幼稚園の日記(ブログ)

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2012年11月13日 火曜日

 今朝は園庭のあたり一面が落ち葉て吹き溜まりになったところを歩くとカサカサと音がするくらいでした。登園してきて気づいた子ども達は集めてままごとに使ったり、振りまいたりしていました。きりん組のH君は今日の施設訪問のお土産にしようと落ち葉を拾って、それが顔に見えるといって目と鼻を作ってこっそり持っていっていました。今朝 登園した年長児は訪問のために作った紙芝居やペープサートをお年寄りに見せてあげたいと朝から少しづつ自主練習を始めていました。Hくんも、今日はおじいちゃんやおばあちゃんを喜ばせようとこの落ち葉をプレゼントしようと思いついたのでしょう。自分の思いが強くてよく教師を困らせているHくんの優しさに触れた出来事でした。

その頃たんぽぽ、ひよこ組のテラスにある植え込みの木に副園長がリボンを付けていました。その様子を見ていた子ども達はすぐに「あ!こんな飾り見たことある」「クリスマスや!」「サンタさんがくるん?」などと言って近づいていきました。巷ではそろそろイルミネーションが灯り始めていますが三葉幼稚園では来月、恒例の点灯式をする予定ですが、副園長は今朝来るときから今日はあの木に飾りをつけて子ども達を楽しい気持ちになるように・・と考えてくれていたのでした。一つ二つ副園長がつけるのを見て興味を持った子ども達がオリジナルの飾りを作って付け始めました。後は子どもたちに任せておけばアイデイアいっぱいのツリーができるのです。副園長は色々なところできっかけを作って子どもたちに任せて楽しんでいます。子どもたちもそれが分かっているので副園長の周りにいつも集まって来るのです。

うさぎ組のAちゃんはBGMで流れていた「おもちゃのチャチャチャ」を聞いてフランス人形を作って飾ったり、りす組のT君はクリスマスブーツを作ったりして次々と自分達で飾り付けていきました。 そんな中、年長くま組のN君は訪問の練習をしないと・・と思いつつも飾りつけが気になってどうしても木のてっぺんに星をつけたいと「先生これだけ付けてくるけん!」と言って2階のテラスまで伸びた木の先に作った星をつけました。

年長児が出かけた後、園庭の遊びのコーナーには年少、年中児が楽しそうに遊ぶ姿がみられ、もみすりのコーナーでは、すみれ組の子ども達が夢中になって玄米ともみ殻をより分けていました。又、木工コーナーでは釘を打ったりボンドで木片を積み木のように組み合わせくっ付けたりして遊んでいました。

さて、年長は施設訪問で合歓の木にくま・らいおん組、歩風里にくじら組、ケアフル竹原にきりん組が行きました。日常歌っている秋の歌や手話、そしてお話を聞いて作った紙芝居やペープサートなど自分達で進行、紹介をしていくなど協力し合って進めていく楽しさを感じながらお年寄りに喜んでもらって楽しく交流することができました。職員会で話を聞いてお年寄りの方々にはいつも温かく迎えてもらってありがたいなぁと思いました。

そしてせっかく作ったり練習したりしたので年中、年少さんにも見てもらおう!!という事になって園に戻ると見せてくれました。さくら組はくま組の「はだかの王さま」のペープサートがきてくれました。年少児達は大型の背景画や手作りの人形に驚いていましたがナレーターの話に合わせてゆらゆら揺れたり時々セリフも入ったりしてとても面白かったので食い入るように見ていました。明日もまた別のクラスの物を見せてもらおうと予約しています。

また、今日はこあら組のさつま芋掘りでした。お天気が心配されましたが、そこだけ雨が降らないというラッキーなお芋掘りでした。親子でひと株ずつ掘って楽しんでもらえました。

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コメント (「楽しいことみつけたよ。」   さくら組   日野美雪 はコメントを受け付けていません)

2012年11月12日 月曜日

土曜日のキッズふれあいフェスタ、日曜日の石原教習所でのイベントに多数のご参加ありがとうございました。何人もの子どもたちが「自分でお母さんたちを誘ったよ。」と言ってくれたことをとても嬉しく思いました。キッズふれあいフェスタの教師のお店ではお団子が大好評で早い時間で売り切れてしまいました。お団子はバザーの時にも出す予定ですので、ぜひ食べてみてください。

さて、今日、年少・年中はさんや市場の畑へさつま芋掘りへ行きました。道中、黄色になりつつあるみかんを見たり、以前見に来た時よりも大きく育っている野菜に気づいたりと季節を感じながら歩いていきました。

