幼稚園の日記(ブログ)

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2024年1月20日 土曜日

みつばっこハウスに引っ越ししてから半月以上が過ぎ、子ども達は生活にも慣れてきました。
みつばっこハウスのトイレや手洗いは子ども達が使いやすいようにリフォームされていましたが、子ども達が使うロッカーは置かれていませんでした。私達保育教諭はカバンをなるべく端の方へ寄せて並べていたのですがそれを見た古森先生に「ロッカーはいくつあったらいいの?」とすぐ本園から運んで設置していただき、カバンも整理することができました。そして、「必要なものや足りないものは、その都度報告したり補充したりするのも保育教諭の役割」と注意を受けました。そして子ども達は、今ではすっかり住みやすく温かいみつばっこハウスの住人になりました。

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子ども達はみつばっこハウスで、遊び慣れたレゴブロックやソフトブロック、ままごと、絵本など思い思いのおもちゃを使って遊んでいます。ソフトブロックは子ども達に大人気です。ある日、Tちゃんが平らにつないだブロックを持ってきて「これ見て♪」と畳の上に置いて見せてくれました。するとKくんが電車を持ってきて、Tちゃんがつないだブロックの上を走らせようとしたのです。しかし少しスペースが狭く思えたので「もう少し大きくする?」と声をかけると「うん!」と言って同じようなブロックを集め始めました。すると周囲にいた他の子ども達もひとつ、ふたつ、とブロックを集めて持ってきました。「これはここ!」「どこにする?」と子ども同士で話しながらブロックをつないでいきました。2歳になったばかりの幼児たちのその姿に驚くと同時に、頼もしく思えました。幼稚園児と関わることの多い子ども達は、2歳になると個々ではなく友達と協力しあうこともできるんだなと感心すると同時に、幼児の発達は環境が大きく左右することを実感しました。

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庭に出る時も、くつを順番に履くとみんなを待つこともできるようになりました。また、ジャングルジムのブランコに乗りたくなったMちゃんは少し恥ずかしそうに「かーわって」と声をかけ、乗っていたAちゃんも「いーいーよ!」と交代してくれました。このようなやりとりができるようになっていることに改めて成長を感じました。

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今年度は第二園舎での生活で幼稚園児とたくさん関わることができ、いろいろなことを学びました。友達とのやりとりも、お兄さん・お姉さんとの関わりから身についたことだと思います。私達保育教諭はそんな子どもの様子を見守り、まわりの環境に目を配ること、そして「できない」ではなく、「どのようにすればできるのか」を考えていかなければならないことを学んでいます。そして幼稚園の先生達から工夫次第でどのようにでもできることを教わり、園長からは幼稚園と同じようにたくさんの指導や援助をしてもらっています。何よりも日々、子どもたちとの生活の中で気づいたり学んだりすることもたくさんあるので、これからも保育教諭として子どもとの関わり、見守り、援助のタイミングなど三葉の保育の連続性を大切にしていきたいと思います。

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コメント (みつばっこハウス楽しいよ  ひよこ れもん組 檜垣 美恵子 はコメントを受け付けていません)

2024年1月19日 金曜日

今日は松山市移動図書の日。今までは山西団地へ借りに行っていたのですが、今月から第2園舎へ特別にきてもらえることになりました。久しぶりの移動図書の貸し出しに子ども達はとてもワクワクして屋外遊ぎ場へ出発しました。「なに借りようかなぁ」「恐竜の本あるかなあ」などと話しながら歩いていきました。

