、泥場では泥だんごを作ったり、その横ではままごとをしたりして遊んでいました。
お部屋を除いてみると、いろいろなクラスで廃材遊びやお絵描きが行われていました。年長さんは自分が作りたい物をどんどん作っていて、これとこれをどうしたらくっつくか、この部分にはこの廃材を、といったように想像した物を器用に作っています。見ていた私も「さすが年長さん、すごいなー」と感心してしまいました。たんぽぽさんも廃材遊びが好きで、最近はよく作って遊ぶようになってきましたが、まだセロハンテープを上手く切れなかったり技術が伴わなくて自分が思っている物が作れず、セロハンテープを貼るのを楽しんでいる段階です。1学期から入園している子たちはセロハンテープの使い方も上手で、出来ない友達を手伝ってセロハンテープを切ってあげたり、好きな廃材を選んでくると上手に廃材と廃材をセロハンテープを横に貼ったり、縦に貼ったりと使い分けています。このように子どもの経験の差が廃材遊びからも見えてきます。作品展にはたんぽぽさんも絵と作品、1点ずつ飾ります。これからどんどん廃材遊びやお絵描きをして皆さんに見てもらうのを楽しみにしながら作品作りをしていきたいと思っています。
降園前にみんなで集団ゲームをして遊びました。みんなであぶくたったの円も運動会の踊りで円になったこともあり、上手に出来るようになってきました。あぶくたったは初めてしたのですが、よく話しを聞いてルールを理解し、「おばけがきたぞー」と言うと「キャー」と言いながらみんな逃げることができていました。友達との関わりも増えてきてゲームも楽しめるようになってきたたんぽぽさんです。
2021年10月5日 火曜日
今日は雲一つない青空、正に日本晴れの1日でした。たんぽぽ組の子どもたちも空を見上げると「本当だ!青いねー。」と眩しそうに眺めていました。
今日は青コース、赤コース別々の全体練習がありました。今までなかなか集中ができず、砂遊びばかりしていたたんぽぽさんでしたが、今日はいつもと違います。お兄さん、お姉さんたちの素早い動きややる気が感じられ刺激を受けたようでした。また、時間のある時に保育室や会議室などで練習してきたおかげか9月から入園してきた子も並ぶ時にトンピッピと友達の後ろに隠れて並べるようになってきています。またオープニングの踊りや応援合戦も少しずつ上手になってきました。今日はたんぽぽさんの踊りでは、初めて衣装を着て踊ってみることにしました。踊りが好きなたんぽぽさんですが、最近は練習に少し飽きもでてきたこともあり、元気がありませんでした。今回、衣装を着たことで、子どもたちも「かわいい♡」「やったー!」と大喜びでやる気満々です。最後に作る円では「お池を作ろう!」と声をかけると近くの友達の手をとり、つながっていこうとしますが…。またどこかで手が離れて穴があいてしまい終わってしまうので、クラスで練習をして本番には上手な円を見てもらえるように練習していきたいと思います。
来週は運動会です。子どもたちの気分を盛り上げたいとお部屋に顔旗を飾ることにしました。自分たちの顔を描いた絵をお部屋に飾ると「キャー!」とみんな大喜び。降園前にはその顔旗の下で「運動会の練習、頑張るぞー!」「おー!」とかけ声をかけて降園することにしました。
その時です。放送で「山西団地さんからおみこしを貸してもらいました。1階のテラスにあるから大切にしましょう!」と放送がかかりました。預かりの子どもたちで早速見に行ってみると、金色のピカピカのかっこいいおみこしがどしんとテラスに飾られていました。子どもたちはもう釘付けです。「おみこしの中には神様がいるんだよ。」と話をすると「神様?」と不思議そうな顔をしていました。7日は秋まつりです。地域の方々のご好意で今年も幼稚園で子どもだけの秋まつりを催すことができることになりました。本物のおみこしに、本物のしし舞が2体、そして出店と、まさに地域のお祭りが三葉幼稚園に集まってきます。昨年、おみこしやしし舞を見た年長さんのH君はとても楽しみにしているようで、バスの中でもお祭りの事を話していたそうです。運動会もですが、秋祭りも楽しみにしている子どもたちです。コロナ禍の中、みなさんに支えられて沢山の経験ができた子どもたちはとても幸せだと思います。これから沢山の行事が待っています。頑張ります。
2021年9月14日 火曜日
本当は9月より、ひよこ組さんから新入園の子どもたちがたんぽぽ組に入ってくることになっていたのですが、コロナの影響で9月20日まで延期になったことと、在園児も家庭保育の子もいてなかなか全員がそろうことがありませんでした。しかし、今週に入って家庭保育の子どもたちが時短保育にすることで登園するようになり、たんぽぽ組もにぎやかになってきました。
子どもたちは、天気の良い日は園庭でトランポリンやアスレチックなどをして遊んでいますが、今日は雨が降っているので遊び場が移動して西棟のテラス前のテント下が子どもたちの大好きなトランポリンやアスレチックの遊び場になっていました。感心に子どもたちは密にならないように並んで、順番を待って交代しながら遊んでいます。やり始めた頃は柔らかいトランポリンの上で上手くバランスをとることができず転んでいましたが、何度も挑戦しているうちに上手にジャンプをすることができるようになってきました。ジャンプをしながら「1、2、3、4・・・」と数を数え10まで数えると「こ・う・た・い!」と自分たちで交代をしています。遊んでいる中で数を数えたり、遊ぶ順番を守ったり、友達のことを思い交代したりと遊びの中でいろいろなことを学んでいます。
