幼稚園の日記(ブログ)

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2021年9月27日 月曜日

今日からコロナの自粛要請も終わり、多くの子ども達が登園してきました。「Yちゃん久しぶり〜!元気だった〜?」「早く遊ぼう!」とニコニコとても嬉しそうでした。園庭では教師達が何やら模索中、、、三葉っこアスリート達が遊べる場所もっと楽しくならないかなぁ、どうやって配置すれば密にならないかなぁ、と考えながらやってみることにしました。はじめは子ども達がやっていたフラフープに、跳び箱、トランポリンに、キャタピラを出していました。

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この遊び場は、各学年子どもの成長に合わせて環境を変えるようになっています。早速年齢別に始めたのですが、その様子を見ていた古森先生!子ども達の様子を見てうーん。。「フラフープもいいけど、バスケットや玉入れもどうかな?」、「あそこは透明のトンネルなんてどうかな?」と次々に新しい案を出してくれました。すると、、飛び付くように「やってみたい!」と子どもたちがやってきます。

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学年によって出す環境もそれぞれ違うようにしたので学年を追って見るとすごく成長がよく分かります。三葉っ子アスリート達は、跳び箱にバスケット、トランポリン、どれも大好きでみんな選んでやりたい所にいきます。出来ない子も何度も挑戦していつのまにか「できたー!」と言えるようになる子がほとんどです。将来何人のアスリートが出てくるのでしょうか♪今日の帰りには「今日、トランポリンお尻でもぴょんっと跳んじゃった!」、「僕は明日も跳び箱する!」など様々な話しが聞けました。「僕は明日も跳び箱する!」と言ったR君は、年長さんが跳び箱をしているのを見て「めっちゃかっこよかった」とキラキラした目で話してくれました。運動会当日、お母さんお父さん達にもアスリートを育成している所を見て頂けたら、、と考えています。日々変化していくので、どんな育成コーナーが出現するかは未定です。お楽しみに♪

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2021年9月26日 日曜日

長いようで短かった屋外遊戯場第二園舎での生活も最終週となりました。9月からたんぽぽ組へ進級予定だった幼児達は遊戯場から幼稚園まで歩いて行き、たんぽぽ組の幼児や先生と交流を深めています。最初は環境の変化に戸惑って泣いてしまう幼児や不安そうな表情を見せる幼児もいましたが通っていくうちにだんだん慣れて楽しそうに遊ぶ姿や、クラスでの活動に取り組む姿が見られるようになりました。いよいよ月曜日からはたんぽぽ組での生活がスタートします。ひよこ組からいなくなることは寂しいですが同じ園内で幼稚園児としての生活が始まるので今後の成長をしっかり見届けて卒園を共に喜びたいと思います。

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一方、遊戯場ではYくんが園庭の水溜りの泥が乾いてひびが入った状態の地面に気がつき、バリバリと泥をはがしていました。そしてはがした泥を手の平にのせ、「先生見て!!ぱりぱりなんよ」と嬉しそうに見せてくれました。Yくんのしていることに興味を持った幼児が次々やって来てみんな泥はがしを楽しんでいました。Sくんはただ泥をはがしていくだけではなくはがした泥の大きさを確かめながら「大きい!」「小さい!」と言いながらはがした泥を分類していました。そして最後は、はがした泥を投げて粉々になると「あーあ」と言って笑っていました。また、Yくんははがした泥を次々汽車の遊具の平らになっている所へ並べ始めました。その様子を見ていたMちゃんも一緒に並べ始め、「いらっしゃいませ~」とお店屋さんが開かれていました。泥は濡れていても乾いていても幼児達を楽しませてくれる最高の素材であることを改めて感じ、私も幼少期よく泥遊びをして楽しかったことを幼児達と一緒に遊んでいて思い出しました。

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水曜日、ぽつぽつ雨が降り始め、テラスに溜まった雨のつぶに気がついたAちゃんはそれを指でなぞっていました。そしてAちゃんはなぞったことでぽつぽつが線に変わると不思議そうにその様子を見つめていました。そうしているうちにどしゃ降りになると室内で遊んでいた幼児達も「うわぁ~」と声をあげ、次々テラスへ出てきました。そして一人が雨を受けようと手を伸ばすと二人、三人とどんどんその人数は増えていきました。みんなが思い切り手を伸ばしている姿がとても可愛かったです。雨の日=室内遊びと思ってしまいがちですが雨も大切な教材の一つだということを改めて感じることが出来ました。