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さんさんらんどに着いてから少し時間があったので、雨上がりの水溜まりで泥団子を作ったり、ジャングルジムやドームに上ったりと体をいっぱい使って遊んでいると、椿号が入ってきました。子ども達は目ざとく見つけて、「あっきた!」と嬉しそうな笑顔で立ち上がり、駆け出しました。そして、「おはようございます!」と元気いっぱい挨拶をしてから貸し出しスタートです。子ども達は、自分が読みたい本を決めていて、真剣な表情で探して見つけると、「あった!」と目をキラキラさせながら宝物を見つけたようにパァと笑顔になっていました。今までの習慣で、しっかり挨拶をすること、絵本のバーコードと自分のカードを合わせて持って出すことなど、みんなマナーを守って借りることができました。又、料理の本を探している子には、椿号の職員の方が「こんな美味しそうな本があるよ」「これならみんなも作れるかも」と子どもがとびつくような素敵な絵本を探してくれました。三葉幼稚園の子ども達のための特別出張図書館なので、ゆっくり探して気に入った本をペラペラめくりながら「面白そう」と会話もすることができてすごくいいなと思いました。誕生日占いの本を借りたᏚちゃんは、本園に帰ってから園長の誕生日のページを開けて占っている姿もありました。

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    午後、保育終了後預かり保育中、「年長さん、大林組さんからヘルメットもらったよ!おりておいで~」と園長の放送がかかりました。子ども達と急いで事務所まで行くと大きなダンボールがありました。箱をあけてびっくり!大林組さん特製の子ども用のオレンジ色のヘルメットが30個入っていました。前は紐、後ろはプラスチックのベルトで頭を固定できるようになっていて、まるで本物で、A君がまず被ってみるとピッタリでよく似合っていて驚きました。みんなが順番に被ってみながらいつも工事をしてくれている憧れの大林組さんと同じヘルメットを被ることができて大喜びしていました。そして、「ちから・ちから・ちから!」が合い言葉になっている年長児は、自然とポーズをとって気合いを入れていました。ツルツルピカピカ、叩いても痛くないヘルメットは、みんな気に入り、交代しながら被ると鏡の前に行ってチェックし、お互い「かっこいいね」と褒め合っていました。大林組さん、大谷選手のグローブならぬ、大林組ヘルメットを子ども達の為にありがとうございました。

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コメント (『椿号がさんさんらんどにきたよ!』 きりん組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)

2024年1月18日 木曜日

今日は、さんさんらんどの果樹園の伊予柑をみんなで収穫しました。最初に、年長と年中が果樹園にあがり収穫をしました。収穫する前に、古森先生からたくさんの話をして頂きました。「今日収穫するみかんの名前が“ 伊予柑”と言う名前で、愛媛県は昔、伊予の国と呼ばれていたんだよ」と教えてくれました。「伊予って名前が付いているから愛媛のとっても美味しいみかんなんだよ」と話してくれているのを真剣に聞いていました。さらに、「ここの果樹園のみかんは山の上からあたる太陽の光と海から来る風が吹いてとっても美味しいみかんだからね」と、教えてくれました。子どもたちはそんな美味しいみかんを自分で収穫できると知ると、さらに笑顔になっていました。

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まずは、年長さんから収穫します。年長さんは身長も高いので年少さんのために上の方の伊予柑を収穫することになりました。その前に、年長さんたちはこっそり、古森先生から「上の方の伊予柑は太陽の光が沢山当たってとっても美味しいよ」と教えてもらっていたので、高いところにある伊予柑を採ろうと、手を一生懸命伸ばして採っていました。1人1個収穫し、幼稚園から持ってきていた緑カバンに大切に入れていました。まずお土産用に1個採って、味見用に5人で1個を分けっこして採れたての伊予柑をもらいました。分厚い皮をみんなで協力して一生懸命剥いていました。皮を剥き終わると、みんなで味見の時間です!子ども達は、薄皮も上手に剥いてペロリッと食べていました。そして「美味しい!」と、とってもいい笑顔になっていました。

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手を洗ったあとも、手の匂いを嗅いで「まだ伊予柑の匂いがする〜!」と何度も香りを楽しんでいました。大きい組のお兄さんお姉さんがみかんを採りに行くのを聞いて年少さん、たんぽぽさんも急いで準備をして果樹園に上がり、小さい手を大きく開いて両手でクルクルして伊予柑を収穫しました。そして、「先生見て!伊予柑採ったよ!」と、とっても嬉しそうに見せてくれました。

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収穫も終わりしばらくすると、子ども達に嬉しいお知らせが!!!

