幼稚園の日記(ブログ)

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2022年8月14日 日曜日

毎日とても暑い日が続いていますが、子どもたちに負けないよう保育教諭も元気に保育をしていこうと頑張っています。 先週の金曜日の事、久々に曇り空になったのでさんさんらんどで遊ぼうと靴を履いていると、突然雨が降り始めたので急いでテントの下へ避難しました。雨がやみそうになかったので部屋へ入ろうとすると、テントとテントの間から雨水が流れ落ちていました。それに気が付いた子どもたちは大喜び。落ちてくる水をどうにか掴もうとしたり、保育教諭が置いていたタライの中に溜まった水を触ったりと、(ビショビショになる事は予想していなかったのですが)ビショビショになって遊び始めました。そして、テントの端っこに小さな水たまりを見つけると誰からともなく靴のまま、駆け足をしてバシャバシャし始めました。靴が・・・という保育教諭の心配をよそに子どもたちはすごく楽しそうで、とてもいい笑顔です。子どもたちは、小さな頭でいろいろな事を考えたり、他の友達がやっている事を真似してみたりしています。一緒にできない事もたくさんありますが、他の友達から刺激を受けて、昨日できなかった事が今日できるようになっている事もたくさんあり、私達もそれがまた楽しいのです。 IMG_5020IMG_5021IMG_5024IMG_5029IMG_5056         そんなみかん組の子どもたちは、よく保育教諭のお手伝いをしてくれるようになりました。そこで、8月に入り出来る子から少しずつ自分の所持品を片付ける練習をする事になり、声を掛けてみました。すると、ほとんどの子が水筒、お昼寝タオル、食事の時の口拭きを片付ける場所を知っていて、片付ける事が出来ていました。それにも驚きでしたが、1番驚いたのはタオル掛けの自分のマークを覚えて、一緒に行って声を掛けなくてもかけられる子がたくさんいた事でした。今まで繰り返し繰り返し伝えはしていましたが、いつの間にか覚えて出来るようになっていて驚くと共に感動でした。片付けの後はシール帳にシールを貼るのですが、身に付いている子は遊びに行かずじっと保育教諭の近くから離れないで、シール帳を指さしてアピールしていました。入園して約4ヵ月。まだまだ体は小さいですが、1歩1歩お兄さん、お姉さんになっていっています。入園当初には考えられなかった事がたくさんできるようになっていく子どもたちを近くで見る事が出来、すごく幸せに思います。これからも、たくさん子ども同士が刺激をし合い、心も体も大きく成長する様子を楽しんでいきたいと思います。 CIMG7014CIMG7017CIMG7020CIMG7034CIMG7037CIMG7039CIMG7040CIMG7041CIMG7044CIMG7048CIMG7045CIMG7051CIMG7055CIMG7063CIMG7071CIMG7075

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コメント (「何でもできるよ♪」   ひよこみかん組 今川未貴 はコメントを受け付けていません)

2022年7月31日 日曜日

幼稚園は夏休みに入りそれに合わせたように気温は上昇し続けていて、子ども達には、コロナ・熱中症と厳しい夏になってきました。そんな中でも小さな子ども達は気にすることなく元気に登園してきます。
屋外遊ぎ場での生活も半年以上になり、みかん組・れもん組そして保育教諭達もすっかり生活に慣れ、今では保育園の園舎として心地よい生活を楽しんでいます。

登園してきた子ども達は早々に人工芝の上に出たり長い廊下のようなテラスで行ったり戻ったり、かけっこをしたりして遊び始めます。Aくんは車を持ってくると、ゆっくりと戸外で使っている赤・青・黄のカラフルな椅子を並べて、その上を走らせていました。それに気が付いたBくんもやってきてその様子をのぞき込んでいました。一方では、テラスの隅で汽車をつないで走らせているSくんの横で次々登園してくる友達をじっと見ているTちゃんの姿もありました。そのように朝はゆったりと時間が過ぎていきます。

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先日、もも組の水遊びを見ていた古森先生からたくさんのアドバイスや指導をいただいたと伝達がありました。コロナ感染症のオミクロン株の感染が増加してきていることから水遊びの前後には使うものやたらいを次亜塩素酸で消毒すること、同じ場所で2人以上集まらないこと、時間差で入れ替わること、水道水を使い中が汚れないように気を付けること等、コロナ対策を強化するよう指導していただいたことを聞きました。保育園ではほとんど感染者が発生していないのですが、さらに対策を強化するようにとのこと。早速今まで遊んでいた環境を見直すことにしました。

