幼稚園の日記(ブログ)

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  2023年7月10日 月曜日

今日も雨が止んだかと思うと突発的に降ってくるという落ち着かない天候でしたが、三葉っ子パワーのおかげで雨やどりをしながらも園庭で存分に泥んこ遊びを楽しむことができました。

砂場では、年長、年中児達が協力をしながら水路を作っていました。最初にきりん組のA君達がスコップで掘りたい水路の線を引いて目印をつけていきました。それによってみんなで協力して1つの作業をすることができます。その目印を頼りに、「ぼくもやる!」と集まってきた年長児が水路を掘っていきました。時々、土が崩れて道を塞いでしまうこともありましたが、その度に「一緒に直そう?」と声を掛け合って協力する姿もあり、流石年長児だなと思いました。深い穴を掘りながら面白くなるようにと子ども達は、「ここ広くしよう!」「じゃあここは落とし穴ね」と思いついたことを共有して実行していきました。

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ある程度水路ができてくると、年中ぱんだ組のE君がすのこを水路の間にかけて橋を作り始めました。1人では思いつかないことでもみんなが集まれば面白い発想も出てくることを改めて感じることができました。しかもその場面に年長児だけでなく年中児が加わってアイディアを出し、それを受け止める年長児の姿に改めて感動しました。また、水路を水に流す所でも、子ども達が何度も往復してじょうろややかんを持って流しているうちにしんどくなってくると、誰からともなく自動で流すことができるように考えていました。土で山を作り、そこにじょうろが斜めになるように置くと、持っていなくても水が自然に流れて持っている必要がないのです。砂場にはちびっ子発明家が沢山いて驚かされました。毎日同じことを繰り返しながら実は日に日に進化させていくのです。子ども達の遊びの先には全て発見、気付き、発明があります。教師達はその姿を見て遊びは科学を学ぶのです。

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年長児は、駐車場の夏野菜の観察に行きました。きゅうりからツルがのびている様子や、里芋の葉が大きくなっているところなど野菜の成長を感じることができました。またみんなで世話をしていこうと話し合いました。

本日は災害引き渡し訓練のご協力ありがとうございました。園長から仮園舎の子ども達には、雨がいっぱい降って海や川の水がお庭まで上がってくるとみんな流されてしまうので、高いところにある幼稚園へお引越ししたこと、お母さん達がお迎えにくる時間を連絡してくれていることなど分かりやすく説明してくれました。いつ何があるか分からない為、子どもの安全を第一に考えて教師一同行動していきたいです。保護者の皆様、お仕事中で申し訳ありませんでした。災害はいつ起きるか分かりません。今後共ご協力お願い致します。