なんともう1個、お土産で持って帰れると放送があったのです!それを知った子ども達は大喜び!!すぐにカバンの中に、もう1個もらって入れていました。降園の時にもカバンを前にしてカンガルーのように持ち、大切に持って帰っていました。「みんなで分けっこして食べるのが楽しみ!」と早く家族に見せたくて仕方ない様子でした。ご家族みんなで、みかん狩りの話を聞きながら、召し上がってください。採りたてなので少し酸味が強いと思います。

今日1日とっても美味しくて、とっても楽しい経験をした子ども達。伊予柑パワーで発表会の練習も頑張ります!

(実はまだ幼稚園には伊予柑が残っていますので、練習の後、ご褒美でみんなで頂きます。)

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コメント (「伊予柑狩りをしたよ!」 うさぎ組 西川友理 はコメントを受け付けていません)

2024年1月17日 水曜日

皆さん霜が降りるって何のことかわかりますか。実はわたくし、霜っていうものが何なのかを間違って認識していました。恥ずかしいのですが、霜って朝露で濡れた場所が寒くて固まったものだと思ってしまっていたのです。

どうして間違いに気づいたかというと

「今日は寒いな~」とさんさんらんどに出勤するとなんと築山の半分がうっすらと白化粧していたのです。そして、変化に敏感な子ども達も当然気づきます。「体を動かしたら温かくなるよ。」と朝の寒いうちから外に飛び出した子ども達は、築山の所にいる古森先生を見つけました。そして、「うわぁ―、真っ白」と築山が真っ白になっているのにびっくり!!そして、触ると「うぁー。冷たーい。」と大はしゃぎでした。「昨日のアイススケートの氷みたい。」と築山を滑る子、滑った跡を見て「シマシマ模様になってる。」と気付く子などそれぞれに楽しんでいました。すると、古森先生が「よく見て見て、霜って小さな粒になってるんだよ。」と教えてくれて見て見ると、子どもたち以上に教師がびっくり、初めて霜の粒をはっきりと見たのです。人工芝の上だからこそここまできれいに小さな粒が残っているのだと得した気分になりました。さらに人工芝を手で撫でてみると氷の結晶がしゃりしゃりしゃりと踊るようにはじいて白い粒が浮き上がってくるのです。

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その後、今度は霜探しが始まりました。「先生!ドームがすごいよ!」「いぬの滑り台も!」と探し回り、登園する子に次から次に「見て見て!!」と大騒ぎになりました。大騒ぎをしていると丸山先生が「こっちに面白いもの見つけたよ。」と呼んでくれみんなで行ってみると、工事の為に解体したプールにかぶせているブルーシートの水たまりに大きな氷ができていたのです。「すっごー!」「おっきい~!」とまたまた大興奮!大騒ぎ!年中、年長児は昨日アイススケートに行っていたこともあり、「アイススケートの所と一緒や!」「アイススケートの氷は白かったけどこれは透明や。」と気付いたことを次々とつぶやいていました。

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今日は霜を知るところから始まり、雪と氷と霜の違いを知り、自然にできる氷に触れ、最後には『しもやけ』の言葉の由来まで少し教えてもらいました。今日の活動で感じた事、学んだことは子ども一人一人それぞれですが、今日の直接体験が小学校・中学校・高校の理科や科学につながるのです。

ちなみに霜について調べてみると『地表面の温度は放射冷却によって冷やされると気温を観測しているよりも低くなります.気温3℃以下の時、地表面の温度は氷点下になっていることが多く霜が降りるという事』らしいです。…で説明するとちょっぴり難しいですが、いつかつながる時が楽しみです。