カップやペットボトル、ジョーロなどは朝のうちに消毒し、子ども達が集まらないようにしました。着替えも一同に集めず、順番に行い、全員が安心して過ごせるよう、保育教諭達はフル回転です。そんな中で子ども達が気にすることなく楽しそうに遊んでいる姿を見ると嬉しくなります。今、コロナ感染症が猛威をふるう中、何も知らない子ども達には伸び伸びと動き回ってこの大切な時期を過ごしてほしいと思える、広々とした屋外遊ぎ場での生活ができることに感謝しながら夏を乗り切っていきたいと思う毎日です。またこの遊ぎ場は水も豊富で水に触れながら遊べる環境でもあることから何不自由なく夏を快適に過ごすことができとても ありがたいと思っています。

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これからも熱中症の心配もある1~2歳はマスクの着用も難しいため、換気や手洗い、手指の消毒には十分気を付けていきたいと思っています。

まだまだ暑さとの戦いも続きますが子どもの笑顔にパワーをもらいながら頑張っていきます。

保護者の皆様、日々のご協力ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。

 

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コメント (「水遊びを楽しみたいな」 ひよこ組 檜垣美恵子 はコメントを受け付けていません)

2022年6月12日 日曜日

6月7日 火曜日の朝
園庭の真ん中の大きなテントの下で古森先生や幼稚園の先生方がエプロンを着て忙しそうに何かを始めていました。
ひよこ・もも組の子ども達も吸い寄せられるようにテラスに出ていきその様子をじっと見ていました。どうやらフライドポテト屋さんが開店するようです。
いつもと様子が違うことを「見て見て」と言わんばかりに指差して教える子もいました。
しばらくして園庭で遊んでいると「ひよこさんもそろそろおやつの時間よね」と古森先生から声をかけてもらいました。そこで何人かを誘って、見に行くと大きなお鍋の中にはいっぱいの油が入っていて、そのお風呂の中には幼稚園のお兄さんお姉さん達が収穫してきてくれたじゃがいもが泳いでいました。
初めての光景をかぶりつきで見ていると、揚げたてのポテトをみんなの口に古森先生が1かけらずつ口に入れてくれました。言葉にはできない小さな子供達ですが、すごくいい顔でみんな口を開けて待っていました。食べ終えた子もまた口を開けて待っている姿が可愛かったです。その後ゴザを敷いて、みんなで手を消毒して1個ずつ手に乗せてもらって食べました。自分の分を食べてしまうと、となりの子のものに手をつけようとする子もいる程の人気でした。
いつの日かこの子達も自分達で掘ったじゃがいもを特別な思いで食べる日が来て、三葉の食育が受け継がれていくことを思うと、心温かくなりました。

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食べることが大好きな子供達は毎日手作り給食を美味しく頂いています。1日の生活の中で、1番静かで平和な時間が流れます。平均年齢が1さい2ヶ月位のもも組なので、手づかみの子が半数ですが、誤嚥のないよう保育教諭は細心の注意を払いながらも自分で食べようとする意欲を大切に見守っています。
食後は、顔・手・足に米粒や野菜などがいっぱいついていて、「どこで食べたの?」と笑いが出てしまいます。
全身着替えを必要とする子もいます。そんな中でも少しずつスプーンに慣れ、自分が自分がと保育教諭の援助を嫌がるようになってきています。

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梅雨が近付くなか、夏日の日も多くなり、気温の高い日はテラスに泥舟を出して水汲み遊びをしています。
廃材カップに泥舟に溜めた水を上手に汲み入れ、手の上に落とし、水の音や感触を楽しんでいます。K君はまだつかまり立ちですが、泥舟の前に寄りかかるようにして水の入ったカップを両手に持ってしっかり立っているのには驚かされました。
M君はカラーボールをすくおうとカップを動かして悪戦苦闘していましたが、諦めてカップを逆さまにして、手づかみでカップの底にのせていました。
そこで、カップより大きいバケツだったら入れられるだろうと思いバケツを渡すと、上手に入り得意顔で見せてくれました。
保育教諭が褒めると、次はS君が頭にバケツを被って見せてくれました。
そしてM君はバケツでコツをつかんだのか、スムーズにもとのカップにボールを入れられるようになっていました。
そのすきにHちゃんはいつの間にか泥舟の中に入りこみちょこんと座っていました。

