幼稚園の日記(ブログ)

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2009年10月9日 金曜日

運動会も終わり、子どもたちも教師もホッとしたなかで、余韻を楽しむかのように戸外での遊びがとても盛んでした。リレーでは年少児年長児までが混ざり合い、異年齢児での関わりもたくさん見られました。年少児と一緒に走る年長児は、気を遣いながら走る姿も見られ、少し大人になったように思えました。2階のテラスから園庭を見ると、リレーで並んで待っている列のすぐ横ではフラフープを持って円になって遊んでいる女の子たちの姿も見られ、とてもほのぼのとした気分になりました。絵の具のコーナーでは、年長児が線画を描いて絵具で塗っている様子を見て「線からはみ出したらいかんのやね。」と話しかける年中児がいたり年長児が「絵の具の色混ぜたらいかんのよ。」と年少児に教えてあげたりするなど、異年齢児で関わりながら遊ぶ姿が見られ子ども同士で学び合うことが多いことに気付くことが出来ました。                                                                b.JPG  f.JPG  g.JPG                                                                         c.JPG  h.JPG  e3.JPG                      また、砂場では年長児が深く溝を掘り川作りを楽しんでいました。その中でも、年長児が年中児に指示をして作っていく姿もあり、ここでも異年齢児同士の関わりを見ることが出来ました。一昨日、”みつばじんじゃ”を作ったことやお祭りに行ったことで、屋台の話が出て、年中、年長児の各クラスでは、思い思いに屋台ごっこも始めました。        d.JPG                                                                                お祭りでの経験が、子どもたちの遊びにも影響しているんだなと実感しました。

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コメント (「おそとあそびって、たのしいね!」     ちゅうりっぷ組 細川渚 はコメントを受け付けていません)

2009年10月8日 木曜日

 今日、年長は砥部焼観光センターに、卒園記念制作、絵皿の絵付けをしに行きました。出発前に5クラス集まって、副園長に話をしてもらいました。「みんな目をつむってー、今から言う事を頭の中で絵に描きながら聞いてね」と言われ、みんな目を閉じて耳を傾けていました。「まっすぐまっすぐ大きな道路を、園バスが走っていきます。ずっとずっと走って、観光センターに着きました。着いたらセンターの人たちが迎えてくれています。そこでする事は」 「あいさつー!!」 「そうしたら、センターの人が「どうぞ」と言って、トントンと階段を上って2階まで案内してくれます。上がったら、大きな机と大人の椅子が並んでいるので、そこに座って足をバタバタせず静かに待っていて下さい。そしたら、先生達がお皿を配ってくれます。センターのおばさんが、描き方を説明して下さいますので静かに聞きましょう。そして、お皿に絵を描きます。絵を描いている途中で間違えても、ぐじゅぐじゅに塗らないようにして下さい。終わったら、静かに待っていて下さい。最後に、砥部焼のお皿を粘土で作る所を見学したり、20万円や何十万円もする壷やお皿がある所を見たりします」と、説明してもらいました。そして、出発!!到着して、元気よく挨拶をして、さっそく案内してもらいました。そこでもう一度センターの方が、お皿を大切に扱う事、絵の具は2色で、茶色の絵の具は焼き上がると青になる事、筆は2本色を混ぜない事を説明して下さいました。一人ひとり自分で考えていた絵を丁寧に描き、できあがった絵を見て、とても満足げにしていました。その後センター内を見学して、粘土からお皿が出来るまでの手順を知り、「すごーい!」と言う声がたくさん聞かれました。商品や展示している壷やお皿に、感動する様子が見られました。