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幼稚園児や幼稚園の先生方に頼りがちな幼稚園での生活から離れ、保育園として自立した一ヶ月の遊戯場での生活を通して幼児達の笑顔、キラキラした眼差し  、のびのびと遊ぶ姿などたくさんの生き生きした姿をじっくりと見ることができ、とても新鮮で一つ一つの反応、刺激、喜び、楽しみ、全てが保育教諭だからこそと強く感じることが出来ました。幼児にとっても保育教諭にとってもたくさんの経験、発見をすることが出来た貴重な一ヶ月でした。本園に戻ってもこの一ヶ月で学んだ自立すること、主体的な生活をすることなど沢山の経験を無駄にしないよう保育教諭一丸となって環境構成、保育のすすめ方等話し合い、幼稚園との連携も大切に実践していけるよう頑張ります。また、たくさん遊戯場へ散歩にも行って幼児達がのびのび遊んだり、工事の様子を見たりして楽しい生活が送れるようにしていきたいです。

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2021年9月24日 金曜日

一昨日に引き続き園庭では、リレーが始まりました。年長さんが部屋の廃材箱からペットボトルを持ってきてそれをバトンにしていましたが、気が付くと誰かが本物のバトンと同じ形のラップの芯を持ってきていました。ペットボトルとラップの芯をバトンにリレーのスタートです。最初は年長さんだけだったリレーもしばらくすると、年中さん年少さんも輪の中に入り、縦割り集団のリレー遊びを楽しんでいました。

園庭がリレーで盛り上がっている中、今日はテラスの前の白いテントの下では、跳び箱が始まっていました。木で作った手作りの踏み切り板を跳び箱前に置くと、しっかりそこでふんばって上手に跳んでいました。ひつじ組のYちゃんは跳び箱が出てから終わりまで、年長さんに混ざって何度も練習をしていました。練習を繰り返すうちにコツを掴んできて、少しづつ跳べるようになっていました。他の遊びをしていた年長さん達も跳び箱をしていることに気が付き、集まってきて、跳び箱大会が始まりました。まず最初に朝からずっと練習をして上達していた、くま組のR君がお手本を見せてくれました。R君が跳び箱を上手に跳び越えると「私もできる!」と言って、次々と子どもたちがチャレンジしていきました。最初は跳び越えるのが怖い子、踏み切るタイミングが分からない子、手を着くタイミングが分からない子なども居ましたが、友達が上手に跳び越えるのをじっと観察して練習していくうちに、リズムやコツを掴み、あっという間に跳べるようになっていました。年長のT君は最初、足を開くことが出来ず、跳ぶことが出来ません。そこで、古森先生が、「ここに手をついて、足を大きく開いてお馬さんするんだよ!」と教えてくれました。すると、跳び箱の上に脚を開いてお馬さんで座るところまで出来るようになりました。1回跳び方を教えてもらい、数回練習するだけで、ここまで出来るようになる子ども達の運動能力はすごいなと思いましました。全員が登園してきたところで、運動会の練習もしてみました。みんなやる気満々なので、教師も盛り上げて楽しみながら練習していきたいと思います。

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2021年9月22日 水曜日

今朝、教師が園庭でトラックの線を引いていると年長の子供たちが「先生、はだしになってもいい?」と聞いてきました。「いいよ!」というと嬉しそうに教師が引いたトラックの線を走り出しました。しばらくして気がつくとリレーが始まっていてバトンの代わりはペットボトルになっていました。春頃からペットボトルの水鉄砲やリレーのバトンの遊びが盛んだったことから子供たちなりに考えて出てきたのだと思うとかわいくて、賢い子たちだなと嬉しくなりました。

