2023年3月10日 金曜日
今日は年長児のクラス別おわかれ会がありました。昨日から子ども達は「明日はお母さん達が来る!」と張りきってお部屋の靴箱をきれいに掃除してくれました。
今朝園庭に入っていた工事の柵を移動させ、広くなったのを見て子ども達は「今日は何するんだろう!」「えっまた広くなってる!」と期待が高まったようでした。午前9時年長組保護者の皆さんには3階ホールで卒園式の説明をした後、子ども達が待っている園庭に集まっていただき、元気いっぱいの子ども達の園生活最後の大好きな活動を観て頂きました。今年の年長児は年少の頃から3年間ずっとコロナウイルスの流行でマスク生活でした。そして行事も規制されていたことから、保護者の方々にはお家で子ども達から園の生活の話を聞いて見守っていただくことになっていました。そんな中だからこそ、子ども達は逞しく育ってくれました。幼稚園での体験をお家で一生懸命話す子ども達に一生懸命耳を傾けて一緒に楽しんでくださった保護者のおかげでなんでも楽しいと思える、喜べる、人を信じ楽しくさせる子ども達は園生活でもお互いが切磋琢磨して伸び伸び、主体性を持って行動できる子にいつの間にか育っていました。これで園生活最後になるであろう子どもたちの好きな4クラスのリレーを見てもらいました。その前には好きな踊りお祭りドッキュン!を笑顔いっぱいの子供達がノリノリで踊って準備体操です。運動会の時とはまた大きく成長した子ども達は走るのが速くてびっくり。どのクラスもどこかの場面で1位になると言う抜きつ抜かれつの名勝負、子ども達の応援にも熱が入り、大接戦のリレーとなりました。アンカーの子が転んでしまったくま組は悔し涙を流す友達に何人もの子が「大丈夫よ!」「こんな日もある!」と背中をさすったり肩をたたいたりしてなぐさめている姿に感動させられました。また、きりん組は後ろの方で「絶対抜けるって信じてたのに、おしかったね」と熱い戦いを振りかえったり「4位悔しい」と泣いていたり、1位になったぞう組では子ども達よりも先に担任が泣き出したために園長が万歳をしたりとたくさんのドラマがありました。今年の子ども達の純粋さいっぱいの大人顔負けな仲間思いの姿、そして何より喜んで裸足になって園庭を走る三葉っ子らしい姿を保護者の皆様に見てもらうことができました。
参観の後はクラス別お別れ会です。そして今年ならでは!インフルエンザにもコロナにも勝つぞー!の”おみそ汁大作戦”のみそ汁を保護者のみなさまにも味わってもらい、ホっと一息ついて保護者からの一人一言、嬉しい言葉をありがとうございました。役員さんへのお礼のプレゼントなどを渡し、1年間この子たちと過ごすことができて良かったなと思える時間を過ごせました。
残り保育日数も卒園式を入れて3日。子ども達とたくさんあそんでかけがえのない2日間を過ごし笑顔いっぱいの卒園の日を迎えたいと思います。
2023年3月9日 木曜日
年長さんは卒園まで残り5日!朝の受け入れでは昨日の園内さよなら会でもらったプレゼントをつけて登園したAちゃんは「昨日は楽しかった〜」とニコニコ顔で登園してきました。
今日も元気いっぱいの子ども達は発表会のオペレッタやままごとなど楽しそうに遊んでいました。ままごとコーナーでは、年中さんが野菜スープやすりおろした野菜を固めて綺麗に盛り付けしていく中、Hちゃんが「ジュースはいかがですか?」と聞いてくれました。「お願いします」と言うと伊予柑を一生懸命搾って伊予柑100%ジュースの完成です。出来たジュースはとても良い香りがしました。ジャングルジムのまわりでは一輪車の練習を始めた年長、年中児達がジャングルジムの横棒を立ち上がりの支えに利用していました。ジャングルジムに掴まって一輪車にまたがると手を離して「おぉ〜」「おっとっと」等と言いながらバランスを取りながら一瞬でも手を離すことに挑戦していました。それが怖い子は持ち手をかえながら掴まってジャングルジムの周りを1周することを楽しんでいました。
