2024年11月29日 金曜日
今日は曇り空でも気にすることなく戸外で遊んでいた子ども達です。ままごとコーナーでは年中児達が料理を作っていました。「おはよう‼」と声をかけるとS君は「おはよう‼昨日幼稚園で芋けんぴ食べたこと話したよ」と教えてくれました。そして、「お母さんが幼稚園のお土産のお芋あるから作ってみようかって言ってくれたんだよ‼」と目をキラキラさせて言っていました。それを聞いたIちゃんは「Iはだいがくいもにして食べちゃった」と少しガッカリしながらもだいがくいもが美味しかった事を話してくれました。幼稚園には皆で掘ったさつまいもがまだ沢山あるので調理していただきたいと思います。
今日は子ども達が楽しみにしていた人形劇の日でした。劇団メルヘン王国の方が朝、車に大きな道具を積み込んで園庭に入るとせっせと三階まで運んで準備をして下さいました。今年の劇は『ヘンゼルとグレーテル』です。この話はドイツの童話です。貧しい夫婦に子どもがいましたが飢饉になり、育てられなくなってヘンゼルとグレーテルの兄妹を森の中に捨てた所から話が始まります。がその前に・・・
劇団のお姉さんことどんちゃん姉さんの楽しい手遊びがあり『おもしろめがね』の手遊びではみんなが大笑い!!「びよーん」とメガネがのびーる遊びではみんなが「ワハハー」と大笑いしながら楽しんでいました。また、みんなが知っているアイアイを歌う時にはアイアイのかけあいもあり、おさるポーズをしながら元気いっぱい歌っていました。
そして、いよいよ『ヘンゼルとグレーテル』の始まりです。部屋が暗くなると「うわ〜」と子ども達は驚いた様子でしたが園児は舞台に釘付けです。大きな人形ヘンゼルとグレーテルが登場すると心配だったプレ、年少児も泣くことなくニコニコ笑顔で見てました。
劇中は、照明が変わったり点滅したりすると「うわ〜」と見上げたりヘンゼルとグレーテルが踊るところでは楽しそうな笑顔に・・・そして、悪い魔女をやつける相談をしているところでは息をのんで見守ったりと終始表情の変わる子ども達でした。中でも、魔女が魔法を使ったシーンでは空中に浮かぶお菓子を不思議そうにポカーンと口を開けて眺めていました。魔女に食べられそうになりながらもやつける事が出来、子ども達も一安心!!年長のY君は「良かったー」と言っていました。劇が終わるとみんなで写真撮影です。終わってヘンゼルとグレーテルにタッチする時はみんなニコニコでお部屋へ帰って行きました。
うさぎ、ひつじ組では楽しかった所、ドキドキしたところなど、自分が印象深かったことをかきました。魔女のお菓子の家を描いたり、閉じ込められたヘンゼルを助けようとしているシーンを描いたりと思い思いに描いていました。
そして、預かり保育中に「メルヘンの方達が帰ります!!」と放送されると子ども達は急いで園庭に出て「ありがとう〜」「また来てねー」と手を振ってお別れしていました。
2024年11月28日 木曜日
今日は、年長のお店屋さんオープン当日でした。子ども達は朝から、「お店屋さんオープンです!!」のチラシ作りに励んでいました。どこで何をしているのか、何円で売っているのか細かく書いて、幼稚園のいろんなところに貼っていました。「よし!!」と全部貼り終わっると、オープンの準備に取りかかります。
部屋をきれいに掃除をして各お店の代表の子ども達が、オープンを知らせる放送をしました。その放送の最後にもう一つ子ども達以外のお店がオープンするとお知らせがありました。なんと、先生達の”芋けんぴ屋さん”も同じくオープンしたのです!それを聞いて急いでお金を作ろうとしていましたが、「今日、お店屋さんなんだから、いっぱい稼いでそのお金で芋けんぴを買ったら良いよ!」と、言ってもらった年長児は「いっぱい売らなきゃ」と、より張り切っていました。ごはん屋さんでは、料理を作る係、出来たのをお客さんに渡す係など、自分達で役割分担をしていました。お客さんの目線に合わせて「これどうですか?」とオススメしていたり、案内係の子ども達が、「こちらへどうぞ~!こっちの部屋はゲームやさんですよー!」と、呼びかけたりしていました。又どこに行こうか困っている子を見つけると、「どこに行きたい?あっちいく?」と、優しく声を掛けていました。買い物にい来てた年少、年中、たんぽぽさんも買ったものを嬉しそうに見せたり、ごはんやさんで買った食べ物をイートインコーナーでモグモグと食べたりしていました。
回転ずし屋さんは本物のようにお寿司が回っていて大人気で常にお客さんがいました。お店がオープンする前に、回すコツを古森先生から教えてもらっていた担当の子ども達は、注文が入ると、上手にクルリッと、トランポリンに車輪が付いた回転台を回して、注文された寿司をお客さんの前に届けていました。
