2021年9月8日 水曜日
今日は、曇り空で過ごしやすい1日となりました。子どもたちも所持品を片付けると、すぐに外に出て、三輪車やトランポリンのコーナーなどで遊んでいました。門の近くで育てている夏野菜もそろそろ元気がなくなってきていることから「片付ける物と残す物を分けて整理してもいいよ。」と言ってもらい、年中・年長組の子どもたちがなすとピーマンの最後の収穫をしました。剪定ばさみを使って、なすやピーマンを「ありがとう。」と言いながら収穫していきました。暑い夏の間、みんなで育てて、いろいろな方法でいただいてきた野菜に感謝の気持ちをもって収穫ができてよかったと思います。
収穫した野菜もままごとのコーナーで使ったのですが、このなすは不思議なことに皮が根元から、スーッとむけることに気付き、皮をむいて上手に調理していました。らいおん組のYくんは抜いたなすの根っこがほうきのように広がっているのに気が付いてそれでごみを集めていました。今日も自然物から、たくさんのことを学ぶことができていました。
また、今日は交通安全教室がありました。指導員の方に来ていただいて、信号の渡り方、道路の歩き方の安全指導を受けました。プレ年少・年少児達は、会議室で交通安全の映画を見たり、人形のたぁくんとお姉さんの話を聞いたりしました。「道路にはとびださない。」「道路では遊ばない。」など、小さな子どもたちもしっかり理解することができていました。
また、年中・年長児達はホールに作った道路や横断歩道を信号機を使って実際に渡る練習をしました。4人のグループごとに左右を確認して、手をあげて横断歩道を渡ったり、道路を歩いたりすることができていました。
小さい組の子どもたちは視覚から学び、大きい組の子どもたちは体感しながら安全について理解することができました。年長さんは1年生になると自分達で交通ルールを守って通学しなければなりません。今日学んだことを大切に、たったひとつの自分の命を自分で守っていくことを指導員のおじさんと約束しました。
2021年9月7日 火曜日
今日登園してくると園長が屋外遊ぎ場から帰ってきて、ほおずきを見せてくれました。屋外遊ぎ場で掃除などをしてくださっている三好さんから頂いたそうです。子ども達が「これは何?」「干し柿?ピーマン?」と見たことのある色や形の食べ物を口々に並べて言い合っては何だろうと話をしていました。すると、園長がほおずきの外袋をパリッと破るとそこにはミニトマトのような真っ赤な実が顔を出しました。みんなが「トマトみたい〜」と声を上げる中、園長は外袋を四方に破って手足のように広げ、実に顔を描いてほおずきの人形を作ってくれました。子ども達に「踊ってるみたいにする?」「バンザイにしようか!」と話をしながらその人形を動かしていました。それをみんなで共有するようホワイトボードに貼った後も、「可愛いね」「ほおずきってかいてるね」と足を止めて話していました。
また、今日は昨日毛虫を駆除するべく桜の木に薬をまいたことで沢山の毛虫が園庭に落ちていました。園長が「無菌状態で何も害のないところにいたら、子ども達は自分で自分の身を守るすべが分からないままになってしまう。何が危険なのか知ることも大切。」と教師にも指導して下さり、毛虫から自分達を守るために子ども達で「けむしにちゅうい」の看板を作ることになりました。実際に自分達で描いて各場所に取り付けることで、自分自身の身を守ることや危険を知ることも大切ということで園長や三好先生が桜の木にいた3種類の毛虫を見せてくれました。年長児だけで最初は描いていましたが、「字だけじゃ年少さんもたんぽぽさんも分からないよね」と言って毛虫を見ながら絵を描いたり、それを見ていた年中、年少児がクレヨンを持ってきて緑の毛虫を描いてみたりと実際に見て勉強しながらみんなに分かるような看板作りをしていきました。作り終わると、「次はどこにつけようか」と話し合います。「どこが危ない?」「みんなはどこで遊んでいるかな?」とみんなが見えるところを探しながら教師と貼っていきます。桜の木に毛虫がいるから木に貼る子、ブランコやつりかん、ビックボスなど桜の木の下にある遊具に貼る子もいて、毛虫の話を知らない子達にも知らせることができました。
