幼稚園の日記(ブログ)

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2021年1月14日 木曜日

今日は、先週の寒さが嘘のように暖かい1日となりました。

戸外では、友達と縄跳びをしたり正月遊びを楽しんだりしていました。年中・年長のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちがこままわしや羽根つきなどをしている姿を見ていた年少の子どもたちもいつの間にか交じって遊んでいました。ひまわり組のKくんとJくんたちも羽子板と羽根を持ってつき始めました。最初は羽根が板になかなかあたらず苦戦していた2人でしたが、何度もしているうちにあたるようになっていました。空高く羽根を飛ばすことができたKくんとJくんはとても嬉しそうでした。

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また、テラスではいろいろなクラスの子ども達が交じって凧を作っていました。すると、すみれ組のSちゃんとRちゃんも「作りたいな~!」と言って、広告やひもを使って凧を作り始めました。SちゃんとRちゃんは、自分だけの凧が完成すると園庭に駆け出して、飛ばしていました。季節や行事ならではの伝承遊びに親しみを持って関わっていけるようにしていきたいと思います。

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戸外遊びが終わってから、すみれ組はシール帳折り紙で「こま」を作りました。戸外の遊びでなじみのある「こま」ということで子どもたちもイメージしやすく様々な色のこまができあがっていました。作り方が分からず困っている子には、友達が「こうやってするんよ。」と教えてあげていました。友達同士の関わり・助けあいもだんだん増えてきて、子どもたちの成長を感じ嬉しくなりました。感染症の予防に気をつけながら、子どもたちとたくさん遊んでいきたいと思います。

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※お願い

幼稚園では毎日体温を計って登園して頂くこと、体調のよくない子やコロナの感染が不安な子はお休みさせること、咳の出ている子は必ずマスクを着用することなどをお願いしております。保育園児や幼稚園児は、感染しにくく、かかっても軽症であること又、運動量が多い子はマスクをすることで息苦しくなることなどの理由で健康な幼児にはマスクをさせてもそのような時ははずさせて、呼吸を保つことが必要です。そのような理由で、必要に応じて着用を保護者に判断して頂いております。

厚生省や学校指導関係機関からの指導に基づいて、マスクの使い分け、又消毒、換気、オゾン機による室内消毒等十分注意しながら、お子さんを預からせて頂いております。医療従事者の方々のご苦労を考えると支える立場の私達もしっかり正しい知識を持って判断を間違えないよう気を付けて保育にあたっています。

どうぞご理解ご協力をお願い致します。

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2020年11月27日 金曜日

朝から園庭では、登園してきた子どもたちがフラフープを使っていろ鬼やままごとなどをして思い思いに遊んでいました。ビックボスの横では、うさぎ組のYくん、Nくん、Kくんが何かを始めました。何が始まるのか見ていると、3人は砂場から子ども用のくわやスコップなど砂場セットを持ってきて、線を描いていきました。すると、その何本もできた線が畑に見えてきたようで、器に入れた砂を「種をまこう~」と歌いながらまいていました。「この畑に何ができるの?」と聞くと、3人は「おいもと玉ねぎとにんじんができるよ。」と言いました。そして種をまき終えると水を運んできてかけていました。4月から、いちごやお花に水やりをしていたことでこれまでの経験が生かされているなと思いました。

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年長さんのお店やさんでは、子どもたちが椿号に図書の本を借りに行っている間に事件が起こっていました。実はお店を開きっぱなしでみんなで出かけてしまっていたので、お店に泥棒が入っていたのです。本を借りて戻ってきた年長さんたちは大慌てです。お店の戸締りをせずに行ってしまったことを反省しつつ、泥棒さんを見つけて何とか商品を返してもらいました。古森先生から「11時にオープンできる?」と声を掛けてもらった年長さんたちは準備を進めていきました。オープンの時間が近づいてくると、放送を聞いた年中・年少児達が外にでてきて人気のお店の前には行列ができました。すると手作りの消毒を持った年長さんがお客さん一人ひとりにアルコール消毒をしていました。「いらっしゃいませ~」「今日の夜ごはんにどうですか。」などと声を掛けながら、年長さんのお店で店員さんが呼び込みます。アイスやさんに行っていたすみれ組のMちゃんは、品物を買うときにバックの中からお金が取れなくて困っていました。その様子を見ていた年長さんが取ってあげようとすると、ぞう組のRちゃんが「自分で取れるから」と言ってMちゃんが自分の力でお金が払えるまで待ってくれていました。自分でお金を払うことができたすみれ組のMちゃんは、とても嬉しそうにしていました。どの学年の子どもたちも笑顔で買い物を楽しむことができました。子ども同士で刺激し合い、園や家庭での経験を生かしながらお店やさんごっこを楽しんでいる様子を見ていると、「さすが、三葉幼稚園の子どもたちだな~」と思いました。これからも子どもたちの気付き、経験を大切にしながら保育をしていきたいです。