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今日年長児は砥部焼の皿の絵付けをしました。昨日、古森先生が今まで描いて集めて持っていた砥部焼の皿やお茶碗、コップを持ってきてくださり、子供たちがよく通る、目に入りやすい階段下に飾ってくれていました。それを見ていた子は「お皿に何描こうかな?」と期待を持ったり古森先生のお皿に「トンボとグルグルやけん…これはトンボグルグルって名前!」と題を付けたりと楽しみにする姿がありました。絵付けをする前にまずは砥部焼について話をしてくれました。「砥部焼って言うお皿は他のお皿とは違って石の粉でできてるんだよ。昔は砥部って所にある山は海の中にあったんだよ。それがどんどん大きく盛り上がって山になったんだよ。そしてその山にはたくさん岩があって削って石をまた粉々にして粘土みたいにしてお皿を作ったんだよ。他のお皿は土の粘土、砥部焼は石から作った粘土、さぁどっちの方が割れにくいかな?石の方が丈夫で落としてしまっても…ほら!割れないんだよ」と実際に転がして見せると子供たちはびっくり!!砥部焼の凄いところをたくさん聞いて期待の高まった子供たちでした。さあいよいよ絵付けです。イメージを膨らませすぐに描き始める子もいればある子は「先生カニ描きたいけん、この茶碗見てやっても良い?」と参考にしながら描き始める子、細かい所にこだわって描いている子などそれぞれのイメージを色々な表現で見ることができました。そうして出来上がった砥部焼は世界に一つだけのステキな、見ていて笑顔になるお皿が完成しました。終わってからも「出来上がったの早く見たい!」「いつできるかな?」と期待している姿が見られ子供たちにとってとても貴重な体験をすることができた時間となりました。子供たちが描いた絵皿は砥部焼観光センターに運ばれて、お薬を塗られて熱い熱い炉の中で何日も焼かれて綺麗な硬いお皿に変身してみんなの元に帰ってきます。子供たちは少しだけ小さくなって綺麗に変身したお皿が帰ってくるのを首をなが〜くして待っています。

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今日の給食のメニュー

胚芽米・納豆揚げ・ひじきの煮物・オクラサラダ・パインかん

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2021年9月21日 火曜日

今朝、登園してきたりす組のMちゃんが「先生おはよう」の元気いっぱい挨拶の後満面の笑みで「おじいちゃんからハガキありがとうってパパに電話があったよ」と言い、近くにいたKちゃんやHくんも「私のおばあちゃんも言ってたよ」「俺のおじいちゃんめっちゃ喜んでたで」と次々に話してくれました。子ども一人一人の思いがこもった大切なハガキがおじいちゃんおばあちゃんに届いてとても嬉しそうでした。

園庭では、年長さん達が植えた稲が大変なことになってるのを園長が見つけて、年長さん達に集まるように声を掛けました。

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子ども達がどうしたんだろう?と集まって来ると、そこには大きく育っていた稲の所々が灰色に変色してしまっていました。それを子ども達に見せながら話をしてくれました。「苗を植える時はお水が必要だけど、大きくなっていくと今度はお水があるとバイ菌が増えて根っこが腐ってしまう」という話を聞いた子ども達の表情は真剣です。桶を傾けて水を出すと少し鼻をつくような匂いと、稲を植えている土にはすっかり苔が生えている状態になっていました。そこで、もしかしたらお米が生き返るかもしれないとお日様がいっぱいあたるように正門近くに教師達が移動させました。すると、きりん組の女の子がスプーンを持ってきて中の水を汲み出し始めました。園長が子どもたちに「動物でも植物でも自分達の都合で飼ったり育てたりするのであれば、最後までしっかりと世話をしないといけないんだよ」という言葉をかけてくれました。それを聞いた、教師である自分も野菜を植えて収穫をする事まではするのですが、その後の管理の部分でせっかく実った野菜を腐らせたり枯らしたりしてしまう事が多くあったことを思い出し恥ずかしくなりました。これから子ども達の手本となれるように何事も最後まで責任をもって見届けること、それが動物や植物の飼育、栽培ではそれぞれの生物の命に責任を持つことであり、それぞれからもらった命に感謝することなのだと思いました。