室内ではたんぽぽ青組の子達がオペレッタで使った家を使ってままごとをしたりマットに転がったりして遊んでいました。そんな時です!園庭から昨日のサヨナラ会で踊った『おまつりどっきゅん』の曲が流れてきました。すると、子ども達の目線が曲の流れているテントにいきました。「先生踊りたい」「テントの方に行っていい?」と聞いて「いいよ」と言うと「わぁ〜い」と大喜びで青空の元M先生によるダンス教室が開かれていて子どもも教師も大笑いしながら踊りを楽しんでいました。
プレ、少、中の子ども達も後数日で3学期が終わりお兄さん・お姉さんになります。各クラス進級に向けて活動する中、青組ではアルバム整理をしました。ひな祭り餅つきのページでは壁面に飾っていたおひなさんを貼ったり鏡開きの写真を貼ったりしました。ひし餅の色の意味も覚えていた子は「緑は草」「白は雪」「ピンクはお花!」と配られた写真を見て嬉しそうに言っていました。たんぽぽ組最後の写真は全員が揃った『たのしかったね!たんぽぽぐみ』です。どんな背景にするか悩んでいると古森先生に「西棟(たんぽぽ青の部屋)は今度の工事で建て替わり無くなるのでたんぽぽ組さんの過ごした棟をバックに撮ったらいいわ!」とアドバイスをもらいました。工事が始まると木造建築のこどもかんも曳家(建物をそのまま引っ張って動かす)で移動します。綺麗な青空の元たんぽぽ青組みんなでこどもかんと西棟をバックに素敵な写真を撮ることが出来ました。
もうすぐ年少さんになる皆、新しいお友達が入ってきたら優しいお兄さんお姉さんになって小さいお友達のお世話をする姿が目に浮かびます。
2023年3月8日 水曜日
先日より、今日の園内さよなら会のために年中児達は、年長さん達へのプレゼントを考えて作っていました。ハサミが上手に使えるようになり、自分の家から使いたいリボンや折り紙を持ってきて心を込めて作っていました。今日までプレゼントのことは内緒にしていて、バスの中でもコソコソ話をしながら「なんにもないよ!」と誤魔化している年中児の姿がとても可愛く思いました。昨日、ぞう組さんにみんなでさよなら会の招待状を持っていくと、「えっそんなことしてくれるの?楽しいことってなに!?」とキラキラした目で真剣に話を聞いてくれました。
今日の10時、年長児が卒園式の練習で部屋に入ると、年中児達が年長児に気付かれないように準備を始めました。入場する花道のアーチや柵に、クラスみんなで協力して作った輪飾りを自分達なりに飾ったり、描いた絵を貼って楽しい雰囲気になるようにしたりしました。「こうしたら可愛いかな」「これでいいんじゃない?」と声を掛け合いながら飾っていて、年長児のために協力して会場作りをしている姿に心が温かくなりました。
そして、年中組各クラス代表児が卒園式の練習が終わった年長児をさよなら会に招待するべく呼びにいきました。年中児がホールに入ってくると、練習が終わったばかりの年長児が「なになに?あっもしかして…」とワクワクしながら一斉に回れ右をして年中児の方を向きました。そこで園長の助け舟で「楽しいことってなあに?何をするの?」と問いかけてくれました。「踊りやゲームをします!」と年中児が元気いっぱいの声で言うと、「いえーい!やったー!」と大喜び!練習したばかりの退場行進で退場し始めると、うさぎ組のYちゃんは、「かっこよく歩いてる!」と手拍子しながら尊敬の眼差しで見ていました。
いよいよ園庭で年中児主体のさよなら会が始まります。年長児達は2学期に作ったペットボトルの入場門から年中、年少、たんぽぽ組の子ども達の手拍子で堂々と入場です。プログラム1番はみんなが大好きな「やっぱノリノリ!」「お祭りドッキュン!」から始まり気持ちも高まっていきました。年長児達も大好きな曲で各クラス混ざりながら強いポーズ勝負をするなど、異年齢関係なく元気いっぱいです。