水や指先を使う遊びは、脳の発達にいいと言われますが、知恵を絞っているのだろうなと思われる場面が色々とあり、あまりの可愛さに笑いが出たり、感心させられたりしています。
これから本格的な暑さがきます。体調管理に気を配り、いっぱい食べて楽しく水遊びをしていきたいと思います。

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コメント (「食べるの大好き」 ひよこ・もも組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)

2022年6月5日 日曜日

今年度4月に入園して来た子も2ヶ月が過ぎ、園生活に少しづつ馴染んでいます。ある日の雨の日、子ども達とてるてる坊主を作る事にしました。子ども達には絵の具でてるてる坊主の服に自由に模様を付けてもらいました。初めての絵の具遊びは自分の手に絵の具を付けて遊んでみました。子ども達は自分の順番が来るのを少し不安そうに友達がしている姿をじっと見ていました。そして、自分の順番が来ると、恐る恐る手の平に付け、色が付いた手をとりあえず握って感触を確かめていました。やっていく内に絵の具にも慣れ、用意していた4色全部順番に使う子もいたり、2色を交互に使う子がいたりと、子どもなりにいろいろな事を考えながらやっている姿に感動しっぱなしでした。さらに、手の平全体に絵の具を付けて手形をたくさん付けたり、指に付けて点々をたくさん付けたりして楽しんでいて、見ている方がとても楽しくなりました。初めての絵の具でしたが、「ペタペタ」と言いながらしたり、隣で友達がしている事を見様見まねで同じようにやってみたり、小さな体でいろいろな事を吸収したり、挑戦したりしている姿を見ていると、私達保育教諭も負けてられないなと思いました。そして、完成したてるてる坊主を保育教諭が吊るしていると、すぐに集まって来て興味津々で見ていました。1つずつ飾っていくと、「あっ!あっ!」と指をさして嬉しそうに見ている姿がとても可愛かったです。

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                   そして、以前のホームページにもありますが、今年もトマト苗を各クラス3株ずつ買っていただき、クラスごとにトマトを育てています。子ども達は理解しているのか、毎日の様に戸外へ遊びに出ると、観察をしています。子ども達にとっては野菜を育てる初めての経験です。保育教諭がジョーロに水を入れていると、次々に子ども達が集まってきて水やりをしたいアピールをします。なるべく全員で出来るように少しずつ水をあげるようにしていますが、中にはずっと離さない子もいて、やがて奪い合いになる事もあり見ていてとても面白いのです。毎日水をあげている成果なのか、みかん組のトマトもたくさんの黄色い花が咲き、緑色のトマトの赤ちゃんが出来ています!そんなトマトを見つけた時、子ども達は大騒ぎ!!まだ言葉がはっきり出ない子は保育教諭の腕を引っ張って連れて行って指さして教えてくれます。そーっと赤ちゃんトマトに教師と一緒に触ってみると、大喜びしていました。トマトが赤く色づくまで興味を持って観察できるようにしていきたいと思います。          

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これからどんどん暑くなっていくので、子どもの体調をしっかり見ていき、こまめに水分補給もしていきます。

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コメント (「たくさんの初めて」      ひよこみかん組 今川未貴 はコメントを受け付けていません)

2022年5月29日 日曜日

先日から使用許可が出たさんさんらんどで、のびのびと楽しそうに遊ぶ幼稚園児たちを羨ましそうに保育園児が見ていると、「ひよこさんもどうぞ」と古森先生が声をかけてくれました。翌日子供達にそのことを伝えると大喜び!少し登った所にある汽車の遊具で遊びました。乗り物が大好きなI君は「ぽっぽ!ぽっぽ!」と大興奮。トンネルの小窓から「バァ!」と顔をのぞかせる子、普段とは違う風景を不思議そうに眺める子、坂やネットなど色々な登り方に挑戦する子と、思い思いに楽しんでいました。吊り橋が怖い思いと滑り台を滑りたい気持ちで葛藤して固まっていたUちゃんも、意を決して進み始めました。鎖をギュッと握って一歩づつゆっくりと足を出していきます。渡り終えると安心した表情で楽しそうに滑り台を滑っていました。最後は幼児用の波型の広い滑り台で山を降ります。一人滑ると「私も!」「僕も!」と前に出てくる子供達。保育教諭の話をちゃんと聞いて、けがをしないように一人づつ順番に滑りました。最後まで楽しいさんさんらんどに、「よーい、どん」でお部屋に帰る子供たちの顔はとても満足そうでした。

