幼稚園の日記(ブログ)

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2025年4月17日 木曜日

さんさんランドにもこいのぼりが泳ぎました。

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さて、昨日『楽しいことを教えてあげる会』で楽しいことを教えてもらった年少児やプレ年少児達は、早速今日は昨日したお引越しゲームをしたり、玉入れを楽しんだりしていました。お引越しゲームでは自分達で家を作ったのが楽しかったようで、歌に合わせてお家を作って遊んでいました。

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そして、今日は年少児で大根を収穫しに駐車場の畑に出かけました。距離にして約30メートルされど30メートル!!年少児は色んな所に興味がいっぱい!目標は駐車場の畑なのですが、4号車バスが停まっていると運転手の山本さんに手を振り、花壇の花に見とれ、道路を歩く虫を見つけると急停止、予想はしていた事ですが、真っすぐ並んで歩くことができません。「去年の今の時期もそうだったな。」と思い出しながら、これからさんさんらんどやポンタ農園などたくさん歩けるチャンスを作ろうと思いました。

そして、いよいよ大根の収穫です。ここ2日、年長・年中さんが収穫した大根を分けて食べていた子ども達は、大根の収穫に行くことを聞くと大喜び!!…ですが、大根と言っても大根とは何なのかと頭をかしげる子どももいました。大根を植えている畑に着き、「大根はどれでしょう?」と聞くと、すかさずHちゃんが「見つけた!」と言って土から頭を出した大根を指差しました。するとみんな一斉に「あった!」と大根発見!!年少は収穫することが一番の食育です。早速、代表数名で大根を引っ張るのですがなかなか抜けません。力自慢を募集すると沢山の手が上がり、力を合わせて抜きました。抜けた時は大盛り上がりで、子ども達が前へ前へ押し寄せていました。

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ちなみに私は年少の保育で以前、園長から指導されたことがあります。野菜に興味を持ってほしくて葉っぱや花を見に行き、教師の持つ知識を話していると、園長から「年少さんは実った野菜を実際に見たり収穫したりしないと分からないよ。」と。まさにその通りで今日は大きくて重たい大根を収穫したことで、大根を知ることができました。大根が好きになった子どももいます。自分達で収穫した大根はやはり特別のようで、昨日は大根が食べられなかった子も、今日は美味しいと食べていました。そして、昨日までは大根の葉っぱと分からず食べていた緑の野菜のお浸しが「これ、さっきとれた大根の葉っぱよね!私は葉っぱが好き!」とちょっぴり甘く味付けした『大根葉』を嬉しそうに食べていました。三葉幼稚園では沢山の野菜や果物を育てています。今後も自分達で育てて、収穫して、そして、子ども向けに調理して、食育を実践していきます。楽しみにしていてください。

 

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コメント (「大きくて!重たい!大根収穫!!」 ひまわり組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)

2025年4月16日 水曜日

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今朝早く登園した子が園庭に出て空を見上げて何やら楽しそうに飛び跳ねていました。今日は「年少さんに楽しいことを教えてあげる会」という名の園内なかよし会です。子ども達が少しでも喜んでくれるようにと先生たちがこいのぼりを出してくれたのです。昨日の手話でこいのぼりの歌を習った年長の子は小さな手をぱたぱたと動かして悠々と泳ぐこいのぼりを見ながら手話で歌っていました。年中のYちゃんは靴を履いて園庭に出るなり「やった!やった!やった!!」と空を見上げて転びそうになりながら飛び跳ねて喜んでいました。

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歌の通り、屋根より高いこいのぼりにみんな大興奮。三葉幼稚園の屋根は、それはそれはたか~いので、男の先生たちがいろんなところによじ登ってみんなのために!!と張り切ってつけてくれました。

