幼稚園の日記(ブログ)

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2008年1月15日 火曜日

今朝はとても寒く、ドームにも霜が降りて、初めて霜を見たひよこ組のTくんは「こわい、寒い」と言って泣いて逃げていきました。砂場の泥舟やアヒルの遊具には今年初めての氷も張っていて子ども達は大騒ぎでした。氷をままごとに利用している指は冷たそうでしたが、今日も三葉っ子達は気にしないで遊んでいました。

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きりんぐみでは3学期に入って初めての習字がありました。一文字のひらがな50音を全て書き終え、今学期は二文字を書くようになりました。今日は「りす」「うま」「ぞう」「すな」「ゆき」の6枚を書きました。半紙を半分に折り、上半分に一文字目が入るように書くのですがなかなか上手く収めることができず「ぞ」だけを一面に書いてしまい書き直したり、「す」「な」「ゆ」「ま」などの穴がつぶれてしまったりする子もいました。どの子も菅野先生の話をよく聞き真剣に取り組むことができました。

また、今日はこあら保育がありました。1人登園をする子どもを見送る保護者の方も不安と期待が入り混じった見送りだったようでした。

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今日の戸外の環境はこあらさんに合わせた設定をしようという指導を古森先生から受けて、さくらぐみとひまわりぐみ前のテラスに包丁ままごとやすべり台を置き、三輪車も近場に用意しました。準備万端整ったと思った途端、年少児達にその場所はたちまち占拠されてしまいました。普段と違う環境に在園児達が敏感に反応したのでした。「お母さんがいい!」と泣く子も「もっと遊びたい!」と泣く子も教師とかかわったり、うさぎさんを見たり、お菓子を食べたりして何とか園生活の第一日目を乗り切ることができました。

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11時10分頃、やっとお帰りの準備ができたこあら組さんを年長児達が迎えに行きました。普段はおとなしいMちゃんはしっかりと手を繋いで誘導することができていました。強い口調のKくんはこあらぐみの子のペースに合わせてゆっくりと歩き、優しく靴を履かせてあげていました。「また来てね。バイバイ」と手を振ると元気よくバスの中から手を振ってくれました。

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明日は水曜日コースのこあらさんの1人登園です。教師達は元気いっぱい、笑顔いっぱいで待っています。

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2008年1月12日 土曜日

今日は平成20年度新入園する幼児とひよこ組に通園している幼児の制服採寸の日でした。あいにくの天気で足元がよくないので心配しながら待っていると、皆さん早めに来て頂いてスムーズに進めることができました。
年が明けて4月の入園まであと3ヶ月。入園に期待する気持ちがますます膨らんできている子ども達は教師と顔を合わせると自分から元気よく「おはよう!!」「こんにちは」と挨拶してくれました。
今日の朝、古森先生から保護者や子ども達の立場になって応対するようにというアドバイスを意識して一人ひとり声を掛けてご相談にのりながら採寸のお手伝いをしていきました。すると、分からない時に気軽に声を掛けて下さったり、お手伝いをしながら子ども達と触れ合うことができたりと、採寸しながら少しずつ保護者の皆様と近づくことができたような気がしました。
上着から始まってポロシャツやズボン、スモック、体操服と次々着せ替えしながら慎重に採寸されるお母さんに嫌がって泣いて着ようとしない子や、上下すべてひとそろい着るともう在園児になったような気分ではしゃいでいる子など、反応は様々でしたが、まだ3歳、4歳になったばかりの子ども達が制服を着た途端、頼もしく見えてきて4月の入園式に真新しい制服を着て、並んでいる姿を想像しながら笑みがこぼれてきました。
今日、採寸された制服は3月の一日入園の日にお渡しできることになっています。来週のこあら保育では一人登園も始まります。どんな顔でやって来るのでしょうか?安心して登園してきて欲しいと今からちょっぴり緊張している教師達です。