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気温が高くなり夏日となった日、子供達の大好きな水汲み遊びをしました。ひんやりと冷たい水に手を浸けて「キャ~」と歓声を上げる子供達。最初はゼリーのカップやペットボトルを手に取って水汲みをしていました。そのうち、S君はもう一つ容器を持ってきてあけ移しを始め、こぼさないよう真剣なまなざしで取り組んでいました。K君はスプーンを持ってきてカップに水を汲み、「ジュースどうぞ♪」とごっこ遊びをし始めました。その隣では水の入ったカップを「カンパーイ」とお友達とぶつけ合いやり取りを楽しむ姿も見られました。Sちゃんはジョウロに入れた水を砂地まで運んで泥場を作り、ピチャピチャとその上を気持ちよさそうに歩いていました。水は魔法のように子供達の興味を誘い数え切れない程の遊びが生まれます。これからまだまだ暑くなるので積極的に水遊びを取り入れていきたいです。

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4月の終わりに植えたトマトの苗は黄色い花をつけて背丈も伸びてきましたが、れもん組のトマトは葉が少し丸くなり元気がないようです。そこで、米のとぎ汁をあげることにしました。ジョウロにとぎ汁を入れていると、「やりたい!」と子供たちが来てくれました。トマトの元気がないことを伝え、「大きくなぁれ」と声をかけながら水やりをしました。自分達が食べているトマトの成長を、毎日間近で見ることができる貴重な期間を最大限に活かし、植物に興味を持ったり、野菜が苦手な子にも食べたいと思ってもらえるような楽しい期間にしたいと思います。又、自然は瞬間瞬間、色々な様相を見せてくれます。様々な自然を見逃さず、子供達とかかわり、感じていきたいと思います。

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コメント (「さんさんらんど、楽しいな」 ひよこ れもん組 満永舞子 はコメントを受け付けていません)

2022年4月17日 日曜日

新年度がスタートして2週間が過ぎました。新入園児も少しずつ園の様子に慣れてきて、朝の登園時に親から離れるときに泣いても、部屋に入り保育教諭に抱かれていると落ち着き、少しずつ周りの様子を見まわしては、身近な玩具に手を伸ばすようになってきました。

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少し慣れてくると探索活動にスイッチが入ります。1歳児にとって、まわりを見れば気になるものばかり!!まだ歩けない幼児は、這い這いや伝い歩きで目的の場所へ行き、ロッカーの中の荷物を引っ張り出してみたり、引き出しの中身を全部出したり、ロッカーの中に這い這いで頭から入ろうとしてみたり。それだけでは終わりません。柵をしていてもその向こう側が気になります。柵を引いてみたり押してみたりと、教えていなくても自分で考えてどうにかこうにか頭や体、手足を使って試行錯誤を繰り返しているうちに、偶然も味方してくぐり抜ける術を発見し学習していきます。大人が「してほしくないな」と思っていることを、幼児は「していな」と思い、何度も何度も様々な方法を使って挑戦し、成功した時の子どもの顔は何とも言えない得意顔でニヤッと笑います。大人から見たら、「いたずら」も、子どもにとっては新たな冒険、新しい発見であり、知識となります。注意しつつもその可愛さに、顔が緩んでしまう保育教諭なのです。

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ある日、テラスで遊んでいると、年長さん達が集まって、掛け声や音楽に合わせて動くリズム遊び「リトミック」が始まりました。ほんの少し前まで年中さんだった園児達が、新しい帽子を被り誇らしげにピシッと並び、音楽に合わせてリトミックを披露していました。「何か楽しそうだな」という雰囲気を感じた子ども達がテラスに集まってきました。年長児のリトミックを見るのは初めてのTくんですが笑顔で園児が手拍子すると、Tくんも同じように手を叩き、園児が両手をあげて大きく丸を描くと同じように手を伸ばし、足踏みし、見よう見まねですごく楽しんでいる様子がうかがえます。時々涙が出ていたRくんも、リトミックを見ながら、はじけるような笑顔で手を叩いてリトミックの真似をして、保育教諭のほうを見たり、指差しして時々「おっおっおっ」と声を出し始めました。

