2025年11月27日 木曜日
気温が低く寒い朝でしたが日差しが強まるにつれ温かく雲一つない晴天に恵まれた一日となりました。早くから登園したこども達はまだ誰もいない園庭に飛びだすとフラフープの輪投げや長縄跳びを始め、中央のサッカーコートでは、次々と子ども達が集まりかっこよくビブスを着てボールを追いかけ、寒さに負けず元気いっぱい身体を動かして遊んでいました。最近、年少児達はつりかんや太鼓橋、鉄棒など色々な固定遊具に挑戦する姿が見られるようになりました。園庭の隅にあるのぼり棒の所ではちゅうりっぷ組のMちゃんが上からぶら下がっているロープを掴み、足に挟んで上手に揺れていました。すると、その近くでRちゃんが「できん」と一言。それを聞いたひつじ組のTちゃんがお手本を見せてくれてみんな憧れの眼差しでじっと見ている姿が何とも微笑ましいかったです。園庭では異年齢児達が入り交じって遊んでいます。沢山の刺激を受けて影響し合いながら遊んでいる子ども達を見て楽しみながら挑戦できる環境作りをしていくことの大切さを感じています。
園庭の片付けが終わる頃、年長児からお知らせのアナウンスが流れました。先週から準備を始めていた『年長さんのお店』がプレオープンするとの事で、子どもや参観に来られていた保護者は、そのアナウンスに耳を傾けました。プレオープンは大人だけ買い物ができるとの事。プレ年少、年少、年中の子ども達は見学のみできるので各クラス見学の予約をして下さいとの事でした。すると、古森先生から「見学って?予約ってどういう意味ですか?」との質問がありました。その質問に年長児が「見学は見に来ていいよって事です。」「予約は来る時間を約束する事です。」とわかりやすく答えてくれました。私達教師は、「はい。」と返事をしたものの、子どもの立場からすると確かに意味のわからない言葉です。古森先生のとっさの質問で小さい子どもにも理解する事ができたようで、部屋に戻る途中、お店やさん前に貼っていた予約表に早速予約をしました。あのまま流していたら子どもにとって意味がなく、教師目線で進めてしまうところだったと反省し、学ぶ事ができました。予約時間までお部屋でいくつか約束事を話し合い、ワクワク、ドキドキしながら、お店やさんに入りました。すると、「いらっしゃいませ!!」と元気な掛け声が響き、子ども達は圧倒されながらも色々な商品に目が釘付けです。『おしゃれションプクローバー』では、リップを欲しがっていたKちゃんが、お姉ちゃんの参観に来て買い物をしていたお母さんにリップを買ってもらっていました。すると、それを見ていたR君は一緒に見学に回っていた自分のお母さんに「買って。」と、こっそりおねだり。お店やさんの案内で、『みつばぎんこう』でお金を受け取り買い物をしていました。部屋に戻って買い物をしたお母さん達から品物を見せてもらい話を聞くと、子ども達の期待もグンと高まり、給食を終えた子から、次々とバックや財布作りが始まりました。「リップが買いたいけどお金がわからん。」と困っていたIちゃんは、お店やさんに聞きに行き、1000円だとわかると、「〇が何個?」と教師に尋ねながらお金を作っていました。すぐにでも買い物に行きたい気持ちをグッとこらえ、「いつ買えるん?」と心待ちにしています。『年長さんのお店』のオープン、みんなで待ってま~す♪
自由参観の3日間沢山の保護者の方に来て頂き楽しく過ごせました。どうもありがとうございました。