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先週から年長の女の子たちの何人かが登園するなり自分の所持品の始末を終えると玄関に飛んでいき、年少やプレ年少の子たちの靴を脱いだり、お部屋に行ったりするお手伝いを進んでやってくれています。「わたしもお手伝いしてあげていい?」と毎日のようにお手伝いチームに新メンバーが増え、とても頼もしく、微笑ましく思っています。そして実際頼りになります。進級したばかりですがいろんなところで活躍しています。しかし、お手伝いチームは女の子が多いのを見て河野先生は「なんとか男の子たちにも活躍の場を!!」と考えていたそうです。今朝、会の準備をするために人工芝を出したり、お日様にあてたりするのに男の子たちを集めてくれました。「おとこチーム頑張るぞ!」とまずは人工芝を引っ張ってきました。人工芝を台車に乗せるのも一苦労です。誰かが「重た~い!!」と言うと協力の手がすっと伸びてきてあっという間にいろんなことを子どもだけで成し遂げていきます。天日干しをしたい人工芝を伸ばす先に、台車があるのに気づくとSくんは何も言わずに、当たり前のようにさっと台車をよけて何事もなかったかのようにまた芝を伸ばし始めました。よく気が付くな~と感心するやら驚くやら、朝から年長さんたちの働きっぷりには感動しました。

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人工芝を伸ばす子の裏でAくんが「先生もう台車いらんよね?片付けよか?」とがらがら押して歩いていくとそれを追いかけてYくんが「オーライ、オーライ!」と合図を出していました。

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お手伝いの仕方にもみんな性格が出ていて、面白いよねと教師たちで話していました。手も膝も砂にまみれながらする子、全体を見て指示を出す子、メインでやってることの裏で動く子、三葉っ子にとって準備は楽しいことのはじまりです。幼稚園は小さな子どもたちの社会なのです。それぞれの役割をその子らしくする、何百人のいろんな刺激を受けてまた得意なことを活かして遊んでいる、だから三葉幼稚園は面白いんだなぁと私は思っています。

 

らいおん組のIくんはお家から大好きなキャラクターの折り紙を細く切ったもので輪飾りを作ってきてくれました。きっと大切な折り紙だっただろうけど、年少さんのためにと作って来てくれたその気持ちがかわいいし嬉しいね、と教師たちで話しました。くま組のMくんはみんなで作った輪飾りがかわいく飾られているか前からも後ろからもチェックして「OK!いいよ!」と声をかけていました。年少さんのためにせっせとみんなよく働きます。ブルーシートを広げるとぞう組のRちゃんは「シート飛ぶけんね。」と植木鉢を四隅に置いて飛ばないようにする等、自然の中でたっぷり遊んでいるからこそ、科学的なその行動が出てくるんだろうと若い先生は感心していました。遊びの中でいろんなことを考えて身に着けている証拠です。

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今日の楽しいことを教えてあげる会は年長主導で進めていきました。手遊びチームと司会進行チームに分かれてみんな何か一つ、役割をもって参加しました。

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古森先生が年長児が目立つようにと台を出してくれました。頼られるほど、任されるほど、応援されるほど力が湧いてくる年長の子どもたち。マイクの声も弾みます。

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踊りはアブラハムの子、カラダ★ダンダン。手遊びは、年少さんが好きな「わにの家族」「ぱんだうさぎこあら」「アンパンマン」をしました。年長児がお面を作ってお部屋で自主練していた手遊び、小さい子が喜んで一緒にしてくれるので年長児もほっとしていました。これは余談ですが降園前に澤近先生がバスに乗るたんぽぽ組のHくんに「おいでおいで~」と声をかけるとHくんが小さな声で「ぱんだ」と言って、澤近先生は???となったそうです。また「おいでおいで~」と声をかけると「ぱんだ」とぽつり。そこで気が付いた澤近先生。手遊びのぱんだうさぎこあらが楽しかったHくんは先生の「おいで」に反応して一人で手遊び歌を歌っていたのです。あまりのかわいいエピソードに放課後教師たちは悶えました。(笑)