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今日は、中秋の名月と満月が重なる貴重な日だけではなく、今年から3年連続で同日という日だそうです。子ども達と是非月を見てみてください。

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2021年9月19日 日曜日

愛媛県は9月12日に「まん延防止等重点措置」が解除されたものの、まだまだコロナの感染対策期ということもあり、ひよこ組の屋外遊ぎ場生活は、もう少し続くこととなりました。残念ながら今週は近づく台風の影響で天候は曇りや大雨の予報ですが、そんな天気でもひよこ組の子どもたちには関係ありません。

 

大雨の中テラスに出ると、屋根とオーニングの間から落ちてくる雨に手を伸ばして、受け止めようとしていたIちゃんは手のひらに雨粒が当たると「あめ!あめ!」と言って、それを嬉しそうに見せてくれました!宝物を拾ったようにキラキラした目で伝えてくれる笑顔はとっても可愛いのです。

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また、濡れたテラスの水はけに置いてあった水分を含んだバスタオルを、ピチャピチャと踏んでテラスを歩くと足型スタンプになるのを、保育教諭がやってみせると、次々と子どもたちが集まってきて、あっという間にテラスはキャンパスとなり、子どもたちの可愛い小さな足型アートの完成です。

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室内では、ジョイントマットを出すと、子どもたちは誰からともなくパズルのようにマットをつなげようとし始めました。しかし、はめ込むことが難しくて、それでも並べてみたり重ねてみたりとマットをつなげようと真剣な表情で頑張っていたKくんでしたが、ついにあきらめたか。。。と思うと、少し間を空けてジョイントマットを置いてその上をピョンピョンとうさぎのように跳びはねていました。

 

また別の所にふっと目をやると、ジョイントマットを2人で持ち、「よいしょ!よいしょ!」と声を掛け合いながら運んで重ねていました。その重ねたマットの上に立ちジャンプして降りたり、上ったりして楽しんでいました。

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マット1つで様々な遊びが繰り広げられていて、これらの遊びの展開や変化は、子どもたちが自発的にやり始めた事で、1.2歳児なりの知恵と発想に驚きました。人間は生きていく為に、こんな小さな時から想像力と知恵が働いていること、すばらしいなと思いました。

 

 

今週水曜日から、登園受け入れ時に、手のひらをかざすと「ピッ」と音がして「体温は正常です」という音声が流れる検温器が設置されました。また非接触で手指消毒液が出る機器も購入して頂き、早速利用しています。まだまだコロナ感染には注意が必要です。気を抜くことなく対策をしていきたいと思います。

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木曜日は、前日の雨で園庭には水溜りや、ぬかるみがありました。登園してきた子どもたちは、室内に入ることなくそのまま外遊びを楽しみました。連日の雨で室内遊びが続いていたので、子どもたちは大喜びでした。

汽車の遊具も、もう保育教諭の補助はほとんど必要なく、自分で登り、滑り降りることができるようになりました。この遊ぎ場の生活で外遊びをたくさんして体力もつき、遊具の遊び方も学んだのかなと思いました。

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また泥の中に手を入れて汚れた手を見せてくれるYちゃんとMちゃん。何だか嬉しそうです。

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水溜りだって気にしません!その泥水をすくって集めるのが楽しいのです。

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カートに乗って水溜りの中を何回も通るRちゃん。普通の土の上を走るより、とても楽しそうにしていました。

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遊びの中で、こんなにたくさんの笑顔を見れることを嬉しく思い、またそんな笑顔を絶やさない保育を心がけたいなと思いました。

この屋外遊ぎ場、第二園舎での生活は子どもだけでなく、保育教諭も幼稚園の先生達に頼ることなく自分たちで考え動き確かめ、気付きや発見を楽しむ喜びを知りました。子どもたちの泥々の衣服の洗濯、送迎などご協力頂きありがとうございました。この生活はあと1週間26日まで続くことになりました。これからもよろしくお願いします。

2021年9月17日 金曜日

子どもたちは、ここ数日の間におじいちゃん、おばあちゃんに想いを込めたハガキを描きました。「コロナで会えないんよ。」「この前、電話で話したんよ。」「〇〇買ってもらった。」と言いながら描いたハガキはどれも『会いたい気持ち』『おじいちゃん、おばあちゃん大好き』の気持ちが詰まっていました。

