幼稚園の日記(ブログ)

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2010年3月4日 木曜日

 今日は、雨がぱらぱらと降っていたので子どもたちは、お部屋でアルバム整理をしたり、絵の表紙を作ったりして思い出をまとめていきました。10時頃になると、雨が止みそれに気がついた子どもたちは「外に行ける!」と言って嬉しそうに飛び出していきました。戸外では、ひよこ組から教師までがリレーをし園庭は大にぎわいでした。バトンが、さくら組さんからくじら組さんへ、教師から教師へ、そしてその活気のある姿を見て「がんばれぇ!」と応援する子どもたち、その姿は、とても活気にあふれていました。また、今日と明日三葉に研修に来ている帝京幼稚園の新任の先生が思いっきりリレーに加わって走っているのを見た子どもたちは「すごい速い!」と目をキラキラさせました。そして、めいめいが「一緒に走ろう!」と誘ったり「並ぶ時は、座るんよ」と教えてあげたりする姿も見られました。明日も、子どもたちと戸外で元気いっぱいに体を動かして遊んで行きたいと思います。

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今日、くま組では最後の習字がありました。菅野先生に、自分の名前の書いてあるお手本をもらいそれを見て丁寧に一字一字書き、穴がつぶれると「もう一回書く!」と言って自分の名前を丁寧に書いている姿が見られました。そして、「一年間ありがとうございました」と挨拶をして「せんせぇ」「習字頑張るね♪」とニコニコしながら話していました。

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また、年長全クラスで卒園式の練習をしました。練習を重ねて日に日に姿勢がよくなり、大きな声で言葉が言えるようになった子どもたち。私は、そんな子どもたちを見て、「かっこいいなぁでも、卒園するの寂しいな」と思いました。卒園まで幼稚園に来るのは、あと、10日です。その10日間の一日一日を大切にして子どもたちといっぱい思い出を作っていきたいと思います。

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2010年3月3日 水曜日

 いよいよ今日は楽しみにしていたおもちつきです。朝早くから、今日の園庭はいつもと違っていました。お米を蒸すときに立ち昇る白い湯気。「ぺったん、ぺったん。」とおもちをつく音。その活気に満ちた様子を見ながら、子どもたちは「わー、おもちつきだ。」と、歓声を上げていました。テラスからは、忙しく動いている副園長を見た子どもたちが、「古森せんせー!!」と、何度も名前を呼び、いつの間にか応援団となり、声援を送っていました。

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 最初に、役員さんと教師たちで、おみやげ用のおもちを作っていきました。初めておもちつきに参加された役員さんは、「わー、こんなにやわらかいのですね。今食べたらおいしいでしょうね。」 「これがもちはだって言うんですよ。」などの、和やかな会話が飛び交いながらも、せっせと手を動かして頂いていました。

 さて、いよいよ子どもたちの番です。スモックを腕まくりして、やる気満々の子どもたち。ひよこさんから年長さんまでしっかり話を聞いて、ついたり丸めたりしていました。さすが三つ葉っ子。手の中で「泥団子を作るみたいに丸めて、ホラ、ペッタン、ペッタン!」副園長の掛け声に合わせて、どの幼児もそれは上手に丸めていました。

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 そして、今日は初めての試みで、自分で丸めたおもちをおわんに入れて運ぼうということになりました。そして、そのおもちの上に、副園長手作りのぜんざいを入れて食べるのです。それを聞いた子どもたちは、おもちの入ったおわんを、それは大事そうにそっと運んでいました。

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 階段を上る時、こけそうになった年少児のAちゃん。でもおわんは絶対離さず、しっかりと持っていたそうです。また、ぜんざいのおかわりをする時に、2個のうちの1個をおわんに残し、おかわりに行く年中児のBちゃん。など、自分たちのついたおもちを「大事に食べたい。」という気持ちがひしひしと伝わってくるかわいい姿でした。自分たちの部屋まで運ぶ道のりの間、大切に運ぶ姿は思いいれいっぱいの様子でした。だから、誰一人として大切なおもちを落とすことなく、自分のナフキンの上まで運ぶことができたのでした。

 そのおもちを口に入れた瞬間の子どもたちの笑顔は、言うまでもありません。給食を食べた後でしたが、ぜんざいのおかわりにもまた列ができていました。

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 こんな幸せなおもちつきを経験できる影には、役員さんをはじめ、お手伝いに駆けつけて下さった方々、よもぎを届けて下さった方々の、大きな力があったからこそです。子どもたちと共に、感謝する気持ちを忘れないでいきたいと思います。本当にありがとうございました。

 今日のおみやげのおもちは、白いおもち、赤いおもち、そして10月に子どもたちが掘ったさつま芋の入った芋もちでした。そして、よもぎの入った若草色のよもぎもちは、昼食後のデザートとして、ぜんざいと共に、子どもたちのお腹の中に入っていきました。

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コメント (「ついて、まるめて、はこんだ大切なおもち」  ぱんだ組 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2010年3月2日 火曜日