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2008年1月11日 金曜日

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今までは一人一人が思いのままに遊んでいたひよこ組の子ども達が今では友達とかかわって遊ぶ姿が見られるようになってきました。一人乗り三輪車から友達と二人乗りを楽しむようになり、野菜を切る時も友達と一緒に切っていたり、ドームに上っている友達の綱を引っぱってあげたりと友達と遊ぶ姿がよく見られています。2日前にはかくれんぼや鬼ごっこなどの集団遊びを始めました。しかし、かくれんぼでは鬼になった教師が探していると隠れているはずの子ども達がひょっこりでてきて「ここだよ」と声をかけてきたり、みんなが同じ場所に隠れていてすぐに見つかってしまうかわいい姿も見られました。満3歳児達は友達と隠れていることが楽しいようです。また、鬼ごっこでは、追いかけられることや追いかけることが楽しいのです。お部屋では発表会でする「とんでぺんぎん」のおどりや「おつかいありさん」の歌が大好きで踊ったり歌ったり、寒さなんかに負けないで楽しんでいます。

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年長、年中組ではじゃが芋の種芋作りを行いました。古森先生になぜ半分に切るのか、なぜ灰につけるのか、なぜじゃが芋には種芋が必要なのか等をおもしろく、イメージしやすく話して頂きました。子ども達が一番身近に感じて興味深く聞いていた話を紹介したいと思います。今日、みんなが切るじゃが芋はお母さんになって持っている栄養を芽にあげるという話からみんなも赤ちゃんの時はお母さんのお腹の中にいてお母さんの栄養をもらって大きくなったこと、自分でおっぱいを飲めるようになって生まれてくることができたことなどの話を聞きました。すると子ども達から「帰ったらお母さんのお腹なでてあげる」「ありがとうを言う」などといった言葉が聞かれました。その後、クラスごとで包丁で半分に切り、「消毒しなくちゃ!」と言いながら一つ一つ切り口に丁寧に灰をつけていきました。年長児は卒園してしまうので「6月の同窓会で食べられるといいね!」とちょっぴり期待しています。年長組は15日に北斎院の農園に植えに行きます。年長児は昨年度、年中時にじゃが芋の種植えを経験しましたがその種芋は教師が全て準備したものでした。今回なぜそうするかという理由を理解した上で実際に種芋を切って灰を付ける作業をしたことでじゃが芋の生長と人間の生についても考えることができたのではないかと思います。

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2008年1月10日 木曜日

ポカポカで気持ちの良い園庭でなわとび、竹馬、踊りなど、今日も子ども達は元気いっぱい遊んでいました。

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一方、さくら組のお部屋では登園して来た子ども達が粘土でお料理を作って並べていました。「これはスープなんよー。中にはおもちが入っとるんよ。」とHくんが料理の説明をしてくれました。それを聞いていたMくんが「おばあちゃんちで食べたんよ。」と得意そうに言いました。粘土を丸めておもちを作り、フライパンで焼いておわんに盛り付けてたくさんのお雑煮が並びました。

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そんな時です。何だかよい匂いがしてくるではありませんか。戸外で踊りをしていた年中児のTちゃんが「玄米やと思う。」と言うとAちゃんが「ちがうよー。」と2人で言い合いながらどちらからともなく靴を脱いで調理室へと向かいました。そこでは古森先生が一生懸命玄米を作っていました。玄米だと分かった2人は「やっぱり玄米やったねー。」「楽しみ!!」と言いながら、また戸外の遊びへと戻って行きました。ぞう組では古森先生の炒り玄米は“スーパー玄米”という名前が付けられていて、パワーのもとになると信じられているそうで、漂ってくる炒り玄米の匂いで発表会の練習にも力が入っていたようでした。
さくら組では給食の時、机の上に配られてきた玄米を見つけたHちゃんが「ふりかけいらない。ごはんの上に玄米をかけて。」と言い、お茶碗を持って来ました。Hちゃんは偏食が多く、給食が大の苦手なのです。時にはそのために登園をしぶることもある程なのですが玄米をかけると嬉しそうに席へ戻り「おいしい。おいしい。」と言いながら完食したのでした。

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久しぶりの玄米の匂いに楽しみにしていた子ども達。おいしく食べた後は古森先生にお礼を言いに行きましたが古森先生が外出中・・・。「あー、おらんかった。」と残念そうに事務室から出て来る子ども達。きっと明日の朝、一番で「ありがとう」と古森先生に言うことでしょう。
子ども達は感謝の気持ちを持ち、そのことを言葉で伝えられるようになったんだと感心しました。

