幼稚園の日記(ブログ)

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2026年3月16日 月曜日

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春うららな陽気で気持ちの良い青空の今日。令和7年度卒園式が執り行われました。お父さんやお母さんと一緒に登園して来る子どもたちはいつも以上に笑顔が輝いていました。早めに登園してきた親子は園庭で写真を撮ったり、それぞれの飾りの前で子どもたちが「これはお別れ会で小さい子にもらったんよ」等と一つ一つ説明したりしていました。

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お部屋に入って、コサージュを着けていると、「今日はこれ持って帰っていいんよね?」「入学式に着けて行っていいんよね」と嬉しそうに話す姿がありました。

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いよいよ卒園式の時間です。まずは年長担任から保護者の皆様にプレゼント。子ども達の園生活の写真を集めたビデオを見ていただきました。その間にこそこそと入場の準備をしていた年長児たち。最前列のくま組のAくんとTくんの仲良しコンビが入場の掛け声の合図を出してくれます。ビデオが終わると背の高い立ち見のお父さんたちをかきわけて満面の笑みでこちらを覗いて入場の合図を確かめる2人にそれだけで涙が出そうになりました。入場では一段と張り切って笑顔で堂々と歩く卒園児の姿を見て入園式の時の涙や幼い時の姿が思い出されて成長を感じました。

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子どもたちは式中、いつにも増して背筋の伸びたかっこいい姿を見せてくれていました。修了証書授与では一人ひとりの名前が呼ばれると返事をしてステージに上がります。友達とタイミングを合わせてお辞儀をし、証書を受け取り右手に持ち替えお礼を言って下がる。そして花道を歩き、保護者の元へ進み、卒園するにあたって伝えたいことを言うこと、そして次々流れるようにどんどん進めていく。(大人でも大変な)順序を覚え、難しい子には誰か友達が手助けしてくれてみんなでやっていきます。我が子の順番が来る前に涙が込み上げてきたお母さんが、子どもの笑顔が見えた瞬間涙を拭って笑顔で受け取ってくださっていました。それを見た教師はその温かい光景に思わずもらい泣きしたそうです。三葉っ子らしい笑顔あふれる修了証書授与でした。

 

この修了証書には「三葉幼稚園でいっぱい遊んでいっぱい力を合わせていっぱい頑張って賢くなって優しくなって一番かっこいい人になりました」という意味が込められていて、それに古森先生の判子を押している大切な物だよ、と子どもたちには説明してきました。古森先生は一人ひとり証書を渡す時に「○○ちゃんおめでとう」「〇〇くん、ここにどうぞ、おめでとう」と声をかけてくれました。それを受け取るときにみんな自分の口で「ありがとうございます」とお礼を言って受け取る姿に涙が込み上げてきました。ピアノを弾いてくれた清水先生は、あのステージ上はベストポジションでなんでもよく見え、特に証書を受け取る保護者の皆さんの優しい目や頭をぽんぽんと撫でる姿に胸がいっぱいになったそうです。

 

後援会会長の西原さんのお祝いの言葉、保護者を代表して頂いた二神さんの謝辞にはあたたかい言葉がいっぱいで教師一同嬉しく思いました。入園したての不安そうな顔、友達や先生といろんなことを乗り越えて強く逞しくなっていく姿、在園中に園舎建て替え、工事、お引越し、コロナ等々いろんなことがあった激動の3、4年間でした。その中でも子どもたちを思ってやってきた教師への感謝の気持ちを伝えてくださいました。卒園児の保護者も多い今年のお父さんお母さん方は皆さんあたたかく、幼稚園の教育方針や、日々の保育、各々個性をもった教師の姿にも理解があり笑顔で見守ってきてくださいました。本当にありがとうございました。

 

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在園児の別れの言葉ではいつ撮影したのか、どんなものを撮影したのか何もかもが秘密でした。いくら年中さんに教えて~っとすり寄って行っても頑なに口元に指で×をして言わない年中児の意思の強さと先生からのしっかりとした指導を感じました。(笑)練習ではスクリーンを出したり、音を流したりするチェックだけで、スクリーンに映るのは「じゅんびちゅう」という文字のみ。それを見ては「準備中なんか~い!」と明るくツッコミを入れては笑っていた年長児。今日は流れてきた映像を見て「流れるんか~い」とぼそっと言う子に思わず吹き出してしまいました。

年中組のアナウンサーさんが臨時ニュースを報じてくれて、三葉っ子ゆかりの地が次々出てくるのを見て、一番前で見ていたKくんやSちゃんは興奮が止まりません!「先生!これどんぐりのとこやん!!どんぐりどんぐり!!」「玉ねぎ植えたやんここ!!」「お寺や!!どんぐり拾ったやろ!!」とどんぐりの思い出濃いめで目をまん丸にしてきゃっきゃと話していたそうです。ですが、本当に聞き分けの良い子たちで、「別れの言葉」が始まるとし~んと静まり小さい子達の言葉にうんうんと頷きながら見る姿がありました。小さい子たちと先生たちの気持ちが詰まったビデオにみんな心があたたかくなりました。

 