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★三葉商店街のエピソード紹介(年長組)★

レストランでは昨日、新商品としてぎょうざがメニューに追加されました。しかし、開店後、別の店ではあれだけ行列ができていたのになかなかぎょうざの注文がきません。疑問に思ったM君が考えていましたが「あっ!メニュー表にぎょうざがのっていない。」とビックリ事実が判明しました。その後メニューにのせたものの、出遅れてぎょうざだけがたくさんあまってしまいました。どうにか売ろうと考えたM君とI君は「そうだ!」と荷台付き三輪車の後にぎょうざを積んで移動販売を始めたのです。今時のウーバーイーツ!?行動力に感心させられました。

また回転寿司みつばずしにも困ったことが!!他のお店では泥ぼうに入られたことが話題になり大騒ぎのなか、「寿司はとられてないぞ!」ホット胸をなでおろしたものの、気が付きました。「寿司は人気がないかな。」とオープン前から、お客さんがこないのではないかと心配になってきました。案の定、オープン後、お客さんがきてくれません。教師の間では原因は明白!!立地条件の悪さです。そこに園長の助けが入りました。「すし屋さんにはどこから行けばいいですか?」と放送され「あっ!」と気づきました。あわてて、看板を作り、宣伝しに回り始めました。すると、一気に行列が!そして、活気あるお寿司屋さんになりました。隠れた名店「みつばずし!!」は種類も多く回転してくるお寿司をはしでとる仕組になっています。

また、八百屋さんでは子どもたちが「おでんに大根どうですか?」「トマト食べると元気になるよ!」と自分たちで商品の宣伝をしていました。すると、さつまいもコーナーで「焼き芋にどうですか?」を「焼き芋あります!」と言ってしまったYちゃん。どうするのかと様子を伺っていると、「あちちっ!!」とさつまいもを焼き芋に変身させたのです。ちょっぴりかわいいハプニングがあったさつまいもは、ホカホカのできたて焼き芋に変わり大人気商品となりました。どんなことにも臨機応変に対応できるみつばっ子の力に驚かされ、心もポッとあたたかくなりました。

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今日の給食は、きのこごはん・ちくわの磯辺揚げ・けんちん汁・野菜のとさずあえ・紅まどんなです。

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2020年10月28日 水曜日

今日は、朝は寒く感じましたが天気もよくたくさん遊ぶにはぴったりの1日になりました。朝から木工あそびのコーナーには子どもたちが大勢集まっていました。りす組のSくんは、キャリーに入ったたくさんの木材の中から一方が溝で、もう一方がでっぱっている物を見つけると木と木を組み合わせていました。でっぱり部分が溝にはまることに気付いたSくんは何枚もつないでいました。すると、組んでいった木材はSくんの身長をこえていて、背伸びしながら支えているSくんの表情も誇らし気でした。その様子を見て、年少組担任の私は「さすが年中さんだな。」と思いました。今朝、園庭には昨日赤コースの年中・年長さんが掘ってきたさつまいもが干してありました。それを見た年少さんは、「おいも大きいね!」と驚いていました。また、今日さつまいもを掘りに行くことになっている青コースの子ども達はままごとコーナーに出ていたさつまいもの茎を使って、ネックレスとブレスレットを作ってました。「今日はさつまいもを掘りに行くんよ!」と言いながら作ったものを見せてくれました。

