幼稚園の日記(ブログ)

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  2013年10月22日 火曜日

 今日、年長児は高木農園に稲刈りに行きました。農園までの道のりにある田んぼではすでに稲刈りが行われており、「稲木」にしてあったり、脱穀した藁の束はたくさん積み重ねて「わらぐろ」にしてあったりすることを副園長に教えてもらいました。気持ちが高まり、楽しみになってきた子ども達を乗せたバスが農園に到着すると、遠藤さんが手を振って迎えて下さいました。6月に植えた苗は遠藤さんが世話をして下さったお陰で立派に生長し、稲の穂はお米の重みで「こんにちわ」とお辞儀をしているようでした。先日、園内で稲刈りをした時は、3本植えた苗が10本になっていました。しかし、農園では同じ数の苗を植えていたにもかかわらず、1株が60本にもなっていて子ども達は驚いていました。

    

 稲を刈る時は、1株を子どもの手いっぱいに広げてもつかみきれないほどでしたが、鎌を器用に扱い「ザクザク」と良い音をさせながら刈ることができました。その後、機械で稲刈りをさせてもらった時は、あっという間に刈られた稲が束になってロープで縛られて出てきて、またまた子ども達は驚いていました。「どういう仕組みで動いているんだろう」と興味深く見ていました。

    

 稲を刈っていると「ピョンピョン」といろいろな色のカエル達が飛び出してきました。普段よく見る緑色のカエルに混じって田んぼに隠れて生きるカエルは土の色になっているものがたくさんいることを発見しました。子ども達の目はキラキラになって夢中で追いかけていました。太陽パワーをたくさん浴びておいしくなるように束ねた稲は稲木にかけました。遠藤さんからお米が届くのが待ち遠しいです。