幼稚園の日記(ブログ)

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  2017年12月15日 金曜日

青空が広がる今朝も寒さは厳しく、子ども達は「先生、手が冷たいね」と言いながら登園してきました。しかし門を入るとそんな寒さなどへっちゃらで、昨日から園庭に出来た古森先生お手製のアスレチック(キャリーや踏み台等を組み合せた物)が目に飛び込んできました。たちまちそこは大賑わいになりました。一回目は怖くて恐る恐るだった子が、二回目になるとコツを覚えて一人でそろりそろりと渡れるようになり、プレ年少さんから年長さんまで楽しんでいました。

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今日は小さなサンタさんに変身した年少さん(すみれ組・さくら組)とかっこいい鼓笛隊や島んちゅうに変身した年長さん(ぞう組・らいおん組)、そしてワイルドに変身した年中さん(ぱんだ組・りす組)で”ていれぎ荘”に行ってきました。年中組の元気いっぱい、見てくださっているおじいちゃん、おばあちゃんの応援が入った「がてんだ そうだ」で始まり、サンタに扮したかわいい年少さんの踊り(つながれワッショイ、イカのおすし)、心にしんみりと伝わってくる年長さんの踊り(島人ぬ宝)、バルーンが膨らんだり、子ども達が隠れたりする踊り(ワイルド キッズ)、年長さんの素敵な演奏の鼓笛隊(大きな古時計)。それに合わせて一緒に手で踊ってくれたおじいさん、おばあさん、踊れないけど動きにくい手で手拍子をしてくれていたおばあさん達の姿が見られました。中間と最後に歌った唱歌(もみじ、お正月)では、足を手で叩いてリズムをとったり、目をつむっていたおばあさんが目を開けて見てくださっていました。一番前にいらっしゃた100歳のおばあさんも子ども達が踊ったり、歌ったりするたびに「あー」と声を出したり、目に涙を浮かべながら拍手して下さっていました。

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最後に全員で手話で「赤鼻のトナカイ」を歌い、おじいさん・おばあさんに沢山の笑顔と元気をプレゼントしました。

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そして、予定にはなかったのですが、園長の提案で子ども達にていれぎ荘の皆さん全員で「お正月」の歌を大合唱しました。

帰る時、一人一人のおじいさん・おばあさんと握手をして、さようならをしましたが、「ありがとう」「また、きてね」と声をかけて頂き、私たちの胸にも温かいプレゼントをいただいて帰ってみました。

施設訪問では、人と人の触れ合い、そして大切な心をプレゼントしたり、頂いたりする礎作りだと思いました。「優しく大きくなれ、みんなの心!」 そして沢山の幸せの種をこれからも蒔いていきたいです。

今日帰ってくると青コースは、温かいおでんの手作り給食が出てきました。よく味が沁み込んでいて、心も体もぽかぽかの一日でした。

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