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次は自分たちの番。卒園児の別れの言葉です。司会の原稿を読みながら、「別れの言葉」という文字にいろんな思い出が蘇り、これを言えば卒園式が終わってしまう。と、なかなかその言葉を言う事ができませんでした。そんなわたしを横目で見てにやっと笑う子、「先生大丈夫だよ、がんばれ」とにっこり笑う子、涙ぐむわたしを見て背筋を正して気合を入れ直す子、卒園式まで私は子どもの姿に助けられました。私の非常事態にも子どもたちは動じず練習通り、練習以上に卒園児らしく堂々と言葉を言う事ができました。練習の時、どきどきしてなかなか上手に言えなかった子がまっすぐ前を向いて言葉を言う横顔を見て成長を感じ、あんなに小さかった子があんなに泣き虫だった子がこんなに立派に・・・と感慨深い気持ちになり教師たちはそれぞれ涙が溢れていました。

みんなで歌う「きみとぼくのラララ」という歌はかれこれ30年近く三葉幼稚園の卒園式で歌い継がれてきた曲です。三葉幼稚園の卒園式は伝統に乗っ取って行っている物が多く、卒園児の先生たち、お父さんお母さんたちも同じことをしています。三葉っ子の大切な慣習となっているようです。

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古森先生のお話では古森先生のお母さんの話を交えて、いかにみんなはお父さんお母さんに大切にされているかということ、又保護者向けには、子どもに、兄弟がいてもその子だけに向けて愛を伝える大切さを話してくださいました。古森先生は自分が子どもの時にお母さんに顔を撫でながら褒めてもらったことが今でも胸を温かくする思い出だと話していました。その時の自分に向けられた愛情、ひざに乗せてもらった温かさや言葉のぬくもりが今も心の支えとなっているそうです。今日は弟妹がいる子も誰かに預かってもらい、卒園式は自分だけのお父さんお母さんとの時間でした。

このように、「今、この子のために」という時間を大切にしてほしい。親は子どもの良いところを捉えておいていつでも伝え続けてほしいと職員会でも話してくれました。それを聞いた河野先生、実際我が家はどうだろうかと振り返り、早速帰ったら実践したいと話していました。ちょっとしたことでも何が子どもの心に響くかわかりません。今日、証書を受け取るときに向けてくれたその温かい目でいつまでも見守りながら愛を伝えてほしいと思います。

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卒園式の最後、退場すると見せかけて年長からのサプラ~イズ!!びっくりしたでしょう。今年は園内お別れ会も、在園児からのビデオも秘密がいっぱいで、サプライズで喜ばせようとたくさん頑張ってくれました。そんな中わたしたちも秘密で練習してきたんです~!しかもみんなで集まっての練習は一度きり!!いつも年長児を気にかけて見に来てくれる古森先生がいつ来るか、そわそわしながら短時間でぱぱっと練習しただけです!あとは各々の気持ち次第!お父さんお母さんそして幼稚園の先生たちに「大きくなったよ、ありがとう」という気持ちを込めて歌う「♪大きくなったよ」。ところどころ三葉仕様に歌詞を変えてみました。丸山先生は隣に調理師さんもいたことで泣くまい!と心に決めていたようですが、子ども達の歌声のかわいさ、美しさ、そして笑顔にまんまとやられたそうです。

目が合うとにこっとほほ笑んで歌ってくれる子どもの笑顔や、思い浮かぶこれまでの生活の一場面、何人も先生たちが涙していました。なんでも一緒に頑張ってきた古森先生にも内緒は我慢できるか不安だったけど、びっくりして喜ばせたい一心で秘密を守ってきました。みんな~!喜んでくれてよかったね。サプライズ大成功!です!!

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退場も山中先生に教わった「一年生になったら」の歌と手話でかわいく明るく退場しました。笑顔で退場できてよかった。よく頑張ったね。

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お部屋での最後の活動も笑顔と涙で楽しく終えて、戸外に集まりみんなで卒園のアーチをくぐりました。そしてお世話になった先生たちと「ありがとう」の時間です。今日はみんなの人生の大切な節目。みんなの成長を喜んでくれるお返しに、みんなはありがとうを伝えてねと話しました。まぶしいほどのお日様のもとで明るく卒園式の最後のお別れができて、ついにお天気にまで愛された年長児たちでした。

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この学年の子の1/4がひよこ組からの入園、そして8割がプレ年少からの入園です。小さいころから三葉に通い5年生、4年生の子も3年保育2年保育の子もみんなかわいいかわいいと言われ、幼稚園の大人たち、先生、事務所、バスのおじちゃんたち、調理師さんを含めてみ~んなに愛されて育ってきた今年の年長児。

 

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かわいいかわいいと育てられた子どもは本当にかわいく育つという園長の持論にぴったり当てはまるかわいい子ども達。みんなはいい子過ぎてこれから小学校、中学校と成長していくにつれて頑張りすぎて目の前に大きな壁ができる時があるかもしれません。その時は一番愛してくれているお父さんお母さん、又その時身近にいる大人を頼ることを忘れないでいてほしいと思います。そして三葉幼稚園の先生たちはいつまでもみんなの味方です。しんどくなったとき辛くなったときはいつでも帰っておいで。優しい心をもつみんながいつまでも愛されてのびのびとあなたたちらしく育っていけますように。そんな願いをこめて卒園式の思い出を綴りました。

みんなおめでとう!いつまでも三葉っ子!

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コメント (令和7年度 卒園式   くま組 富田瑞穂  はコメントを受け付けていません)