プログラム2番はお引越しゲーム。各クラスのお部屋のお引越しも上手にできました。プログラム3番は子ども達が1番楽しみにしていた、こいのぼり競争も復活?⋯しかし、運動会でしたこいのぼりとは何かが違います。秋の運動会はみんなの手作りのこいのぼりだったのですが、なんと今回は、園長からの許可もあり本物のこいのぼりが登場しました。1度したことがあるこいのぼり競争!子ども達はやり方も分かっており、年長児からもらうこいのぼりのバトンも楽しみです。今回は大切な布のこいのぼりです。汚れないように人工芝を敷くように園長からアドバイスももらい、大切にしながら運んでいきます。布のこいのぼりはヒラヒラしていて、たるんだりシワになったりしないようにぴーんと伸ばして運ばなければなりません。こいのぼりの中に入れていない年少児がいるとそれに気付いた年長児が「待って!まだいったらだめ!」と声を掛けたり、「ここ持って!」と教えてあげたり手を添えたりと助けるも見られました。大盛り上がりのさよなら会も大盛況の中終了しました。
しかし、子ども達にはまだまだお楽しみが待っていました。それは今年度最後の家庭弁当の日だったのです。お母さん達から温かいメッセージが入っていて子ども達は嬉しくて嬉しくて「先生見て〜」と持ってきます。「いつも残さず食べてくれてありがとう」「ピカピカのお弁当箱見せてくれて嬉しかった」と書かれているのを見せてくれて、心がじーんとしました。3年間、子ども達のために美味しいお弁当を作って下さってありがとうございました。子ども達にとって一生忘れられない嬉しい嬉しい何よりの母の味になるに違いありません。年長児、年中児、年少児、たんぽぽ、みんなが色々な思いでお弁当を頂きました。こうしてお弁当を食べる機会もなかなかなかったため、顔を見合わせながら話ができて嬉しそうでした。
年長さんのためのプレゼントもとても喜んでくれて、渡す時に「小学校頑張ってね」「こいのぼり楽しかったよ」とそれぞれの思いを伝えて渡していました。
卒園まで残り4日、最後まで年長児と楽しく遊んで笑顔でお別れしたいと思いました。
2023年3月7日 火曜日
昨日に引き続き、園庭の工事はどんどん進みます!「あれ?昨日あった倉庫はもうないね〜、三輪車を置いてた所の木もなくなってる!」と、どんどん進んでいく工事に子どもたちもびっくりです!すみれぐみの子ども達も2階テラスから見たり、外のジャングルジムの上や、あひるに乗ったまま見たりしていました。せっせ、せっせと働くおじちゃん達を見て、「工事がんばれ!おじちゃんがんばれ!」と言っている子もいて、とても可愛く、あのお家がどんな風に動くのかなとワクワクしている様子が伝わってきました。
園庭であそんでいる子どもたちを見ていると、今年は本当に年齢関係なく当たり前のように入り混じって遊んでいるのです。残り少ない年長さんとの時間をみんなが楽しんでいるようで、とても嬉しくでも1年あっという間だったな~とちょっぴりさみしく思ったりもしました。
すみれぐみでは、明日の園内さよなら会にむけて、大好きな年長さんに、秘密のプレ…(あ!私が言ってしまう所でした)秘密だけど、喜んでもらいたくて、こっそりある物を作っていました。(明日のお楽しみです♪)すると….作っている途中で何も知らない年長の先生がお部屋に入ってきたのです!!子ども達どうするかな~と思って見ていると、バッと背中の後ろに隠したり、イスの下にさっと隠したりしていました。「なにしてたの~?」と聞かれると、子ども達はとっさに、「え!何もしてないよ!!シール帳折り紙してたんだよね〜」とうまくかわしていたので、思わずフフフと笑ってしまいました。でも秘密をしっかり守りきった子どもたち!!明日年長さんと楽しく過ごせることをとても楽しみにしています!
明日は、各学年、今年度最後のお弁当日です。1年間、お父さんお母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとうございました。明日は子ども達が1週間に1度楽しみにしているお弁当日なのでよろしくおねがいします!
