2022年10月2日 日曜日
暑さも少しずつ和らいで過ごし易い季節になりました。ぴよぴよの子ども達も天気の良い日は積極的に戸外に出て元気に遊んでいます。
先日の台風の後、折れた桜の木の枝や松葉そしてまつぼっくりは絶好の遊びの材料になって数日それをつかって遊んでいました。
銀杏の木の下のあひるに乗っていたIちゃんとK君は乗り物の中に銀杏の実が落ちているのに気づいて手に取って見せてくれました。しかし周りに落ちてい銀杏には潰れたものがあったので保育教諭が実のにおいをかいでみせると子ども達も真似して「クンクン、あれれ?なんだか変なにおいがするぞ!」と顔をしかめ何とも言えない表情をしていました。
そんな中、いつも砂場近くの小屋に入って遊んでいたT君がフェンスの前に立って柵の間から手を出していたので様子を見ていると、足元に落ちている小さな葉っぱを拾っては風に乗せてサーっと道路に飛んでいくのを見送っていたのです。
砂や小石だと止める所ですが暫くその遊びを見守っていると私達に見られていると気づいた瞬間、T君は振り返るなりニヤッと笑みを浮かべ面白いことを見つけた!と言わんばかりの嬉しそうな表情を見せました。
台風が去り戸外では秋を感じさせる花や木の葉、時折吹く風など自然の変化を感じながら遊びを楽しむ事ができています。
さて幼稚園の運動会の練習が本格的に始まり、年長児を始め各学年の活動を見る機会が増えてきました。踊りの曲が聞こえてくるとぴよぴの子ども達はすぐさまテラスに飛び出していき園庭で踊る幼稚園児を真似て手足を大きく動かし始めます。
もも組さんやたんぽぽ黄組さんも一緒にいるのですが中でもひときわ楽しそうに踊っているぴよぴよのj君は本当に年長さんの踊りが大好きで、最初の入場の曲から退場する最後までずーっとその場で踊り続けています。
途中で声をかけても終わるまで決してその場を離れない位年長さんが大好きなのです。そこでj君に年長さんが持っているペットボトルの鳴る子を作って渡してみるともうテンションはMAX状態!跳び上がるようなステップを踏み、手を高く上げて鳴る子を振って踊るその姿は見ているだけでその場が楽しくなってきました。
j君に気付いた幼稚園の教諭達が「jくん上手だね~可愛い!」と拍手してくれたのでj君だけでなくそこに居る子ども達皆が影響を受けてノリノリで踊り、テラスは大盛り上がりです。
園庭で遊んでいる時もかけっこや応援合戦の様子を近くで見ることが出来るのでとても良い刺激になっているようです。小さな1。2歳児がじーっと見つめていたり手を叩いて声援を送ったりする姿があちらこちらで見られています。
今の季節や行事に向けての活動する中で小さな心に響く子ども同士でなくては生まれない感動や発見を大切に見守ったり援助したりしながら共に楽しんでいきたいと思います。
2022年9月28日 水曜日
朝から元気いっぱいの子どもたち!踊りの曲が流れると自然とデッキの前に集まってきて、踊り始めます。年長児は自分たちの曲になると「踊りしよー!」と声を掛けあってみんなで踊ります。また、違う学年の子達が来ると教えてあげます。
今日は、年長児は朝1番で踊りの練習をしました。踊りは手足をしっかり伸ばして踊っていましたが、昨日たくさん練習したはずの移動が中々上手に出来なかったのです。それを見ていた古森先生が「年長さん!昨日やった所が出来てないよ!」「みんな、次はどうするのか自分で考えないと、誰かを見ながらしていると覚えられないよ」と声を掛けてくれました。そこで古森先生が子どもたちに仕掛けたのは、自分達で考えながら移動する方法を”ストップゲーム”で遊びながら隊形移動をする方法です。それを聞いた子ども達は「あの、動物とかになるやつやろ?」と嬉しそうにヒソヒソ話してかけっこの構えで待ちます。教師のスタートの合図で走り出すと、ものすごく楽しそうにスタートし、どんな動物が言われるのかドキドキしている様子でした。「ゴリラにな〜れ!」と言われると「ウホウホ!」とゴリラになりきりポーズを決めました。