毛虫がいないかパトロールをしている子もいて、見つける度に子どもだけでどうにかしようとするのではなく、「先生!毛虫がいる!」「危ない虫かも!」と教えてくれて誰も怪我をすることなく安心して遊ぶことができました。改めて幼稚園は様々なことが学べると感じることができ、子ども達にも毎日1つずつでも何かを感じて家に帰ることができるようにきっかけを作っていきたいと思いました。
今日は、年少児でみんなで夏休み前に駐車場に植えた向日葵を見に行きました。自分より背丈が大きい向日葵を見て見上げたり、お辞儀をしているように見える向日葵に「こんにちは!」と一緒にお辞儀をしてみたりと可愛い姿が見られました。そして大きくなっていることにとても驚いていました。又、昨日は屋外遊ぎ場の果樹園のブドウも味わいました。また秋の自然物もみんなで見つけていきたいです。
今日の給食は、胚芽米、豚肉と野菜のカレー炒め、切り干し大根、酢物、果物でした。
2021年9月6日 月曜日
今年は毛虫が多い年なのか、先週から今年2度目の毛虫が発生しています。今朝は子ども達が毛虫に刺されないようにとロープと柵をして桜の木に近づけないようにしていたのですが、そこは子ども達の最高の遊び場である砂場やビックボス、ブランコ、つりかんなどの遊具の場所でもありました。それを見た園長は、日除けシートを持って来させるとつりかんやビックボスの上に張り始めたのです。つりかんとビックボスの上の桜の木にシートを張ると、それは毛虫除けにもなり強い日差しの日除けにもなったのです。屋根の付いたつりかんとビックボスは、子どもの目にはまたまた楽しい新たな遊具へと変身し、もとのように広くなった園庭は目新しい環境になりました。大喜びで遊んでいると、今度は数十年前の大型トランポリンも出てきて、子ども達の冒険心は高まっていきました。限られた広さの園庭を教師の都合で仕切って狭くするのではなく、いかに広くとって使えるように工夫するか、教師達で知恵を出し合って環境を作っていくことをまたまた園長から学びました。
そんな時、年中組のKくんが「先生来てや!大変なんよ!」と、表情を変えてやって来ました。Kくんが指差す先にはひょうたんとゴーヤに囲まれた『男だけの基地』があります。行ってみると「ゴーヤが鳥に食べられとんよ!」と、年中組の男の子達が目を丸くして呼んでいました。そこには、熟して割けたゴーヤから真っ赤になった種がこぼれていましたが、それが上手いことすずめ除けの稲のネットにのっかっていたのでした。騒いでいる年中児の様子に気付いたらいおん組の男の子達が、優しく説明し始めました。「これはお母さんと一緒で、赤ちゃんが産まれただけなんよ。赤い種が赤ちゃんやけん、鳥に食べられたんじゃないんよ。」それを聞いた年中児達は納得したようで、ネットの上の種を集めて、また来年植えられるようにと乾かすことにしました。
一方、ゴーヤの隣りにはひょうたんが見事に実っています。2週間前のこと。園長がひょうたんを1個収穫して、口を開けて細い棒で突きながら、種と中綿を取り出し始めました。何日もかけて少しずつ種を取り出しては水を入れ、中の種肉を腐らせていきました。そして今日、くま組のSくんとAくんが中を覗いてみると、ついにひょうたんの中が空洞になっていたのです。しかし、中身はとれたのですがなんとも言えない腐った匂いが残っていて、SくんとAくんはこの匂いに負けじとひょうたんの中に水を入れては出してを繰り返して、やっとのこと中身と種を全て出し切りました。あとは周りを磨いて口に栓をつければ、ひょうたんのとっくりの完成です。「完成まであと少し!」と男の子達は意気込んでいます。
2学期が始まって幼稚園にも活気が戻ってきましたが、まだまだコロナという疫病神は牙をむいて待ち構えています。子ども達には、自分や仲間を守ることをしっかり身に付けさせなければなりません。マスクを外して食事をする時には、どうしても感染リスクが高まりますが、今までと同様にテラスも使って密にならないように食事をします。又、食事前のぎりぎりまでマスクを着けたり、食事中は会話をしないで食後の歯磨きの代わりに食後はお茶を噛んで飲んで抗菌したりするなど感染対策をしていきます。元気いっぱい遊んだ後の食事では、誰もふざけたり話したりしないで静かに食べることができるようになり、園長からしっかり褒めてもらっています。体力も養い、約束を守りながら今後も感染予防に努めていきたいと思います。
