2025年7月7日 月曜日
連日、熱中症警戒アラートが発令される毎日ですが、三葉っ子は日除けテントの下で元気いっぱい遊んでいます。今朝も日陰のに置かれたタライで水汲み遊びをしたり、うちわを片手に盆踊りをしたり、汗をかきつつも笑顔いっぱいです。休み明けの今日は、年長児はマイペットボトルを持って来てまずアサガオに水やりをしました。先週、Oくんのアサガオがいくつか開花したので自分のアサガオはまだかなぁとみんな楽しみにいつにも増して世話をする姿が見られました。アサガオのツルが自分の支柱を越えてお友達の鉢や支柱までしゅるしゅる~っと伸びているのを見て「も~!あなたはここに掴まりなさい!」なんて自分のアサガオに話しかけながら世話をする姿がまたとても微笑ましいのです。今年は例年より少し早い日に種まきをしたので、終園式までにたくさんお花が咲くといいなと思っています。年長児は終園式や懇談の日にアサガオの鉢を持ち帰る予定なので夏休みはぜひ親子でアサガオの観察を楽しんでください。
ニラみそキュウリにすっかりハマって毎日のようにキュウリが食べたいきりん組のIちゃんはいつも「(駐車場の)畑の野菜はどうなったかな?」とつぶやいています。Iちゃんに影響された友達も野菜の生長具合を教師たちに教えてくれます。大人は忙しさにかまけて世話や収穫のタイミングを逃しがちになってしまうので子どもたちの方が一枚も二枚もうわてです。今日も園内のプランターの野菜に水やりをしながら「先生、駐車場も水やりせんといかんよ」とYくんに注意されてしまいました。みんなでペットボトルを持って駐車場に行き、「大きくなってるね」「これはまだ赤ちゃんやけん採ったらいかんよ」「お花が咲いてるからここに野菜ができるんよ。」等、気付いたことや自分の経験から知っていること等思い思いにつぶやきながら水をやったり、雑草を抜いたり世話をする姿が見られました。時折、ホースで子どもたちの頭の上にしゃ~っと水をかけ「あ!まちがえた!!」と言うと「こら~!」「きゃ~!!やめてよ~!!」と逃げる振りをして周りに集まってくる子どもたちの笑顔のかわいいこと♡教師のいたずらにしっかり乗っかってくる水遊び大好き三葉っ子。野菜やお花と一緒で水がかかるとより一層目もキラキラと輝きます。先日のクッキングで水分の多い夏野菜が暑い今の自分たちにぴったりということに気付いた子ども達はキュウリやナス、ピーマンを収穫し、「きゅうりは塩ころがしにしてもらおうや。」と食べ方の提案までしてくれます。今日は災害引き渡し訓練もあり、調理師さんに塩ころがしをお願いしたのですが保育室では廃材をきゅうりに見立てて塩ころがしごっこを楽しむ子どもたちがいました。「今度自分たちでころころやってみる~?」と言うと嬉しそうにやりた~い!!と言っていたので時間がとれたらいいなと思います。年長児にもなると、教師にとって子どもたちは“子ども”というよりも頼れる仲間です。自分たちのアイデアや、やってみたいこと、楽しいことを提案してくれて、年少さんやたんぽぽさんにも優しく丁寧に教えてくれて、わたしが忘れていることもさりげなく思い出させて、なんなら忘れん坊のわたしは最近子どもに「こら~」と怒られて・・・(笑)そんな子どもと先生たちの関係を見て古森先生が「先生にそれだけ言いたいことが言えるっていいわね。先生たちがたまに叱っても、ちゃんと納得して気持ちを切り替えてるからだよね。」と言ってくれました。一学期ももう少しで終わり。年長児はいろんな学年の子どもや先生達が頼ってくれて、又古森先生が上手にヨイショしてくれて少しずつ年長児の意識が出てきている真っ最中。夏の太陽をたっぷり浴びて、元気にたくましく遊んでこの夏どんどんもっともっと伸びていってね。運動会が楽しみで~す♪
今日は災害引き渡し訓練がありました。今回は保護者との連絡方法の確認はメインでしたが、幼稚園でも放送がかかり、みんなホールに集まって古森先生の話を聞きました。台風や大雨で命の危険がある時は地震や火事の時のように外には逃げないこと、幼稚園で一番高いホール、会議室もあるけど新園舎の頑丈なホールに集まることを教わりました。大雨でお父さんやお母さんがお迎えに来れない時は、みんなでここに集まって「非常食」を食べること。その非常食にもいろんな種類があっておにぎりやお味噌汁、パン、カレーなどおいしそうなものがたくさんです。もし、お父さんお母さんが食べるものがなかった時には「わけてあげる~!!」と子どもたちが言っていました。災害が起きても三葉っ子も三葉パパママたちも安心です。
今日、こうやって集まったのは「避難訓練」と言ってみんなの命を守るための大事なことだということを教わりました。そんな古森先生の話の中、きりん組のIちゃんが「富田先生ととしお先生と河野先生がみんなを置いて先に逃げるかもしれん。」とぽつり。リーダーが真っ先に逃げるとは・・・(笑)決してそんなことはないのですがIちゃんのつぶやきに子ども達も先生たちも大爆笑。古森先生が「それは大変だわ~そうなったらいけないから、もし放送で逃げましょう、集まりましょうって聞こえたら先生を捕まえてみんなが先生達の周りにすぐ集まったらいいんだよ。」と言いました。それを聞いた年長児は「もし次逃げる時はみずほ先生の前に立って先生が逃げないようにして、一緒に行かなくちゃいけない。」「出口のところ見つけとかんといかんね」と男の子たちがこそこそ話しているのを耳にして笑ってしまいました。そんなに信用ないのかしら・・・?(笑)冗談はさておき、今年のように雨が少なく、あっという間に梅雨が明けてしまった時こそ、次に来る台風や大雨の被害が大きくなりがちだと古森先生が教えてくれました。今日こうやって集まってみんなで話を聞いたことで命を守るために必要な行動については理解しつつも、必要以上に不安な気持ちになることはなく防災について意識を高めることができたと思います。
今日は訓練ということで事前にお知らせして、メールでのやりとりもスムーズにできた方が多かったのですが、災害はいつ起きるかわかりません。新園舎は何万本の鉄骨が埋め込まれていて地域の避難所よりも高台にあり安全な環境ではありますが、教師は職員会で安全な避難方法、日頃の保育の在り方について話し合いました。保護者の皆様も園からのお知らせをよく理解して落ち着いて行動することを意識していただけたらと思います。次の機会には災害が起きたことを想定して実際にお迎えに来ていただく訓練ができたらいいなと思います。ご協力よろしくお願いします。