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年少組は戸外でたくさん遊んだあと、「駐車場に小さな赤ちゃんいもがある」と聞いてたんぽぽさんと駐車場に見に行きました。行ってみると、駐車場の畑のさつまいものつるには細い根っこと小さないもがついていました。かわいらしいいもを見て、「小さいね~。」「さつまいもの赤ちゃんだね。」などと 口々に言っていました。すみれ組のSちゃんやYくんは幼稚園に戻ると、「駐車場に行ってきたよ。」「小さな赤ちゃんいもがあったよ。」とそこにいた教師に報告していました。たんぽぽさんと年少さんは、金曜日にポンタ農園にさつまいも掘りに行きます。身近な自然に興味を持って、活動を楽しませたいと思います。

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今日、年中・年長青コースはレインボーファームへさつまいも掘りに行きました。昨日大きな芋を持って帰って来ている赤コースの子どもたちを見ていたので、「大きいお芋掘りたいな」とワクワクしていました。レインボーファームに付くと、芋づるや根っこが栄養や水を求めて長く伸びていることを古森先生から教えてもらいました。お話のあとはいよいよさつまいも掘りのスタートです!いもを掘り始め、頭の部分が見えてくると「あった!」と言ってさらに力いっぱい掘っていました。

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さつまいも掘りの後は、この前の稲刈りで年長さんが刈った稲が稲木に干してあるのを見に行きました。稲の中は空洞になっていて稲穂を下向きに干すことで水にぬれないようになっていることや田んぼの土は幼稚園の土とは違って土の粘土のようになっていて、乾いてくるとひびが入っていることや粘土と同じなので泥団子が簡単にできることを教わりました。さらに川の氾濫によって田んぼに流れついたたくさんの”ゴミ”についても教えてもらいました。みんながゴミ箱ではなく道端や海や川に捨ててしまったゴミが洪水によって田んぼに流れつき、稲の成長をさえぎってしまいおいしいご飯も食べられなくなってしまうこと、、ゴミ箱にきちんと捨てることで、田んぼや川ではなく、きちんとゴミ処理場に届けられることを話してもらって子どもたちは「ゴミはきちんとゴミ箱に捨てないといけないね」と環境についても学ぶことができました。その後は自動で稲を刈り取る”コンバイン”を見せてもらいました。稲がすいこまれていく様子に子どもたちも「すごーい!」「大きい!」と大興奮!コンバインから出てくる稲にはお米が付いていないことに気付き、年長のKちゃんは「どこにお米が入っているんだろう」と疑問に思い、レインボーファームの方に質問しました。お米は機械の中のお腹のあたりにあるちいさな窓から中のお米がたまっているところを近くまで行って見せてもらいました。次に稲を刈った後、どうやってお米だけを取っているのか機械の中を開けて見せてもらいました。そこにはバリカンと同じような刃物で稲を刈り、イボイボのついた鉄の部分で、人の手で取るのと同じようにもみだけをきれいに取っていると教えてもらって、子どもたちは真剣に機械の内側を見つめていました。今日、刈り取った稲を幼稚園へ持ち帰り、1本の稲穂に何粒のお米ができるのか数えてみました。すると90個もできていて、子どもたちも大喜び!今日は特別に一人一本稲穂を持ち帰っていいよと古森先生に言ってもらい、「持って帰ってお母さんと何個ついてるか数える」とうれしそうににぎりしめて」持って帰っていました。この稲穂は腐らないので部屋のどこかに飾ってみてください。

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2020年9月28日 月曜日

朝は、少し肌寒く秋を感じるようになってきました。休みあけの子どもたちは、「おはようございます。」と挨拶をして、元気よく登園してきました。ままごとのコーナーでは、ちゅうりっぷ組のNちゃんとJちゃんが野菜を切って料理を作っていました。Jちゃんは、にんじんをおろし器を使ってすりおろしていました。そして、すりおろしたにんじんと水を鍋に入れるとオレンジ色のスープを作りました。「おいしそうなスープができた!」「スープ、飲んでもいいよ。」などと、友達との会話を楽しみながら遊んでいました。年中・年長のお兄ちゃん、お姉ちゃんに混じって遊ぶ年少さんの姿もたくさんあり、年中さんが踊りをしていると真似をして一緒に踊る姿もみられるようになりました。