2023年3月6日 月曜日
今日、幼稚園に来ると一番に目に飛び込んできたのは、子ども館の周りに工事用の柵が張り巡らされ、その中に工事の車が入っていたことです。そうです!園舎建て替えの工事の前準備が始まったのです。最初の準備は、子ども館の移設です。その為大きい滑り台の近くにいたウサギ小屋のうさぎ達は引っ越しをしました。また三輪車やジャングルジム・ドームなども移動しました。そして泥場の奥からトントン、ガラ~ンと何やら音がしているので覗いてみると、泥場の壁のセメントを壊していました。子ども達も何をしているのだろうと、同じようにじっと見ていました。どんなふうに子ども館が動くのかなぁ?わくわく・どきどきです!
これから安全に十分気を付けて工事の様子を見守っていきたいと思っています。
子ども館にくっついていたままごとコーナーも緑のテントの横にお引っ越しです。そこではそんなことを気にすることなく今日もキャベツやねぎを切って、お料理が出来ていました。また緑のテントの後ろには三輪車置き場が出来ると、みんな気にすることなく、そこから好きな三輪車やスケーターに乗って園庭を走っていました。ジャングルジム・ドームも園庭の真ん中の方へ移動していましたが、ここでも何事もないように子ども達は遊んでいました。遊具類や様々な物の位置が変わると、子ども達には新たな冒険の始まりなのです。バスで登園してきた子ども達も変わっている園庭にしばし足が止まって見ていました。
さて年長児が幼稚園とさようならするのが今日を入れて後8日(土・日を除き)。早い物ですね。そこで水曜日には全園児でさよなら会を計画しています。そこで年長児達は卒園式の練習中に、年中・年少児達は園庭でさようなら会で年長さん達をどのように送るか相談しようと集まりました。そして色々な曲をかけて踊ったり、年中・年少の先生達の所をお引っ越しするゲームをしてみたりして楽しみました。踊りは、今まで他学年が踊っていた踊りも見ていて覚えていることもあり、よく踊っていました。またお引っ越しゲームも、この3月だからこそ、年少児達も「隣に行くよ」と言われても隣がどこかしっかり分かっていくことが出来ていました。よく理解できて動けていることに感心しました。卒園生とのさよなら会をみんなで盛り上げて、楽しい会になるようにしたいと思います。
その後、年長さんには秘密の物を作りに各クラスに帰っていきました。何が出来るかは、お楽しみです。水曜日は、素敵な一日になりますように!!
追伸、3月3日、菱餅を作った切れ端をあられにしようと干してあったのですが、そこに頭の黒いねずみさん達が、そ~っとやってきました。実は本物のカラスに食べられないように2階のテラスに乾かしていたのですが・・・。ふっと嬉しそうに干してある小さく切った固くなってきているお餅の周りに集まっている年少児、お口の周りが白くなっている子もいます。なんと頭も顔も体も真っ黒なカラスではなくて、お顔の白いカラス達が嬉しそうにカリカリ、もぐもぐ食べていたのです。先生に古森先生の所に連れてこられてもモグモグ~~。古森先生が「おいしい?」と聞くと大きくうなずいて、ニコニコ!その笑顔に古森先生も「じゃ~古森先生も食べてみようかなぁ」と一つつまんで口に入れると、「う~ん、美味しいね~、これは食べたいよね~」「うん」「でもね~、お日様と仲良くするとこの小さなお餅が、もっとおいしくなるんだよ~。だからもうちょっと待っていようね。ハイ、タッチ」で、あられになる小さなおもちは、みんなの手が届かない所にしばらくお引っ越しすることになりました。
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2023年3月4日 土曜日
朝晩は寒いものの日中暖かくなる日が多くなり、春がもうすぐそこまでやって来ているなと感じる今日、ひよこ組のおゆうぎ会がありました。保育教諭達は子ども達がいつもと違う雰囲気を感じないようにいつも通りを心がけて朝の受け入れをしました。数人泣いて来る子もいましたが、お部屋に入ると泣くのをやめ、遊び始めました。会議室に上がってからも広い部屋が嬉しくて走り回っている子もいれば、友達衣装を見せ合ったり、友達と遊んだりしている子、さまざまでしたが、いつも通り過ごす事が出来ていました。ホールに移動してからは、慣れた場所だったのでリラックスした表情を見せてくれました。保護者には子ども達が手遊び、大型絵本を楽しんでいる間にそっと後方座席に座ってもらいました。
