幼稚園の日記(ブログ)

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2014年4月22日 火曜日

今日は少し太陽が隠れて肌寒く感じた朝でしたが、入園してから二週間が経ち、バスから降りてきた年少児は年長児と手を繋いで「おはよう!」と大きな声であいさつをして門を入ってきます。お部屋に入ると自分でシールを貼ったり、カバンを片づけたりもできるようになりました。今日も大きな鯉のぼりが子供たちを見守ってくれている中でたくさんの帽子が混ざって様々なコーナーで遊ぶ姿が見られました。年中の子供たちは首から図鑑を下げて花壇でだんご虫を探していました。「先生、ここ上にあげて。」とプランターを指したので持ち上げるとたくさんのだんご虫がいるではありませんか。「うわーいっぱいいる!}と大喜びで廃材の空き箱を持ってきて集めていました。そし園庭の真ん中に集まると「よし、もっと虫を探してみよう!」と大張りきりで言い合っている子供たちの声が聞こえてきました。

 

今日すみれ組ではシール帳に貼るチューリップの折り紙を折りました。三角に折ることを教えると子供たちは自分たちで折ろうと一生懸命でした。そしてできたチューリップを「指を1にしてのりを付けるんだよ。」と言うと初めての感触に少し戸惑いながらも丁寧に貼っていました。こうして子供たちは生活の中でひとつずつできるようになっていくのだと思いました。そして今日から遊びの部屋がスタートしました。年少児は教師の心配をよそに、それぞれの部屋に入ると、落ち着いてあそびのお部屋の先生のお話を聞いていて驚きました。これからますます子供たちの生活が楽しくなるように楽しい環境づくりをしていきたいと思います。

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コメント (「チューリップを折ったよ!」  すみれ組二宮永実 はコメントを受け付けていません)

2014年4月21日 月曜日

新緑がまぶしい気持ちの良い季節になり、園庭を裸足で遊ぶ子ども達が多くなってきました。

自然に近い三葉っ子たち。裸足といえば砂場です。

   

慣らし保育に来たひよこぐみのK君も新入園児の年少さんたちも、そして年中さん、年長さん・・・色々な帽子が混じりあって遊んでいました。

そんな中ふと見ると・・・

年中組のJ君とB君が、2本の竹を長くつないで水を流して遊んでいました。年少のときに遊んだ経験から高さをつけて水が流れるようにしていましたが、竹と竹のつなぎ目から水が漏れていることに気づきました。

あわてて入れ物を持ってきて、水を受け取ることにしましたが・・・。

「どうしたらうまく水を流す事ができるのだろうか。」とみんなで話し合っていたところへ、砂場経験が長い年長児のK君とY君がやってきました。

そしてすぐに「こうしたらいいよ」と竹のつなぎ目、上下を入れ替えたのです。

   

そして水を流してみるとどうでしょう。

水は漏れることなく流れたのです。それをみていた年少さん、年中さんたちは思わずパチパチ!大きな拍手が起こりました。

嬉しくなった年少さんたちは次々とお鍋やコップにお水を入れて流していました。そして、その水が流れてくるところにいたひよこぐみのK君も嬉しそうにそこで穴を掘っていました。

そして、次なる年長児たちへの課題は、「水の流れるスピードを上げるにはどうしたらいいかな」ということでした。

さすが、そこは遊びの先輩たちです。高さをかえたらいいという答えがすぐに返ってきました。そして鍋やパイプ、ボールなど、そこにあるものを集めてきて、高さを作っていきました。

そのやりとりが楽しく興味深い光景だったため、気が付くと大勢のこどもたちが集まってきていました。

砂場は色々な年齢の子ども達が集まって遊びを共有し、共感できる楽しい場所です。

         

      

遊びの経験の違った子ども達が集まり、小さい子は大きい子の真似をして遊び、大きい子はより深く知恵を出し合い、お互いに学びあって遊ぶ姿が見られます。

まさに遊びは学びの世界です。

こんな風に毎日、遊びの中での発見や感動を見つけていきたいなと思います。

★本日の給食メニュー★

「にんじんパン、具だくさんみそ汁、キャベツの即席漬け、りんご」です。

きょうのランチルームでは、年長のぞうぐみさんとくまぐみさんが具だくさん味噌汁に入っているたくさんの野菜の名前をあてっこしながら楽しそうに食べていました。

      

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コメント (知恵・発見・感動の場所                   ひよこ組   吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2014年4月19日 土曜日

4月から6人の新しいお友達が入園してきました。先週は、お休みをしていたUちゃんも今週から登園してきて6人が全員揃ったお部屋は、増々にぎやかになってきました。最初は、大泣きをしてずっと抱っこだったKくんも少しずつ保育士から離れ玩具にも興味をもって遊ぶなど笑顔が見られるようになりました。その反対に、最初は保育士からすぐ離れ、玩具で遊んでいたOくんは、思い出したように泣き出したり部屋のあちこちを歩き回っているAくん・Sくんなど いろいろな表情や行動が見られます。時には、誰かが泣くと伝染するかのように泣き出してしまうこともあります。そんな中、今まで1番年下だったTくんは、自分より小さいお友達に関心をもち、顔や頭を触ったり玩具を貸してあげたり鼻水が出ているとティッシュを指さして気にかけるなど自分の方がお兄ちゃんであるという意識をもって行動するようになってきました。

