幼稚園の日記(ブログ)

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  2013年2月19日 火曜日

 生活発表会が終わって一日目の今日はあいにくの雨で戸外で思い切り遊ぶことが出来ず、残念そうな子どもの姿がみられました。しかし、子ども達は室内で元気いっぱい楽しい遊びをしていました。

 ひよこ組では、お部屋の前を通ると元気いっぱいの大きな声が聞こえてきました。のぞいて見ると…ひよこ組のみんなで「三匹のヤギとトロル」をしていました。自分が演じた役以外のものになりきって楽しそうに踊っていました。

    

 すみれ組では、年中のオペレッタ「おむすびころりん」の曲がかかると、みんなが曲に合わせて踊り始め、振付もよく覚えていました。いつの間に覚えたのかポーズもしっかりと決まっていて、本当にすごいなと思いました。又、八木節踊りの曲がかかると、人差し指をバチのかわりにしてピンと立てて踊っていました。踊っている子達の周りでは、粘土でねずみを作ったり、八木節で使うバチが必要だと気付いて広告の剣を作ったりする子どもの姿もみられました。

 年中組では、「発表会の絵を描きたい」と言う子ども達がたくさんいました。りす組のAちゃんは、舞台の袖の方に入ってしまって見えなくならないための赤と黄の境界テープを描いていました。テープを気にしながら踊っていたんだろうなと思いました。うさぎ組では、自分達がオペレッタをしている後ろからねずみさんの家の背景画が降りてきている絵や、たくさんのお客さんが踊っている自分達を客席から見ている絵、カメラで撮ってくれている絵などがあり、感動しました。あの大きな舞台、たくさんのお客さんの前で演技しながらいろいろなことを感じとっているのは本当にすごいなと思いました。

    

 そして、今日年中児はじゃがいも植えの準備をしました。副園長にじゃがいもの種の話を人に結び付けて、分かりやすく話をしてもらいました。チューリップは芽が一つだけれど、じゃがいもにはたくさんの芽が出ていました。「お母さんから栄養を分けてもらうのにお兄ちゃんの芽がお姉ちゃんの分もとってしまったらどうなると思う?みんなはケーキが一つしかなかったらどうする?」と言う副園長の質問にすぐ「分けっこする!」と答えた子ども達に、さすが三葉っ子!と感心しました。そして、種のじゃがいももお母さんの栄養がきちんと分けっこできるように上手に半分に切っていました。切った種いもに灰を付けて乾かすことは、みんなの傷にバイ菌が入らないように薬を付けてかさぶたになるまで乾かすのと同じであること、みんなも産まれてきた時はお母さんのおっぱいを飲んで育ち、大きくなると自分で食べることができるようになるのと同じで、じゃがいもも根っこができるまではお母さんの栄養をもらって、根が出ると土の中の栄養を自分で探しに行くことなどを話してもらいました。そして、もう一つ!じゃがいもの芽の部分にはお母さんが悪い人が来て食べてしまわないように毒があって守っていること、だから、カレーを作る時は食べる前に芽のところを取っているんだよということを教えてくれました。子ども達はじゃがいも植えを楽しみにしています。

      

 今日、こあらさんは副園長の手作りカレーをおいしそうにペロッと食べていました。