おもちゃやさんもワンワンパニックや、魚つりなどのゲームもありました。
途中、魚つりの魚をお客さんが持ち帰り少なくなって、釣ってもらう魚が無い!!!というプチハプニングもありましたが、参観に来てくれていたお母さんにもバイトとして手伝ってもらい、大急ぎで魚をつくって何とか最後までお店をやり切っていました。
一方、園庭のテントの下では、先生達の芋けんぴ屋さんがオープンしていました。芋けんぴが出来る様子を間近でみていたちゅうりっぷ組のO君は、「白いゆげが出てる~!なんだかボコボコしてるね」と、柵から前のめりになるほど興味津々で見ていました。早く食べたくて待ちきれず、手に持った芋けんぴをくんくんとにおっている姿を見た古森先生が、「食べながら見ても良いよ」と言って下さり、”食べ歩き芋けんぴ工場ツアー”が始まりました。どのクラスも、買った芋けんぴを片手に出来上がる様子を見て、「おいしい!」「芋けんぴ作ってくれてありがとう!」「大好き!!」と古森先生や、作ってくれている先生に伝えていました。一番最後には、お店屋さんでたくさん稼いだ年長児がお金をにぎりしめて芋けんぴを買いにやって来ました。甘くていいにおいの芋けんぴを見て、「早く食べたい!」とソワソワしていました。たくさん働いた後の芋けんぴは、とってもおいしかったようで、どの子もとっても笑顔で「おいしい!」と、パクパク食べていました。
年長のお店屋さん、そして芋けんぴ屋さんと楽しいことが盛りだくさんの一日で、どの子もとっても笑顔でした。
ぱんだ組のR君は年長のお店で買った物を先生に嬉しそうに見せていました。そして、芋けんぴ屋さんで頑張ってくれていた先生にブレスレットをおみやげで買って渡していました。
そして昼食後、年中の部屋では買った商品を並べてお店屋さんごっこが始まっていました。又、年少、プレ年少さんは年長さんの案内係に付き添ってもらってしっかりお買い物を楽しみました。
帰りのバスの中でもたんぽぽさんから年長さんまで共通体験したお店屋さんの話でもちきりでした。年少児のO君はバスを降りるとすぐに、バックを開いて買ったものをお母さんに見せていました。楽しいことが詰まった1日に子どもたちも大満足で笑顔で帰っていきました。
2024年11月27日 水曜日
昨日、雨だったこともあり、今朝の登園バスの中では、「今日は外で遊べるかなー?」「どうかな??」と幼稚園が近くなると外で遊びたい子ども達の間で盛り上がっていました。バスが園に到着すると園庭で遊んでいる友達を見つけて「やったー!」と急いでバスから降りていきました。りす組のEちゃんは、部屋にカバンを置いて真っ先に向かったのは、バスの中から見えた縄跳びコーナーでした。Eちゃんの弟、Sくんは園庭で立ち止まり、まだカバンをかけたまま、、Eちゃんがいつの間にかカバンを置いてきて遊び始めているのに気付いて目を丸くして見ていました。縄跳びコーナーでは、子ども達が1回跳べたことが嬉しくて何度も見てもらったり、駆け足跳び・1拍子跳びに挑戦したり、又、新しく買ってもらった縄跳びも出ていることで益々人気で毎日自分の記録更新にチャレンジしている姿が見られます。
今日、年中児は10時30分からの保育参観で4クラス合同で園庭で遊ぶ計画でした。ということで年中児子ども会議から始まりました。何をして遊びたいのか、お父さんお母さんはどう参加するのかを話し合いました。年長のお兄さんお姉さんほど上手くいきませんが、年中児なりにどうしたいのかを声に出し、活動のプログラムを決めることが出来ました。プログラム1番は運動会で踊った年中児の大好きな「キミに100パーセント」です。運動会では応援側だったお母さん達も今日は一緒に踊ります。子ども達はやってみせる(教える)側ということで気合いが高まり、掛け声もバッチリ!箇所箇所で丸を作って子ども達にはバルーンが見えていたそうで、エアバルーンも楽しみました。
次は鬼ごっこ!じゃんけんで鬼を決め、お母さん達にもしっかり参加して頂きました。トラック内で障害物もなく、鬼も多いので残るのにはかなり難しい鬼ごっこになりました。捕まった子はバイバイもんのところへ集合!「あ〜つかまっちゃった〜」と友達と笑い合いながら集まります。捕まらず、残った子ども達は「おめでと〜!!」と拍手をいっぱいもらいました。残ったYくんのお母さんによると「仁王立ちが1番!」だそうです。いいこと教えてもらいました♪
沢山遊んだ後はクラス対抗リレーです。ここからはまたキリッと頭を切り替えてクラスごとに並びます。年長さん達がしていた憧れのリレーでまだまだリードすることや順番に並ぶなどは難しいのですが、年中児の一生懸命でやりたい気持ちいっぱいの楽しい楽しいリレーとなりました。