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お引越しゲームは教師が想定していたよりとても上手にできて驚きました。去年の年少の先生たちは、年中さんが3月にした時よりも上手に丸になって、上手にお引越しできていたと大喜びで話していました。親ばかならぬ先生ばかです(笑)年少さんもたんぽぽ組でしていた子が多かったからか、スムーズに動いて踊る余裕まであるので驚きました。新入園の子も、周りを見て楽しそうにぴょんぴょん飛び跳ねていて担任教師たちは嬉しそうでした。

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また今日は小さなたんぽぽ組さんも参加しました。年長に手をつないでもらいゆっくりお引越し。くま組のSくんは腰をかがめて目線を合わせ指をさしながら「どこのお家に行きたい?あっちのお家?」と声をかけていました。優しくてかっこいいその姿に見ていた教師はキュン!!「か~わ~い~い!!」と大絶賛でした。入園式や始園式から一週間も経っていないのに年長さんからたんぽぽさんまでみんな幸先が良すぎます。

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玉入れでは、年長児は玉の種類が違うと玉泥棒が出たり、それを「だめ~!」と追い払うために玉を投げて、手持ちの玉が余計に減るなんともおちゃめなエピソードがあったり、同点だった年中ひつじ、ぱんだは、カゴな背比べをしてちょっと低かったひつじ組がマイナス1点されたり、年少の先生たちはかごの高さをそろえるために足がぷるぷる限界を迎えるなど大人も子どもも大笑いでした。

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今日はぽかぽかと暖かく、たっぷり遊んで喉が渇いたのでみんなでくま組のBくんの音頭に合わせて乾杯!古森先生が頼んでくれたジュースをごくごく飲みました。みんなこれからも仲良く遊ぼうね♪

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今日は家庭弁当の日でした。お弁当を食べているときに年中さんが収穫してクッキングしてくれた大根のおすそわけが来ました。今日は「そのまんま大根」「お塩の大根」「酢味噌和えの大根」の3種類でした。私自身子どもの頃酢味噌が苦手だったので「みんな食べれるかな?酢味噌、大人の味よ」と言うと、大根の甘さも相まって「おいしいおいしい!」とみんなぱくぱく大根を食べていました。くま組のSくんは「S、大人の味が一番好きかも」と言っておかわり分の酢味噌大根が全部売れてしまうと残念そうに「えぇ~!」と言うので笑ってしまいました。大根が食べたくって残念がる幼稚園児は全国探しても三葉っ子だけだと思います。自然の恵みにも感謝です。

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初めてのお弁当に新入園児の年少さんは大喜びでした。いちごが大好きなRくんはバスを降りるなり「おいしかったありがとう」とお弁当のお礼をお母さんに伝えていました。かわいい場面を見られてわたしも嬉しかったです。始まったばかりの新生活ですが、いろんなところで三葉っ子らしい、元気で明るい、楽しい姿が見られます。今年一年、たくさんの楽しいこと、面白いこと、不思議なこと、驚くこと…子どもたちがいろんな気持ち、表情になれるよう教師一同頑張ります!

 

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コメント (楽しいことを教えてあげる会~園内なかよし会~  くま組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2025年4月14日 月曜日

先週の木曜日に入園式を終え今日から通常保育が始まりました。お休み明けという事もあり泣いて登園する子も数人いましたが年長組と同じフロアのちゅうりっぷ組さんは年長のお兄さん・お姉さんが優しく声をかけてくれたりたんぽぽ組からの友達が楽しそうに遊んでいる姿を見たりしてすぐにままごとやお絵描きなど自分で好きな遊びを見つけて楽しく過ごせるようになりました。

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2階のお部屋の窓から戸外遊びを楽しんでいる年長・年中児を見ると「遊びたい!!」と言ってきたので予定より少し早めにお片付けをしました。「お外に行く前にはトイレに行こうね」と言ってみんなでトイレの使い方について話しました。これまでトイレには行っていましたが年度初めという事で改めてトイレ指導をしたところ「転けたらいかんけん走ったらダメ!!」などとちょっぴり先輩のたんぽぽ組さんだった進級児からトイレの使い方について次々と言葉が出てきました。戸外ではジャングルジムや滑り台での遊び方について話すとしっかり聞くことができていました。順番を守ること、みんなの道具を大切に使う事など遊びを通して集団の中でみんなが楽しく安全に過ごせるように私達教師も意識し援助したり見守ったりしていきたいと思います。