 おもちつきを明日に控え、昨日のお米洗いに続いて今日は朝一番にお芋を蒸して芋餅の準備をしました。 まず登園してきた赤コースの子ども達が中心になってお芋を洗い、洗った傍から教師たちがお芋を切って塩水につけていきました。 今年は調理室でぜんざいをつくることになったので園庭にかまどを出してお芋を蒸かすことにしたのです。  昨日のお米洗いやヨモギの新芽をとる作業もそうですが、子ども達の手でおもちつきの準備をすることで、お餅が出来るまでの過程やご飯のお米とお餅のお米の違いやお餅ができるまでに色々な作業があること、たくさんの人がかかわってお餅ができることなど、色々なことを学びます。年中のRくんはお芋をセイロに入れる手伝いをずっと続けていて「先生これくらい入れてもいい?」と聞いては確かめて「次のも俺が入れてあげるけんね。」と言って付きっきりでお芋を並べてくれていました。  かまどの上に乗せたセイロから湯気が上がりだすと自然に集まってきた子ども達が「もうそろそろ出来たんじゃない?お芋食べれるのかな?」とちょっと期待しながら見ていました。 そして蒸しあがるとはじめに年長のくま組とくじら組の子ども達で丁寧にお芋の皮をむいて、冷ましながら「明日このお芋を使ってどんなおもちが出来るかなぁ」と楽しみにしていました。 お餅用のお芋を先にとって、残ったお芋はみんなで食べることになりました。

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このお芋は、秋に子どもたちが掘ったお芋です。皮をむくと、黄色くてまるで栗のようなほかほかお芋が表れて子どもたちは大喜びでほおばっていました。

又、ひまわり組では保育室が明日おもちを丸める作業をする場所になるので広く使えるようにしようと子ども達に話して、皆で力を合わせて部屋を片づけました。 ままごと道具やおもちゃの整理整頓や棚の移動など安全面に気をつけながら次々と片づけていってみるみるうちにに広々としたお部屋になりました。 

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 途中でうさぎ組の子ども達が10人くらい手伝いに来てくれて荷物を運んでくれました。実はお弁当の時間からはうさぎ組さんと合同保育をして明日のお餅つきの話をしたり年長さんを送るさよなら会の内容を考えたりする計画なのです。ひまわり組の子ども達は1か月後には進級して年中フロアーで生活するのでまるでピクニック気分でどきどきわくわくしながら移動しました。  うさぎ組さんに着いてちょっと驚いたのはひまわり組のためにうさぎ組さんは自分達のロッカーを空けて待ってくれていたのです。自分達はもうすぐ年長だからどこに自分の荷物があるかすぐ分かるからと譲ってくれたのです。おかげでお弁当を出したり片づけたりする時も迷わないで自分達で出来たひまわり組の子どもたちは「うさぎ組さんありがとう、そしてこれからもよろしくね」と皆でお礼を言いました。  

温かい気持ちに包まれながらひなまつりやはるがきたの歌を歌ったり、明日のおもちつきやおもちの丸め方の話をしたりしながら楽しいひと時を過ごすことができました。

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コメント (「みんなで準備したよ」  ひまわり組 日野美雪 はコメントを受け付けていません)

2010年3月1日 月曜日

 3月に入り今年度もあと1ヶ月になりました年長児は、おもちつきに向けてもち米を洗いました。登園した子どもからスモックを着てテラスに行きました。「お米洗いはお泊り保育でやったよね。」「お家でもやったことあるんよ。」と会話しながら洗い始めました。ザルに入れたもち米をボールに入れて、水をためてやさしくかき混ぜます。するとお水が白く濁ってきます。そこでザルをゆするとボールの中に白い水が広がっていきます。ザルに入れたお米はゴシゴシこすると粉になってしまうので気をつけなければいけません。教わった通りにやってみたY君は、ゆすると、「あっ!白いのが出てきた。」とお米の中から白い汚れが出てくるのに感動し、2回3回と繰り返していきました。「もち米を絶対落とさないようにしよう。落としてしまうとおもちが減ってしまうよ。」と話しているとk君が「1人1粒落としてしまうときりん組30人いるから30粒。年長全員だと…大変大変。」と言いながら真剣な表情でお米を洗っていました。また、今日、年中さん中心によもぎの準備も進めていきました。硬いところと柔らかいところを分けながら、「よもぎの匂いがする。」「よもぎのおもち大好き」と楽しみながら進めていました。明日は芋をふかしたり、副園長はぜんざいの準備をしたりといよいよおもちつきの態勢に入りますまた子どもたちと準備を進めおもちつきに期待が持てるよう活動していきたいと思います。

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 今日の昼食の時間、年長のテラスに『行列のできるお店』ならぬ『行列のできるおかわり場』ができていました。何のおかわりかというと、手作り給食の中でも子どもたちが大好きな副園長の具沢山お味噌汁だったのです。お味噌汁をあわてるように食べている子どもたちに、もう少しゆっくり食べてね。と言うと、「だっておかわり無くなったらいかんやん。」とちょっと怒り気味に言われてしまいました。1人がおかわりをもらって部屋に戻ると、違う子どもがおかわりをしにいく。それが繰り返され、気付くとおかわりをもらう場所には行列ができてしまっていました。お味噌汁でパワーをもらった子どもたち。卒園や進級に向けてこれからもパワーいっぱいで活動していきたいと思います。ちなみに、お味噌汁には園児のおじいちゃんから頂いた里芋がいっぱい。そしてにんじん、しめじ、豆腐、揚げ、ねぎが入っていて、栄養、ボリュームたっぷりでした。だしに使った煮干は骨をとって大根の酢の物になりました。この酢の物も味噌汁も今日も完食の子どもたちでした。

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コメント (「行列のできるおかわり。」  きりん組 中田 拓成 はコメントを受け付けていません)