最後は、年中児の選抜と保護者のリレー対決です。保護者に走る人を募集すると4人の選手が名乗り出て下さって更に、うさぎ組のMちゃん、りす組のAくんはお母さんにどうしても走ってほしいと自分で誘いに行き、リレーメンバーの人数も揃いました。保護者6名+教師2名対年中選抜の戦いは大盛り上がり!大人も子どもだからと手を抜きません!残念ながら子どもチームが負けてしまいましたがらきっと子ども達はとても楽しいそして力を抜かず走って下さったお母さん達の愛情をしっかり感じられた瞬間になったに違いありません。ありがとうございました♪これからもすくすくと育っていく子ども達を暖かく見守ったり、応援したりしていただきますようお願いします。
明日、年長児のお店やさんが10時頃からオープンします。是非お越しください。来店の際は(紙の)お金とエコバッグの持参をお願いします♪
2024年11月23日 土曜日
みかん組の子どもたちはお手伝いが大好きです。オムツ替えを終えた保育教諭がロッカーからオムツを出しているとAちゃんがやって来てロッカーから1枚ずつオムツを取り出してカゴの中に入れていました。最初の頃は保育教諭の動きをじーと見ていたAちゃんも今では保育教諭の動きを読み取り、先に先に行動していました。その姿を見ていたBちゃんも持っていたおもちゃを置いて、オムツを取り出して嬉しそうに見せてくれました。近くにいた子どもたちも僕も!私も!と、友達と助け合ってロッカーの引き出しを引っ張ってオムツを取り出したり、自分のオムツを取ってカゴの中に入れたりしていました。そして、カゴの中に全員分のオムツを入れ終わると、Cちゃんは両手でカゴを持ってその場所に置いてくれました。小さな先生たちがたくさんいて助かりました。
室内にカートを持ってくると、目を輝かせながら我先にと乗っていた子どもたちですが、カートは6台しかありません。カートは子どもたちに大人気で、順番を待ったり・代わったりすることが大切になってきます。中には自我が芽生えてきて思い通りにならないと大暴れする子もいるので、貸し借りは難しいのだろうと思って見ていると、やはりカートは満席でなかなか代わる様子がありません。その様子を見ていたD君が突然「123・・・」と数を数え始めました。その姿に気づいた他の友達もD君の周りに集まって「代わって〜」と言って、代わってもらうと嬉しそうに室内をグルグル走り回っていました。子ども同士の関わり方も大切だと思っていましたが、物の貸し借りも子どもなりにコミュニケーションをとっていて微笑ましく思いました。カートに乗れると前に進んだり後ろに下がったりして1人1人自由に乗っていました。時々、スピードを出し過ぎて友達が乗っているカートにぶつかることもありましたが、ぶつかり合ってもトラブルになることなくお互いの顔を見つめ合いながらケラケラ笑って楽しんでいました。
2024年11月21日 木曜日
秋も深まり、園庭のイチョウの木が黄色く色付き始めました。イチョウの木の下では、ちゅうりっぷ組のAちゃんとCちゃんが落ち葉を集めて遊んでいましたが、「先生見て!これお花みたいでしょ!」と言って、イチョウの葉を束ねて作った花束を嬉しそうに見せてくれました。今年の夏はとても暑かったため、園庭の桜の木は紅葉を迎える前に散ってしまったものが多かったのですが、園庭のイチョウや裏山のどんぐりの木は季節の移り変わりを教えてくれています。又、昨日から卒園児にいただいた渋柿で干し柿作りを始めました。2階テラスの軒下には干し柿が吊るされ、園内は徐々に冬の装いに変わりつつあります。
さて、今日も戸外で元気いっぱいに遊んでいるみつばっ子たちですが、寒くなったことで数日前からなわとびが新しく遊びの中に出ました。一人で跳ぶなわとびでは、友達と跳べた回数を競い合い、長縄ではどれだけたくさん跳べるかをみんなで数を数えながら、応援して楽しんでいました。
ふと、テラスに目をやるとすみれ組の男の子たちがわらの温泉で楽しそうに遊んでました。テラスは陽当たりがよくぽかぽかして、とても気持ちが良いのですが、気づけば温泉の周りにわらが散らばってしまっていました。それを見た古森先生は「あらあら…。」と言うと、わらのコーナーからわらを一束持ってきて、それをくるくるっとわらで縛って、あっという間にほうきを作ったのでした。「これでお掃除をしながら遊んでね。」と言うと、子どもたちは遊びと同じように掃除も楽しみながらやり始めました。これぞ、古森先生の魔法です!保育も子育ても子どもに掛ける言葉や方法ひとつで、『やらされる』が『楽しみながらやる』に変わるのです。私たち教師も保育のコツを学んだ出来事でした。
