2025年11月19日 水曜日
昨日の職員会でのこと。寒くなってきたので戸外遊びをどのように変えていこうかと話し合いました。みつばっ子には、元気いっぱいに体を動かして遊んでほしいということで、園庭にサッカーや長縄跳び、フラフープの遊びや鬼ごっこ等ができる広いスペースを作ってみようということになりました。そして今朝、園庭にサッカーの環境を準備していると、年長児が「先生!サッカーやっていい?」と集まってきました。ボールを蹴ったり追いかけたりしながら「手に当たったけん、ハンドよ!」「こっちのチームが触って外に出たけん、青チームのボールやけん!」と声が飛び交い、ルールも本格的です。そんな年長児の姿を見ていた年中や年少児達は、いつ仲間に入っていこうかなと様子をうかがっているようでした。明日ぐらいから少しずつ小さいクラスの子ども達も、お兄ちゃんやお姉ちゃんに混ざってサッカーを楽しむ姿が見られてくるのではないかと思い、楽しみです。
今日は年中組が北斎院町にある秀野邸の畑に玉ねぎの苗を植えに行きました。出発前に古森先生が「これが玉ねぎの苗なんだけれど、お味噌汁に入れるネギに似ているでしょう?ここに玉ねぎができるんだよ。どうやったら玉ねぎができるのかな?」と子ども達に聞くと、「おひさまのパワーがいる!」「水がいる!」と答えが返ってきました。そして、苗を太陽の方向に向けて寝かせて植えることや土を掛け過ぎないこと等、玉ねぎの苗を植える時の約束事をたくさん話してもらって、「みんなが年長さんになった時にカレーライスや給食に使う玉ねぎだからね!幼稚園の代表で頑張って植えてきてね!」と応援してもらいました。畑に着くと、一人4本ずつ苗を持って植えていきましたが、「太陽の方に向けて植えるんよ!」「土を掛け過ぎたらいかんけんね!」と子ども達が声を掛け合いながら、気を付けて植えることができていました。玉ねぎを植え終えると、秀野邸の庭に落ちているどんぐりや椿の実、落ち葉を拾ったり、運転手の山本さんが育ててくれたみかんを収穫したりしてお土産として幼稚園に持って帰りました。
みつばっ子達の仲が良い理由の一つとして、「何でもみんなで分け合うこと」があります。年中児が持ち帰ったどんぐりは「年長さんのお店屋さんで使ってください♪」と渡しに行き、200個程収穫したみかんは「みんなで分けて食べてください♪」と全クラスに配りました。お土産をもらった子ども達も渡した子ども達もにこにこの笑顔で、仲の良さが更に深まったようでした。