今日は生活発表会に向けて、座席のくじ引きを行いました。並んでくじを待ってる間ドキドキする様子が見られたり、兄弟が在園している子はどっちが引くか相談したり、お姉ちゃんが下の子に「お母さんが座る席のくじだよ。」と説明したりしていました。3学期に入り、「発表会に向けて頑張るぞー!」と張り切っている子ども達は、今日のくじ引きでお母さん・お父さんの席が決まったことで、より意識が高まってきた様でした。発表会まであと1ヶ月、発表会に向けての活動を楽しみます。

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コメント (「 霜が降りるって何? 」 すみれ組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)

2024年1月16日 火曜日

今日は赤コースの年長・年中児のアイススケートの日でした。昨日、青コースの友達がアイススケートに行ったことを知っている子どもたちは、次は自分たちが行けると聞いて楽しみにしていました。「今日はアイススケートに行く日だ〜!」と、いそいそと部屋で荷物の確認をしていると、年長さんたちが並んで出発しようとしているのが見えました。それを見たりす組のYくんは、大慌てで「先生、アイススケートに行くのまだ?」「早く行きたいな〜!」と出発の時間を首を長くして待っていました。そして、いよいよバスに乗ってイヨテツスポーツセンターに行く時間です。バスに乗っている時間も友達と「まだかな〜?」と楽しみにしながら、アイススケートをするときのお約束もしっかり聞いていました。

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先にイヨテツスポーツセンターに到着した年長さんが大リンクで滑っていると、氷の上を上手に滑る地域のおじさんがいました。その様子を見て、子どもたちは目を輝かせて、「すご〜い!」と口々に言っていました。そのことに気付いたおじさんは、子どもたちのところに来て「頑張って練習してね。」と声をかけてくれました。元気もやる気もいっぱいの年長さん!すぐにコツをつかんで上手に滑っていました。年長さんたちは、リンクの外から見守ってくれている古森先生のところに行ってタッチをしてもらったり、「あのおじさんについていこう!」と先ほど声をかけてくれたおじさんの後ろについて大リンクをぐる〜っと回ったりして時間いっぱい楽しんでいました。

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年中さんたちもスケート靴に履き替えて、準備体操をしました。大半の子どもたちが生まれて初めてのアイススケートです。ハイハイしながら小リンクに入り、インストラクターの方に氷の上での立ち方や注意点を丁寧に教えてもらい練習を始めました。最初は、なかなか立ちあがれなかったり、何度も転んでしまったりする子どももいましたが、何度転んでもめげずに練習をしていくことで次第に転ぶことも少なくなってきて、長い時間立ったままでいられるようになりました。

 

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りす組のEちゃんは、幼稚園を出発するときから滑ることができるかドキドキしていたようでしたが、いざリンクに入ると何度か転びながらもあきらめずに、何度目かの挑戦で立つことができ、満面の笑顔で、「できた〜!!」と近くにいた友達に言っていました。

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そして、年長さんも年中さんも応援してくれる古森先生めがけてリンクの端から端まで「よーいどん!」と滑ったり、ハイハイをしたりして、一生懸命がんばりました。幼稚園に帰ってきてからの給食もあったか〜い豚汁で子どもたちの心も身体もほっかほかになりました。

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「家族で行きたいな〜」と言ったり、「年長さんになって行ったときは、もっとがんばりたい!!」と来年に期待をもつ姿もみられました。アイススケート・ボーリングの割引チケットをおみやげに頂きました。行ける方はご家族でいかがでしょうか。子ども達もそれを期待しているようでした。明日は発表会の座席のくじ引きの日です。子ども達の練習にも力が入ることでしょう。お楽しみに!!