今、一方では、たんぽぽ組の子ども達の中ではままごとが盛んに行われています。ぬいぐるみを1つずつ布団に寝かせるとトントンと優しく叩いて寝かしつけたり、ままごとでご飯を作ってお皿に盛り付けて食べさせたりと自分達がしてもらっている事をぬいぐるみにしてあげているのです。その姿は小さなお母さんのようで思わず笑顔になってしまいました。子どもたちはお家の方の後姿をよく見ています。ご飯を作っているところ、洗濯をしているところ、小さな子のお世話をしているところ、、、日常の何気ないところを子どもたちは見ているのです。そんな子どもたちの姿がとても愛おしくて可愛いなと感じました。私たち大人は子どもたちにとって憧れであり、尊敬であり、興味の対象なのですね。
2021年7月14日 水曜日
今日も空を見上げると雲も夏の雲に変わってきていて、「アイスクリームみたいな雲だね。」と子どもたちが呟いていました。園庭では今日もセミが鳴き、年長の男の子たちが網と虫かごを持ってセミ獲りをし、水汲み遊びでは年少さんたちが慣れた手つきで水を汲み、涼しさを求めて集まっていました。
砂場では年中児たちが、来週行われる「みつばっこウォーターランドまつり」が待ちきれないのか、「ウォータースライダーを作ろう!」と集まって砂を掘ったり、水を流したりしていました。どんな風になるのかなと見てみると、パイプを使って高さを作り、短いといで段差を作り、水を流していました。そして砂で作ったウォーターすべり台では、高さのある山に3つのすべり台(水を流すところ)を作りました。しかし、水を流すと1つのところからしか水が流れません。どうすれば全部のすべり台から水が流れるのかなと考えながら、少しずつ砂をけずっていったり、上に砂を盛ったりと微調整をしながら水を流していました。その姿を見て、今までの経験がこんな所にも生かされているんだなと感心しました。たんぽぽさんも、年中さんに入れてもらうと「すごいねー!」と目を輝かせて一緒に水を流したり、川の中を歩いたりと砂の感触を楽しんでいました。
その後は、みんなで盆踊りです。昨日、学年ごとに踊って、競争しましたが、今日は先生とどっちが元気よく踊れるか競争です。「先生たちに負けないぞー!」「先生もがんばるぞー!」「おー!」とかけ声をかけ合って踊りました。年長さんは手も伸びて、とてもかっこよく、たんぽぽさんたちも憧れの眼差しで見ていました。年中さんも先生に負けないぐらい元気よく踊っていました。たんぽぽさんはいざ踊る番になると圧倒されてしまったのか元気がなくなってしまいました。お祭りまで何日もありませんが、子どもたちとたくさん踊って遊んで楽しみたいと思います。
「こあら保育」
今日は一学期最後のこあら保育でした。誰一人泣かずに登園し、すぐに身近な環境にかかわって遊び始めました。みんながそろったところで、作品展に展示するためにこあら組もクレヨン遊びをしました。何色も重ねてぬったり、小さな丸や長い線を紙いっぱいに描いたりしてとても楽しそうでした。又、プール遊びの時を楽しみにして登園して来た子は自分のプールバックを持って来て着替え始める子もいて、子ども達の成長を感じました。今日のクレヨン遊びの絵は、作品展で展示しますのでぜひ見に来てください。
2021年6月29日 火曜日
今日は昨日のくもり空とはうって変わって、気温も30度と夏のように暑くて良い天気になりました。こんな日は水が恋しくなります。園庭では先日から園全体で子どもたちが楽しんでいる、ペットボトルの水鉄砲が大活躍でみんなが水をかけ合ってキャーキャーと声をあげながら遊んでいました。又プール前でもみんなが水着になって、水鉄砲大会が始まりました。「キャー」と子どもたちも大喜びで教師も一緒になって水をかけ合い、楽しんだ後は大きなプールで汗を流していました。
たんぽぽ組の子どもたちは、進級・入園したこの3ヶ月の間に登園すると所持品の始末やシール貼りなど自分でできるようになりました。そしてみんなが頑張っている排泄も個人差はありますが、日中はみんなパンツで過ごすようになりました。トイレにも嫌がらずに行くようになり、成功率も上がってきています。引き続き子どもたちが意欲を持ってトイレに行けるようにしていきたいです。
昨日、きりん組のS君がたんぽぽ組の部屋に遊びにきてくれていた時に、びっくりすることを教えてくれました。実は2階のテラスにある桧の木にてんとう虫がたくさんいたのです。よく見るとてんとう虫の成虫だけではなく幼虫やさなぎもたくさんいて、成長の過程がよく分かり、驚きました。S君はたんぽぽ組の子どもたちにもその事を教えてあげたいと楽しみにしていました。そして子どもたちにその事を話すと一目散に見に行き、「すごいね!」「てんとう虫がおるね」とびっくりしていました。そして黒い虫(幼虫)がてんとう虫の赤ちゃんだということを話すと、「えー!」と更にびっくりした様子でした。しばらく見ていると一匹のてんとう虫がテラスの上を歩きだしました。その様子をじっと見て「がんばれー」と一人が言い始めるとみんなも一緒になって応援し、子どもたちの手の届かないところに行ってしまうと「あっちいった」と少し残念そうにしていました。明日にはまたてんとう虫が増えているのかなと楽しみにしているたんぽぽさんです。
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