幼稚園の日記(ブログ)

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2008年2月8日 金曜日

 今日、バスから戻るとテラス前に子どもたちが集まっていました。行ってみると大きな発泡スチロールの箱の中に雪が入っていました。昨日、年長さんが雪あそびに行っておみやげに持って帰って来てくれたのです。子どもたちは「あー、雪っ!!」と嬉しそうに触っていました。雪を手に取り、泥団子を作るように丸めていたAちゃん、思わず食べようとしていたひよこぐみのHちゃん。それぞれが雪の感触を楽しんでいました。

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 また、ままごとコーナーでは、さくらぐみのMちゃんとKちゃんが色水を作っていました。色水ができ上がるとその中に雪を固めて入れたのです。「先生、見て!!かき氷よ」と嬉しそうに見せてくれました。「Mちゃんはいちご味やけん。これ、お母さんに持って帰りたい。」と言って袋に入れて持ち帰ることにしました。大切にそっと袋の中に入れたものの帰る頃には形がなくなってしまっていました。2人で顔を見合わせて「あーぁ。でも冷たいけんいいよねー。」と言いながら嬉しそうに持ち帰っていました。

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MちゃんとKちゃんが作ったかき氷を見たHくん、Yくん、Sくんたちがかき氷屋さんを始めました。砂場から短いパイプやおわんを持ってくるとパイプを立てて上から砂を落としてかき氷を作っていました。いつも走ったりブロックで鉄砲を作ったりして遊んでいる活動的な男の子たちが集中して遊んでいる姿を見て、子どもたちで遊びを発展していけるようになったんだと嬉しく思いました。

 今日も子どもたちが戸外では砂場、ファンタジースペースなどでおもいきり遊んでいましたが、保育室の方でもお寿司屋さんごっこ、ドーナツ屋さんごっこが始まっています。それぞれでのびのびと楽しんで遊んでいる子どもたちと充分にかかわっていきたいです。               

 今日は、くま組、くじら組が雪あそびに行きました。昨日の青コースよりも1クラス少ないので、そり滑りでは順番が早くまわってきて中には10回も滑った子もいました。体を動かしていると寒さを忘れ、そり滑りや雪合戦などをして、背中が汗ばんでいる子もいました。1年間、くま組とくじら組は同じ赤コースということで一緒に活動することが多かったのですが、今回の雪あそびが2クラスで行く最後の園外保育でした。今日の活動でも自然とお互いの名前を呼び合ったり遊びに入ったりする姿が見られ、私たち教師にとって嬉しい光景でした。

 今週の火曜日、2クラスであと卒園まで30日しかないという話をしました。今日、この2クラスで行った雪あそびは子ども達にも、私達にも忘れられない思い出になりました。

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コメント (「つめたーいかき氷」  さくら組 奥村 泉   はコメントを受け付けていません)

2008年2月7日 木曜日

今日は年長青コースの雪あそびでした。バスに乗り込み、出発しました。50分程走って久万高原に入った頃、「まだかな」と窓の外を覗くと子ども達の目に道路の端に残っている雪が飛び込んできました。「わぁー」と歓声が上がり、周りが雪景色になった頃にはバスの中では♪ゆきやこんこ あられやこんこ♪とみんなで大合唱が起こりました。

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スキーランドに着いて、古森先生から顔や頭には雪を当てないことや、そりの滑り方、ルールなどを話していただき、雪あそびが始まりました。
子ども達は雪合戦や雪だるま作り、雪山登り、そり滑りなどを楽しみました。
園で泥だんご作りや砂遊びをよくしているAくんやKくんは雪だんごを作るのもとても上手で、ゴロゴロ転がしてだんだん大きくしていました。
そり滑りでは最初は怖そうと言っていた女の子達も1度滑ると、「もう1回やりたい」「今度は2人で滑る」などと言って繰り返し滑っていました。私も子どもを誘って一緒に滑ってみましたが、スピードが出てとても楽しく、何度も楽しむ子どもの気持ちに共感することができました。

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昼食は温かいうどんをみんなでいただきました。たくさん遊んだ子ども達はお腹も空いて♪今日のうどんはなーにかな ザルに乗ったうどんかな? それとも温かいうどんかな?♪と作詞作曲をしていたYくんもツルツルぺろりと完食しました。
その後、「あと10分遊んでいいよ」と古森先生の声を聞くとたくさんの子ども達が坂を駆け登り、寝転がってごろごろ転がっていました。太陽が出たり、少し吹雪いたりして自然の雪にたくさん触れることができとても喜んでいました。
役員さんや遊びのお部屋の先生方にお手伝いに来ていただきました。ありがとうございました。
明日は年長赤コースが雪あそびです。