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 最後に、センターの入口にある大きな岩について説明を受けました。「お皿や壷の一番の元になっているのがこの岩だよ」と教えてもらい、そこでTちゃんが「この岩は、どうやって運んだんですか」とセンターの人に聞くと、「トラックで運んできたんだよ」と教えてもらいました。しかしTちゃんは、トラックにどうやってその岩をのせたのかが気になっていたのでした。そこでもう一度質問した所、大きなユンボで岩を持ち上げてのせた事を聞いて、納得しました。その後、きりん組が最後にとても素敵な話をしてもらいました。砥部焼の元になるこの岩はどこから持ってきたのか質問すると、もう一人のセンターの方が、センターから真正面に見える一番とがっている高い山からとってきた岩だと教えて下さいました。また、センターの入口の柱のオブジェとなっている丸い岩もその山でとれた石なのだそうです。その丸い石は、削ったのではなく、山の中にこのように丸いままあったそうです。それはどうしてかというと、実は、昔はここが海で、その石は波に洗われて丸くなったそうです。そして、ここに飾ってある岩や石が茶色になっているのは、中に鉄分が多く含まれているため、空気に触れてしまう表面がさびて茶色になってしまったのだそうです。表面は茶色だけど、岩を砕くと白くて、粉にして揺すると、鉄は重いので下に沈み、軽い白い粉だけが上に集まるので、その粉だけを使って粘土にするのだそうです。この話を子ども達に伝えなければと、バスの中で話をしました。その話を聞いた子ども達は疑問に思う事がたくさん出て見ました。海だったその水はどこへ行ったんだろう、海だったのに水がなくなって山になったのは恐竜が暴れて壊したからかなそうすると、化石もあるのではないか!恐竜の化石もあるに間違いない!、その水は空に上がったんかな、想像はどんどん広がっていきました。絵皿に絵付けをしただけでなく、砥部焼の原料となる一つの岩から、これだけの話題が広がっていきました。

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 子ども達は、今までの遊びや活動、絵本やテレビ視聴など直接体験や間接体験、学習してきた知識を重ね合わせて想像を広げ、それをまた絵や制作、遊びの中で創作したり表現したりしていくのです。子ども達の想像の世界に教師も付き合いながら、今日もとても楽しい一日になりました。

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コメント (「砥部焼観光センターに行ったよ!!」  くじら組 村田 麻美 はコメントを受け付けていません)

2009年10月6日 火曜日

今日は、朝から雨が降っていました。子ども達と何して遊ぼうかなぁと思っていると、副園長が「ちゅうりっぷ組、前のテラスにおみこしがでてるんだけど、なんだか寂しいよねテラスに、みんなでおまつり作ってみよう」と放送してくれました。それを聞いた年長、年中の子ども達が、包装紙やハサミ、のりを持って、テラスにやってきました。

そして、輪飾り、リボン、お花を作る子どもなど思い思いに活動し始めました。きりん組のSちゃんが「ちょうちん作る」と言って、ちょうちんを作り始めました。夕涼み会に作ったちょうちんの作り方をしっかり覚えていて手際よく作っていきます。それを見て、私も作ろうとしましたが、何だかうまくいきません。3歳、4歳、5歳児達が入り混じって作っていくうちに、ウキウキしてきて、後ろの窓に「お・ま・つ・り」という看板もできました。子ども達の方から、「はたがいる」と言う声があがり、のぼりを作ることになりました。「何って書く?」と聞くと「みつばじんじゃ」という声が聞かれ、それを聞いたAちゃんが竹をつけた紙に一文字一文字、すっごく丁寧に「みつばじんじゃ」とお習字で習ったように書きました。その後、副園長が「他に何があるかなぁ?」と声をかけると、らいおん組のH君は、部屋に段ボールを取りに行き、「おさいせんばこ」を作り始めました。それが出来上がると、カランカランと鳴らす「すずがいる」と言うので、鈴割の鈴を利用して、長い綱をつけて、交通安全の小さな鈴をつけました。綱を引っ張るとリンリンとかわいい音が出る鈴ができました。そこにやってきた副園長が大きな鈴を付け直して、おみこしの前に移動してくれ「カランカラン」と、とてもいい音がするようになりました。横の机の上では、ちゅうりっぷ組の女の子達が、紙皿の上に料理を作っていました。年中・年長児に負けずに、とても上手にハサミを使って作っていました。どうやら、お供え物を作っていたようで、出来上がると、おみこしの横にチョコンと置いてありました。又、年長児は、「おまつりには、お店がある」と言って、「やきそばやを作る」「わたがしを作る」などと言って作り始めました。明日は、本当のおみこしを見たりお祭りに参加したりする子ども達も多くいると思います。木曜日からのおまつりごっこが楽しみです。   

