幼稚園の日記(ブログ)

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2023年6月18日 日曜日

梅雨入りしてから数日、雨の日が続き室内での生活が続いていました。

一時預かりの子ども達が生活を共にしているたんぽぽ黄組さんや保育所もも組さん達と雨の日の生活の仕方について話し合いながら新聞紙や広告紙を使った遊びやお絵描き、粘土、廃材遊びなど室内での遊びの環境を作っていきました。

部屋を遊びのコーナーで分けておくと幼児達は自分の好きな遊びを選んで少し時間を置いて別のコーナーへ移っていました。遊びを通して会話が弾んだり子ども同士が意気投合したりしている姿が見られ、幼いながらもお互い刺激し合いながら成長していて環境の大切さを実感しました。大雨が降った翌朝、年長、年中の子ども達が水を含んだ柔らかい土で泥団子やホットケーキを作ったりあちらこちらで水たまりを囲んで遊んだりしていました。その様子をテラスから見ていたたんぽぽ黄組やぴよぴよの子ども達にはそこが最高に楽しい遊び場所に思えたようでした。そして外遊びを待ちわびていた子ども達は裸足で出た瞬間からピチャピチャと水たまりに足を浸けて行き、時折ワー!キャーと歓声を上げながら、水と泥を跳ねて手も足も泥だらけ・・解放感にあふれ無我夢中になって遊んでいました。

カメラに向かっていたずらっぽくほほ笑む子ども達の表情はなんとも言えない位楽しそうで私達も楽しい気持ちになりました。そんな中、Hくんは裸足でぬかるんだ土の上を歩くのが初めてだったようで暫くその場で立ち止まって足元を気にしていました。そのまま様子をみていると砂場から持ち出したショベルで水をかき交ぜたりペタペタと水面を叩いてみたりし始めました。それを見て面白そうだなぁとそこに別の子も加わってきました。

2歳児のIちゃんは水たまりの近くの土でごはん作りをしていてR君が傍にくると「R君もする?」と誘っていました。

いつもは個々で遊んでいる2人が並んで遊ぶ後ろ姿をみながら 雨上がりの水たまりや濡れて柔らかい土、こども館の屋根の下の乾いた土等、どれも触れて楽しめる身近な自然が楽しい遊びにつながっていき子どもを育ててくれることに気がつきました。

又、砂場では雨どいを使って水を流しダイナミックに遊ぶ年長、年中さんの中に混じって遊んでいる子達も自然を仲介にして仲間意識が育っています。

一時預かりを利用する子ども達も外遊びを楽しんでいる時が一番安定しているように感じました。

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