そして、今日9月17日はハガキの投函の日です。朝から教師達は落ち着きません。その理由は昨年同様、赤い車に乗ってしかも本物のポストまで持参で西郵便局の方が、三葉幼稚園に特設郵便局を設置してくださることになっていたのです。せっかくきてくださるのだから、少しでも流れよく、少しでも雰囲気の伝わる写真が撮れるように準備に力が入ります。その雰囲気を察した、周りで遊んでいた子ども達も準備を手伝ったり、写真撮影の位置を決めるモデルさんになってくれたりしていました。準備をしているうちに子ども達の期待も高まっていきました。

そして、いよいよ郵便局の赤い車が門を入って来ました。「きてくれたよ~!」とひまわり組の子に伝えると「きたー!!」と言って部屋をとび出しお出迎えです。年少児の中には初めて郵便局の車を認識する子もいて「赤だー。」「見たことある!」と大興奮です。今回は本物のポストも登場し、西郵便局臨時出張所「みつばゆうびんきょく」が設置されました。

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郵便局員さんの見守りの中、朝みんなで準備した写真スポットで、ポスト、赤い車をバックに写真を撮りいよいよ投函です。投函の列に並んでいる年長さんに声を掛けると「僕のおじいちゃんは栃木におるんよ。」「私のハガキ見て!会いたいって書いたんよ。」と沢山の想いを見せに来てくれました。そして、いよいよ大切なハガキを投函します。みんな優しくそーっと投函していくのを西郵便局の方が優しく見守って、時々手を添えてくださっていました。投函が終わるとみんなのハガキがどのようにしておじいちゃん、おばあちゃんの所に行くか郵便局員さんが優しく話してくださいました。「今日みんながポストに入れてくれたハガキは近い所はバイクや車で、遠い所には船や飛行機に乗って運ばれるんだよ!」と聞いて「私のハガキも飛行機に乗るんかな。」と話しが盛り上がっていました。年長児には質問の時間も作ってくださりました。質問と回答を紹介します。

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①「どうしてポストができたの?」―☆「みんなからの手紙を風や雨から守るためだよ。」

②「なんでポストが赤いの?」-☆「目立つようにしているんだよ。赤だとよく見えるよね」

(※オリンピックをした所では金メダルと一緒で金色のポストがあることも教えてくれました。)

③「どうしてハガキに番号を書くの?」-☆「番号によって届く場所が違うからだよ。番号を間違うと違う所に届いちゃうよ。」

④「ポストの穴はなんで2つに分かれているの?」-☆「小さい手紙と大きい手紙を入れるためだよ。」

と一つ一つ丁寧に教えてくれました。

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今日の為にポストや赤い車を準備してくださったり、子ども達の質問に丁寧に答えて下さった西郵便局の方には感謝の気持ちでいっぱいです。郵便車が帰る時は、感謝の気持ちとお願いしますの気持ちともう一つおじいちゃんおばあちゃんの為に自分で描いたハガキに思いを込めてのお見送りです。おじいちゃん、おばあちゃんのもとへ届くことに期待して「お願いしまーす。」と手を振りました。

 

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そんな中、…今回コロナ感染予防の為、登園を自粛している子ども達にもおじいちゃんおばあちゃんへのお手紙を自分の手で投函させてあげたいと考えた園長のまたまたひらめきが!!「先生が出張郵便局してきたら。」すると「そのアイディアいただきます!!」と赤色の富田先生の車に郵便マークを貼り、変身大好きな丸山先生が郵便屋さんの帽子を作り、配達員さんに変身し、昨年作った手作りポストを持ってハガキの回収に出かけました。数軒回りましたが、どの家庭でも喜んでくださったようで出張郵便局大成功です。※時々、一般の方から何事かという好奇の視線も感じたようですが…(笑)

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またぜひ、ご家庭でもハガキ投函の事を話題にしながら、いい敬老の日にして頂ければと思います。

(ハガキは近い所は9月18日(土)、遠い所は9月21日(火)頃、届くそうです)