ほとんどの子が気付いていない間にいよいよおゆうぎ会開始です。
最初に古森先生から話があった通り、ついこの間まで遊ぎ場で自由に過ごしていた子ども達はここでも自由に動き回っていましたが、何回も練習していく内に、少しずつ落ち着いてきていました。もも組は実は「いないいないばあ!」が大好きな子ども達に「かわいいかくれんぼ」の踊りをと選んだのですが・・・いざステージに上がると、全く動かずほとんどの子ども達が座って前を凝視状態になってしまいました。それを見ていた古森先生が「いつも遊んでいる物を出してみたらどう?」とアドバイスをしていただき、すぐに電車やボールを出すと、動かなかった事が嘘の様にそれぞれが好きな事を見つけて遊び始めました。「おゆうぎ会」=生活発表会は日頃に子ども達の園生活を見て頂くのもまた嬉しいのではないかという考えに達したのです。今日も子ども達がとっても可愛い衣装を着て、自分達が好きな遊びを見つけ、それぞれが遊んでいました。保育教諭が‘‘させなければ’’と思ってしまっていましたが、保護者の方には普段の子どもの姿を見て頂いて安心して頂けることが1番なのです。リズム遊びでも、鈴の音が鳴る事が嬉しくてたくさん音を鳴らしている姿はとても可愛いかったです。
次はみかん組です。運動会では泣かなかった子がいなかったのでは?と思う位たくさん泣いてしまったみかん組でしたが、今日はステージに上がる前に保護者に気付いてしまって泣く子も数人いましたが、いざステージに上がるとほとんど泣かず、しっかり頑張っていました。初めて見る大勢のお客さんにびっくりしてしまい、踊りの時には固まってしまう子がほとんどでした。練習の時に誰もいない状態で練習をしていたので、子ども達の目の前に広がった大勢のお客さんの風景は不思議だったと逆に見入ってしまったのではないかと思いました。アンパンマンの手遊びになると、慣れてきたようで1人2人と手遊びをし始めましたが、その間に終わってしまい、「残念」と思った瞬間、古森先生に「もう1回しましょう!」と声がかかり、もう1回やらせてもらいました。衣装を着て立っているだけでも可愛い子ども達ですが、一生懸命やっている姿にはすごく感動しました。この5ヶ月ですごく成長した子ども達を見て頂けたかなと思っています。
最後はれもん組です。リトミックで動物になりきって動くのですが、最初に自分の動物を呼ばれると「は~い!」と自分たちのお家に入って行く姿やリズムに合わせてドンドンとゆっくり歩いたり、ニョロニョロ出て帰ったり、ピョンピョンジャンプをしたり、走ったりとたくさん動きながら音をよく聴いている姿はさすがだなと感じました。歌も練習の時はマイクを向けて聞こえるようにしていましたが、今日はそのマイクがいらないくらい大きな声で歌う事が出来ていました。そして、アンコールをもらうと急いでもう1回ステージに上がって行く姿に成長を感じました。アンコールは保育教諭も急だったので少し心配でしたが、そんな心配はよそに子ども達は立派な姿を見せてくれました。もうすぐたんぽぽ組へ進級する子ども達がほとんどです。こうして幼稚園とつながっていき、来年度はもっともっと大きなステージで立派にやっている姿を想像すると今からとっても楽しみになりました。
みんなで踊った‘‘ジャングルぐるぐる’’は、全クラスが大好きな曲です。手をグルグル回したり、「あっ!」と指を差したりする姿がとっても可愛い踊りです。ママやパパを見つけて泣き出す子もいましたが、それも良い思い出です。「こんな時もあったんだよ!」と大きくなったら見せてあげて下さい。
みんなが頑張ったので、古森先生がお土産を用意してくれました。何でも腕にかけるのが大好きな子ども達に袋を腕にかけてあげると、笑顔になり、大切そうに持っている姿はとっても可愛いかったです。保育園では行事がほとんどなく、園での様子を見ていただく事もほとんどないので、運動会やおゆうぎ会でこの様に泣いたり笑ったりする姿をたくさん見ていただけてよかったです。今日はたくさんのご協力ありがとうございました。
2023年3月3日 金曜日
3月3日、今日はひなまつり。今年はただのひな祭りではありません。12月に延期されていたもちつきもあったのです。
実は、ひな祭りもちつきは朝からではなく、昨日の放課後から始まっていたのです!!