2021年9月5日 日曜日
8月が終わり9月になりましたがまだまだ暑い日が続くようです。さて、9月1日からたんぽぽ組に上がりお兄さんお姉さんと共に幼稚園生活を送る予定だった子どもたちがコロナの拡大が収まらず、まん延防止期間が続いているため大事をとってしばらくの間ひよこ組でこのまま生活することになりました。10名以上の子どもたちが幼稚園たんぽぽ組に移行してしまうと寂しい気持ちでいた保育園教諭たちはしばらくこのままの状態で生活出来ることをとっても嬉しく1日1日を大切にしたいと張り切っています。ゆうぎ場生活2週目になりましたが最初に比べて泣く子も少なくなり朝から水遊びや泥んこ遊びに夢中になっています。水遊びが大好きな子どもたちはタライやプールが出てくると目を輝かせながら水が溜まっていくのを見つめています。水が溜まり始めるとカップやペットボトルなどを取ってきて水をたくさん入れてはひっくり返して流したり赤いトマトの実を浮かべたりペットボトルの中にトマトを入れてトマトジュースに見立てたり咲き終えた朝顔で色水も作りました。1・2歳の幼児たちが水汲み遊びからいろんな遊びに広げていき楽しむ姿に子どもの限りない創造力を感じています。また、月齢が大きい子ほど自分たちで新しい遊び方を考えていて、そこには発達差の大きさにも毎回驚かされいています。
ひとしきり水汲み遊びをした後は、今度は大型遊具の汽車の滑り台に移動しました。滑り台も大好きでYちゃんはニコニコしながら登り、吊り橋に到着するとゆっくり足を置きながら進んで、少しでも丸太が揺れると揺れが収まるまで一時停止して止まるのを待っては、進んでいました。Yちゃんより1年下のS君は登ったものの少しでも揺れると大泣きし保育教諭の手を借りて最後まで渡ることができました。しかしそれに懲りずちょっと休憩するともう一度挑戦し今度は泣かずに一人で鎖をしっかり持って渡ることができ、そして得意そうに教師に笑いかけました。他の子どもたちも上手吊り橋を渡ったり笑顔で滑り台を滑ったりしていました。
その翌日、木曜日は朝から雨が降っていました。「園庭で遊べないな」と思っていましたが、10時頃には雨が上がり小さな水たまりが出来ていました。子どもたちはその水たまりに興味津々です。裸足になって水の中に入ったり手で触ったりして土の感触を楽しんでいました。園庭の土はとても柔らかく歩くたびに足跡が付き園庭のあちこちについたみんなの小さな足跡がとても可愛いかったです。遊んでいるうちに気が付くと顔・髪の毛・服などが泥まみれになっていましたが、へっちゃらです。これこそがみつばっこの遊び方だなとみんなの姿を見て感じました。
保育室をゆうぎ場に移動して子どもたちは伸び伸びとより活動的になり元気いっぱい遊んでいます。普段できないことが朝1番から出来たり、保育室3クラスが今まで以上にコミュニケーションがとれ子どもたちにも保育教諭たちもとても良い刺激となりました。屋外ゆうぎ場は本園から少し離れているためこの場所に保育園児が居続けることはできませんが、本園に帰った後もできるだけお散歩がてら出かけて来て誰に遠慮することなく保育園児だけの生活も確保していきたいと思っています。
2021年9月3日 金曜日
今日は朝から雨。時に雷が鳴り響き大荒れの天候となりました。
そんな中、登園してきた年中のSちゃんとRちゃんが「あれ?!きゅうりが落ちてるよ!わあ~だれかたべてる~」子どもたちは大騒ぎ!すぐに周りの皆に知らせました。
(実はこのきゅうり、種を採るために1本残しておいたのですがカラスと大雨にやられて落ちてしまった様です)見ると・・きゅうりに大きな穴が何か所も空いていました。それを見た子どもたちは、「カラスが食べたんよ!きっと!いっつも狙っとるもんね~」などと口々に犯人はだれだろうと推測しながら話していました。
そこへ虫博士のぞう組のR君がやって来ました。R君が家から作ってきた『ダンゴムシのお家』の中に入れてしばらくそのキュウリを眺めていました。。すると「アッ!青虫がいた。」と言って青虫を取り出し、指の上にのせて見せてくれました。「青虫さんが穴あきキュウリを見つけて、ヤッタ~!って言っておうちにしたのかな~」などとみんなで話しながら青虫の動きを眺めていました。