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すみれ組は、部屋で椅子取りゲームをしました。これまで、何度もゲームをしてきた子どもたちは、椅子取りゲームが大好きです。自分たちで椅子を丸く並べて、男の子からゲームの始まりです。初めに話した約束事を守って、ゲームを楽しんでいくうちに椅子がだんだんと減ってくると、子どもたちは友達に負けないようにと、いつ曲が止まるか集中して用心しながら曲を聞いて歩いていました。友達に椅子を取られてくやしくて泣いてしまう子もいましたが、「次は、負けない!」と言いながら、最後まで残った友達に拍手をしていました。

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今日の椅子取りゲームを通して、すみれ組の子どもたちは、ゲームの楽しさと負けるくやしさを知ることができました。友達と一緒に楽しみながら運動会の練習もがんばっていきたいと思います。

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2020年8月26日 水曜日

今日は、青コースの夏季保育でした。夏休み中家庭で過ごして久しぶりに登園してくる子どもたちもいましたが、そんな子もいつものように元気よく登園してきました。「夏休み、たくさん遊んだよ。」「公園に行ったよ。」などと、笑顔で友達や教師と楽しそうに話をしている子どももたくさんいました。

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年長組は、生石農園に6月に自分たちで植えたひまわりを見に行くことにしていましたが、その前に駐車場にゴーヤを見に行きました。古森先生から「ゴーヤには、にがうりという別の名前があること」「きゅうりやかぼちゃの仲間だということ」「ゴーヤの中には布団のような白いわたと種があること」「種が真っ赤だと、甘くなって鳥たちが食べに来ること」などを教わりました。年長さんは、きゅうりやゴーヤの花が同じ黄色だということやゴーヤの形が鬼の金棒に見えるということに気付く子どもたちがいて、「さすがだな!」と思いました。年少組は、部屋でゴーヤについての本を見たり、古森先生から年長さんが教えてもらったことの話を聞いたりしました。子どもたちに実際にゴーヤを見せながら、「なにか分かるかな?」と聞くと、「ゴーヤ」と答えました。「ゴーヤときゅうりは、仲間なんだよ。」と言うと、すみれ組のSちゃんが「色が一緒だね。だけど、形が違うね。」と言っていて、よく見ているなと思いました。子どもたちの中には初めてゴーヤを食べる子もいましたが、ゴーヤチップスにしてもらうと美味しそうに食べていました。どの学年の子どもたちも、久しぶりに友達と会ったり、プールや踊りをしたり充実した1日になりました。

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今日、年長児は生石農園にひまわりを見に行きました。畑に着くとすぐに、子どもたちは大きくなって黄色い花を咲かせているひまわりを見て「うわっ!咲いてる」と感動の声を上げました。夏休みの間に背の高いひまわりのほとんどが咲き終わって種をつけ、その重さで下を向いていましたが、ちょうど子どもの背丈ほどのひまわりたちは真っ盛りで、綺麗な花を咲かせてくれていました。ひまわりの真ん中が茶色いの花や黄色い輪のような模様のある花、一つの茎からいくつもの花を咲かせているものなど、ひまわり畑の中に自由に入っていった子どもたちは友達同士で思い思いに発見した事を伝え合い、楽しんでいました。教師が何も言わなくともこの光景を見て、手に触れた子どもたちは何かを感じたり、自分なりの発見をしたりして、時間を忘れるほど魅入っていました。ひまわりの花と触れ合う子どもたちの表情は光り輝いて見えました。この光景を見て私たち教師も嬉しく、子どもたちには幼稚園での思い出の一つになるに違いないと思います。種ができる頃、また子どもたちと採りに行き、どうするか、今後どう繋いでいくのか、という楽しみな課題ができたので、子どもたちと考える事もお楽しみになりました。