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給食が終わった頃からみつばじんじゃには、たくさんの子ども達が、おさいせんを作っておまいりにきはじめました。どこで覚えたのか、おさい銭箱にお金を入れて、鈴を振り、手を2回叩いて、お参りしていました。預かり保育では、ぺんぎん組のSちゃんとYちゃんが三輪車で走っていましたが、神社の前に来ると、止まり、手を合わせる姿がありました。

ひよこ組では、ぞう組さんが、作ったおみこしで、「わっしょい!わっしょい!」と来てくれると、とても喜んでおみこしの下をくぐる姿がありました。  

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明日の秋祭りを子ども達はしっかり観察してくるでしょう。

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コメント (「みつばじんじゃ」            ひよこ組水木良美 はコメントを受け付けていません)

2009年10月4日 日曜日

 10月4日。空を見上げると雲ひとつない青空の広がる中、青コースの秋季運動会が開催されました。笛の音とともにファンファーレが鳴り響くとテントの下の入場門にスタンバイしている子どもたちにも緊張感がみなぎりました。いよいよ入場です。各クラスが入場してくると保護者席から拍手が起こり、緊張していた子どもたちの表情も緩みしっかり手を振って行進する姿が見られました。今日初めて参加した10月以降に入園する予定のひよこ組の子どもたちも泣かないでしっかり歩くことができ、教師たちも安心して見守ることができました。誕生児紹介では、マイクを向けられた10月7日に入園するTちゃんは、(3歳になりました)「ありがとうございます!」と片言まじりで一生懸命答えることができその場が、わっと和やかになりました。年少児達は、保護者席からの拍手をもらいいつもより一層元気いっぱい競技をしていました。さくら組のT君は、踊りの時は泣いていました。どうして泣いているのか様子を見ていると自分の踊る円ではなくて、どうも自分のお母さん達に近い円に入って踊りたかったようです。そのことに気付いた副園長がそっと背中を押してもう一つの円の中に入れてくれました。T君は、お母さんに踊っている姿を見てもらいたかったようでとても笑顔で踊ることができました。かけっこは、年少・年中共に子どもたちも好きで、転んでもすぐに起き上がって一生懸命ゴールまで走っていました。転んでも泣くことなく走っている姿にもたくさんの声援と拍手をいただきました。年中さんは、こころをあわせてポンの題名の通り、二人組で手をつなぎ「いくよ」の掛け声を掛け合いながらい勢いよく飛んだボールを受取り二人で顔を合わせて笑顔で次の人に渡していました。踊りでは、子どもたちの元気な歌声も聞こえ、マントとポンポンをつけて踊るすがたがとてもかっこよく見えました。途中、いつもは上手に踊る子が園庭を走り回ってしまうこともありましたが、最後はひつじ組・うさぎ組で一つのきれいな月になりました。年長児は、今日が幼稚園で最後の運動会ということもあり、各競技を一生懸命しました。野球挙では、子どもたちのカウントも聞こえ各クラスきれいな丸ができました。隊形移動でも、子ども達で間隔をとり並んでいました。ところが前の子がお母さんの顔をみようと少し体を動かしたことで後ろの子たちが合わせようと曲がってしまうこともありましたが、真ん中の子が後ろを確認し、前が違っていることに気付き、踊りながら直す姿も見られました。また、年長児のリレーは、とても盛り上がり、年長クラスのテントからは、「Oちゃんいけ!もうちょっとよ!」と保護者が一体となって応援して下さっていました。横にならんで接戦になるとクラスのテントからは、より一層大きな声援が聞こえ大盛り上がりとなりました。三葉幼稚園の運動会では卒園しても、おじいちゃんおばあちゃんになってもずっと三葉っ子ということで卒園された保護者の方にもパン食い競争に参加してもらいました。マイクで名前を呼ばれるとお父さん同士で呼びに行ったりパン食い競争が始まる前には、「帰ります!」とゆっていたお母さんもすぐにあつまってくれたりと子どもたちの声援のなかで競技に参加していただきました。今回の運動会では、サニーマートの店長さんとウシ君(サニーマートのイメージキャラクターとキヌポン)にもきていただきました。このキヌポンの名前をつけたのは、三葉幼稚園のひまわり組のお友達ということでした。三葉幼稚園だけの特別クーポン券やお菓子もいただいたりとハプニングもあり楽しい運動会になりました。地域の皆さん方に与えられ応援してもらいこのように温かい運動会を進めることができ本当に感謝しています、子どもたちの姿も5月の親子運動会よりたくましく成長していたと思います。今日は、競技の中に走り回っていつもと様子が違う子どもに私が指導できなかったことがあり、普段できている子だったのでもうしわけなかったと悔しく思います。指導していくべきところは、しっかりと伝えておき、子どもたちの力を信じて指導していくべきところは、しっかり伝えていき成長を見守っていきたいと思います。今日は、様々な場面で子どもたちの素晴らしい姿をみせてもらい、わたしも、学びがたくさんありました。今日の感動を胸に火曜日からも子どもたちと生活する中で成長し続けていきたいと思います。