ひまわり組のM君は、「キャベツ~のなかか~ら♬あおむしでたよ~ピッ!ピッ!」♬~と歌いながらそばを通っていました。とてもかわいかったです。
その青虫さんはしばらくR君が飼育、観察することになりました。
さて、昼食時に園長先生から、「お茶をかむこと」について放送がありました。
「食事中は話をしないで食べていると思いますが、今から話すことをよ~く聞いてくださいね」と話し、今のコロナバイキンはすぐみんなの鼻や口から入って暴れるのでくっついたり、大声で話したりすることを気を付けなければいけません。だから歯磨きはいつもしていたけれど今はしません。と言って、その代わりに「お茶を食べる」仕方を教えてくれました。それは~・・・・水筒の中のお茶をコップに入れて口の中に含みます。
そして口を結んで1・2・3・・・・・・10回噛む事。お茶を噛む。こうすると口の中に残っていた食べ物がお腹に全部入るのでバイキンがいなくなることを話してくれました。
園長先生が昨日歯磨きの代わりに何かできないかと考案した「お茶を噛むこと」です。テラスで食べていたひまわり組さんをのぞいてみると、放送の声に合わせて「モグモグ」「カチカチ」と上手にしていました。またぱんだ組さんでも話を聞いたとおりに口に「お茶を含んで噛む」ことができていて驚きました。
私も食後やってみると、なぜか口の中がすっきり気持ちよくなりました。(この方法は園長が歯磨きの代わりにできることを考えて思いついたそうで歯磨きをしない昔の人の知恵を試してみると意外と効果的であることに気づいたそうです。)昔の人の知恵はすごいですね。
「できない・やれない」ではなく「他にできる方法は?」と考える三葉の保育!!生活の知恵は、こんな一つ一つが子どもたちの心と身体にしみこみ、積み重ねられていくんだと思います。これこそが今の世の中を生きていくたくましい力となるのだと目の前の子どもたちの将来をイメージすると頼もしく嬉しくなりました。
昨日から赤じその色水作りが続いています。たんぽぽ組さんはお兄ちゃんたちの見よう見まねで赤じそジュース作りに挑戦!
くま組さんたちは何種類もの色を作り出し「研究室」のようになっていてびっくりしました。次は赤じそふりかけ(ゆかり)作りに挑戦するそうです!楽しみです。
2021年9月2日 木曜日
今朝はパラパラと小雨が降っていましたが、子ども達が応援する頃にはすっかり止み、荷物をしまい終えた子ども達が園庭に出てきました。
そこで、駐車場で育てている夏野菜をままごとで使っていいと古森先生から昨日許可を得ていたので、数人の子ども達と収穫しに行きました。駐車場に着くと、屋外遊ぎ場からちょうど上がってきた古森先生と一緒になり、収穫を手伝ってもらいました。子ども達は、真っ赤になっている沢山のトマトの実を見つけて、りす組のMちゃんは「先生奥に大きなトマトがあるよ」と周りのトマトの2個分くらいの大きいトマトを収穫してとても嬉しそうでした。
子ども達が夏野菜を収穫している中、古森先生がビワのそばに生えていた里芋の葉っぱとひよこ組さんが植えたサツマイモの葉っぱを採って来て。面白いことを教えてくれました。サツマイモの茎を折っては引っ張って鎖のように繋げて見せてくれました。それを見ていたKちゃんは「何それ〜」と興味津々。古森先生が「やってみる?」と言うと、Kちゃんは仕方を教わりながら緊張した様子で茎を折り作っていました。
次に、「里芋の葉っぱに水をかけるとダイヤモンドみたいにキラキラとするんだよ」と教えてもらったのですが、水がキラキラ?と分からない様子だったので「幼稚園に帰ってしてみよう」と言うことで帰ってから試してみることにしました。幼稚園に帰ると、早速水鉄砲に使っていたペットボトルに水を入れて、里芋の葉っぱに水をかけてみると水が球状になって葉っぱからながれおちました。「わ~スーって落ちた」「キラキラしてたね」と子ども達は大興奮。
らいおん組のOちゃんが「ねぇ今度は水を貯めてみようよ」と提案し、水を貯めようとしたのですが水がスルスルと傾いた方に流れていって貯める事ができません。そこでどのようにしたら水を貯めていけるか考えていると、りす組Kちゃんが「手をお皿にしてそこに葉っぱを入れたらいいんじゃない?」と言いました。そこで早速試してみることにしました。葉っぱの隙間から何度もこぼれ落ちそうになると「ちょっと待って!落ちてる落ちてる!」とその都度修正しながら水をついに貯めることが出来ました。貯まっている水は、古森先生から教えてもらったように水の周りがキラキラと輝いて「本物の宝石みたいだね」「何でキラキラしてるんだろう?」とみんなで考えていました。