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コメント (「雪あそび たのしかった!」  きりん組・渡部あゆみ はコメントを受け付けていません)

2008年2月6日 水曜日

生活発表会を経験し、自信をつけ、パワーアップした子ども達。今日も小春日和の中、元気よく戸外に出かけ踊りをしたり、サッカーをしたり、ままごと、花いちもんめ、縄跳び等、思い思いの遊びをしていました。

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砂場ではぞう組さんが昨日作った山や穴に「こわさないでね」と立て看板を立てて帰っていました。それを見て誰もそこには近寄らす、隣で大きな山作りが始まりました。、
そうこうしていると、登園してきたうさぎ組のMくんが、きりん組さんが川作りをしている所に「何しよるん、ぼくも入れて。」とやってきたのをきっかけに次々と友達が加わりました。やがて大きな山の下を1周する大きな川になり、Sくんはせっせと水を運んでいました。時間が経って水が少なくったのを見たMくんは、「砂が水を吸いよるんよ」と友達に説明していました。
そんな中、昨日の続きをしようと、ぞう組さん達がやって来ました。1か所だけ壊れていたのですが、「いいんよ。」と気にすることなく、また穴掘りを始めたTくんは、「この場所を劇でした孫悟空の千魔王の住んでいる所。」と教えてくれました。Tくんは♪さるるるかっぱぱ♪と歌を口ずさみながらとても楽しそうに作っていました。
最後には火山が3つでき、その上には孫悟空が生まれた岩がきちんとのっていました。子ども達は劇でした孫悟空の話のイメージがしっかりできていて、それを砂場で再現しているのでした。片付けになるとまた「こわさないでね」の看板を立てました。隣のたんぽぽ組の山にも、その隣にはきりん組の山にもそれぞれ立看板が立っていました。

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昨日から職場体験に城西中学生が8名来ています。中学生のお姉さんと遊んでもらって子ども達は大喜びでした。また、宮前小の2年生が24名も里帰り訪問でやってきました。卒園した子ども達は園の教師達と再会した後、インタビューをしたり、昔を懐かしんでままごとをしたりして遊んでいました。帰りには「三葉幼稚園大好き!!」と言ってくれました。

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その上にこあらぐみさんも来て、今日の園庭は大賑わいでした。寒いようでも体を動かして遊んでいるとポカポカとしてくる陽気を体で感じ取れる子ども達に負けないよう私達も接していきたいです。

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コメント (「園庭は大賑わい!!」  うさぎ組・松本美佐子 はコメントを受け付けていません)

2008年2月5日 火曜日

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日曜日の生活発表会ではどの子も大勢のお客さんを前に堂々と演技することができました。
今日は発表会の余韻を楽しもうと、戸外にデッキを出して、発表会の踊りの曲をかけていきました。
初めは園庭で数人の子ども達と先生が踊っていましたが、発表会ごっこができるようにと古森先生がテラスの椅子をくっつけて舞台にしてくれました。すると年少組やひよこ組の子ども達が集まって他の学年の踊りを楽しそうに踊り始めました。年中組の『ジュゲム・パラリコ』や『チビッコ剣士・小次郎丸』はとても人気で、何度も何度も曲をかけながらたくさんの子どもが次々と入れ代わり立ち代り踊っていました。
そんな中、驚いたのは年少児やひよこ組の子ども達がどの振り付けも完璧に覚えているのです!しかも、間奏になるとまるで練習をしていたかのように自分で他の友達に合わせて一列目、二列目と順次移動して、また、横に並んで踊るのです!そして剣を持って踊る『チビッコ剣士・小次郎丸』に至っては途中のチャンバラのシーンになると、横にいる友達と剣を振りかざして戦い、また、踊りの曲に戻ると一列に並んで踊り始めるのです!
ひよこ組の子ども達さえも剣の先を見て、なりきって踊っている姿に教師達は改めて子どもたちの観察力と表現力に感動しました。
他にも今日は至る所で発表会ごっこが見られ、ぞう組では『そんごくう』の劇を他のいろんな役になって演じようと相談がまとまりました。金閣、銀閣の役がいなくなると今度はその箇所に誰かが一人二役かけもって演じるなど、一人ひとりが楽しんで演じる姿が見られました。
また、らいおん組では遊びに来た年少児が『3びきのこぶた』のお面をつけて劇ごっこに参加する姿も見られました。
発表会を終えて、どの子もいろいろな面でひと回り大きくなった気がします。そして、その子なりに自信につながったのではないかと思います。その自信を進級に向けてつないでいきたいと思います。
さて、今日はもう一つおいしい話があります。昨年度、三葉幼稚園に在籍していたKちゃんのおじいちゃんが今年もまた手塩にかけて育てられた大根を20本も持って来て下さいました。その大根を古森先生に調理して頂き、煮大根と大根葉の煮びたしをみんなで食べました。ちょうど、こあら保育に来ていた子も口を大きく開けて教師に口に入れてもらった大根を「おいしい」と言って何度も食べました。大根を口に入れてもらう順番が来るまで、静かに椅子に座って嬉しそうに待っている様子がとてもかわいらしく思いました。よほどおいしかったのかAちゃんは帰りのバスの中で、
先生「好きな食べ物は何?」
Aちゃん「だいこん!」
先生「お昼ごはんは何かな?」
Aちゃん「だいこん!」
と、大変お気に入りのようでした。
こんなにおいしい大根を下さる方がいて、その大根をおいしく調理してくださる先生がいて、その料理を好きな子はもちろん、苦手だった子もみんな一緒に食べる風景があって、なんだか心まで温かくなる1日でした。
大根を持って来て下さったKさん、本当にありがとうございました。子ども達の元気の源になりました。