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今日から通常保育開始でちゅうりっぷ組での初めての給食日でした。進級児や預かり保育を利用している子が多く「自分で出来る!!」と言ってカバンからおはしセット等を出すと、ナフキンを広げてサッサッと準備をし始めました。水筒からコップに自分でお茶をこぼさないように入れる子もいて、こんな事もできるんだと感心しました。準備に時間がかかるだろうと早くから昼食準備を始めていたのに、あっという間に準備ができ、11時半過ぎには「いただきます!!」で食べ始めました。おいしそうにからあげを頬張り、「納豆好き」とおかわりしたりと、みんなおいしそうに食べ、歯みがきや片付けも自分でしていました。入園式でも子ども達の立派な姿に感心しましたが、今日の子ども達の表情や姿を見て、一人ひとりが自立し始め沢山の事を学んでいく大切な幼児期を共に楽しみ共感し合いながら全力で応援していこうと改めて感じました。

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進級したばかりの年長児は当たり前のように登園してきた年少児やプレ年少児の手を引いて靴箱やお部屋に連れて行っていました。そして、それが終わると駐車場のスナップエンドウを収穫しに行きました。駐車場に着くとたくさんエンドウができていました。そして、スナップエンドウの花が白色だったりどの豆も2つ連なって兄弟のようになっていることを教えてもらいました。収穫する時も「これも2つある」と確認しながら大きい豆を収穫していきました。収穫してふと見るとスナップエンドウの隣に植えてある大根の葉っぱがとても大きく育っていました。それを見た子ども達が「大根も取ってもいいですか?」と園長に聞くと「いいよ!」と言ってもらってみんなで力を合わせて大きなカブのように「ウントコショ!」と抜きました。すると、土から出てきた大根はとっても太く子ども達からも「お〜!」と歓声があがりました。大根を抜いた場所はそのまま綺麗な穴があいていてT君は「おー!すごい!」と興味津々にのぞきこんでいました。

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収穫できると部屋に帰ってクッキングタイムです。大きな大根を目の前で古森先生が切ってくれました。真剣な表情で見ていた子ども達。味見といって一口古森先生がパクッと食べました。「あーダメ!」「ずるい〜!」「食べたい!」と子ども達は必死に止めていました。逆に古森先生から「食べたい?」と聞かれると「食べたい!」ととっても可愛い顔でお願いをしていました。Y君は「大根は苦いよ」と食べる前は言っていました。しかし、採れたてのとてもみずみずしい大根を一口食べてみると、にがみはなく甘い味が口いっぱいに広がりました。「苦くない!」とポリポリと全部食べていました。どの子も「美味しい!」「甘い!」と言って残すことなく味わっていました。生大根の味見をした後古森先生が塩とお酢で2種類の味付けをしてくれました。「お酢!」「塩!」と何の味付けか子ども達もわかっていて「早く食べたい!」と出来上がるのを楽しみにしていました。味付けをした大根を自分達で年少や年中の部屋にも届けました。味付けをした2種類の大根は給食の時に食べました。「こっちが塩でこっちがお酢!」と味比べをしている子もいました。大根を味わっているとゆでたてのスナップエンドウが届きました。ゆでる前のエンドウと、ゆでた後のエンドウは色が変わることを教えてもらっていたので、ゆでる前と、ゆでた後の2つを実際に並べてみました。すると、ゆでた後のスナップエンドウの方がとっても鮮やかな緑色でした。子ども達も「本当だ!ゆでだ後の方がきれい!』と、色の違いにしっかりと気付いていました。スナップエンドウもおいしいと言ってどの子もパクッ!と、食べていました。そして今日は、もうひとつおいしいものが届きました。収穫した大根の葉っぱを調理師さんが美味しく煮てくれていました。S君は、大根葉を見ると「うわ〜美味しそう!!」と笑顔で言いました。そして、ご飯の上にのせてもらうとすぐにパクッと口の中に入れ「めっちゃ美味し!!」ともぐもぐ食べていました。