次々言われるお題を難なくこなしていき、次は何だろうとワクワクしていると「クラスみんなでヘビさん!」というお題がきたのです!”クラスみんな”と言われた子ども達は、どうにかヘビを完成させようと「こっち!」「ヘビは長いんよ!」と目標である”自分達で考える”と言う約束通り頑張ります。なんとなが〜い、なが〜い園庭のトラックの端から端まで繋がるヘビが4匹出来上がりました。次は「クラスで鳩」と言うお題です。子ども達は動き始め、形を作って行きました。羽根は?頭は?話し合う暇はありません!自分がどの部分になるか考えながらうごいて完成したのは、教師達は何の形か不明です。そこで、「頭の人!羽根の人!」と聞くと、それぞれでバラバラに手を挙げていました。
「じゃあ、次は〜踊りの丸に移動〜!」と言われるとストップゲームを存分に楽しんだ子どもたちはら気合いもバッチリで移動し始めました。朝は中々上手に出来なかったクラスの丸もすぐに、移動して綺麗な丸ができていました。さらに、+の形になる移動も、列が崩れがちだったのですが、子ども達一人一人が前の友達を見ながら、列を揃えてバッチリ+の形になっていました。「凄い!!出来てる!!」と先程まで困った顔をしていた教師達が笑顔で拍手をしてくれると、凄く嬉しそうに踊っていました。
朝の踊りと比べると何十倍も上手に移動出来て、たくさんの教師に「いいよ!出来てるよ!上手だよ!」と褒めてもらった子ども達の表情は、とても明るく、笑顔が溢れていました。最後には見てくれていた教師達からコメントを貰い、さらに嬉しそうな表情が得意そうな顔に変わっていきました。たくさんの教師達からたくさん褒めてもらって、今日も大満足の子ども達でした。運動会当日まで数日ですが、このまま子ども達のやりたい!楽しい!の気持ちが続くように、教師も笑顔で子ども達と頑張りたいと思います。
2022年9月26日 月曜日
朝、運動会の練習の準備をしていると「せんせーい」とにこにこ顔で走ってきたNちゃんとIちゃん!手の平には松ぼっくりがのっていました。「見て〜」とまたまた笑顔です。「松ぼっくり良いね〜」と声をかけると「うん」と得意そうに頷きました。そして、教師が「松ぼっくりがあったとさ」と歌い始めると一緒に楽しそうに歌っていました。子ども達は松ぼっくりの歌が大好きで降園前や預かり保育で「あったとさ」の『さ』抜きで歌ったり「松ぼっくりがあったとうき〜」と末尾を変えてお猿になったりして楽しく歌っています。この後、NちゃんとIちゃんは他の友達にも見せに行っていました。
やがて、バスの子も登園し園庭が賑やかになると年長児の曲が流れてきました。2階にいた子ども達もテラスに出てかっこよく踊る年長さんに釘付けで「わぁ〜」と声を出して楽しそうに見ていました。
また、今日は赤コースが主に運動会の練習を行いました。オープニングの踊りは子ども達が大好きで踊る競争を教師とした時は「負けるもんか〜」と子ども達も一生懸命踊っていました。クラス別の応援合戦ではコロナ禍で大声を出さない生活が続いたせいか代表の子ども達も皆に届く程の元気な声が出せなくてマイクを回すことも考えたり、コロナ対策ではそれもどうなのかと考えたりして悩んでいると園長がクラスみんなで言うようにしたらどうか?と提案してくれて、やってみるといつもの元気いっぱいの三葉っ子にもどり嬉しそうにクラスみんなが声を合わせて「きりん組ー」「さくら組」「パンダ組」…と自分のクラスの応援をしっかりすることが出来ました。その勢いのまま今日も練習を進めていくことができました。運動会まであと12日!子ども達と楽しく元気いっぱい練習できるように時々楽しい遊びを入れながらしていきたいと思います。
今日たんぽぽ組では「さんさんらんど」へバスに乗って行きました。短い距離ではありましたが普段乗ることの少ない園バスに乗れて子ども達も満足そうにしていました。
〈今日の昼食〉
ナスは運転手の秋岡さんが持ってきてくれた物を調理師さんに天ぷらにしてもらいました。子ども達も美味しそうに食べていました。
