幼稚園の日記(ブログ)

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  2023年6月10日 土曜日

れもん組、みかん組が屋外遊ぎ場の第二園舎へお引越ししてきてから、3週間が経とうとしています。せっかくさんさんらんどが目の前にあるのにあいにくの雨続きでなかなか外に出られず、今週も室内遊びが中心でした。少しでも外に出してあげたいと、小雨のうちはテラスでも遊べるようにしていると、待ってましたと言わんばかりに飛び出してきた子ども達。ジャングルジムの一番上に登って「おーい!」とアピールしたり、滑り台を滑ると小走りではしごヘ戻り、満足するまで何度も滑ったり目まぐるしく活動します。一番人気なのはブランコで、”私も乗りたい”と乗っている子の周りにたくさん集まってきてしまいます。そこで、順番待ち用の椅子を出して「10数えたら交代ね」と伝えるとまだ理解できない子もたくさんいますが、月齢の高い子は保育教諭と一緒に数をかぞえて「かーわって」と言うことができました。それを見て”あそこに座ってたらブランコ乗れるのかな”と感じた月齢の低いみかん組の子ども達も順番待ちを始めました。自分の番が来るととってもいい笑顔で揺られていて、足をバタバタさせて何とか自分で漕ごうとする姿もまた可愛いのです。

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ダンスコーナーでは、保育教諭の真似をして楽しそうに踊る子ども達の姿があります。それまで不安そうな顔をしていたAちゃんは、大好きな曲が聞こえてくるとパッと顔を輝かせてみんなが踊っている所へ行き、一緒に踊っていました。月齢の低い子も、マットの上で上半身を揺らしてリズムに乗ったり、両手を振ったり、いない、いない、ばあ!とできる振りを真似したりして思い思いに楽しんでいました。

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紐通しのコーナーも用意してみました。太めのストローに紐を通していく遊びで、紐を持つ位置が近くても遠くても通しにくく、通すのにも集中力が必要です。他のコーナーとは一転、子ども達は真剣な表情で指先に神経を集中させていました。少し難しいかな…とも思っていましたが、2歳前後の子ども達は1度コツをつかむとスルスルと紐を通していく子もいて驚きました。いち早くコツをつかんだIちゃんは紐を持ち、穴に通して、持ち替えて下に落とすという手順を1つづつ丁寧にしていき、「できた」と満足そうな顔で見せてくれました。それを輪にしてブレスレットにすると、「もう1回」と2本目もあっという間に通し、「ママの♡」と大事そうに着けていました。Aくんは、紐の上まで通すと、せっかくできた物をまた一つ一つ外してしまいました。「もう1本あげるからそれは取っておこうよ」と提案しましたが、2回目も全て外してしまいました。せっかく作ったのにもったいないな…と思ってしまいましたが、どうやらAくんは崩れていく様子が面白いようで、そういう楽しみ方もあるんだなと気付されました。

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外で身体いっぱい動かすダイナミックな遊びが大好きな子ども達のために、早く晴れてほしいな。と思っていましたが、雨のおかげでまた新たな一面を知ることができました。知的にも体力的にも発達期の子ども達に様々な遊びを経験させていきたいと思いました。