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コメント (「こころが一つになった運動会」 ひつじ組 井上沙紀 はコメントを受け付けていません)

2009年10月3日 土曜日

 今日は待ちに待った平成21年度の秋の運動会でした。昨日は雨が降ったり止んだり午後は集中豪雨と心配しましたが、子ども達の願いが届いたようで、お陽さまが顔を出してくれ、最高の運動会日和となりました。1学期後半から遊びの中で踊りを踊ったり、並んだり、かけっこをしたりして運動会の練習をしてきましたが、2学期に入ってからは毎日目標を持っての練習をしてきました。私達教師も「子ども達が自分で考えて行動したり、失敗したとしても自分達で立て直すことのできる、三葉っ子らしさを発揮させたい!」を合言葉に子ども達とかかわってきたのです。本番の日は、どのような表情で登園してくるのだろうと教師も期待を胸に子ども達を迎えました。 開会式後の応援合戦では、サニーマート衣山店から店長さんと牛さんが応援に駆けつけてくれました。クラス別の応援に順に回って一緒に参加して応援合戦を盛り上げて頂きました。

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 年少の踊りの課題は、元気いっぱいに踊ること、クラスみんなできれいな円を作ることでした。本番は、たくさんのお客さんの中でなかなか踊ることのできない子を、他の子が手を引いて円を作ろうと頑張っていました。できるかできないか教師も手を出しそうになりながら我慢して見守るとギリギリのタイミングで円を作ることができて、お客さんからも大きな拍手をもらい、大満足の年少児達でした。

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 年中児のAくんは、踊りに参加することがなかなかできずにいました。今日は、「たくさんのお客さん達の前で踊れるだろうか?」と教師も心配していました。しかし、今日は仲良しのKくんがAくんを誘い掛けたことで、Aくんも素直に踊りに参加することができました。練習を通して仲良くなり、運動会本番で2人が助け合う姿が見られ嬉しく思いました。

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 年長の鼓笛隊では、教師が引いたラインが間違っていました。いつもと違って曲がりくねった太鼓さん達の並び方に、「どうしたんだろう?」と見るとラインの勾配が違っているのです。それに気付いた太鼓のパートの子ども達は、今まで練習してきたことで身に付けた感覚で自分達で列を並び替えていたのでした。

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 本番は緊張してしまい、練習の成果が発揮できなかった場面もありましたが、練習してきた中で得た知恵を出して自分達で考えて行動するという三葉っ子らしさを十分に発揮してくれたと思います。明日は青コースの運動会です。青コースの子ども達にも、三葉っ子らしさが出るように見守り、応援していきたいと思います。

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コメント (「運動会がんばったよ!」 たんぽぽ組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2009年10月2日 金曜日

 今日は朝早くに登園した子ども達が明日の運動会に向けて園庭の石拾いを行いました。「走りよる時、石踏んだら痛いもんね。」「明日晴れたらいいな。」などと話しながら、途中「僕が持つんよ!」と集めた石を持つのは誰かを決めるなど、長・中・少が協力して拾う姿にサニーマートでのお買い物の姿を思い出し、思わず笑ってしまいました。