2022年9月25日 日曜日
広々とした屋外遊ぎ場は子ども達が伸び伸び身体を動かして遊べる最高の環境です。
登園後もすぐ部屋の前にある人工芝で遊ぶことができるので所持品はその辺に置いたまま遊び始めます。少し遊んだあとに名前を呼ぶとすぐに帰って来るようになりました。
今日はそんな遊ぎ場の遊び場ではなくて「お出かけして遊ぼう」と子ども達に話をするとキョトンと目を丸くしていましたが何かを察したようです。外遊びが大好きな子ども達は早速くつをはこうと頑張ります。なかなか思うようにくつがはけなくてあきらめ、今度は手伝ってもらう順番を待ってはくことができました。
さあ、いよいよみつばっこハウスへと出発です。手をつなぐと転んでしまうので一人ひとりのペースで歩きます。中には「ヨーイドン」のように走っている子どももいます。さあ、何があるのかな?心がうきうき弾みます。みつばっこハウスの庭には幼児用に遊具があり、三好先生が準備をして待ち構えてくれていました。ここには屋外遊ぎ場にはないブランコや砂場、小さなお家があり、うさぎさんもいます。
子ども達は自分の目的の場所にまっしぐら。と言うところですが、今日はまず保育教諭の目的の場所である砂場へ集合です。そこに置いてある思い思いの容器を手にするとすぐに砂をすくって遊び始めました。砂場のフチが少し高さがあって手が届かず身体を乗り上げて腕を伸ばして遊び始めたUくん。その表情は真剣です。
ブランコに興味を持ったAくんは「動かして」とアピールします。ゆっくり揺らしてあげると持ち手を握りしめてゆらゆら楽しそうに揺れていました。それを見た他の子もブランコをしたいとやってきましたが、「待ってね」と言うと納得して順番を待っていました。
カートや三輪車も今日は自分の好きなものを選び放題です。「どれにしようかな?」と乗りたいものを探します。いつもと違う環境に興味津々です。
実はこの日の朝、古森先生が屋外遊ぎ場に来て下さり、「砂場が必要だと聞いたんだけど…」と言って私を児童クラブのあるみつばっこハウスに誘ってくださいました。そして「ここがあるじゃない。せっかくなんだから使わないと。」と言ってくださったのです。そうなんです。庭続きのみつばっこハウスは幼児用の遊び場が設置されていたのです。こんな身近にしかも三葉の敷地内にある幼児用遊び場に目を向けることすらしなかったことを恥ずかしく思いました。
子どもに何をさせたいか、これだけ恵まれた環境の中でそれすらできずにいることに申し訳なく思うと共に子ども達にも、いつも子ども達のことを気にかけて声をかけて来てくれる園長にも、自分達の役割をもう一度振り返り示していきたいと思いました。
2022年9月21日 水曜日
朝、所持品を片付けた子どもたちが園庭で遊んでいると、古森先生がピロティ―から麦わらやわらを持ってきて何かを始めようとしていました。「何が始まるのかな?」と思って行ってみると、退場門の柱に麦わらを巻きつけていました。古森先生や先生たちが楽しいことをしていることに気付いた年長組のKくんたちも一緒にわらをつけるお手伝いを始めました。年長さんだけでなく、年中さん・年少さん・たんぽぽさんまで交じって、思い思いに麦わらやわらをくっつけていきます。胴体ができるとその上にわらを使って、顔を作ったり、後ろにはしっぽをつけたりしました。すると、何もついていなくて殺風景だった退場門が2頭の恐竜に変身していきました。
お兄ちゃん・お姉ちゃんたちに交じって、わらをせっせと運んでいたたんぽぽ組のSくんも自分でわらをつけていました。Sくんは、輪っかになっているわらを見つけると、恐竜の「手のところにつけたい!」と言って、先生たちに手伝ってもらいながらつけていました。大きな松ぼっくりを背中につけたり、廃材を使って目を作ったりすると、本物の恐竜のように見えてきました。大きな口を「ぱっくり」と開けた大きな恐竜を見ていたたんぽぽ組のHくんは、お部屋にあった黄色い恐竜のおもちゃとわらの恐竜が同じだということに気付き持って来て、教師に見せていました。