畑に着くと、そこには少し黄色くなったり、虫に食べられたさつま芋の葉と枯れつつある芋のつるがあり、副園長が「本当はもっと早く掘ってほしかったんだけど…つるも枯れてみんなよりも先に虫さんが食べちゃったみたい。」と食べられている芋を見て言いました。その後、副園長が芋を掘って見せてくれる様子を「大丈夫かな。ちゃんとあるかな。」と息をのんで見ていました。そして、年長さんがお母さん芋から伸びた茎を植え、栄養を求めて根をはりながら伸びていることも教えてもらい植物の生きる力に驚いていました。また、他の芋の種類を聞かれると年少児も「サトイモ」「じゃがいも」と今までの経験をすぐに答えることができていました。

副園長がさつま芋を優しく周りから掘るのをしっかりと見ていた子どもたちは、時間をかけて丁寧に掘ることができていました。副園長にも手伝ってもらったR君は最後まで自分の手で掘り、大きなお芋が掘れるととても喜び、大切に運んで一緒に写真も撮っていました。例年の田んぼの土と違って、土もやわらかく、全部のお芋が連なって出てくる様子に大喜びの子どもたちは途中、さつま芋の花を見せてもらったり、柿木がつぎ木をして1本の木で甘がきと渋柿ができていることを教えてもらったりと、沢山のことを学びました。

園児の為にさつま芋を育ててくださった藤岡さんと田中さんにお礼を言うと、「またいつでも遊びにおいで。」ととても暖かく見送ってくださいました。地域の方々に見守られ、育てて頂いていることを子どもたちと共に感謝したいと思います。

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コメント (「さつま芋掘りをしたよ!!」    ぺんぎん組 中田拓成 はコメントを受け付けていません)

2012年11月10日 土曜日

戸外に出て、保育士の手をしっかりと握り、慎重に平均台の上を歩くAちゃん。バランスが時々崩れそうになりながらも、ロープのところまでたどり着きました。そして次にロープを力いっぱい握ったもののすぐに下にすとんと落ちてしまいました。そこへ年長のお兄さんがやってきました。お兄さんがロープにぶら下がり、上手に着地する様子をじっと見ていたAちゃんはそれから何度も何度もロープのところへやって来て、保育士と一緒にロープにぶら下がり何度も挑戦していました。Aちゃんだけでなく、お兄さんの様子を見ていたB君、Cちゃんも何度か見るうちにコツをつかんだようで、少しずつバランスをとれるようになってきています。

また、D君が「大きな穴を掘りたい」とつぶやいているのを聞いたお兄さん達が、さっとスコップを持って来て一緒に掘ってくれました。お兄さん達の掘る速さにびっくりしながらも満面の笑みのD君。しばらくの間黙々と穴を掘り進めていましたが、お兄さん達に刺激を受けて夢中になってスピードも少しづつ速くなっていました。ぴよちゃん達も異年齢の子ども達のいる環境の中で遊んだり、姿を見たりしながら刺激を受けて成長していく様子を楽しんでいきたいと思います。

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コメント (「お兄さん達の真似っこ」  ぴよぴよ 古江由貴奈 はコメントを受け付けていません)

2012年11月9日 金曜日

今日は年少5クラスで来週の月曜日にさつまいも掘りをするさんや市場へ散歩に行きました。以前年中児が散歩に行った時にヤギのメイちゃんに仲間ができたと聞いていたので、楽しみにして行きました。畑に着いてヤギのメイちゃんにみんなで「こんにちは」と挨拶をすると「メェー」と応えてくれて子ども達は大興奮!!すると、そこにメイちゃんの新しい仲間のイヌのポンタをさんや市場を管理されている方が連れて来てくださいました。かわいいイヌとヤギに子ども達は大喜びでした。

さつまいも畑まで坂道を登って行くと、年長児が6月に植えたさつまいものツルが、畑一面に伸びていました。6月からさんや市場の方が世話をしてくださっていました。さんや市場の田中さんが「月曜日はみんなはスコップを使わず手で掘るんだよ。頑張ってね。」と話してくださいました。子ども達は「頑張る!」と意気込んでいました。月曜日には年少・年中児がさつまいも掘りをします。育ててくださったことに感謝の気持ちを持ってさつまいも掘りを楽しみたいと思います。

畑周辺にはコオロギやバッタがいたり、コスモスや柿など様々な野菜があったりと、子ども達は興味津々で見ていました。乗馬で見たハヤトウリもあり、覚えたての野菜を見つけて喜んでいました。帰りには、お土産にみかんをもらい大喜びの子ども達でした。また、みんなで味わいたいと思います。

散歩から帰って、チューリップの球根を植えました。球根の植え方をペープサートを使って説明した後、球根の向きやチューリップが育つには何が必要かなど子ども達に問いかけると「とんがっとる方が上むき。」「水がいる。」「お日様がないといけん。」と次々に子ども達から答えが返ってきました。4月からの色々な経験の積み重ねがつながっていて子ども達の生長を感じてとても驚きました。春になってきれいな花が咲くようにみんなで世話をしていきたいと思います。