次に、駐車場から一緒に採ってきた赤シソて色水を作ってみる事にしました。一人の教師が、すり鉢にシソと水を入れて作ってみたのですが、黒っぽい緑色の色水が出来ていました。
古森先生が「塩で軽く揉んで擦ると赤色になるんだよ」と子ども達の前で実践してくれました。すると不思議な事に、さっきはすり潰しても黒っぽい緑色だったシソの汁が軽く塩をつけて手で揉むと赤色の色水が出来たのです。
更に「そこに酢を入れるともっと綺麗な色になるんだよ」と少し酢を入れて混ぜると、あっという間に色がピンク色に変わっていきました。色水でよく遊んでいる三葉っ子達は、今までで経験したことのない魔法に大興奮で夢中になって作っていました。三葉っ子達は、楽しい事があるとすぐに嗅ぎつけていつの間にか集まってきます。今回もあっという間に子ども達が集まり、密になりそうなので机の数を増やした程でした。
今日は、シソの色水遊びの初日でしたが綺麗なピンク色をすぐに作り出す子がいる中、何度もチャレンジしても黒っぽい緑色から変わらず悪戦苦闘している子がいましたが、色々な遊びを経験している三葉っ子達は、ピンク色の色水作りからどんな遊びに発展していくのかが楽しみです。子ども達だけでなく教師も自然の不思議体験を夢中になって楽しみました。今後も、子ども達と一緒に自然の不思議と神秘を楽しみたいと思います。
2021年9月1日 水曜日
今日から2学期がスタートしました。
久しぶりに登園してきた子ども達は、友達に会えるのを楽しみに登園してきていました。年少組のAちゃんも、門で登園してきた友達を見つけると嬉しかったようでアルバム等大きな荷物を持ってる友達に「おはよう Rちゃん」「もってあげる」と大きな荷物を持っとぁげ、2人で部屋に向かっていました。
久しぶりだったHちゃんも担任の顔を見つけると「幼稚園 来たよ」と声をかけてくれました。そして早速友達と2人で裸足にになって砂場に行くと、「先生 見てて」と言って、コップに砂を入れると手の平でポンポンと押さえて、それを反対にして上手にカップケーキを作って見せてくれました。
また1学期泥団子を上手に作れず、「作って」と言っていたO君は、この夏休みの預かり保育の間に作れるようになり「先生 見て できた」と言って、一人で作った泥団子を見せてくれました。
そして年中・年長さんがフラフープをしているのを見ていたNちゃんもこの夏挑戦し、出来るようになったようで「先生 出来るんよ」として見せてくれました。年長さん達もフラフープを1個だったのが、2個・3個のフラフープをまとめて同時に回せるようになり、見せてくれました。
この夏もコロナ禍の中、大変でしたが、子ども達はそれぞれ色々なことが出来るようになり、成長した姿を見せてくれました。
今日の始園式も昨日、教師みんなでコロナ感染症の拡大の中で、どうするか時間をかけて話し合った結果、子ども達の遊び後、形式にこだわらず外で行うことにしました。テント、木陰等涼しい所にクラス毎、密にならないように集まりました。園長先生から年長さんに見本になってもらって、両手を広げて1m開ける間隔を教わり、両手を広げて間隔をとって座りました。
園長先生からはコロナにかからないようにする為、間隔をあけること、マスクをつけること等、集まらない事のいわゆる三密と、もう一つ元気な体を作る為に野菜・肉・魚を食べること等を話してくれました。
また夏休みの間に、換気が大切と各部屋に扇風機を取り付け、冷房の冷たい空気が下に集まることから、窓からの換気と扇風機での空気の流通で換気が出来るようにしました。その上新しい消毒が出来る機械も購入してくださり、掃除の時、子ども達が触れるところや食事前のテーブル等の消毒に使用しています。
コロナには万全な対策を考えながら、子ども達には元気いっぱい、この時期に必要な楽しい生活と体力作り、そしてこんな中だからこそ、自分の命を守る為の安全で健康的な生活の仕方を身に付けさせていきたいと教師間で話し合いました。