今日の運動会の練習では、その2頭の恐竜たちが子どもたちを見守って、応援してくれていました。今日は運動会の練習前に、わらやすすき、松ぼっくりなどの秋の自然物を使ってみんなで作ることを楽しみました。今度は大好きな恐竜に見守られて楽しく表現したり、身体を動かしたりしていきたいと思います。
2022年9月20日 火曜日
一昨日からの”過去に例を見ない“と言われるほどの台風が無事に過ぎ去り、ほっとしました。松山では大きな被害がなかったものの、各地でのニュースを見ると、改めて自然の力に圧倒されました。今朝、駐車場の竹が折れて倒れている様子を見て驚きました。
三葉幼稚園の園庭にも台風が通った足跡が見られました。松葉があちらこちらに吹き飛ばされていたり、大きな桜の枝が折れていたり、風が強かったんだと子どもたちは口々に話していました。
そして南側のぶらんこの下を見ると、山吹色の実がたくさん落ちています!銀杏です。あまりにもたくさん落ちているので子どもたちに見せてあげたいとその周りを教師が柵で囲みました。
すると、柵の中にはぎりぎり入らない?少し入った辺りですみれ組のYくんが2本のスコップを、う~んと伸ばしながら何やら動かしていました。「工事中よ、工事中!」と言いながら銀杏を集めてくれていたのです。素手で触るとかぶれてしまうということを教師たちは度々子どもたちに指導をしていたので、それを覚えていたのでしょうか。銀杏の向こうのほうきや熊手が柵で取れないから一生懸命考えてこのスコップを使う案を思いついたのかなぁ?と感心しました。スコップですくいながら風が吹く度に次々ころんころんと落ちてくる銀杏に「また~!」と怒る姿があまりにかわいくて笑ってしまいました。
年長児のもち米の稲は連休前に犬のすべり台やビッグボスで囲んでいたおかげで倒れることなく無事でした!「お米は大丈夫?」と確かめるように覗いていく年長児は安心した様子でした。
「先生!見てみて!」と呼ばれて行ってみるときりん組のKちゃんとRちゃんが古森先生ときゃっきゃと楽しそうな様子・・・。台風の名残で時折吹くぴゅ~っと強い風が落ち葉を巻き上げくるくると追いかけっこをしていたのです!「葉っぱも運動会したいんかな?」「リレーしたいんよ、楽しいもん!」とKちゃんRちゃんと“風待ち”をしていると来た来た!強い風!!するとKちゃんRちゃんも一緒にきゃっきゃと走り出し、風と葉っぱと追いかけっこを楽しんでいました。ちゅうりっぷ組のTちゃんはその風の渦巻きの中に葉っぱを入れたくて何度も葉っぱを投げ入れようとするのですがひょいっと弾かれてしまいました。「へぇ~入れないんだ~」と教師たちは子どもにお勉強させていただきました。
今日は年長児が卒園記念品の砥部焼の絵皿の絵付けをしました。休みの間に古森先生に借りていた絵皿を朝からテラスに飾っていたのを目ざとく見つけ、「うわ~かわいい!」と見ていた子どもたちは、「今からお皿に絵を描くよ」と伝えると「「やった~!!」」と大喜び!頭の中で何を描こうかな?とわくわくしている様子でした。
会議室にあがり、4クラスで古森先生のお皿を見ながら話を聞きました。みんながおじいさんおばあさんになっても使えるほど丈夫なお皿であること、それを証明するかのように古森先生がお皿を床に転がしました!「きゃっ!」と驚く子どもたちでしたがお皿はもちろん割れません!そしてお皿の裏を見ると「H4.10」とサインしてあるものがありました。「このお皿を古森先生が描いた時、古森先生はもう三葉幼稚園の先生だったんだけど、みずほ先生はまだ4歳だったの。かおり先生は結婚したばっかりの時、みなほ先生とゆい先生とゆり先生はまだ生まれてませ~ん!」と言うと「えぇ~!」とびっくりしていました。平成元年の物や中には昭和61年の物等30年以上前のお皿もありました。大切に使っていたらずっと使えるんだよ(実際園長はこのお皿をいつも使っているそうです)、と教わり、益々絵付けが楽しみになりました。