どの子も残すことなく「おいしいー!」と完食していました。自分達で収穫した新鮮な野菜を目の前で調理してもらうとどの子も大喜びで食べていました。そんな楽しい1日を経験したR君は「年長サイコー!」ととっても笑顔で話していました。

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まだ新年度が始まったばかりですがさっそく楽しい1日を過ごすことができました。これからまだまだ楽しいことが沢山待っています。私も子ども達といっぱい楽しみたいと思います。

 

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コメント (「自分で出来るよ!!」~いっぱい遊んでいっぱい食べたよ♪〜 ちゅうりっぷ組 須賀 真由美 はコメントを受け付けていません)

2025年4月11日 金曜日

始園式で古森先生から「小さい子が困っていたら、教えて、助けてあげてね!お願いします。」「任せてください!」と頼まれていた年中、年長児たちは、今朝、年少児やたんぽぽ組の子どもたちが登園してくるのを待ち構えていました。そして小さい組さんがお母さんに手を引かれて登園してくると、くま組のKちゃんは「大丈夫?靴箱分かる?」と優しく声をかけて連れて行ってあげていました。特にちゅうりっぷ組は年長組と同じフロアなので泣いている子を見かけると、すぐに駆け寄っていっていました。教師と一緒にいても泣き止まなかったちゅうりっぷ組のCちゃんは、年長児と遊び始めた途端ぴたっと泣き止み、笑顔になっていました。

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友達のような先生のような頼りになる年長さんです。みんなが登園してくると、年長児は学年で集まり第1回子ども会議をしました。

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議題は新しく入園して来た年少さんたちを迎える「園内なかよし会」についてです。「年少さんはどんなことをしたら楽しめるかな?」とみんなで考えていると、「去年した楽しいことを思い出す会は?」「まだ、みんなとの思い出がないからね」「うーん、どうしようか、、」と話していると、「あ!楽しいこと教えてあげたらいいんだ!」と言って、「幼稚園が楽しいことを教えてあげる会」になりました。会の名前が決まったので、さっそく何をするのかを考えます。「お菓子食べたいよね」「でもみんなでお弁当食べるから、年少さんお腹いっぱいになっちゃうね」「おにごっこ」「だるまさんがころんだ」「年少さんが危なくなくて、一緒にできるものは何があるかな」等々子どもたちが考えたことを思い思いに発言して話し合っていました。手遊びは何がいいか考えていると、放送で「ぱんだうさぎこあら」の歌が聞こえてきました。すると、らいおん組のYくんが「これいいじゃん!」と言いました。教師たちも「いいね!」と賛成で決まりです。そして、最後に決まったことを古森先生に報告して、「いかがでしょうか」と聞くと、「幼稚園が楽しいことを教えてあげる会があることを年少さんに教えてあげないといけないけど、小さい子は文字が読めないからみんなで読んであげないとね!」とアドバイスをもらうと「今からする??」「もうする?」とすぐにやる気満々の子どもたちです。

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放課後、学童の先生が竹やぶで頭を出していたたけのこを持って来てくれました。

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古森先生が子どもたちにたけのこのクイズを出してくれました。楽しく答えていた子どもたちですが、預かりの子しか知らないから「紙に書いてみんなに教えてあげよう!」と自分たちでもクイズを作りました。

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テラスのところにあるから見てね!