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2020年6月18日 木曜日

昨日までのお日様がいっぱいで日中温度30度程の暑い日とは違い、雨が降って少し肌寒い1日になりました。

朝、教師が園庭の海の家や小さなプールをどのように使おうか考えていると、古森先生から「魚つりをしたら」と提案してもらいました。テントにたまった水を小プールに落し、大・中・小のつり場ができました。廃材で作った魚を浮かべ、いくつもの魚つりコーナーがスタートしました。楽しそうな遊びが始まったことに気付いた子どもたちが海の家に集まってきました。年齢関係なくそれぞれが夢中になって遊んでいました。そんな時、三葉幼稚園では大勢の子ども達が楽しめるルールができます。今日も「ゆずり合う、大切に扱う」等々の魚つりをするときの約束事を一人ひとりが守りながら遊んでいました。そんな子どもたちの姿を見た古森先生が小さなボールを持ってきて、浮かべてくれました。そのボールは2つのボールに分けられました。ボールにタフロープをつけて釣るボール、そのまま水に浮べてひしゃくですくうボールです。すくうボールはひしゃくを使って、年長さんだけでなく年少の子どもたちも上手にすくって遊んでいました。

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一方では、雨の日ならではの遊びも生まれました。ちゅうりっぷ組のKくんは、テントの隅から落ちてくる雨水を小さなバケツで集めて、たくさん溜まると小さなプールまで運び入れていました。また、さくら組・ちゅうりっぷ組の女の子たちは、ヤクルトやヨーグルトのカップを持って来て落ちてくる雨水を容器の小さな口で受けて溜め始めました。雨水が落ちてくる場所に小さな容器をもっていき溜めている様子をみていると、集中して集めていてすごいと思いました。

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遅コースの子どもたちが登園する時間になってくると、くま組の子どもたちが確実にみんなが遊べるよう「さかなつりよやく」と予約表を作ってクラスと時間を書き込みました。予約ができるという放送を聞いた他のクラスの子どもたちも急いで予約をしにやってきました。すみれ組の子どもたちもきりん組さんと同じ時間に予約を入れてもらってきりん組のお兄ちゃん・お姉ちゃんと一緒に魚つりを楽しみました。遊んでいると、すみれ組のSちゃんが「先生、魚つりがしたいけど竿がないの。」と言ってきました。それを聞いていたきりん組の女の子たちが、「貸してあげるよ!」「一緒にやろう!」と声をかけてくれました。「こうやって釣るんだよ!」「ここを狙ってみて!」と年少さんにいろいろなことを教えてくれる優しいお兄ちゃん・お姉ちゃんとたくさん関わっていくっことで、年長さんに対するあこがれの気持ちが育っていくのだろうと思いました。今日は雨の日だからこそできる特別な遊びを十分に楽しみ「明日も雨が降るといいな~」と年長組のKくんは言って帰っていました。いつどんな時もそれを上手に、楽しみや喜びに変えて生活できる工夫ができたらと思いました。

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2020年5月21日 木曜日

登園してくると、子ども達が「運動会のことをおうちで話したよ。」と昨日の子ども運動会が楽しかったようで口々に話してくれました。そして今日も園庭では年中さんが3・4人程集まって、男の子チームと女の子チームに分かれて玉入れをしていました。両手にボールを持って、自分たちの身長よりも高いかごをめがけて、投げていました。昨日の運動会のように、どちらが多く入るか競いあって、自分たちで数もかぞえていました。部屋で十分遊んだ年少の子どもたちも外にでてくると、友達と一緒に玉入れを始めました。そして、なんと、自分達で数もかぞえていました。かっこいいお兄ちゃん・お姉ちゃんの真似をしながら少しずつ成長していく姿がみられ、頼もしく思われます。

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戸外で遊んだあと、年少さんは2クラスずつコースごとに分かれて駐車場にびわの収穫に行きました。毎日のように収穫してきたびわもそろそろ終わりで木の上の方に残っているので教師が長い棒を使って、引っ張って収穫していくのをみんなが息をのんで見守ります。何個か収穫してみると、すでにカラスに食べられている実もありました。子どもたちに「誰に食べられたのかな?」と聞くと、「カラス」「とり」という答えと共に「リス」「ダンゴムシ」などという子どもたちらしいかわいらしい解答もでてきました。

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収穫して持って帰ってクラスごとに分けてもらったびわは、少しまだ緑がかった物もありましたが今まで食べたびわと比べてもとてもおいしく感じました。いちごやびわの収穫やトマトの栽培などを小さいころから経験することで、子どもたちの自然と命、食べることと生きること、そして、物事や事象に対する感性も育っていくのだと思いました。これからも生き物や植物との関わりを大切にしていきたいです。

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