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青コースの子ども達が全員登園したところで、最後の練習をしようと静かに整列し入場行進が始まろうとした時、残念なことにポツポツと雨が降り始め、テントに避難して天気待ちをすることもありましたが、しばらくすると雨も小さくなり、各学年・各コースが順番に練習をすることができました。その中で年少児の踊りを見て自然と拍手をしたり、入場するのを手拍子で応援したりする異年齢児の姿がとてもいいなと感じました。そして、年中児が「ぼくのおひさまパワー!」を踊っていると、だんだんと雨が止み、空が少し明るくなりました。「みんなの気持ちがおひさまに伝わったから、おひさまが顔を出したんよ!」と副園長が語りかけると、「そうなんだ!」と子ども達が「もっと天気になれー!」と手を高く上げてキラキラさせ、太陽パワーを送っていました。

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 年長児は「明日、運動会やけん今日が最後の練習よね!」と朝から気合が入っていて、野球拳では各クラスが大きな声を出して踊り、きれいに並んでいる姿が見られました。らいおん組は列を揃えて直線に並ぶというところが、いつも課題だったのでそれが出来てとても嬉しかったです。組体操も次の型に移るのが速くなって、しっかりとポーズを決められるようになりました。リレーはどのクラスも接戦でとても見応えがあると思います。そして、鼓笛隊はそれぞれが自分の役割を果たし、みんなが心を一つにして同じ目標に向かって頑張っています。

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 らいおん組では、降園前に数人の子ども達が「エイ・エイ・オー!!」をしているのを見て、みんなでやろうということになり、全員で掛け声をして帰りました。年長児にとっては幼稚園最後の運動会です。明日、どのような気持ちで、どのような顔をして登園してくるのか楽しみです。

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コメント (「いよいよ明日は運動会」 らいおん組 神岡会里 はコメントを受け付けていません)

2009年10月1日 木曜日

今週の月曜日から、さくらぐみとひまわりぐみは合同保育をしています。運動会が近付くにつれ、保育室も模様替えになり、さくらぐみの部屋は待機のお部屋になったのです。そんな環境の変化に、両クラスとも運動会に向けてだんだん意識が高まってきている姿が見られます。昨日は、年中・年長児がサニーマートにきょうりゅうのオブジェを見学した後、6人グループを作りお買い物をしたというエピソードがありましたが、年長児がさくらぐみとひまわりぐみにも、おすそ分けしてくれました。お菓子を見たとたん、子どもたちは早く食べたいと言い、ソワソワと落ち着かない状態でした。そこで、ブラッチャーでするAとBチームに分かれて座り、まずは食べてみることにしました。「仲良く食べてね」と伝えると、元気な声で「うん」と目をキラキラさせて答えました。そして、お菓子がどこにあるのか分からないぐらい頭を寄せ合って、次々と手を出して競争で食べていきました。それに気が付いたさくらぐみのMくんが「ちょっとちょっと!!年長さんがせっかくくれたんやけん、みんなで仲良く食べんといかんやろ?」とみんなに呼びかけました。私たち教師が食べていないことに誰か気が付いてくれるかなっと少し期待していましたが・・・・・・・・。そこは3歳児。競争相手がいるなかで、他のことを考えるゆとりなどあるはずがありません。原田先生と私が、がっくりしていると、それに気付いた子どもたちが「おいしすぎて全部食べてしまった」と照れ笑いをしながら友だち同士言い合っていました。運動会まで赤コースはあと1日、青コースはあと2日。ちょっと早い副園長からのごほうびは、子ども達にとって思わぬ心の励みになったようです。

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※今朝、副園長の姿を見つけた子ども達のことばは、

年長児・・・こもりせんせい、もっとがんばる!!(と手をタッチしてきました。)

年中児・・・こもりせんせい、きのうはおこずかいありがと(年長さんとおかいものできたことが嬉かったようです。)

年少児・・・こもりせんせ。きのうはおかしありがとう!(何でもこもりせんせいからもらったと思っているのかな?笑) 

うん。年中さんと年長さんから、おかし分けてもらってよかったね(と副園長は答えていました。)

年長組のKちゃんは、お礼の手紙を書いてきました。それほど楽しかったようです。

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コメント (みんなでなかよくわけあったよ     さくら組 河野 ゆい はコメントを受け付けていません)