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コメント (「今日は私がチビッ剣士!!」  すみれぐみ・藤井あすみ はコメントを受け付けていません)

2008年2月3日 日曜日

今日は待ちに待った生活発表会でした。やる気満々の子や少し緊張した表情をしている子等、いろいろな思いを胸に市民会館にやってきました。
また、今までの練習の成果を100%の状態で舞台の上で発揮できるようにしていく役割がある教師達も緊張感でいっぱいでした。
そして1部(赤コース)、2部(青コース)の発表会が年長さんのプログラム進行のもと進んでいきました。

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ひよこぐみさんの演技は見ているだけでも微笑ましいのですが、今までで一番、元気のいいかわいいペンギンの踊りと歌を披露することができました。

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年少児はとにかくお母さん達が見に来てくれていることが嬉しくてたまらず、舞台上から真っ先に見つけて手を振ったり、「おかあちゃーん」と呼びかけたり、お客さんなど気にしないで自分の世界に浸っている姿もみられ笑いを誘っていました。中には、大勢のお客さんに圧倒され、その場に立ち尽くしてしまう子もいましたが、あの舞台に立てたというだけでもその子にとって今後につながる大きな経験になったと思います。また、優しい声で歌うことを意識してきた『ななつのこ』もまるで赤鬼のように真っ赤になって叫んでしまっていた子が今日は優しい声で歌うことができました。

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年中児は自分達が発表会の『はじめのことば』を言って、歌を一番に聴いてもらうということでとても張り切っていました。踊り、オペレッタをする中で衣装をつけたり、小道具ができたりしてくる度に演技をする事がどんどん楽しくなってきて、今日は一人ひとりが精一杯の力を発揮することができました。
プログラムが進み、後半の演技が始まったときのことです。時間待ちの間、我慢していたらしくHくんは舞台でおもらしをしてしまいました。着替えに手間取ったことと、側の子も集中できなかったことで、副園長が「もう一回してよろしいでしょうか?」と会場に声をかけて、保護者の方にも賛同していただきました。もう一度踊りをする事を舞台にいる子ども達に言うと、「うん!いいよ!」「やろう!」と力強く答えてくれてやり直すことができました。たとえ発表会であってもこれも保育であることを考えると、どうすれば子ども達にとって良い経験をさせてあげられるか冷静に判断することが教師の役割だと本当に実感しました。

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年長組は5クラスそれぞれが数ヶ月間、いろいろな経験を積み重ねて創り上げた成果を今日、発揮することができました。
らいおん組は『3匹のこぶた』の劇をしました。一人ひとりの意識が高まった総練習頃からもっとお客さんを楽しませる演技をしようと子ども達からいろいろな案がでて、さらに楽しい場面が増えて、小道具も変わっていきました。ごぶたの兄弟、おおかみ、りす、うさぎ、それぞれがその役になりきって演技する姿が本当に輝いて見えました。私自身、初めての年長の担任として発表会に参加したのですが、子どもと一緒の気持ちになって考えることの大切さを学びました。最後の『にじの歌』では、子ども達は情景を思い浮かべながら気持ちを込めて歌い、アンコールの『みんなともだち』も卒園まであと少しという思いがこもり、涙をいっぱいためて歌う子らの姿に感動しました。
この三葉幼稚園の生活発表会はこれも園生活の延長であるという事を本当に実感した1日でした。今後は進級、進学に向けての準備が始まります。残りの数ヶ月間、子ども達には今のクラスでの思い出をいっぱいにして卒園させたいと思います。