今年度になり昨年、ひよこ組だった保育室が遊戯室になり幼稚園と保育所の共有のお部屋になりました。そこで、活動的な2歳児がもっと遊べるように今週に入り午前中は遊戯室を遊び場として利用することにしました。始めは、とまどっていた子も広いお部屋でぴよぴよにないブロックやままごとなどで遊んだりジョイントマットやカラー積み木を保育士や友達と一緒に並べて渡ったり積木を椅子に見立てて座ったりして楽しく遊んでいます。また、保育室から園庭で遊んでいる幼稚園のお兄さんやお姉さんの遊びが見えることで、ぴよぴよのお部屋でも踊っていた『エビカニクス』や『アブラハムの子』の曲がかかって幼稚園児が踊り始めるとテラスに出て一緒に得意そうに踊っていました。

一方ぴよぴよの部屋では、1歳児が広くなったお部屋で泣いていた子もカラーボールを手にとり投げたり転がしたり棚や箱の中に入れたりして遊ぶようになりダンスの曲をかけると手や足を動かして踊るなど、何となく落ち着いてきた様子がみられるようになりました。これからも、子ども達の様子を見ながら楽しい園生活が送れるように環境を変えながら関わって行きたいと思います。

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コメント (「元気に遊んでいるよ!」 ぴよぴよ 政所恵美 はコメントを受け付けていません)

2014年4月18日 金曜日

新年度開始後、はじめての雨天になりました。子ども達は、雨降りも気にしないで室内や図書館下のままごとコーナーや泥場で色々な遊びを楽しんでいました。もちろん、プール室も楽しい遊び場となり、わらをなって作ったブランコに乗ったり、マットの上で相撲をとったりして体を動かして遊んでいました。又、副園長から「1階のゆうぎ室とひよこ組を有効に使ったら、子ども達の遊びの広がりがあるだろう」とアドバイスをもらいました。保育所ぴよぴよの2歳児は、毎日、ゆうぎ室で遊んでおり、今日は、その中に4歳児、5歳児が入って小麦粉粘土やブロック等を楽しみました。ぴよぴよの子ども達は、4歳児、5歳児が型抜きをしている様子を見て、真似をしようとする姿がみられました。保育所と幼稚園の子ども達が交流している姿、又、かかわっている姿、そして、刺激を受けている年少児の姿を大切にしたいと思います。

 

午前中は、ゆうぎ室として使った部屋とまだ入園者のいないひよこ組の部屋は、お昼はランチルームとして活用しました。副園長からランチルームという素敵なアドバイスをもらい子ども達も「ヤッター」と言ってとても喜んでいました。テーブルには、きれいなチューリップが飾られ、まるでレストランのようです。自分のクラスで食事すると違い、いつも以上に楽しい雰囲気で食べることが出来ました。又、食欲もいつも以上にあり、お代わりにも行列が出来る程でした。ランチルームで食事をした後は、きれいにお掃除をする約束もしっかり守れた、きりん組さん、らいおん組さんは、すっかりお兄さんお姉さんです。

 

今日は、副園長から貴重なアドバイスを沢山もらいました。このアドバイスを私達、教師が自分のものとし、日々の保育を大切にしたいと思います。今日は、青コースが手作り給食でした。メニューは、豚丼、ニラもやし炒め、マカロニサラダ、バナナでした。年少さんも「おいしい、おいしい」と言って大喜びで食べていました。

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コメント (「雨の日の一日」   りす組  山田美和 はコメントを受け付けていません)

2014年4月17日 木曜日

 昨日のなかよし会で仲良くなった年少児と手をつないで登園してきた年長児は、一番大きい組になったんだから「任せてね」と言わんばかりに張り切って世話をしていました。

      

 今日、くじら組は初めてうさぎ当番をしました。「年長さんになったからうさぎの世話はみんながする」ということを伝えると、「できるよー」「うさぎかわいいもんね」と言う子ども達の反応が頼もしく思えました。手順を説明していると、今までの年長児が世話をしていた姿を見ていたことや、ままごとで自分で切った野菜をうさぎにあげていたことを思い出して、友達と話し合う姿がみられました。「うさぎちゃん待っててね」と言いながら、エサのかごを取り換えたり、「うさぎちゃん出ちゃだめよー」と言って、ほうきで掃除をしたりしていました。そんな年長児の姿を見て年少児も集まってきて、隣で野菜を小さくちぎってあげていました。

    

 年長児は、5クラスが集まって初めてリトミックをしました。2分音符・4分音符などのリズム打ちを一つひとつ丁寧にしていきました。リトミックをする時は、指先までしっかりと伸ばして姿勢よくすることを伝えると、子ども達は話をよく聞いて行動することができていてすごいなと思いました。右指差しの時は、目線も指の先に向けることが出来ていて感動しました。

