幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年11月7日 水曜日

今朝、登園してきた年中組の子ども達は、すぐにジョーロを取りに行って昨日植えたチューリップの水やりをしていました。「土が乾いてしまってるから、早く水をあげないと!」と友達に話している子もいました。「チューリップさんおはよう」と声を掛ける子ども達の姿は見ているだけで暖かい気持ちになります。

今日は、乗馬の日です。9:50分、いよいよバスで出発です。子ども達は、「馬に早く会いたい!」と言ってわくわくしながらバスに乗りました。バスの中では、“おんまはみんな”の歌を口ずさんだり、馬に乗った時にどんな質問をしようかと考えたりしていました。

馬小屋から首を出した馬に迎えられ乗馬倶楽部に到着です。さっそく馬に乗るとなった時順番を待ちながら子ども達は楽しみな一方、馬がとても近くにくるので緊張した様子でした。しかし、誰も怖がることなくみんなが馬に乗ることができました。子ども達が乗った後、教師も乗せて頂き、馬に乗った時の思いを子ども達と共感することができました。M君は、「先生、楽しかった?」と聞いてきたので、「少し怖かったけど、楽しかったよ!」と答えると「僕も!」と答えていました。馬にも触ることができてAちゃんは、「馬のほっぺたとってもふわふわしてた。」と言っていました。中には、馬に乗った時に、名前や年齢・好きな食べ物を聞いた子もいて、幼稚園に帰ってから、みんなに教えてくれました。

 馬小屋の見学では、馬の部屋を見たり、馬の爪をけずる道具も近くで見ながら、話も聞くことができました。子ども達は様々な疑問を抱いたり、発見をしたりしていました。年長児は、馬小屋に勲章のようなものがあることに気付き、それは馬が大会に出た時にもらったものだということを知ったり、黒い馬の足に黒の包帯のようなものが巻いてあるのに気付いたRちゃんは、質問して「馬が足をぶつけたりしてはいけないのでそれをふせぐためのにするもの」ということも知りました。子ども達は、一つの活動の中でこのようにたくさんのことに気付き、発見することができるのです。一つの体験は、子ども達にとっていくつもの体験としてため込まれていくのですね。

 その後、重信川の土手を散策して、たくさんの野菜を見たり、自然に触れたりすることができました。帰りのバスの中でも副園長の「葉っぱが緑だったり赤だったりとたくさんの色があるね。」という言葉を聞き、子ども達は色の変化に興味を抱いていました。

 本当に今日は貴重な体験をすることができました。この体験の裏側にはたくさんの方が準備をして下さっているということを忘れず、感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。

 明日は赤コースが乗馬に行きます。また、たくさんの発見を子ども達と共にしたいと思います。