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2008年1月9日 水曜日

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今日は生活発表会の日の保護者の座席くじ引きの日でした。兄弟で在園している子は2人で1本を引くことになっています。そのことを知った兄弟で在園しているUちゃんとSちゃんは、どちらが引くかで前日家庭で大ゲンカになり、今日も解決しないまま登園して2人でにらみ合ったままくじ箱の前に立ちました。教師の仲介でやっとジャンケンで決着をつけた2人は年中組のUちゃんが今年はくじを引き、来年はSちゃんが引くことに今から約束をしました。
役員さん方の立会いの元で順調に座席が決まっていきました。みんな座席のくじを引いて番号が分かると大きな声で自分の名前を役員さんに言って表に記入してもらいます。幼稚園ではあらゆる機会にはっきり自分の名前を言うようにしています。自分の名前をきちんと人に伝えられることは社会生活のなかで自己表現の基本になると思うからです。
長い行列で順番を待つ子ども達は何だかウキウキしていました。くじを引くことが大好きな子ども達は自分の番が来ると箱の中にそーっと手を突っ込んでくじを取り出します。さて、どの席が当たっているかは後日、案内状を持ち帰るまでお楽しみです。
くじを引いたことで、さらにお父さんやお母さんに見てもらうという期待も高まり、昨日から踊って、のりにのった「ジュゲム・パラリコ」の踊りをうさぎ組の部屋に帰るとすぐに自分達で曲をかけてみんなで踊りだす姿が見られました。
子ども達は「楽しい!」とやる気満々です。子ども達のこんな気持ちにブレーキをかけないよう私達も一緒に楽しい発表会に仕上げていきたいと思います。

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2008年1月8日 火曜日

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「あけましておめでとう!今年もよろしくね!」と声を掛けると「おめでとう!」「よろしく!」と言って子ども達が元気いっぱいに登園してきました。園庭にこまや竹馬、羽子板等のお正月遊びを用意していると、らいおん組のTちゃんは「こまやるー!」と言ってこま回しに挑戦しました。
年中の時にした事を思い出してこまにひもを巻いて「よし!」と気合を入れて投げて引きましたが失敗。教師にヒントをもらってもう一回挑戦すると・・・大成功!!「おめでとう!今日はこれでおしまい」と始園式の準備をせかされ「また明日するけん!」と振り返りながらお部屋に入って行きました。
他のコーナーでは年少のSちゃんが追羽根をしていました。「Sちゃんすごいでしょ!」とはねをコーンと音をたてて打つ度に大喜びする姿がみられました。年長同士でやっているグループはみるみる上達して5回以上続けることができていたりと楽しい時間を過ごすことが出来ました。

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その後、3学期の始園式でホールに上がると年中の教師達がステージの上で今度の生活発表会で踊るおどりをとてもたのしそうに踊っていました。それを見た子ども達は自然と身体を動かして、にこにこしながら踊り始めました。年中児の踊りだけど、どの学年の子ども達もとても楽しかったようです。
その後古森先生からお年玉は日本のサンタさん(お父さんやお母さんやおじいちゃん、おばあちゃんなど大人)がよい子へのごほうびに下さったものだから大切に使おうという話や、3学期は次の学年に上がるための準備をする時期だから自分のことは何でもしようねということを話して頂いた後、発表会についての話になりました。「今日、みんなで踊ったおどりは残念だけど年中さんのおどりなんよ。だから他のお友達は自分達のおどりや劇をがんばるんよ。そして年中さんは自分達のおどりをほかのお友達も踊れるようになったので負けないようがんばってね!」と言われると突然、年長組の子どもが叫びました。「先生!早く帰ろ!自分達の劇の練習したい!!」そして部屋に帰って練習をする姿が見られました。
いろいろな場面で見せる子ども達の主体的な姿を大切に、そして発表会までの過程での子ども達の期待と意欲を高め、成長する姿を確かめながら実り多い3学期にしたいと思います。

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