 今日の給食は、

  

 竹の子ご飯・鶏ひき肉団子・春雨サラダ・切干大根・果物でした。

 竹の子ご飯は、幼稚園の裏山の竹やぶの中から見つけて掘ってきた新鮮な竹の子を調理しました。「旬」のものをおいしくいただけて、子ども達も大喜びでした。入園して間もない年少児達もたくさんお代わりをしていて、その食べっぷりに驚きました。

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コメント (「うさぎ当番をしたよ」 くじら組 神岡会里  はコメントを受け付けていません)

2014年4月16日 水曜日

昨日浸し染めのコーナーで新幹線を作っていたS君は、朝一番ににこにこと浸し染めのコーナーにやって来ました。キッチンペーパーを半分に折ると「ここを切るんだよ。」とハサミで自分の思い描いた形に切っていきました。それから黄色や赤色の絵の具に少しずつ浸していき、「出来た。バリバリ新幹線」と名前を付けました。また、こいのぼりに教師が毛糸を付けているのを見ていたS君は、キッチンペーパーの上を少し切り「僕のは持つところがあるよ。」と得意気でした。

また、こんなかわいい場面も見つけました。泣いていた地域保育所ぴよぴよの子どもを見つけて、年中児がなぐさめようと声をかけにきました。ぴよぴよの幼児が持っていた桜のがくをひとつひとつ机の上に並べていくと、「これが付いていたんよね。」と桜の花びらを拾ってがくの上に並べていきました。その様子を見ていた他の年中児もクローバーの花や枝などを並べ始めました。楽しそうに遊んでいる様子を見てぴよぴよから進級して年少児になったSちゃんとYちゃんもやってきました。落ちている花びらを一枚ずつ拾ってきて同じように並べてぴよちゃんをなぐさめているような気持ちになったのかYちゃんとSちゃんはとても満足そうでした。

さて、今日は全園児でなかよし会に参加しました。大好きな「アブラハムの子」の曲を聞くと思わずぴよぴよの幼児達も楽しそうに踊り始めました。年少児も年長のお兄さん、お姉さんと一緒に楽しそうに踊ってました。

年長児のジェスチャークイズは「ヘビ」「カエル」と分かる度に大きな声で答える姿もたくさん見られました。今日は初めてのお弁当です。朝からお弁当を食べるのをわくわくしながら待っていた年少さんは「美味しいね」「僕のはウインナー入ってるよ」と年長さんや年中さんと嬉しそうにお話しながら食べて笑顔いっぱいでした。

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コメント (「なかよし会楽しかったね」 さくら組 古江由貴奈 はコメントを受け付けていません)

2014年4月15日 火曜日

 今日も良い天気?ままごと、砂場、泥場、どこを見ても大勢の子ども達で賑わっていました。昨日から出した浸し染めのコーナーでは、副園長の案で、あらかじめこいのぼりの形にしたペーパーを染めるという、年少さんでもすぐにこいのぼりができる方法を教わって遊びました。興味を持った子ども達が、「どうやってするん?」「やってみたい!」と言って、たくさんのこいのぼりが出来上がりました。年少組のAちゃんは、こいのぼりのしっぽのVの部分を縦半分に折ってみると、「あっ!新幹線の形になった!のぞみかなぁ?」と、イメージしてこいのぼりではなく、新幹線にして教師に飾ってもらいました。

      

      

 一方テラス前では、副園長がアーチを出してきて、そこに今日で入園して3日目の年少さんの絵を飾ってくれました。「笑った顔描いてー」と言うと、口元が笑った顔になりました。ちゅうりっぷを見ながら描いた赤いちゅうりっぷは、本物のように花びらの中央が黄色く塗られていました。年少児の観察力に驚かされました。いつもだと行事ごとで飾るアーチには、年長さんの手が加わることが多いのですが、今回は年少さんが主役です☆明日はどんな絵ができるのかとても楽しみです。

      

            

      

 さて、いっぱい遊んだ後はお片付けですが、その前にアブラハムの子を踊ったり、おひっこしゲームをしたりして遊びました。5月の親子運動会に向かって、曲に合わせて集まってお並びする練習も少しずつ始めています。年長児達は、手本になるよう張り切ってリトミックの指さしをしており、その横で年少さんもかっこいいお兄さん達を見てまねをする姿が見られました。今後も少しずつ遊びの中に取り入れていきたいと思います。

       

 一方、年長組は、今日から習字と英語が始まりました。きりん組は英語でしたが、照れながらも英語で自己紹介をしたり、ゲームをして食べ物の単語を教わったりしていました。今後も一つひとつの活動を大切に、生活の中で子ども達の経験やチャンスをより多く与えられる保育をしていきたいと話し合いました。

      

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コメント (「今日の主役は年少さん☆」  きりん組 村田麻美 はコメントを受け付けていません)