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興味のあること、珍しいこと、新しいこと全て楽しそうだなと感じると、保育教諭が教えなくても自然と見て、自ら楽しみながら学ぶ子どもたちの姿に驚きです。そして、やっぱり子どもたちは楽しいことを見つける天才であり、その能力が自ら成長し生きる力となることを私達は実感すると共に見守り、援助する大切さを改めて思うのです。 まだまだ涙の出ることが多いもも組の子どもたちですが、ふとした時に「あ!!楽しそう!」「やってみよう!」という気持ちになれるようなきっかけ作り、遊びへの誘いや言葉かけ、また安全に安心して遊べるような環境を整え、配慮しながら1つでも多くの「できた!」を見つけられるよう寄り添っていきたいと思います。

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コメント (「楽しいこと見つけたよ♪」 ひよこもも組 福井弘美 はコメントを受け付けていません)

2022年3月28日 月曜日

週明けから寒さが舞い戻り、雨の多い週となりました。
いつもなら大好きな築山に駆け登って滑り降りてと、身体いっぱいを使って遊んでいた子供達ですが、
それもお預けとなり、テラスから「雨ねぇ」と言いながら外を眺めていました。
そして、雨があがった木曜日、今日はいっぱい外遊びが出来ると、園庭を見ると、水たまりがいっぱいです。
この水たまりで遊ぶには、まだ少し気温が低いので、水たまりのない道路側の花壇のそばに、
ベンチと工事用のコーンで仕切りをして、どろんこままごとのスペースを作りました。
花壇には三好先生が育ててくださった菜の花・チューリップ・パンジーが可愛く咲き、子供達を迎えてくれました。
菜の花を指差し「きいろ」と言ってるU君。
「これは?」と指差し花の名前をたずねてくるIちゃん。
パンジーを指差し「赤・白・黄・紫」と言っているMちゃん。
色の名前がわかるようになっています。
保育教諭がチューリップを手で作り、チューリップの歌をうたうと、
真似っこをしながら一緒に歌う可愛い姿もありました。

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花壇のそばに小さなアリがいるのを見つけたれもん組のY君は、
「先生見て、アリさん、チューリップ見に来たよ」と教えてくれました。
その後Y君は、毛虫を見つけて、「何これ?」と言い、
以前読んだ【はらぺこ青虫】の絵本を思い出したのか、
「今日は何食べるん?」「ちょうちょになる?」と質問してきました。
ひよこ組になったばかりの頃は、喃語を使っていたY君が、4月からはたんぽぽ組。
こんな質問をしてくるようになった事がすごく嬉しかったです。

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雨で柔らかくなった土は、ままごと遊びをするのに最適で、
お団子ができたり、スプーンやスコップで廃材カップの中に繰り返し入れたりしていました。
給食の時はスプーン使いが苦手な子も、上手に入れていて、関心しました。
Kちゃんは大きなお皿に入れたどろんこをしゃもじで切り分けていました。
作ったごはんをベンチに並べて、友達に見せ、片言で「ちゅごいね」と誉め
『自分のも見て』とアピールしているRちゃんも、またここではいちにん前の仲間です。

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さて、遊ぎ場での生活にも慣れてきた子供たちは、工事を見てきたこともあり、
コーンから出入りしてはいけない事も自然に身につき、出ようとする子がいると「ブーブーよね」と教え
ほとんどの子がスペースの中で遊べています。
遊びがどんどんエスカレートしていくと、手もズボンも靴もどろんこになってしまったけど、
気にする事なくキラキラした目で夢中で遊んでいる姿を見ると、嬉しくなり、笑顔で見守ってしまいます。
汚れを気にすることなく思う存分遊ぶ中で、子供達は色々なことに気付き、学んでいます。

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築山の前の桜が何ヶ所か開花しました。もうすぐくる満開の日が楽しみです。
毎日子供達と見に行こうと思います。コロナ渦を気にすることなく、
野外遊ぎ場のすばらい環境の中で伸び伸びと保育出来る事に、感謝の日々です。

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コメント (「どろんこ、ままごと」 ひよこ・みかん組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)