たけのこの親の笹をS先生が持ってきてくれると、古森先生がその笹にこいのぼりを1つ付けてくれました。

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それを見た子どもたちは目を輝かせて、「私も!」「僕も!」と作り始めました。クレヨンで色を塗り込んだり、ハサミで切って模様をつけたり、沢山のこいのぼりが出来ました。

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「こいのぼりに願いを書いたら空高くのぼっていくから願いも叶うかもしれないね」とまた、楽しいことを教えてくれました。

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子どもたちの願いがこもった笹飾りこいのぼりが5月まで気持ちよくおよぐこととなりました。3本の小さなたけのこから広がった笹の葉こいのぼりは七夕様の笹飾りに代わって子どもたちを見守り応援してくれることとなりました。

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コメント (「これからよろしくね♪」らいおん組 中村真衣 はコメントを受け付けていません)

2025年3月29日 土曜日

あと数日でプレ年少に進級する子どもが多いれもん組です。昨年からの1年間の園生活の中で、どんどん成長し遊び方もどんどん変化してきました。

大型積み木を出すと取り合いばかりしていた子達が、一緒に何かを作ることを楽しむようになり、積み木を横に並べて座ったり、ぐらぐらと不安定な積み木の上を歩いて渡ったりしていた遊びは、積み木をコンロに見立てて料理を開始!「じゅーじゅー」「ちょっとまってくださいね〜」「はい、できましたよ!」とレストランを開店してごっこ遊びに変わってきました。しかし、みんなで料理を作って、みんなでお客さんをする姿には幼く、まだまだひよこ組だなとほっこりさせられます。また、積み木を積み上げている子どもたちも手が届かなくなってくると、積み上げた積み木の横に積み木を置き、その上に立ってさらに高く積み上げるなど知恵を使って遊ぶ姿も見られるようになりました。PXL_20250325_003021142
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テラスのブランコでは順番待ちをする子ども達の姿が見られます。以前は「か〜わって〜!」と交渉し交代してもらえず「せんせ、〇〇ちゃんが代わってくれん。」と助けを求めてきていた子が多かったのですが、最近では、自分達で手を叩きながら「い~ち、に〜い、さ〜ん···」と10まで数え「か〜わって〜!」と呼びかけ、ブランコに乗っている子も10数えて「代わって」と言われると、すっと降りて順番を代わる事ができるようになっているのです。日々の繰り返しの中で、自分達だけで数をかぞえられるようになったこと、友達と譲り合えるようになったことなど、1日1日、1つ2つと遊びの中で知恵を貯え、行動していく姿に成長を感じるのです。

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他にもおしゃべりが上達したり、指先が器用になったりと子ども達の成長は著しく生活も豊かになっています。4月からは1段階大きくなりプレ年少たんぽぽ組に進級する子ども達。クラスは変わっても、仲良くな助あって一回りも二回りも大きく成長したお兄さんお姉さんになる姿を私達も楽しみに応援しています!

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れもん組さん、新しいクラスでも頑張ってね!お部屋からみんなのこと見ているからね♪

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コメント (たくさん遊んだよ! ひよこ れもん組 青木千雅 はコメントを受け付けていません)

2025年3月26日 水曜日

職員一同、楽しみにしていた卒業おめでとう会の日がやってきました。遊ぎ場に集まった子ども達はちょっぴり恥ずかしそうにしながら久しぶりに会った先生や友達と挨拶を交わしていました。幼稚園に移動し、年長の時のクラスに並ぶと、「あっ!○○君や」等と思い出し、またそこでも会話が広がっていました。今日は2学年で118人の卒園児が「おかえり~!」「ただいま~!」と帰ってきてくれ園庭に集まりました。幼稚園児が集まると広く感じる園庭が、新中学1年、2年生118人が集まると狭く感じ、園長が思わず「満員電車みたいだね。大きくなったね!」と笑っていました。

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みんなが集まって写真を撮るのも、幼稚園の時と違って速い!それだけで感動する教師たち!片付けも自分たちで率先してやってくれる卒園児たちにまた感動の教師たちでした。

 

その後は、クラス対抗のドッジボール大会を行いました。各学年コース別に4チームに分かれトーナメント形式の大会です。最初は照れがありましたが、だんだんと力が入ってきます。最後はトーナメントで一番になった中学2年生のらいおん組・ぞう組と先生たちで対決です。やる気いっぱい、負ける気なしの先生たちでしたが結果は明らかな実力差の完敗でした。「幼稚園の時には勝てたのに~!」と悔しがっている先生たちでしたが、なんだか嬉しそうでした。