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コメント (「わくわく・ドキドキのアイススケート」 りす組 森岡朋音 はコメントを受け付けていません)

2024年1月12日 金曜日

3学期が始まって1週間が経ち元のリズムに慣れてきた満3歳児達は朝の片付けをしたり「お姉さんパンツに変えてくるね」と着替え袋からパンツを出して排泄に行ったりと少しずつお兄さん、お姉さんになってきています。そんな中でMちゃんは昨日、ブログでもあった鏡開きで聞いたお餅の神様のこと、鏡餅をパッカーンして割ったこと、お芋を食べたこと等たくさんお父さん、お母さんに話したそうで手紙を頂きました。たんぽぽさんなりに楽しかったことや学んだこと等を一生懸命家族に伝えようとしている姿を思い浮かべると自然と笑みが出てきました。

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仮園舎の子ども達は今日は気温も普段より高いこともあり、朝から元気いっぱい園庭で遊んでいました。サッカーは始めは年長児のみでしていましたがいつの間にか異年齢の子達も混ざって「パス、パス」「こっち、こっち」と元気な声が聞こえてきてシュートが決まると皆で「いぇーいと盛り上がっていました。」また、ブランコや犬の滑り台付近では「かーわって」「いいよ!!」と仲良く遊ぶ声が聞こえたり少し体が寒くなったさくら組の子達は犬の滑り台の中へ入って「暖かいね」と顔を見合いながら遊んだりと様々な姿が見られました。

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たんぽぽ組では3学期新しく3名のお友達が入って賑やかになりました。室内で遊んでる子達に「今日は天気が良いから皆でお外へ行こう〜!!」と呼びかけると子ども達も「わぁ〜い」と大喜びしながら玩具を片付けて水分をとると急いで靴を履いていました。戸外では大好きな汽車の遊具で遊んだり、築山へ登ったりと元気いっぱいでした。ペラルックのO君とG君は乗り物に乗ると「あっちへ行こう!!」と言ってウサギ小屋の方まで交代しながら進むと「うさぎさん…」と話しかけていました。また、今日初めてみんなと戸外遊びをしたAちゃん、Nちゃんも2人乗りの乗り物で遊んだり、Yちゃんはブランコをしたりと時間いっぱい遊んでいました。

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沢山遊んだ後は秋に作って干していた干し柿のおやつに舌つづみを打っていました。その後は発表会の説明をした後皆で踊ることになり子ども達も教師の振り付けを見ながら一緒に踊って見ると「𓏸𓏸したい」「𓏸𓏸がいい」と自分のしたい役を選ぶことが出来ました。子ども達と楽しめるように来週から活動していきたいと思います。

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コメント (「体を動かすのって楽しいね!」笹本 慎悟 はコメントを受け付けていません)

2024年1月9日 火曜日

今日は3学期の始園式。冬休み中も預かり保育で登園していた子が大勢いましたが、幼稚園児みんなが集まるのは今年初めてです。2学期の終園式以来お休みだった子どもたちは「先生久しぶり~!!」とタッチをしたり、ぎゅっとしたり、愛情がたっぷり伝わる挨拶をしてくれて、冬休み中の楽しかった話が止まりません。おもちを食べたこと、幼稚園に来たサンタさんがくれたカルタを家族でしたこと、おせちがおいしかったこと、お年玉をもらったこと・・・冬休みの間、普段よりゆっくり家庭で過ごせたことで子どもたちも満足そうで落ち着いた表情をしていました。そして、2カ月ぶりに仮園舎から本園に戻ってきた年長4クラスと、年中2クラスの子どもたちは、登園すると早速戸外に出て、久しぶりの大きな大きなクレーン車が以前よりも大きな荷物をせっせと運ぶのを楽しそうに眺めていました。

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きりん組のCくんは「先生、あれやりたいんよ。か~んって打つやつ!」と言って羽根つきを始めました。「あれ?あれ?!」と何度も打ち損ねるのですが、あきらめずに繰り返し遊んでいました。しばらくすると友達を誘って「一緒にしようや~」と羽根つき合戦を始めていました。

