幼稚園の日記(ブログ)

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2018年6月4日 月曜日

今日はじゃがいも・玉ねぎ掘りで生石農園に行きました。年少組のお歩き登園の子ども達は初めての幼稚園バスです。お部屋ではみんなで園外へ行くための約束確認していざ出発です。子ども達は緊張しながらもウキウキでバスに乗って楽しくお話ししながら生石農園に着きました。

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生石に着くと子ども達は園長の話を静かに聞いていました。話の中でちゅうりっぷ組のS君が面白いことを言ってくれました。園長が「年長さんが植えたお母さんお芋はどこにいったのかな?」と聞くと「お仕事にいったんよ」と言いました。それを聞いて年少児なりに自分のお母さんのお仕事と重ね合わせた体験が言葉になって出てきたのだろうと聞いていて面白いなと思いました。きりん組のS君は年中・年少の経験もありジャガイモの一部が緑色になっていることに関して質問されると「砂の中に入ってないお芋の所に光が当たったから緑になった」としっかりと答えていてさすが年長児と思いました。ジャガイモ掘りは年少児は年長児とペアになり、年中児は年中児同士のペアで掘りました。子ども達は小さな手で一生懸命に土を掘って一つ取れると「見て!」とにこにこ顔で小さなじゃが芋や自分の手と同じくらい大きな芋を持って見せてくれました。年少児が掘ったお芋は年長児が「はい」と優しく袋を開けて入れさせてあげていました。玉ねぎは一人2個ずつは抜くことができました。

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また、今日も色水コーナでは朝から子ども達がせっせと色水を作っていました。しかし、今日の色水はいつもと違っていました。いつも出ていたお花がなくて子ども達が作っていたのは綺麗な緑色の「青汁」でした。根気強くすっては少量の水を足してすり潰してはビンにうつして少しずつ鮮やかな緑色の色水ができていました。できた色水をビンにうつす時にこぼれるのを見た教師が厚紙をメガホンのように巻いてじょうごを作って根気強く集中して作っていた年中組のA君に渡すとA君はそれも上手に使っていました。この青汁の材料は吉本先生のご主人が育てられたブロッコリーの葉っぱでした。ブロッコリーの葉っぱだけで作った青汁は子ども達にとっては思いがけず新鮮だったようです。

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〈今日のメニュー〉

パン、具だくさんポトフ、コーンサラダ、バナナ、牛乳

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コメント (「じゃがいも掘りに行ったよ!」  ちゅうりっぷ組  片岡 慎悟 はコメントを受け付けていません)

2018年6月3日 日曜日

ひよこ組には毎月のように園児が入所してきますが今、5月から入所してきたMちゃんは、数日泣きながら園庭を指さして「行きたい」とアピールしていました。園長が抱っこして園庭を歩いてくれると、涙も止まりキョロキョロ物珍しそうにまわりを見ていました。その姿を見ていた1歳児のAくん、Bくんは「僕も」と言わんばかりにテラスから前のめりに乗り出して足が1歩、2歩と出てしまっていました。

そんな幼児の様子を見ていた園長がテラス前に柵を持ってきて、地面のコーティングしてある部分まで遊び場を広げてくれました。柵やプランターでつないだ幼稚園の園庭の一角にひよこ組専用の園庭ができたのです。「いいよ~」という声に待ち構えていた1,2歳児が次々に出てきました。

園長がカラーボールやたらいを出してくれると早速大喜びで、たらいの中に入ったりボールで遊んだりしていました。小さなたらいの中に3人が入ってぎゅうぎゅう詰めになっても、誰も狭いと言わず、むしろその狭さを楽しんでいる様子でした。普段なら1つのものを取り合ってトラブルになる幼児達ですが、今はこの狭さも共有していました。隣りのたらいに一人で入っていたCちゃんはそちらをちらちら見ながらなんだかうらやましそうです。

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又、2歳児のYくん、Aちゃんはカラーボールの色合わせをしていました。ボールの色と帽子の色を合わせて「おなじ~」、柵と柵の間に並べたプランターの花の色と同じ色のボールがあることに気づき、花の上にボールを置いて見比べていました。2歳児でもすでに同じ色ということを理解し、物が違っても色が同じであることに興味を持ち、対比させて楽しみ、ボールを並べながら「一緒ね」と友達と会話する姿も見られ驚きました。翌日は園長がその中にプランターで道を作ってくれるとその道に添ってカートで走っていました。様子を見ていると、最初は渋滞していた道路も自然に順番ができスムーズに走れるようになりました。

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最初に園長が柵を持ってきてくれた時から保育教諭も子どもの姿をしっかり見て環境づくりができる発想力を身につけなければと反省しました。そして子どもの可能性はどこまでも広く伸びていきます。子どもの心や行動をよみとり同じように共感したり、感動したりできる保育教諭でありたいと思います。

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コメント (ひよこ組の園庭 ひよこ組 檜垣美恵子 はコメントを受け付けていません)

2018年6月2日 土曜日

梅雨入りのニュースが流れる今日はうそのように空は雲ひとつなく晴れ渡っていました。
日差しが強く降り注ぐ中でも、元気なみつばっ子達は汗びっしょりになりながら戸外の色々な環境で遊んでいました。

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その中のひとつに、大きな桶に水が入っていて水遊びが出来るコーナーがあります。そこでは、ペットボトルやゼリーの容器で遊んでいました。年長組のMちゃんがペットボトルの中に水を入れているのを年少組のKちゃんが見ていました。Kちゃんはしばらく見ていましたが、真似をして容器に水を入れようとしますがなかなかペットボトルに水を入れることが出来ません。水をそっと入れてみたり、容器同士をくっ付けてチャレンジしてみたりしますがこぼれてしまいます。年少さんが自分を見て真似ている事に気がついたMちゃんが「ここ(容器の角)からこうやってゆっくりと入れるんよ」と教えてあげました。Kちゃんは年長さんからコツを教えてもらって再びチャレンジしてみるとたくさんの水が容器の中に入っていきました。水がたくさん入ったのを見て、Kちゃんは満面の笑みを浮かべて何回も繰り返し遊んだり、近くにいたお友達に教えてあげたりしていました。

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今回紹介した遊びでも見られたように、年長さんから下の学年の子ども達に仕方ややり方が伝わり、それが同年代のお友達になどに伝わり、毎日の生活の中で刺激し合って子どもの成長に繋がるんだなと感じました。

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コメント (年長さんから教えてもらったよ  澤近 宏一 はコメントを受け付けていません)