今日は子ども達の大好きな手作り給食でした。メニューは、からあげ、ニラもやし炒め、大根と人参の煮物、レタス、ブロッコリー、みかんでした。朝からいいにおいがして、子ども達は給食の時間を心待ちにしていました。ちゅうりっぷ組でも手作り給食では野菜を食べられるようになり、残さず食べられる子が増えてきました。今日は全部おかわりをする子も多く、おかわりをすることが嬉しくて友達とお皿を見せ合っていました。

こあら保育でも手作り給食を食べるということでお母さん方も話題にされていたようでとても喜ばれていました。

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コメント (「さんや市場へ行ったよ」 ちゅうりっぷ組 立川留美 はコメントを受け付けていません)

2012年11月8日 木曜日

 今朝、副園長が裏山へ?行って草花を採ってきた姿を見た教師達は、「また何か楽しいことが始まるに違いない♪」と、思いました。さっそく行ってみる、いつの間にか子ども達も集まってきて何が始まるのかと興味津津で見ていました。すると、カップに昨日まで縄や草履を作っていたわらを丸めた物を入れて水を流し込むと、そこに採ってきた草花をさして、生け花にしたのです。、方法が分かったAちゃんは、草花をちぎりながら必要な所だけをとってわらに差し込んで生けていました。年中さんや年少さんもやってみようと、自分で落ち葉を拾ってきて生けたり、花だけを生けたりして、それぞれの個性が表れた、素敵な生け花が出来ていました。

         

            

 また赤コースは乗馬クラブに行きました。行きのバスの中で副園長が、「いろんな色の木が見えるよー」と言うと、「みどりー!おれんじー!あかー!きみどりー!」と子どもたちは、紅葉した木々を見て声をあげました。すると女の子達が、手話で小さい秋を歌い始めました。その斜め後ろに年少さんを抱いて座っていたBちゃんは、その子の手を持って優しく手話を教える微笑ましい姿も見られました。そんな楽しい雰囲気の中、乗馬クラブに到着です。子ども達はとにかく馬に釘付けで、乗馬クラブの方にはもちろんですが、馬にも挨拶をするほど嬉しそうでした。緊張した表情で馬に乗る順番を待つ子ども達は、馬に乗ってからほとんどの子が笑顔になり、馬の名前や年齢を聞いたと言って喜んで教えてくれました。また騎手の方が、馬の首をトントンっとたたくと「ありがとう」の合図になることを教えてくださったので、年少さんも優しくトントンっとする姿が見られました。その後は、馬小屋を見たり、馬を触らせてもらったりと、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

         

         

        

 一方園内では、こあら保育があり、初めての給食を食べました。とても楽しみにしていたようで、よく食べていました。最後の片付けまで自分達ですることが出来ました。

      

      

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コメント (「身近な物で遊ぼう☆」    くじら組 村田 麻美 はコメントを受け付けていません)

2012年11月7日 水曜日

今朝、登園してきた年中組の子ども達は、すぐにジョーロを取りに行って昨日植えたチューリップの水やりをしていました。「土が乾いてしまってるから、早く水をあげないと!」と友達に話している子もいました。「チューリップさんおはよう」と声を掛ける子ども達の姿は見ているだけで暖かい気持ちになります。

今日は、乗馬の日です。9:50分、いよいよバスで出発です。子ども達は、「馬に早く会いたい!」と言ってわくわくしながらバスに乗りました。バスの中では、“おんまはみんな”の歌を口ずさんだり、馬に乗った時にどんな質問をしようかと考えたりしていました。

馬小屋から首を出した馬に迎えられ乗馬倶楽部に到着です。さっそく馬に乗るとなった時順番を待ちながら子ども達は楽しみな一方、馬がとても近くにくるので緊張した様子でした。しかし、誰も怖がることなくみんなが馬に乗ることができました。子ども達が乗った後、教師も乗せて頂き、馬に乗った時の思いを子ども達と共感することができました。M君は、「先生、楽しかった?」と聞いてきたので、「少し怖かったけど、楽しかったよ!」と答えると「僕も!」と答えていました。馬にも触ることができてAちゃんは、「馬のほっぺたとってもふわふわしてた。」と言っていました。中には、馬に乗った時に、名前や年齢・好きな食べ物を聞いた子もいて、幼稚園に帰ってから、みんなに教えてくれました。