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コメント (「生活発表会」 らいおん組・村田麻美 はコメントを受け付けていません)

2008年2月2日 土曜日

「先生ー!明日やねー!」と、とても嬉しそうに登園してくると、友達同士で明日の発表会の話をしている姿があちらこちらでみられました。

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お部屋で輪飾りを用意していると、「先生、これ、市民会館に飾るん?」と集まってきました。「なんかこれ飾ったらパーティーみたいやね!」「いろんな色で楽しいね!」と話しながら、みんなも作って繋いでいきました。あっという間にながーい輪つなぎが完成し、「これみたらお客さんも楽しい気持ちになるね!」と、とても嬉しそうでした。
さあ、今日は発表会に向けての最後の練習日になりました。どの学年もいつも以上に力が入ります。
年中の赤コースでもまずはお部屋で練習をして、会議室へ上がりました。明日が本番ということを伝えると子ども達から、「今日は一番頑張らんといかんね!」という声があがりました。踊りもオペレッタもしっかりと腕を伸ばし、大きな動きで一生懸命練習する姿がみられました。

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お部屋に戻り降園準備をした後、明日の話をしていると「剣士はしっかり剣を見るんよね!」「ジュゲムは手は顔より上で回す!」「プリプリは大きく手を伸ばす!」「歌はかわいくたのしく歌うんよ!」とそれぞれが今までアドバイスしてもらったことを確め合っていました。すごく楽しみにしている子、ドキドキしている子、ちょっぴり緊張している子、みんなそれぞれ違うけど『ニコニコの笑顔で楽しく!』とみんなで話をして降園しました。
さあ、明日はいよいよ本番です。教師達も子ども達が最高の演技ができるよう最高の演出で頑張りたいと思います。子ども達の演技をお楽しみ下さい。

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コメント (「いよいよ明日は・・・」  ぱんだ組・木原由佳 はコメントを受け付けていません)

2008年2月1日 金曜日

バスから帰るといつものように、すみれ組では大型積み木を使って元気に遊んでいました。今日は大きな船を作って、みんなで乗って遊んでいました。個々の遊びから最近はこのように集団遊びもするようになってきています。

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楽しく遊んだ後はいよいよ豆まきです。鬼さんも本当はみんなと同じ人間だったんだよ。

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怖い顔をしていて怒ってばっかりいたり、嫌がることをしたりしているとだんだん真っ赤な顔になっていつの間にか角が生えてきて、怖い赤鬼さんになってしまったんだよ。

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と、古森先生にお話して頂くと子ども達はとても真剣な顔つきで聞いていました。そして青い鬼は食べ物を無駄にしたり、嫌いなものを食べなかったりして身体の中にバイキンマンがいっぱいになった鬼さんだと聞いて、給食もしっかり食べてみんなニコニコになりました。子ども達は自分なりに「泣き虫鬼」「怒りんぼ鬼」「好き嫌い鬼」がいるから強くならなくてはと反省したようでした。
『みんなの心の中にいる鬼をやっつけろー!』とそれから各学年に分かれての豆まきでは、鬼役と豆を投げる福の神役の両方をしたのですが、子ども達は話をよく聞き、理解していて、ひよこさんも年少さんも楽しそうに、「鬼は外ー、福は内ー」と豆を投げていました。

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私が鬼になって子ども達から逃げていると、転んでしまいました。そこで沢山の子ども達に豆を投げてもらって私の心の中の鬼も子ども達に祓ってもらった気持ちになりました。勿論最後は歳の数だけ豆を食べました。0歳から数えて3歳児は4個、4歳児は5個、5歳児は6個、6歳児は7個と、しっかり数も理解している子ども達には感心しました。
また、発表会での年長の歌を年少、年中は聞かせてもらいました。それはいつも怒鳴って歌う子ども達に赤鬼さんがいない歌声を聞かせるねらいがありました。私もじっくり聞くのは初めてでしたが、聞いて感動しました。歌詞に合った子どもの表情、声のボリューム、大きな口、情景が浮かび涙が出そうになりました。
年少さんも年中さんも、年長さんに負けないよう頑張って、ニコニコで歌えるといいですね。

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コメント (「鬼は外、福は内」  すみれ組・松田亜弓 はコメントを受け付けていません)