昨日の放課後、もちつきのために教師たちは、「ああかな、こうかな」とお土産用のひしもちを試行錯誤しながら作っていました。つきたてのおもちを1うす分もろぶたに伸ばして広げ、固まったところで、古森先生がひし形に切っていきました。そしてそこには、少しの切れはしのおもちがでていたのです。そのおもちに目を光らせていたのは、2Fテラスから応援していた年長さんです。古森先生の「見られちゃったかしら。ここは食べてもいいんだけど..」の一言も聞き逃しません。さっきまで2Fテラスにいたはずなのに、気付けばもう目の前にいるではありませんか。「おもち下さい♪」とニコニコでお願いされるとあげないわけにはいきません。「おいし~!!」の声を聞きつけ、次々に年長さんがやってきました。すると「お金あったら買えますか?」と聞く子、両手を合わせ「ありがとうございます。」と拝むように感謝する子、今日来れないことが分かっていたHちゃんは「ひみつよ」と大きめのおもちをもらうと、まるでまっくろくろすけをつかまえるかのようにパチンッと手でかくしうれしそうに持って帰るなど、前日から可愛いエピソードで盛りだくさんでした。
そして、楽しみいっぱいで迎えた当日。今日も朝から教師たちがせっせと準備する様子を2Fテラスから「〇〇先生がんばれー!〇〇先もがんばれ!!」とアイドルになったのかと思ってしまうほど、子どもたちの応援の声が聞こえていました。
すると…もち米をむしている釜の横で古森先生、N先生が何やらいいことをしているではありませんか!!年長さんは急いでかけつけます。なんと、そこではわりばしにおもちをさして、〝焼きもち‘’をしていたのです。炭であっためられたもちは、プク~とふくらみます。そのおもちは先生たちの口の中へパクッと入ります。それを見た子どもたちは「ズルーイ!」とほっぺをふくらまして怒っています。すると、くまぐみのEちゃんの口にもポイッともちが入ってきました。その瞬間、Eちゃんは口を押さえ「どうしよ、おいしすぎる、どうしよ」とニヤニヤやが止まりません。そして、何人もの子たちが実際に焼くことまで経験することができました。
そして、笑ってしまったのは、まるでご飯を作っているお母さんの横をちょこちょこして味見させて~と言わんばかりの勢いで、古森先生に「あんこ食べたーい」とお願いしたり、うすくもちをめん棒で伸ばしているのを見て「顔のマッサージみたい!うちのママもしてる(笑)」と世間話をして笑ったり、無邪気な可愛いさをたくさん見せてくれました。
自分たちでおもちをついた後には、あんころもちを食べられることを知り、子どもたらは大喜び♪「おもちはのどにつまったらダメだから、しっかりかみきること」を約束すると、あんころもちをビョーンとのばしながら食べたり、口のまわりにあんこをつけて泥棒のようになっていたり、あまりにも幸せそうに食べる子どもたちの表情を見て、教師たちも口元がゆるみっぱなしでした。
昼食後には、お待ちかねのお土産の準備です。自分たちの空っぽの弁当の中には、3色のひし形が配られました。実はひしもちの色には意味があるのです。教師にその意味を教えてもらうと「春を待ってる草はみどりだから1段目。冬は雪がふって寒かったね。だから2段目。今日はひな祭りで最後はももの花のピンクだね」とお話を読むかのように話しながら、ひしもちを完成させていました。
今日は子どもたちが本当のおだいりさまとおひなさまのように輝いていたひな祭りもちつきになりました。お家でもたくさんお話をぜひ聞いてみてください♪