 馬小屋の見学では、馬の部屋を見たり、馬の爪をけずる道具も近くで見ながら、話も聞くことができました。子ども達は様々な疑問を抱いたり、発見をしたりしていました。年長児は、馬小屋に勲章のようなものがあることに気付き、それは馬が大会に出た時にもらったものだということを知ったり、黒い馬の足に黒の包帯のようなものが巻いてあるのに気付いたRちゃんは、質問して「馬が足をぶつけたりしてはいけないのでそれをふせぐためのにするもの」ということも知りました。子ども達は、一つの活動の中でこのようにたくさんのことに気付き、発見することができるのです。一つの体験は、子ども達にとっていくつもの体験としてため込まれていくのですね。

 その後、重信川の土手を散策して、たくさんの野菜を見たり、自然に触れたりすることができました。帰りのバスの中でも副園長の「葉っぱが緑だったり赤だったりとたくさんの色があるね。」という言葉を聞き、子ども達は色の変化に興味を抱いていました。

 本当に今日は貴重な体験をすることができました。この体験の裏側にはたくさんの方が準備をして下さっているということを忘れず、感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。

 明日は赤コースが乗馬に行きます。また、たくさんの発見を子ども達と共にしたいと思います。

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コメント (「馬に乗ったよ!」   ぺんぎん組 上田有沙 はコメントを受け付けていません)

2012年11月6日 火曜日

 10月末に収穫して稲木に干していた稲から、もみを副園長が採っていました。今までもみを割り箸や木材で採る方法をやっていましたが、1番効率よく採る方法は指で採る方法でした。力加減が分かると一粒ももみが残ることなくきれいに採ることができたのです。この方法には若い教師たちも驚いた様子でした。稲からもみを採るとわらが出来上がります。今日は、わらを使って縄をなうコーナーを出すことになりました。そうこうしていると子どもたちが登園してきました。「先生、おはよう!何しよん?」と興味津々の子どもたち。子どもたちの視線の先には、縄をない終えて、その縄からわらぞうりを作っている副園長の姿がありました。わらぞうり作りは、日本の文化です。三葉幼稚園では、こうした昔から伝わる伝統ある文化を遊びのなかに取り入れています。副園長が作り終えたぞうりを子どもたちは順番に履いて、「気持ちいい!」「作りたい!」と気持ちが盛り上がっていました。くま組のYちゃんは、副園長の姿を見ながらぞうり作りを始めました。わらから縄をなって、できた縄をリボンの形にしてわらを編み込んでいきます。分からないところは教師に聞きながら、時間をかけて作っていきました。鼻緒の部分は、教師も分からなかったので副園長に教えてもらって、最後に鼻緒に布を巻いて完成させました。「もう1つ作ったら、作品展に出せるね!」とYちゃんはぞうりの片方を作ることにやる気を燃やしていました。作品展には、Yちゃんのように一生懸命に作った作品が出品されます。今年はどんな素敵な作品ができるのか楽しみです。

        

 作品づくりが盛り上がっているなか、くじら組ではあることが・・・。「ピタゴラゆうえんち」が楽しくて楽しくて仕方がないくじら組の子どもたちは、作品づくりがなかなか進んでいないのでした。それを聞いた副園長はくじら組の子どもたちに、「やるべきことをやってから、また作ればいいじゃない。」と声を掛け、三葉幼稚園の建物の模型を見せてくれました。幼稚園の設計ができた時に建築士さんが造って下さった本物の縮小模型です。幼稚園の模型を見て刺激を受けたくじら組の子どもたちは、作品を作るイメージが湧いて意欲が高まったようでした。

             

 ひまわり組では、先週こんなことがありました。風が冷たくて気温が下がった日のことです。寒いということから、子どもたちは雪をイメージしたようで、「雪合戦がしたい!」と言い出したのです。廃材を細かくはさみで切って雪を作ると、それを上からパラパラと降らせて遊んでいました。しかし、はさみで切るのには時間がかかります。そこで、新聞紙を手で破ってみることを提案してみると、子どもたちは喜んで新聞紙を破り始めました。新聞紙の雪で体がもぐってしまう程の量になったことで、Sくんが「このなか温かい!お風呂みたいや!」と言ったのです。それを聞いた他の子どもたちも、その中に入ってお風呂ごっこが始まりました。今日は、去年の廃棄になったバザーの券を出していたことで、チケットのやり取りをしてお風呂屋さんごっこをしていました。年長・年中児から、たくさんの刺激を受けて遊びを広げているひまわり組の子どもたちの育ちが感じられ、とても嬉しくなりました。

        

 明日は、青コースの乗馬があります。乗馬に向けて、馬が出てくる絵本を読んだり馬に乗る練習をしたりしました。馬に乗る時の約束をしっかりと覚えて、明日の乗馬に期待を持って降園した子どもたちでした。

                     

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コメント (「たくさんの刺激のなかで」   ひまわり組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)