一方では、こま回しに夢中な子がいました。くま組のOくんは紐で回すこまがあっちへ飛び、こっちへ飛び…と中々落ち着いて回ってくれなかったのですが、「あはは~なんか生きてるみたい!どこ行くの~?」と大笑いしながら遊んでいました。紐の巻きつけ方がぐるぐる巻きでおもしろく見えたようでまたまた大笑い。朝から元気に遊ぶ子どもたちの姿を見ながら幸せだなぁと思いました。

 

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始園式は2学期の終園式と同様に本園の会議室で行いました。年長児の手本を前にみんなで園歌を歌って古森先生のお話を聞きました。みんなで「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と挨拶をしました。

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2学期終園式ではあ~んなに上手に座ってお話を聞いていたたんぽぽさんがなんだか今日はざわざわ、きょろきょろ・・・「あらら~?どうしたのかな~?」とあたたかい笑いが起きました。すると古森先生が「たんぽぽさんは3学期が終わったら何になるのかな?」と聞きました。「年少さん!!」、「じゃあたんぽぽさんが年少さんになるなら~?」と聞くと「年中さん!」と一段と大きな声が返ってきました。年中さんには「もうすぐ年長さんになるお友達は、今のうちに年長さんがしていることや、優しくしてくれたことをいっぱい見て教わっておいてね」と声をかけてくれました。年長児は「もうすぐ一年生!」らしく始園式の間もしっかり話を聞いて返事をする姿を見せてくれました。みんな3学期はお兄さんお姉さんになる練習の時です。あっという間の3学期だけど、みんなで仲良く、力を合わせて、いっぱい楽しいことをしようね、と約束しました。

 

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また十二支の話もしてくれました。今年は辰年です。十二支の内、辰だけが実在しない空想の生物です。きっと昔の人は雷を見て辰(龍)を思い浮かべたのでしょうか?おもしろいね~とみんなで話しました。そして始まったのが「〇〇年はだ~れだ?!」のコーナー♪古森先生が「ねずみ年の人~?」「丑年の人~?」と順に聞いていってくれて、該当する先生が「は~い!」と手を挙げます。すると「〇〇年は~~だから、こういうところがいいんだって!」と教えてくれて「へぇ~!!」とみんなで顔を見合わせて「おもしろ~い」と笑うコーナーです。年長児なんかはよく話を理解していたのですが、主に大人が楽しい時間でした。(笑)辰年の教師は今年幼稚園には誰もいなかったのですが、私個人的には自分の干支がもうすぐそこまで迫ってきていることに驚きました。年女までカウントダウンが始まっていることに気付いた始園式でした。何年かは内緒です。

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最後に元旦に突如襲ってきた能登半島地震についてお話をしてくださいました。私たちの住む愛媛県から遠い石川県や新潟県では大きな地震が起きて、今も体育館などの避難所で多くの人が寒さを凌いで頑張っていること、今は他の所に住んでいる人は助けに行きたくても人命救助優先のため助けにも行けないこと。今みんなにできることはニュースを見て「がんばれ」って応援して、祈ってあげることだよ、と教わりました。年長児は神妙な面持ちで話を聞いていました。部屋に帰ってくま組では、地震の話になりました。古森先生の話を聞いて、今実際に同年代の子どもたちがお家に帰れていないことや、帰る家がなくなったこと、幼稚園や小学校にも行けない、家族を失った子が大勢いるかもしれないと自分の身に置き換えて話を聞いていた子がたくさんいたことに驚きました。心の中で「がんばれ」って思う事って大事だよね、と子どもたちと話しました。2学期の終園式で「1月9日にまた元気で会いましょう」と言った約束通り、笑顔で子どもたちと会えることが何と幸せなことか思い知らされます。地震によってお亡くなりになられた方々へ謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。一日でも早く子どもから大人まで安心した生活が戻りますようにと祈るばかりです。

古森先生の話にもあったように3学期は楽しいことがいっぱいです。一日一日を大切に、子どもたちが明るく楽しく元気に園生活を満喫できるような環境を準備してまいります。どうか今年もよろしくお願いいたします。

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コメント (あけましておめでとう。3学期始園式。 くま組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)