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ドッジボールを楽しんだ後は、ホールに集まって近況報告ならびに中学校で頑張りたいことの発表をしました。「野球を頑張っています。」「バスケットを頑張ります。」とスポーツを頑張りたい子、「勉強とスポーツを両立します。」という子、「英語を頑張りたいです。」という子、中には「友達を作りたい。」と目をキラキラさせながら発表してくれました。今年度は特別に平成30年と平成29年度の卒園生が集まったことで、先輩の三葉っ子が「○○中学校です。」というと「○○中学校やって、一緒や!」と喜ぶ姿も見られました。ちなみに発表の途中でサプライズ!ステージの幕が開くとお菓子やジュースが準備されていて「お~!!」と歓声が!!そんなところは幼稚園の時と変わっていなくてかわいく思いました。

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みんなの発表を聞いた後、最後に古森先生が大事な時期を生きる中学生に話しをしてくれました。「今みんなは、親の事が嫌だと思ったり、大人がばかに見えたりする時期じゃないかな。けど大人も今まで頑張って生きてきて今のみんながあるんだよ。時にはみんなが負けてあげることもありなんじゃないかな。それとね、みんな頑張りたいことを話してくれたけど頑張ることを2つ決めておくといいよ。1つだけだと絶対頑張らないといけなくなっちゃうけど、2つあればどちらか頑張ればいいじゃない。古森先生もそうしてきて、今は幼稚園の先生で頑張れているんだよ。」と古森先生が話すのを素敵なまなざしで聴く三葉っ子を見て、頼もしくこれからが楽しみになりました。

 

会が終わって、帰り際にRちゃんとIちゃんに「おめでとう会楽しかった?」と聞くと「めっちゃ楽しかったです!勉強頑張れます!」と言ってれまた感動!!今日は卒業生の背中を押す会でしたが、それ以上に教師の背中を押してもらったように思います。最近、三葉幼稚園に卒園児たちがふらっと顔を出しにきてくれます。これからも卒園児が戻ってきたいと思える園であり続けられるよう教職員一同頑張っていきますので、いつでも「ただいま~!」と帰ってきてください。

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2025年3月22日 土曜日

みかん組の子どもたちは4月からプレ年少さん(たんぽぽ)に進級する子が多くいて、その子たちは進級に向けて自分でできることは自分でしようと練習しています。入園したばかりは給食セットの巾着やスプーン・フォークセットが開けられなかったり靴の履き方が分からず保育教諭と一緒にしていました。しかし、日々の積み重ねで保育教諭の手を借りず、自分で給食の準備をしたりスプーン・フォークセットを開けたりすることができるようになってきました。また、エプロンを付けて食事をしたり手づかみで食べたりしていたみかん組さんですが、今ではエプロンを付けずに食事をしたりスプーン・フォークを使って食事をしたりしています。食べることが大好きでおかわりもしている子どもたちです。

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この日は、天候に恵まれていたので園庭で遊びました。自分の靴を取って、マジックテープを上手に剥がしながら1人で履ける子たちが増えてきています。それぞれ履き方には個人差がありますが、立って履いたり、座って履いたり中には左右反対に履いて、満足そうにしている子など自分たちでやり遂げようとしています。

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外に出て夢中で遊んでいると…もうお部屋に帰る時間!!ちょうどたんぽぽさんも遊んでいたのでたんぽぽさんに「おてて繋いでテラスまで連れてて行ってほしいな〜」とお願いをすると目を輝かせて、手を繋いでテラスまで連れて行ってくれました。「ありがとうね」とお礼を言うと嬉しそうなたんぽぽさんでした。元ひよこ組だった子どもたちも普段の関わりの中では、恥ずかしそうにしているのにお願い事をするとすっかりお兄さん・お姉さんになっている姿に嬉しくなりました。1年間、ピンク帽子が似合っていた子どもたちも4月からクリーム色の帽子になってしまいます。少し淋しいですが、たんぽぽさんみたいに優しいお兄さん・お姉さんになってほしいなと思いました。

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