幼稚園の日記(ブログ)

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  2011年7月9日 土曜日

今週は、ぴよぴよさんのお部屋にお客さまがきてくださいました。三津にあるコッコ・サンのお部屋の通称悦ちゃんです。(コッコ・サンは絵本のお店です。)
子ども達には事前に「今日は、お客さまが来てくれるのよ。」という話をしていました。まだまだ、誰がくるの?とかどんな人?などの質問はありませんが、でもその雰囲気は感じ取っているようで「お片づけしようね」の言葉にもすぐに反応して、排泄も早いこと…。
そこへ、ひよこ組のみんなも来てくれました。コッコ・サンが予定の時間より少し遅くなった為、その時間は、ひよこさんが「グーチョキパー」の手遊びをしてくれたり、ワニの手遊びをしてくれたりとさすが、ひよこさんです。ぴよぴよの子ども達は、ニコニコで一緒にすることができました。「遅くなってごめんなさい。」とコッコ・サンの登場です。大きな荷物です。何をしてくれるのかな?悦ちゃんの赤いエプロンのポケットには、何がはいってるのかな?興味津々にみています。
自己紹介の後には、すぐに「ダルマさんが…。」の絵本を取り出しました。ダルマちゃんになって…ゆらゆら…と言うと子ども達もすぐに魔法がかかったように体をゆらゆらとさせて…お尻と言うとお尻を出してプーっみんな大笑いです。

あかまるちゃんとくろまるちゃんでは、絵本の丸い穴から見える赤色と黒色が変身する様子をみながら、次は何が出てくるのか口ぐちに言いながら引き込まれていきました。

次の本は「たたくとポン」です。「手を1つたたいて」と言われ小さな手でポン!でで来たのは、たまご…次は2つ、3つ…たくさん拍子となり、1羽のひよこが生まれて、2羽のひよこに。それからたくさんのひよこ。そして山の上に登って…子供たちが絵本の中へ引き込まれていく参加体験の読み聞かせでした。
いつもなら、立って行ったり、離れてウロウロしてしまうこともありますが、じっと座って見ることが出来たのです。

最後は「おやすみ ぼく」の絵本を読んでいただくと少し眠たくなってきました。1歳2ヶ月のTちゃんは、そのお話の途中、本当に眠たくなって腕の中ですやすやです。

こんな楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。子ども達の心の中にたくさんの驚きや夢やおもしろさや楽しさが残ったことでしょう。最後には「ありがとうございました!」のご挨拶もしっかりと言うことが出来ました。
1日1日、子ども達はいろいろな体験や経験をする中で、心の引き出しの中に溜め込んでいっていることを改めて感じました。私達保育士は、その事を忘れず子ども達と接していかなければいけないことを感じました。そして、絵本や紙芝居の読み聞かせにも力をいれようと思います。

コッコ・サンは絵本の専門店です。乳幼児 向けの素敵な楽しい絵本があります。時間があったら寄ってみてください。