砥部町は昔々海の中に沈んでいた町だったそうです。鉄分を豊富に含んだ大きな石の粉を練って練って粘土にしてお皿ができあがると話してもらいました。絵付けに使う絵の具は2種類あって茶色い液と緑の液があります。でも、見本のお皿の絵は青色と緑色で描かれています。この茶色の絵の具は、釉薬という薬を付けて熱い熱い窯で何日も焼くと綺麗な青色に変わります。「魔法や~!」とうっとりした顔をしながら見ていました。
早速絵付けを始めます!なんだか今年の子は大胆?!迷いなく筆を進め大きなモチーフをあっという間に描き上げます!「見てみて!」が止まりません!お花、猫、虫模様・・・一つとして同じものはありません!世界にたった一つのお皿です。子どもたちが描いた絵皿を大切に大切に運ぶ教師も「かわいい!」「素敵~!」「いいね~!!」と目じりが下がりっぱなしです。子どもたちの楽しい気持ちが絵に表れているようで私たちまで嬉しくなりました。秋の作品展でお披露目です!お楽しみに!!
さて、先日、園内研修で学んだことが印象的だったので保護者の方にもお伝えしようと思います。乳幼児期の脳の発達と本園の遊びのお部屋の成り立ちについてです。35年程前、園長が三葉幼稚園に来た頃、ワークブックがあったり、ハーモニカを取り入れたりしていたのですがカリキュラムを改革して今の環境による遊び中心の保育に変えました。現代ほど預かり保育の子どもはいなかったものの、お母さんが仕事を終え、幼稚園から帰った夕方にピアノなどの習い事に行く子どもがとても多かったそうです。夕方ピアノのレッスンを受け、家に帰ってからお母さんと一緒に練習する生活…に子どもたちが疲れているのでは?と園長は思いました。と、いうのも、その子たちが午前中、目がとろ~んとして眠たそうで、力なく遊びこめない様子が見られたからです。不思議に思った園長が保護者に話を聞いてみると、夜なかなか寝付けず、ぐっすり眠れていないことがわかりました。夜寝る数時間前の過ごし方にしては音の刺激が強すぎて、良かれと思ってしていることが逆効果になってしまうのでは?それならもっと早い時間帯に幼稚園でお稽古事ができれば子どもの負担も少なく、保護者も安心していろんなことにチャレンジできるのでは?と様々な分野のプロの先生たちに直接交渉して、遊びのお部屋を始めたそうです。
乳幼児期の脳の発達は著しく、改めて言うこともなくご存知だとは思いますが、時期によって何が大切で何が効果的であるか考えたことはありますか?乳幼児期は五感を通じて受けた刺激によって脳は発達します。心地よい音、優しい色、匂い、味、やわらかい手触り、受け身的だった刺激が発達に応じて徐々に能動的に、より主体的な物になっていくのです。刺激を受けてばかりでは脳の発達は促されません。そこで大事になってくるのが睡眠です。夜ぐっすり眠ることが子どもの脳の発達を促すことになり、翌日の活動の力になり、たっぷり遊べたことで、またよく眠れるようになる。良いサイクルを生み出すのです。手先を動かして体を使って頭を使ってたっぷり遊ぶことが子どもの脳の刺激になり、知識の種を蓄え、明るい人間関係を築く基礎になります。子どもの人生を豊かにする「非認知能力」を高めることもできるのです。たっぷり遊んでたっぷり食べてぐっすり眠る。基本的な生活習慣を今一度見直し、大切にしてみませんか?そのために教師として私たちにできること、園内の環境を整え、子どもと楽しい遊びを通して様々な気持ちを共有し、受け止め、認め合い、保育に真剣に取り組んでいきたいと思います。この園長の幼児教育の基本は人と学習の基礎を育てる役割だという思いを聞かされ、三葉の子どもたちの、あの笑顔と元気が賢い子どもを育てているのだと改めて自信と喜びを感じた一日でした。
2022年9月19日 月曜日
今、もも組の子ども達の間でブームになっていることがあります。それは「布バック」です。少し前なら、同じように部屋にあっても、ポイッと放置されていたのですが、今では大人気なのです!
