幼稚園の日記(ブログ)

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2015年3月3日 火曜日

昨日の青空はどこへやら、今朝の空はどんよりと曇っていましたが、子ども達は元気よく戸外に飛び出していきました。泥だんご作りや泥遊び、遊具や縄跳びなどいろいろなところで活発に遊ぶ姿が見られました。

砂場では、くま組の子ども達が集まりせっせと何かを造っていました。その姿が気になりのぞいてみると大きな川が出来ていました。「うわー!すごい大きな川やね!」と声をかけると「違うよ!冬は温かい水が出るから温泉だよ!」と話してくれ、とても驚きました。砂場の水道は井戸水を使用しており、夏は冷たく冬は温かい水が出ることを3年間の遊びの中で体験し自然に気付いていたのです。その体感温度差を利用して遊びをふくらませているところに感心しました。一緒に温泉を造っていると、靴や靴下が汚れない」ように活動しているために大きな温泉を思うように造れず困っているとAちゃんが「もう裸足になってくる!」と言って急いで靴を脱ぎに行きました。そんなAちゃんの姿を見て、次々と裸足になりジャブジャブと水の中に入っていく子ども達を見ていると、さすが三葉っ子だなと心から感じることができました。「温泉やけん裸足でも寒くないね」「やっぱり裸足が好きだなー」など、子ども達のつぶやきの1つ1つが可愛らしく、私もとても楽しくなりました。

ちゅうりっぷ組では、皆でしっぽ取りゲームをしました。男の子チームと女の子チームに分かれると「負けないぞー!」と相手チームに向かって叫んで気持ちを高めて遊ぶ姿が見られました。「しっぽを押さえて逃げない」という約束をすると、しっかりと話を聞いて楽しんでおり、1回戦では女の子が16個のしっぽを取って見事勝利しました。悔しい男の子がリベンジをしようとしたところ雨が降ってきたのでリベンジ戦は、また後日となりました。たった1回のゲームでしたが、とても楽しく過ごすことができました。これからも残り少ないちゅうりっぷ組を楽しんでいきたいと思います。

 

今日3月3日はひな祭りです。子ども達は明るく「うれしいひなまつり」を歌ったり「今日はケーキ食べる!」と朝から喜んでいました。そんな子ども達にさらに嬉しい出来事がありました。なんと古森先生がひな祭りの、いなり寿しを作ってくれたのです。舟形の油揚げからはみ出している薄ピンク色のごはんの上には桃の花をイメージした桜でんぶと、葉っぱをイメージした緑の漬物がのっていて、それがお雛様にも見え、子ども達は「かわいいね」「すごくおいしい!」と言って大喜びで食べていました。さらに副園長から、ひな祭りは女の子がこれからも元気に大きくなって、優しくてニコニコ笑顔の素敵な女の子になりますようにと、女の子も男の子も一緒にお祝いする日だと教わり、皆ニコニコ笑顔になりました。「男の子も」と言われたことに感動した男の子達は副園長のところへすぐに行ってお礼を言っていました。副園長の小さな子どもへの思いが、子ども達に大きく伝わっていることが嬉しい3月3日ひな祭りでした。

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