2025年11月21日 金曜日
今日も寒い1日となりました。しかし、三葉幼稚園の朝は寒さも何のその元気な「〇〇先生おはようございます!」と言う子供達の声があちこちから聞こえてきます。大きなテントの下では、年長さんが自分達で植えて収穫したもち米のもみ殻取りをすり鉢とすりこぎを使って根気よくしていました。すり終えると、すり鉢を斜めにして、息の吹きかける強さを調節しながら、、もみ殻だけりすり鉢の外に飛ばしてもち米だけを残す作業をしていて、それをしている年長さんとても器用だなと感心しました。

さて、年中組は年長さんが今日は小学校との交流のため借りていた「つばき号の絵本を代わりに返しに行ってください!」と頼まれていました。大事な役を任された事が嬉しかった年中児達は保育室に届かれていた年長さんが移動図書館で借りていた絵本を見て「この絵本だね。大切に返しに行こう〜」と張り切っていました。そして、絵本を無事に返すとつばき号の中を見学させてもらいました。初めて見たぱんだ組のNちゃんは「車の中にこんなに絵本があるんだね!小さい子でも読める絵本もある!」と嬉しそうにつばき号の絵本を眺めていました。

年長さんから任された役目を無事終えた年中組の子供達は、次にさんさんらんどの果樹園に行って、早生みかんを収穫しました。オレンジ色に色づいた美味しそうなみかんを見たぱんだ組のHくんは、みかんを触りながら「優しく採らないといけないね。」と言うと、みかんの収穫はさみを使って傷つけないように大切に収穫していました。そして収穫を無事終えた年中児達はみかんを大切そうに通園バックに入れて幼稚園まで持ち帰りました。帰る途中、みかんを育ててくれた運転手の山本さんに収穫したことを報告しに行きました。「味見をしてください。」と言ってみかんを食べてもらうと「甘くて美味しいよ!」と笑顔に応えてくれて「早く食べまたいな〜」と嬉しそうでした。幼稚園に帰ると沢山のみかんを綺麗に並べて何個あるかを数え、各学年に配りに行きました。しばらくすると年長さんが絵本を返しに行ってくれた事やみかんを採って来てくれたことのお礼を言いに来てくれ、それが嬉しくて年中児は「頑張って良かったね」と嬉しそうに話していました。今日の年中組は年長さんから絵本を返しに行くのを頼まれたり、、早生みかんの収穫をさせてもらったりとちょっぴり大きい組になる自覚ができた楽しい1日になりました。園内でみかんや柿、さつまいも、野菜や果物が収穫できることはとても貴重なことだなと思いました。幼稚園の果樹園にはまだまだ色々な果物が実はまだ苗ですがバナナもあるので、私も子供達とおじちゃん達に手伝ってもらいながら収穫したり、、味わったりして楽しみたいと思います。