今日は今年度2回目の内科検診がありました。内科検診で驚かされるのは、どの学年も検診中にとても静かに待てること、きちんと自分の名前やお礼が言えることです。検診を通して体に異常がないかを診てもらうことは当然なのですが、周りの人の迷惑にならないようにモラルやマナーを身につける良い機会でもあるのです。今日で今年度の検診は終わりました。後日、シール帳の健康診断のページに結果を記入しますので、異常があった方は通院するようにしてください。
2024年11月20日 水曜日
今日はお日さまが心地よく照らしてくれて、先日から始まったわら遊びのわらのお風呂を覗くと「あったか〜い!!」と、子ども達が言いながら気持ちよさそうに入って楽しむ姿が見られました。
年中児は、秀野邸に玉ねぎの苗を植えに行きました。出発する前に古森先生から苗の植え方を教わりました。根っこの玉ねぎができるあたりに土のお布団をかぶせて緑の葉の部分はお日さまパワーを吸収することができるようにして植えるようにすること、そうすると、今はまだ赤ちゃんの苗なので立つことが出来ないけれど土の栄養とお日さまパワー、水を吸収してぐんぐんと大きくなるとみんなのように自分で立つことができるようになることを教えてもらいました。そして、今日の苗植えは、古森先生や年長さんも行かないので大事な役割を任されていると分かった子ども達は大きな声で「任せてください!!」と一言!!最後に古森先生パワーを受けとって、秀野邸に向かいました。
到着すると、改めて古森先生から教わったことのおさらいです。
自分が苗になって、仲良くくっついて植えるのと、間をあけて植えるのどっちが大きくなるのか、考えたり、お日さまパワーをたくさん吸収するために葉をどの方向にむけて植えるのか確認したりしました。さっそく、1人4本の苗をもって昨年同様、古森先生がしてくれた、椿の実の外皮を4つの穴ごとに目印として並べてその間に子ども達が座って植えていきました。想像以上に緊張気味の子ども達でしたがそおっと優しい手つきで土をかぶせ、苗を植えることが出来ました。運転手の山本さんから、マルチは雑草が生えにくいのと、ほどよく水分が吸収できることも教えてもらい、自分達が来れない間のお世話をお願いしました。また、子ども達と一緒に苗の様子を見に行ってお世話したいと思います。その後は、秀野邸の周りを散策しました。かわいい小さなどんぐりや珍しい大きな枯葉が落ちていて、子ども達は大はしゃぎでした。
2024年11月19日 火曜日
先週までの暖かさからうって変わって今日は、急に冷えを感じる日となりました。バスに乗ってきた子どもたちも「今日、お母さんが寒いって言ってた!」「〇〇くんのお母さんも寒そうにしていたね」等と話していました。また、ぞうぐみのYくんは「今日は太陽さんが負けてるんじゃない?」「幼稚園のみんな外で遊んでいるかな〜」と心配していました。でも大丈夫です。バスの中から園庭が見えてくると「ぱんだの帽子が見えた!」「みんな遊んでる!」と、三葉っ子は寒さに負けず、今日も元気に遊んでいました。
そして、年長児は昨日〝第2回こども会議´´を行いました。議題はおみせやさんについてです。昨年、年長さんのお店に行って楽しかったあこがれのおみせやさん。子どもたちがやってみたいおみせをあげていくと、なんと22個ものおみせやさんがありました。そんな数のおみせをしていたら、従業員が1つの店に4.5人ずつになってしまいます。それでは、来週までにオープンすることはできません。すると、古森先生が、似ているお店は一緒にやったらいいんだよと教えてくれました。「服やさんと、ネックレスやさんに、ブレスレットやさん。全部かわいくしてくれる物だね。古森先生はオシャレな靴もほしいな」と、オシャレやさんができました。他にも、おかしやさん、ごはんやさん、おもちゃやさん、銀行と5つのおみせになりました。子どもたちはそれぞれやってみたいおみせに分かれました。
そして、今日子どもたちはおみせをつくるために「こんな廃材持ってきたよ〜」と材料になる物を手に集まってきて、開店準備の始まりです。おかしやさんでは、古森先生のおいもアイスやゴーヤチップスなど作りたいものがたくさん。綿菓子の機械を作っていたSちゃんとY君は綿菓子の看板を作ると、年少さん、たんぽぽさんも分かるように絵も付けました。
まだまだ作りたいものがたくさんあるので、先生たちのアルバイトも募集しています。
コメント (『劇団メルヘン王国さんありがとう‼』 笹本 慎悟 はコメントを受け付けていません)