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2025年6月2日 月曜日

今日は先週雨で延期になっていたじゃがいも掘りに行きました。

朝登園してきたたんぽぽ組のIちゃんに「今日はじゃがいも掘りに行くよ」と伝えると「じゃがいもさん行く」と嬉しそうでした。出発前にバスの乗り方、集まること等々子どもたちにお約束ごとを話すと「うんうん」と頷きながら聞いていました。その他にも「年長さんのお兄いちゃん、お姉ちゃんが掘るのを手伝ってくれるけど、自分たちで頑張って掘っていってね」と言うと「Iちゃんは自分でできるー!!」「先生Aも自分でできるよ」と子どもたちは口々に自分たちだけでできるとやる気満々です。

秀野邸に着くと先に行った年長児たちがじゃがいもを掘っているところでした。たんぽぽ組が自分たちのじゃがいも掘りを見ていることに気付いた年長児たちはますます力が入り、大きなじゃがいもが掘れると「じゃがいも掘れたー」と言ってたんぽぽ組の子どもたちに見せてくれました。その後もあちこちで「出てきたー」「おっきいの掘れたー」と年長児たちの声にたんぽぽの子どもたちも喜んでいました。

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年長児たちが掘り終え次は、いよいよたんぽぽ組の出番です。一人一人年長児が対面や横について一緒に掘っていきます。ぞう組のBちゃんは掘り進めてじゃがいもが見えるとたんぽぽさんに「ここにじゃがいもあるよ」と指差して教えたり、じゃがいもを運ぶ際には「こっちが大きいよ」と声をかけて自分が持っていた大きいじゃがいもをたんぽぽの子どもに持たせるなど年長児たちの優しさにとても感動しました。たんぽぽ組の子どもたちも年長さんの助けもあって自分たちで掘ることができました。青組のHくんはじゃがいもが掘れると「じゃあも(じゃがいも)。じゃあも」と両手でじゃがいもを持って嬉しそうに教師に見せていました。

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年長児たちはたんぽぽ組のじゃがいも掘りの手伝いを終えると、その側にある玉ねぎを抜きました。大きく育った玉ねぎはなかなか抜くことができず悪戦苦闘の子どもたちです。しかしそこは年長児、一人で抜けないと分かると近くの子に「手伝って!!」と声をかけ一緒に抜いている姿や、声をかけなくても抜けずにいる子を見つけると自然と足を運び手伝いに行く年長児たちは流石です。

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じゃがいもや玉ねぎ抜きが終わり、帰る準備をしていると「おっきなのが取れたんよ!先生見て!!」と声をかけられたので振り返ると、さくら組のAちゃんが大きな玉ねぎを両手に持って立っていました。「一人で抜いたの?」と聞くと「Aが自分でできたんよ。おっきかったんよ」と嬉しそうに話をしてくれました。

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バスを待っている間年長児たちは、じゃがいもの葉っぱや茎を集めたり、収穫した玉ねぎやじゃがいもをキャリーに入れて運んだりしていました。幼稚園に持ち帰り子ども館の下にシートをひいて広げていくと、玉ねぎの匂いでいっぱいになり「いっぱい玉ねぎの匂いがするね」などと話していました。

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収穫した小さいじゃがいもは蒸して給食と一緒にいただきました。「今日収穫したじゃがいもだよ」と言って配っていくと、青組の子どもたちはじゃがいもの匂いを嗅いだり、一口一口少しずつ口にして味わったりしていました。降園前には玉ねぎを甘酢であえてもらっていただきました。玉ねぎを口にした子どもたちは、「甘い!!」「おいしいー!」と言っていました。Dくんは口に入れると、何度も頷きながら味わって食べていました。

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自分たちで草抜きや水やりなどをして育てる過程を学び、収穫した野菜をその後すぐに調理して食べることが出来る環境があることに改めてありがたいことだなと感じました。これからも環境を大切にし、子どもたちには様々な体験をさせていきたいと思います。

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