片づけてある所も知っているので、どんどん引っ張り出してサッと自分の腕に通して得意そうに歩いています。そして腕に通しただけでは満足しないで、やがて次から次へと食材玩具やボール、中には絵本まで入れていき、「入れたよ!見て!」と言うように嬉しそうに保育教諭に袋の中を見せてくれます。「上手に入れたね!」「おいしそうなご飯いっぱいね」と言ってもらうと、ニコッと笑ってそのまま部屋の中を歩き回ったり、、椅子に座って休んだりしています。
まだお互いに思いを言葉で伝えたり、感情表現がうまくできなかったりする子ども達ですので、時には同じ袋を使いたくて、取り合いや引っ張り合いになることもあります。このようなやり取りの中で、感情のコントロールや思いを伝え合って楽しく生活することを学んでいく時期であることを考えると、このような体験は必要なことでもあるのです。そんな中で、保育教諭は「かして」「どうぞ」「ありがとう」と、必要な言葉を添えて援助していきます。理解してくると、取り合いする手をパッと離したり、手を重ねて「ちょうだい」やペコリと頭を下げる仕草が見られるようになってきます。毎日の繰り返しの中で、子どもたちは「ともだち」「なかよく」「なかま」を意識し、より遊びが楽しくなっていき、その中で様々なことを学び、成長していく姿が見られ、とても嬉しく思います。
成長といえば、もも組の子ども達も自我の芽生える時期です。今までは、「やってもらっていたこと」を、「自分でやってみたい!触ってみたい!」とアピールする事が多くなってきました。
オムツ替えの時のズボンを自分で履きたいMちゃん、Hちゃん。頑張っているのにうまく足がズボンの穴に入らず、1つの穴に両足を入れてみたり、おしりのところでズボンが止まり上げることができなかったりと、苦戦しています。「少しだけ・・・」お手伝いするつもりで保育教諭が手を出すと、「自分でやりたかったのに~~~!!」と言わんばかりに大泣き。そして、途中までしていたズボンを全部脱いで、やり直しするのです!!保育教諭の手が届かない、少し離れたところに移動して最初からやり直し始めます。裏返しになったり、前後が逆になったりするのですが、時間をかけてでも自分でやりたいと思う気持ちを尊重し、どんな形になっていても「てきたね~!」と褒めたり励ましたり、出来た時の達成感が味わえるように、見守ることも大切だなと改めて思いました。出来ても、出来なくても、自信満々に「できた!」と教えてくれる子ども達の笑顔は本当に可愛いのです。後でさり気なく直すことで、すぐに正しい方法も身についていくのです。
何気ない生活の一部ですが、その中で子どもの気持ちに共感したり、見守ったり、認めたりして「できた!うれしい!たのしい!」をたくさん体験してほしいと思います。
コメント (「秋を感じて遊ぼう」 一時預かりぴよぴよ 日野美雪 はコメントを受け付けていません)