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2024年1月26日 金曜日

一昨日と昨日は屋外遊ぎ場では気温が下がり、氷が凍るほど寒い朝でしたが、今日は少し日差しが暖かく、体調不良でお休みする子もポツポツ増えていることから登園した子どもから園庭で遊ぶことになり、サッカーや縄跳びをして元気に遊んでいました。

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様々な遊びの環境がある中、子どもたちは自分の遊びたいものを見つけて楽しんでいました。ままごとコーナーにいたちゅうりっぷぐみのTちゃんは、さんさんらんどの裏の山の上に朝日が当たってキラキラ光ることに気付き、「あの上がキラキラしてる〜」と指差しました。「あっ本当だね〜」と古森先生が感動していると、今度は別の子が「あっ、あの上も〜」と指差したのは第2園舎の非常用滑り台の上でした。そうなのです。その部分に太陽の光が当たって輝いていたのです。ままごとで遊んでいる中、楽しい、嬉しいではなく、「きれい」と感じて表現できる年少児に驚きました。そして、一方サッカーコーナーでは朝、さんさんらんどに登園していた年長児と年少児が遊んでいました。

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ぞうぐみのSちゃんは「年少さん、前はルール守ってなくて、ゴールキーパーとかいっぱいおってサッカーできんかったんやけど、今はできるんよね〜」と教えてくれました。それを聞いてからサッカーをしている様子をよく見てみると、年長チーム、年少チームに分かれてゲームをしていました。年長さんが強いんだろうなと勝手に思っていると、そのとき勝っていたのは年少チームで、ぞうぐみのSちゃんが「年少さん強いんよね!!」と言いながら一進一退の戦いをしていました。年長チームが最後に点を入れて、同点になった時点で年長さんは幼稚園に上がるバスが到着してゲームが終了となりました。「また、今度続きしようね!」と約束をして年長さんは幼稚園に上がって行きました。

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少し前まではゲームが成り立たなかったのに、教師が入らなくても優しくルールを教えて、怒らず見守ってくれた年長さんのおかげで年少児もサッカーを楽しむことができるようになっていました。遊んでいる子どもたちの目は、みんなキラキラ輝いていて、「教師が教える」ではなく子どもたちは年長児と関わり、体験してルールや、やり方を習得していくのだと実感しました。地域での子ども同士の関わりが薄い分、幼稚園で年長児や他の学年の子どもたちと関わり、刺激を得ることで、子ども自ら「教師が教えられないもの」を身につけていくのだと実感しました。

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